JPH049271Y2 - - Google Patents

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JPH049271Y2
JPH049271Y2 JP20230686U JP20230686U JPH049271Y2 JP H049271 Y2 JPH049271 Y2 JP H049271Y2 JP 20230686 U JP20230686 U JP 20230686U JP 20230686 U JP20230686 U JP 20230686U JP H049271 Y2 JPH049271 Y2 JP H049271Y2
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JP
Japan
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panel
outer panel
peripheral wall
resin
outer peripheral
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JP20230686U
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JPS63102577U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は車両用樹脂製外板構造の改良に関す
る。
【従来の技術】
近年、エンジンフード、トランクリツド、等の
外板を、合成樹脂により構成するようにした自動
車が提案されている。 このように、自動車の外板を合成樹脂により構
成する場合、例えば実開昭60−160278号公報等に
開示されるように、外板をアウタパネル及びこの
アウタパネルの内側に接合されるインナパネルか
ら構成するものがある。 このように、外板をインナパネルとアウタパネ
ルから構成する場合、前記実開昭60−160278号公
報にもあるように、アウタパネルの外周に、イン
ナ側に立上る外周壁を形成し、インナパネルは、
この外周壁の内側に嵌合し、且つ接合するように
構成したものがある。 ここで、前記アウタパネルの外周壁とインナパ
ネルの外周との間には、一般的に、インナパネル
をアウタパネルのインナ側に嵌込んだ状態で隙間
がある。 従つて、インナパネルをアウタパネルのインナ
側に接合する場合は、前記隙間を各パネルの外周
において均一にするのが理想的であり、このため
には、なんらかの位置決め手段が必要である。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、従来はこのような位置決め手段
がなかつたために、インナパネルの外周と、アウ
タパネルの外周壁内側面との隙間が、左右あるい
は前後で不均一となつてしまうという問題点があ
つた。 このような不均一な隙間が発生することを防止
するためには、インナパネルの外周とアウタパネ
ルの外周壁内側面との間に隙間が生じないように
すればよいのであるが、このようにした場合は、
寸法誤差、歪み等により、インナパネルをアウタ
パネルに嵌合できないこともあるという新たな問
題点が生じる。
【考案の目的】
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、簡単な構成で、インナパネルの外
周とアウタパネル外周壁の内側面との間の隙間を
均一にして、両者を精度良く位置決め、接着でき
るようにした車両用樹脂製外板構造を提供するこ
とを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、外周にインナ側に立上る外周壁を
備えた略四辺形の樹脂製アウタパネルと、このア
ウタパネルと相似形状であつて、前記外周壁の内
側に嵌合され、且つ、該アウタパネルのインナ側
に接合される樹脂製インナパネルと、を有してな
る車両用樹脂製外板構造において、前記アウタパ
ネルにおける4辺のうち隣接する2辺の一方の辺
の外周壁の内周に、該一方の辺の長手方向中央を
間に反対側に離間した位置に形成された第1、第
2の位置決め突起と、前記2辺のうち他方の辺の
外周壁の内周に、該他方の辺の長手方向中央位置
よりも、前記一方の辺から離間した位置に形成さ
れた第3の位置決め突起と、を設けることにより
上記目的を達成するものである。
【作用】
この考案においては、インナパネルの外周を、
アウタパネルの外周壁の内側に形成された3個の
位置決め突起に当接させることによつて、2方向
の位置決めを行い、精度良くインナパネルをアウ
タパネルに接着させることができる。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図乃至第4図に示されるよ
うに、外周にインナ側に立上る外周壁10を備え
た略四辺形の樹脂製アウタパネル12と、このア
ウタパネル12と相似形状であつて、前記外周壁
10の内側に嵌合され、且つ、該アウタパネル1
2のインナ側に接合される樹脂製インナパネル1
