JPS6245929Y2 - - Google Patents

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JPS6245929Y2
JPS6245929Y2 JP14417681U JP14417681U JPS6245929Y2 JP S6245929 Y2 JPS6245929 Y2 JP S6245929Y2 JP 14417681 U JP14417681 U JP 14417681U JP 14417681 U JP14417681 U JP 14417681U JP S6245929 Y2 JPS6245929 Y2 JP S6245929Y2
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guide case
filler
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case
opening
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JP14417681U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体のフイラーネツク取付部構造の改
良に関するものである。
従来、第1図に示すように、燃料タンク1に接
続されたフイラーパイプ2のネツク部2aは車体
外板3のフイラーネツク取付凹部4の開口部4a
の周縁にビス5により固定されたグロメツト6に
嵌着されていた。しかしながらこの構造もので
は、グロメツト6と内板(インナフエンダ、又は
ホイルハウス)7の開口部7a及び内板7と外板
3との間に隙があいているため、衝突等により該
フイラーパイプ2が破損した場合、該隙から外板
3と内板7の間に燃料や、該燃料の気化した気体
が入り、それがトリム8に明けられた各種部品の
取付孔や換気用孔あるいはトリム取付部の隙を通
つてトランクルーム9(又は車室内)に浸入する
虞れがあつた。10はフイラーリツドである。
このため第2図に示すように外板3′に設けら
れたフイラーネツクの取付凹部4′の開口部4
a′と内板7′の開口部7a′とを溶着し、該部にグ
ロメツト6′を嵌着してフイラーパイプ2′のネツ
ク部2a′をシールするようにしたものが存した
が、しかしながら、この様にすると、車体の精度
にバラツキがあると、外板3′に歪が発生する虞
れがある。これは一般的に板厚が同じ場合でも内
板は外板に比べ剛性のある断面形状をしており、
又、外板は比較的フラツトな形状をしているた
め、外板より内板の方が強く、外板が内板側に引
張られるためである。したがつて該車体の製作上
精度を良くしなければならず、そのため高度な技
術を要するという問題がある。10′はフイラー
リツドである。
上記問題を解消するものとして、第3図に示す
ように車体の内板(インナフエンダ、又はホイル
ハウス)11のフイラーパイプ12のネツク部1
2aの取付開口部11aの近傍に蛇腹部13を形
成するか、あるいは第4図に示すように別部材に
より蛇腹部材13′を形成し、該蛇腹部材13′を
車体の内板11′と外板14′に溶着して組付時、
蛇腹部13あるいは蛇腹部材13′を伸縮可能な
強度にしておき、バラツキを吸収するようにする
こともできるが、この場合蛇腹部分の製造方法の
工夫や、蛇腹を設けることによつて強度が高くな
つてはならないので外板と蛇腹部分の強度の関係
など考慮しなければならず製造が困難である等の
問題がある。もちろん、上記蛇腹部を車体の外板
14,14′の外部から見えない部分すなわちフ
イラーリツド15,15′により覆われる取付凹
部14a,14a′の部分に設けてもよいが、この
場合においても、上記問題は解消されない。1
2′はフイラーパイプ、16,16′はグロメツト
である。
そこで本考案は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、フイラーパイプのネツク部嵌
挿部の車体外板と内板とを接合しても、組付上の
バラツキが歪となつて外板にでないようになし、
かつ、フイラーパイプのネツク部が破損したとし
ても、車体外板と内板の隙間から燃料が車室内、
又はトランクルーム内に浸入することのないよう
にすることも目的とするものであつて、そのため
本考案では、燃料タンクに接続されたフイラーパ
イプのネツク部が位置する車体外板の開口部に、
内側に延びる外側ガイドケースを固定し、かつ、
同位置の車体内板の開口部に、外側に延びる内側
ガイドケースを固定し、該内側ガイドケースと前
記外側ガイドケースとを摺動可能に嵌合接続させ
ると共に、前記フイラーネツク部と外側ガイドケ
ースとの間にグロメツトを介装させて構成したフ
イラーネツク取付部構造を提供することにより、
上記目的を達成するようにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
21は車体の外板であつて、該外板21のフイ
ラーパイプ22のネツク部22aの位置する部分
には燃料注入口となる開口部21aが穿設され、
該開口部21aには開閉自在なフイラーリツド2
3が設けられ、又、該開口部21aの後側には奥
面にフイラーネツク部22aを遊嵌する嵌合孔2
4aを有するガスフイラーケース24が溶着され
ている。25は車体の内板(インナフエンダ又は
ホイルハウス)であつて、前記ガスフイラーケー
ス24の嵌合孔24aと対向する部分にも同様に
フイラーネツク部22aを遊嵌する嵌合孔25a
が穿設され、該嵌合孔25aと前記ガスフイラー
ケース24の嵌合孔24aとはガイドケースaに
よつて連結されている。
前記ガイドケースaは略円筒状をなし、一端を
内板25の嵌合孔25aの周縁に溶着された内板
