JP2920943B2 - 衛星放送受信用周波数変換装置 - Google Patents

衛星放送受信用周波数変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衛星放送の受信における希望信号の周波数変
換を低損失で行ない、且つ非希望信号を抑圧する衛星放
送用周波数変換装置に関するものである。
従来の技術 近年、衛星放送受信用周波数変換装置は、放送波の増
加と、受信アンテナの小型化が進み、安価に種々の番組
が受信できるように、低損失,高妨害排除能力が要求さ
れている。
以下に従来の衛星放送受信用周波数変換装置について
説明する。
第3図は衛生放送周波数変換装置のブロック図であ
る。第3図において、1は第1中間周波数入力端子、2
はろ波回路,増幅回路にて構成される入力回路である。
3は複同調回路、4は周波数混合回路、5は電圧制御発
振器、6はろ波回路,増幅回路にて構成される第2中間
周波数出力回路、7は第2中間周波数出力端子である。
第4図は従来の衛星放送周波数変換装置の複同調回路
を示すものである。
第4図において、8は入力回路、9,14は結合用ライ
ン、10,12は同調用ラインインダクタンス、11,13は同調
用可変容量素子、15は周波数混合回路である。
以上のように構成された衛星放送受信用周波数変換回
路について、以下その動作について説明する。
まず、入力された第1中間周波信号は入力回路2を介
して帯域外の信号が抑圧され、増幅される。次に複同調
回路3にて、さらに必要チャンネル帯域外の信号の抑圧
が行なわれ、周波数混合器4へ出力される。周波数混合
器4にて局部信号発生器5からの局部発振信号と混合し
て、第2の中間周波数に変換する。
次に周波数混合器4より出力された第2中間周波信号
は中間周波数出力回路6を介し、さらに不要帯域を抑圧
され、増幅されて、端子7より出力される。
次に第3図の入力信号選択フィルタ3の動作について
第4図にて説明する。局部発振周波数と同期して可変容
量素子11,13を電圧制御することにより、インダクタン
ス10,12間にて複同調特性が得られる。信号の入力はイ
ンダクタンス10を用い、誘導結合により結合用ライン9
を介して行ない、又出力はインダクタンス12を用い、結
合用ライン14を介して行なう。また、結合用ライン9と
インダクタンス10及びインダクタンス12と結合用ライン
14の距離を設定することにより、結合度を調整し、通過
帯域巾を可変する。
以上の構成により、希望信号の損失を最小限におさえ
又、妨害となる非希望信号は充分な抑圧を行ない、以下
周波数混合器へ出力される。
発明が解決しようとする課題 従来の構成においては、複同調回路の選択,特性を高
く取ることで希望信号の通過を低損失で行ない、非希望
信号においては抑圧比を大きくとり、高妨害排除特性を
得ることができるために選択特性を低下させないよう
な、前後回路との結合構造が重要であった。しかしなが
ら上記の従来の構成では、入力及び出力回路のインピー
ダンスは複同調回路の特性インピーダンスに比べてはる
かに低いため、ラインインダクタンスを密結合させる
と、複同調回路のラインインダクタの特性インピーダン
スが低下することになり、複同調回路の選択特性が低下
するため、所望の抑圧量を得るためには、ラインインダ
クタンスを疎結合にしなければならない。しかしなが
ら、疎結合にすると、結合損失の増大となり、利得の低
下及び雑音指数の劣化を招くことになるという問題点を
有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、低損失
であり、且つ非希望信号の必要とされる抑圧量も確保で
きる衛星放送受信用周波数変換装置を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の衛星放送受信用
周波数変換装置の複同調回路は、一対のラインインダク
タンスと可変容量素子の直列接続体で形成された第1の
複同調回路と、この第1の複同調回路の一方のラインイ
ンダクタンスと可変容量素子の接続点と入力回路の出力
との間に接続されるとともに第1のコンデンサと第1の
インダクタンス素子とが直列接続された第1の直列接続
体と、前記第1の複同調回路の他方のラインインダクタ
ンスと可変容量素子の接続点と周波数混合回路の一方の
入力との間に接続されるとともに第2のコンデンサと第
2のインダクタンス素子とが直列接続された第2の直列
接続体とから成り、前記入力回路と前記第1の複同調回
路の一方側とは前記第1の直列接続体でインピーダンス
整合されるとともに前記第1の複同調回路の他方側と前
記周波数混合回路の一方の入力側とは第2の直列接続体
でインピーダンス整合されたものである。
作用 この構成により、第1の複同調回路のラインインダク
タンスの入力側と出力側には夫々インピーダンス整合さ
れた第1の直列接続体と第2の直列接続体とが接続され
ているので、ラインインダクタンスの特性インピーダン
スを低下させることなく、選択特性の劣化を防ぐととも
に低損失の複同調回路を有した衛星放送受信用周波数変
