JP2602292Y2 - アップダウンコンバータ - Google Patents

アップダウンコンバータ

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JP2602292Y2
JP2602292Y2 JP1993045636U JP4563693U JP2602292Y2 JP 2602292 Y2 JP2602292 Y2 JP 2602292Y2 JP 1993045636 U JP1993045636 U JP 1993045636U JP 4563693 U JP4563693 U JP 4563693U JP 2602292 Y2 JP2602292 Y2 JP 2602292Y2
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田 謙 一 鎌
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばケーブルテレビ
ジョンに使用されるアップダウンコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーブルテレビジョン・システ
ムにおいては、ケーブルテレビジョン信号をテレビジョ
ン信号に変換するため、図4に示すようなアップダウン
コンバータが用いられる。すなわち、入力端から供給さ
れるテレビジョン信号は、入力フィルタ1を介して第1
の混合器2に送られ、ここで第1局部発振器3からの第
1の局部発振周波信号と混合して高い一定周波数帯域の
中間周波信号とし、この中間周波信号は、バンドパスフ
ィルタ5、増幅器6およびバンドパスフィルタ7を介し
て第2の混合器9に送られる。この第2の混合器9で
は、第2局部発振器10からの第2の局部発振周波信号
と混合され、出力フィルタ回路12を介して中間周波信
号の周波数帯域より低い一定周波数帯域のテレビジョン
信号が得られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、出力フィルタ回路12は、隣接チャンネ
ルの信号を落とすバンドバスフィルタ21と、このバン
ドパスフィルタ21の出力を受け、出力信号の利得をか
せぐ増幅器22と、この増幅器22の出力を受けかつ後
段につながる回路等の整合のためのバンドパスフィルタ
23とによって構成されているため、バンドパスフィル
タ21によって隣接チャンネルの信号を落としたとき
に、下側の隣接チャンネルに近い側に配置されているデ
ジタル音声、NICAMサウンドキャリア、サウンドキ
ャリア、クロマキャリアなどの信号のうち、NICAM
音声信号内の周波数特性が悪くなってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために、本考案では、出力フィルタ回路の後段に配置
されるバンドパスフィルタに共振回路を組み込むように
した。
【0005】
【作用】このようにすることにより、出力回路の後段の
バンドパスフィルタに配置される共振回路がこのバンド
パスフィルタに含まれるコイルと結合し、そのため、こ
のバンドパスフィルタは緩やかな極を持つことになり、
前段のバンドパスフィルタ特性によって低下したNIC
AM音声信号の周波数特性を改善する。
【0006】
【実施例】以下、図1から図3について本考案の実施例
の詳細を説明する。図1は、本考案によるアップダウン
コンバータの出力フィルタ回路部分を示している。アッ
プダウンコンバータのその他の部分は、基本的には、前
述した従来の図4の構成と同じであるので、図1では省
略してある。図1において、本考案によって特徴づけら
れる出力フィルタ回路12の後段のバンドパスフィル
タ、すなわち、この後段に接続される回路等と整合を取
るためのバンドパスフィルタ23Aは、従来と同様にコ
イルL1とこのコイルL1と並列に接続されかつ一端が
接地されたコンデンサC1とを備えている。そして、さ
らにコイルL3とコンデンサC3とからなる共振回路L
Cをさらに備え、コイルL3は、コイルL1と誘導結合
するように配置されている。この場合、共振回路LCの
一端も接地されている。
【0007】このような本考案の構成にすると、共振回
路LCがコイルL1と誘導結合しているため、共振回路
LCによって出力フィルタ回路12の周波数特性に緩や
かな極が設けられ、NICAM音声信号の周波数特性を
改善することができる。
【0008】図2の(a)、(b)、(c)は、前述し
た実施例のNICAM音声信号の周波数特性と従来の周
波数特性の比較図であり、従来の出力フィルタ回路23
は、図2(a)に示すような周波数特性を有しており、
これによって隣接チャンネルの信号を除去するようにし
ているが、この回路構成では、NICAMキャリアを中
心にしたNICAM音声信号は、図(b)に拡大して示
されるようにキャリアを中心にして左右の信号のレベル
差が大きい。これに対して、本考案によれば、共振回路
LCによる極が設けられることによって、図2(c)に
示されるように、NICAMキャリアを中心にして緩や
かな極が形成され、NICAMキャリアを中心にした左
右の信号のレベル差が従来よりも大幅に改善されるのが
理解される。
【0009】図3は、本考案の他の実施例を示してお
り、図1と同じものは、同符号を用いて示してある。同
図において、バンドパスフィルタ23Bは、コイルL2
とコンデンサC2の直列体が増幅器22の出力側に挿入
され、このコンデンサC2と接地との間に、コンデンサ
C3とコイルL3からなる並列接続された共振回路LC
とコンデンサC4の直列体が接続されている。そして、
この場合も共振回路LCのコイルL3とコイルL1が誘
導結合されている。
【0010】このような構成にしても、前述した実施例
と同様に極を設けることができ、同様の効果を得ること
ができる。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によるアップダウンコンバータを用いれば、NICAM
キャリアを中心にして緩やかな極が形成され、これによ
りNICAM音声信号の周波数特性を大幅に改善するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例によるアップダウンカウン
タの出力フィルタ回路図である。
【図2】(a),(b),(c)は図1の動作を従来の
ものと比較して説明するための特性図である。
【図3】本考案の第2実施例による出力フィルタ回路図
である。
【図4】従来のアップダウンコンバータの回路図であ
る。
【符号の説明】
1 入力フィルタ回路 2 第1混合器 3 第1局部発振器 5,7,21,23,23A,23B バンドパスフィ
ルタ 6,22 増幅器 9 第2混合器 10 第2局部発振器 12 出力フィルタ回路 L1,L2,L3 コイル C1,C2,C3,C4 コンデンサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されるケーブルテレビジョン信号を
    周波数変換手段および出力フィルタ回路を介してテレビ
    ジョン信号にするアップダウンコンバータにおいて、前
    記出力フィルタ回路は、隣接チャンネルの信号を取り除
    く第1のバンドパスフィルタと、この出力側に配置され
    る増幅器と、後段の回路との整合を取る第2のバンドパ
    スフィルタとを備え、この第2のバンドパスフィルタ
    は、NICAM音声信号の周波数特性に合わせた極を有
    する共振回路を内蔵することを特徴とするアップダウン
    コンバータ。
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