側ガイドケース26と、前記内板25の先端部と
なる内板側ガイドケース26の先端部を摺動自在
に嵌挿するスライド溝27aを有する外板側ガイ
ドケース27とからなり、該外板側ガイドケース
27のスライド溝27aは内側円筒27a′と外側
円筒27a″により二重の円筒状に形成されると共
に、該外板側ガイドケース27はビス28により
前記ガスフイラーケース24の嵌合孔24aの周
縁にビス止めされている。29はグロメツトであ
つて、前記外板側ガイドケース27の取付部27
bに嵌着され、前記ビス28により、外板側ガイ
ドケース27と共にガスフイラーケース24の嵌
合孔24aの周縁にビス止めされ、その内周縁は
前記フイラーネツク部22aに圧接されている。
上記構成により、フイラーネツク部22aの取
付部の外板21と内板25との溶接組立時におけ
る寸法精度が多少悪くバラツキがあつたとして
も、前記外板側ガイドケース27のスライド溝2
7aに内入る内外側ガイドケース26の嵌挿量を
調整して組立てることができる。又、前記スライ
ド溝27aの円周方向のバラツキも吸収する必要
がある場合は、第6図に示すように外板側ガイド
ケース27のスライド溝27aの間隙を大きくし
て内板側ガイドケース26を嵌挿した後シーリン
グ剤30を注入して固定してもよい。
尚、上記実施例では外板21の開口部21aの
後側に別部材によるガスフイラーケース24を溶
着したが、該ガスフイラーケース24は外板21
に凹部を形成して一体に成型してもよく、又、前
記外板側ガイドケース27を延長させて外板21
の開口部21aの周縁に溶着し、該部分をガスフ
イラーケースとしてもよい。又、上記実施例では
外板側ガイドケース27にスライド溝27aを設
けて外板側ガイドケース25を嵌挿するようにし
たが逆に内板側ガイドケース25にスライド溝を
設けて外板側ガイドケース27を嵌挿するように
してもよく、又、その形状は図示のような実施例
のものに限定されることなく、又、グロメツト2
9の取付方法も実施例のものに限定されない。
以上述べたように本考案によれば、フイラーネ
ツク取付部となる外板と内板の開口部との間をス
ライド調整可能な対をなすガイドケースを介して
接合したので、フイラーネツク取付部の外板と内
板との溶接組立時において外板と内板の寸法精度
が悪くバラツキがあつてもガイドケースのスライ
ド溝で調整して組付けることができるため、外板
に歪を発生させることはない。又、フイラーネツ
ク取付部の外板と内板との隙はガイドケースで塞
がれているため、該部から燃料が車室内に浸入す
ることはない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のフイラーネツクの取付
部構造を示す車体の部分断面図、第3図、第4図
は本考案に至るフイラーネツク取付部の構造を示
す車体の部分断面図、第5図は本考案によるフイ
ラーネツク取付部の構造を示す車体の部分拡大断
面図、第6図はガイドケースの他の実施例を示す
要部拡大断面図である。 21は外板、22はフイラーパイプ、22aは
フイラーパイプのネツク部、24はガスフイラー
ケース、25は内板、aはガイドケース、26は
内板側ガイドケース、27は外板側ガイドケー
ス、27aはスライド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンクに接続されたフイラーパイプのネツ
    ク部が位置する車体外板の開口部に、内側に延び
    る外側ガイドケースを固定し、かつ、同位置の車
    体内板の開口部に、外側に延びる内側ガイドケー
    スを固定し、該内側ガイドケースと前記外側ガイ
    ドケースとを摺動可能に嵌合接続させると共に、
    前記フイラーネツク部と外板、もしくは内板、も
    しくはガイドケースとの間にグロメツトを介装さ
    せて構成したことを特徴とする車体のフイラーネ
    ツク取付部構造。
JP14417681U 1981-09-30 1981-09-30 車体のフイラ−ネツク取付部構造 Granted JPS5848530U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14417681U JPS5848530U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 車体のフイラ−ネツク取付部構造

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JP14417681U JPS5848530U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 車体のフイラ−ネツク取付部構造

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Publication Number Publication Date
JPS5848530U JPS5848530U (ja) 1983-04-01
JPS6245929Y2 true JPS6245929Y2 (ja) 1987-12-09

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ID=29937144

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JPH0513621Y2 (ja) * 1986-02-28 1993-04-12

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JPS5848530U (ja) 1983-04-01

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