換装置が実現できる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。第1図は本発明の実施例における衛星放送受
信用周波数変換装置の複同調回路を示すものである。第
1図において、16は入力回路、17,24は結合用コンデン
サ、18,23は結合用コイル、19,21は同調用ラインインダ
クタンス、20,22は可変容量素子、25は周波数混合回路
である。ここで17と18及び24と23は第1中間周波数帯域
巾にて前後回路とインピーダンス整合するように選ばれ
ている。
第2図は第1図の構成を用いた衛星放送受信用周波数
変換装置の具体回路例を示すものである。
第2図において、28は増幅用トランジスタ、29は電源
供給端子、30,32は電圧制御可変容量ダイオード、31,33
は直流疎止用コンデンサ、34,35は同調電圧印加用抵
抗、36は同調電圧印加端子、37は電圧制御発振器、38は
周波数混合用トランジスタ、39は次段増幅器である。
以上のように構成された衛星放送受信用周波数変換装
置について、以下その動作を説明する。
まず、入力された第1中間周波数信号は、トランジス
タ28により増幅された後、コンデンサ17,コイル18を介
して複同調回路に入力される。ここでダイオード30,32
は端子36より印加される同調電圧により、発振器37の局
部発振周波数に同期して容量変化することにより、所望
のチャンネル帯域のみ通過させることになる。次に通過
した信号は、コイル23,コンデンサ24を介してトランジ
スタ38により発振器37からの局部発振信号との周波数混
合され、第2中間周波数を発生させる。この出力は増幅
器39を介して出力される。
以上のように本実施例によれば、複同調回路の入出力
端子に直列にコンデンサとコイルを結合させることによ
り、複同調回路のラインインダクタンスへの直接結合す
ることがないため、ラインインダクタンスの特性インピ
ーダンスを低下させることなく、従って、複同調回路の
選択特性を劣化させることなく且つ、インピーダンス整
合をさせて、直接結合させることにより、希望信号の損
失を少なくすることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、第1の複同調回路のラインイ
ンダクタンスの入力側と出力側には夫々インピーダンス
整合された第1の直列接続体と第2の直列接続体とが接
続されているので、ラインインダクタンスの特性インピ
ーダンスを低下させることなく、選択特性の劣化を防ぐ
とともに低損失の複同調回路を有した衛星放送受信用周
波数変換装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における衛星放送受信用周波数
変換装置の複同調回路の回路図、第2図は実施例の複同
調回路を構成した衛星放送受信用周波数変換装置の具体
回路図、第3図は衛星放送受信用周波数変換装置のブロ
ック図、第4図は従来の衛星放送受信用周波数変換装置
の複同調回路の回路図である。 18,23……コイル、17,24……コンデンサ、19,21……ラ
インインダクタンス、20,22……可変容量素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03J 3/00 - 7/32 H03D 7/00 - 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1中間周波数が入力される入力端子と、
    この入力端子に入力された信号が供給される入力回路
    と、この入力回路の出力が供給される複同調回路と、こ
    の複同調回路の出力が一方の入力に供給されるとともに
    他方の入力には電圧制御発振器の入力が供給される周波
    数混合回路と、この周波数混合回路の出力が供給される
    第2中間周波数出力回路と、この第2中間周波数出力回
    路の出力が供給される出力端子とを備え、前記複同調回
    路は、一対のラインインダクタンスと可変容量素子の直
    列接続体で形成された第1の複同調回路と、この第1の
    複同調回路の一方のラインインダクタンスと可変容量素
    子の接続点と前記入力回路の出力との間に接続されると
    ともに第1のコンデンサと第1のインダクタンス素子と
    が直列接続された第1の直列接続体と、前記第1の複同
    調回路の他方のラインインダクタンスと可変容量素子の
    接続点と前記周波数混合回路の一方の入力との間に接続
    されるとともに第2のコンデンサと第2のインダクタン
    ス素子とが直列接続された第2の直列接続体とから成
    り、前記入力回路と前記第1の複同調回路の一方側とは
    前記第1の直列接続体でインピーダンス整合されるとと
    もに前記第1の複同調回路の他方側と前記周波数混合回
    路の一方の入力側とは第2の直列接続体でインピーダン
    ス整合された衛星放送受信用周波数変換装置。
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