4と、を有してなるエンジンフード15におい
て、前記アウタパネル12における4辺のうちの
前側辺の外周壁12Aの内周に、該外周壁12A
の長手方向中央を間に左右に離間した位置に形成
された第1、第2の位置決め突起16,18と、
前記前側辺に隣接する左側辺の外周壁12Bの内
周に、該左側辺の長手方向中央位置よりも後方に
離間した位置に形成された第3の位置決め突起2
0と、を設けたものである。 前記第1〜第3の位置決め突起16,18及び
20は、平面視で第3図に示されるように、外周
壁12A,12Bの内周面から半円形状に突出し
て、これらと一体的に形成されている。 又、これら第1〜第3の位置決め突起16,1
8及び20の半径は、アウタパネル12の外周壁
10における外周面とインナパネル14の外周面
との間の隙間を4辺において均一としたときの隙
間を略一致するようにされている。 従つて、この実施例においては、アウタパネル
12にインナパネル14を接合する場合は、イン
ナパネル14の外周の2辺を前記第1〜第3の位
置決め突起16,18,20に当接させて、前後
方向の位置決めを行い、この状態で両者を接着剤
24により接合させればよい。 なお上記実施例において、第1〜第3の位置決
め突起16〜20は半円形状とされているが、本
考案はこれに限定されるものではなく、他の形状
であつてもよい。 但し、前記実施例のように半円形状とした場合
位置決め突起は、インナパネル14の外周端と滑
らかに点接触するので、位置決め作業が容易であ
る。 又、前記第1及び第2の位置決め突起16,1
8は、外板をエンジンフード15の車体幅方向の
センタライン22から左右等距離であつて、セン
タライン22と左右端部との中間位置よりもやや
外側に配置されているが、本考案はこれに限定さ
れるものではなく、第1及び第2の位置決め突起
16,18はセンタライン22を挟んで相互に反
対側に配置されるものであればよい。 又、第3の位置決め突起20は、外周壁12A
に隣接する外周壁12Bにおいて、外周壁12A
から離れた側に設けられているが、これは、外周
壁12Bの前後方向中間位置よりも、外周壁12
Aから離れた側に配置されるものであればよい。 又、位置決め突起を設ける外周壁は、4辺のう
ち任意の隣接する2辺であればよい。 なお上記実施例は、外板をエンジンフードとし
た場合のものであるが、本考案は、自動車の外板
に一般的に適用されるものであり、従つて、例え
ば、トランクリツド、クオータパネル、ルーフ、
フエンダ等の他の外板にも適用されるものであ
る。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、簡単な構
成で、アウタパネルにインナパネルを接合する際
に正確に位置決めすることができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用樹脂製外板構造の
実施例を示す分解斜視図、第2図は同実施例をイ
ンナ側から見た平面図、第3図は第2図における
部の位置決め突起を拡大して示す平面図、第4
図は第2図の−線に沿う拡大断面図である。 10,12A,12B……外周壁、12……ア
ウタパネル、14……インナパネル、15……エ
ンジンフード、16……第1の位置決め突起、1
8……第2の位置決め突起、20……第3の位置
決め突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周にインナ側に立上る外周壁を備えた略四辺
    形の樹脂製アウタパネルと、このアウタパネルと
    相似形状であつて、前記外周壁の内側に嵌合さ
    れ、且つ、該アウタパネルのインナ側に接合され
    る樹脂製インナパネルと、を有してなる車両用樹
    脂製外板構造において、前記アウタパネルにおけ
    る4辺のうちの隣接する2辺の一方の辺の外周壁
    の内周に、該一方の辺の長手方向中央を間に反対
    側に離間した位置に形成された第1、第2の位置
    決め突起と、前記2辺のうち他方の辺の外周壁の
    内周に、該他方の辺の長手方向中央位置よりも、
    前記一方の辺から離間した位置に形成された第3
    の位置決め突起と、を有してなる車両用樹脂製外
    板構造。
JP20230686U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH049271Y2 (ja)

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JP20230686U JPH049271Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

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JPS63102577U JPS63102577U (ja) 1988-07-04
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