JPH0122727Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122727Y2 JPH0122727Y2 JP14985082U JP14985082U JPH0122727Y2 JP H0122727 Y2 JPH0122727 Y2 JP H0122727Y2 JP 14985082 U JP14985082 U JP 14985082U JP 14985082 U JP14985082 U JP 14985082U JP H0122727 Y2 JPH0122727 Y2 JP H0122727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- license plate
- outside
- panel
- back door
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 13
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 4
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバツクドアの補強構造に関するもので
ある。
ある。
一般に、バンタイプ或いはハツチバツクタイプ
等の自動車のバツクドアは、第1図及び第2図に
示す如く、外面を形成するアウトサイドパネル1
と、内面を形成する枠状をしたインサイドパネル
2によつて構成されており、枠状をしたインサイ
ドパネル2に設けたフランジ部3を、アウトサイ
ドパネル1に固着することによりバツクドアを形
成している。そして当該アウトサイドパネル1と
インサイドパネル2との間に形成された空間4内
には、ドアロツク機構等が内蔵してあり、又上記
アウトサイドパネル1のライセンスプレートを取
付けるライセンスプレート座面5は図示の如く内
方に窪ませてあり、ライセンスプレート座面5に
ライセンスプレートを取付けたとき、ライセンス
プレートが外方に突出しないようにしてある。
(たとえば実開昭51−102120号公報)。又枠状をし
たインサイドパネル2の開口部2aには内装部材
6が装着してあり、バツクドアの内部が露出しな
いようにしてある。尚、図中7はライセンスプレ
ート座面5の上端に取付けた取手、8はアウトサ
イドパネル1及びインサイドパネル2によつて形
成された開口部に装着したウインドガラスであ
る。
等の自動車のバツクドアは、第1図及び第2図に
示す如く、外面を形成するアウトサイドパネル1
と、内面を形成する枠状をしたインサイドパネル
2によつて構成されており、枠状をしたインサイ
ドパネル2に設けたフランジ部3を、アウトサイ
ドパネル1に固着することによりバツクドアを形
成している。そして当該アウトサイドパネル1と
インサイドパネル2との間に形成された空間4内
には、ドアロツク機構等が内蔵してあり、又上記
アウトサイドパネル1のライセンスプレートを取
付けるライセンスプレート座面5は図示の如く内
方に窪ませてあり、ライセンスプレート座面5に
ライセンスプレートを取付けたとき、ライセンス
プレートが外方に突出しないようにしてある。
(たとえば実開昭51−102120号公報)。又枠状をし
たインサイドパネル2の開口部2aには内装部材
6が装着してあり、バツクドアの内部が露出しな
いようにしてある。尚、図中7はライセンスプレ
ート座面5の上端に取付けた取手、8はアウトサ
イドパネル1及びインサイドパネル2によつて形
成された開口部に装着したウインドガラスであ
る。
ところが、バツクドアを上記したように構成し
ておくと、バツクドアの開閉を頻繁に行なつてい
ると、バツクドアを構成するアウトサイドパネル
1及びインサイドパネル2は弾性変形を繰返しア
ウトサイドパネル1のライセンスプレート座面5
は、その四隅に位置するアール状をしたコーナ部
5a,5bを中心に、第2図一点鎖線に示す如く
変形することになる。そしてこの時、ライセンス
プレート座面5のコーナ部5a,5bの内、特に
ライセンスプレート座面5の外周縁の四隅に位置
するコーナ部5aに応力が集中することになり、
その耐久性に不安があつた。
ておくと、バツクドアの開閉を頻繁に行なつてい
ると、バツクドアを構成するアウトサイドパネル
1及びインサイドパネル2は弾性変形を繰返しア
ウトサイドパネル1のライセンスプレート座面5
は、その四隅に位置するアール状をしたコーナ部
5a,5bを中心に、第2図一点鎖線に示す如く
変形することになる。そしてこの時、ライセンス
プレート座面5のコーナ部5a,5bの内、特に
ライセンスプレート座面5の外周縁の四隅に位置
するコーナ部5aに応力が集中することになり、
その耐久性に不安があつた。
本考案は上記従来の欠点に鑑み、バツクドアの
外面を構成するアウトサイドパネルに設けたライ
センスプレート座面のコーナ部を、インサイドパ
ネルに一体形成した補強部材によつて補強するこ
とにより、ライセンスプレート座面に亀裂が生じ
ないようにしたバツクドアを提供するものであ
り、以下本考案の詳細を図面に示す実施例に従つ
て詳述すると次の通りである。
外面を構成するアウトサイドパネルに設けたライ
センスプレート座面のコーナ部を、インサイドパ
ネルに一体形成した補強部材によつて補強するこ
とにより、ライセンスプレート座面に亀裂が生じ
ないようにしたバツクドアを提供するものであ
り、以下本考案の詳細を図面に示す実施例に従つ
て詳述すると次の通りである。
第3図及び第4図は本考案に係るバツクドアを
示す図面であり、図中20はバツクドアの外面を
構成するアウトサイドパネル、21はアウトサイ
ドパネル20の所定位置に形成した、ライセンス
プレートを取付けるためのライセンスプレート座
面であり、当該ライセンスプレート座面21は従
来と同様窪ませてある。22はバツクドアの内面
を構成する枠状をしたインサイドパネルであり、
当該インサイドパネル22とアウトサイドパネル
20との結合は、従来と同様インサイドパネル2
2の所定位置に設けたフランジ部23をアウトサ
イドパネル20の内面に固着することにより行な
う。24は枠状をしたインサイドパネル22の開
口部22aに装着する内装部材、25はアウトサ
イドパネル20のライセンスプレート座面21上
端に取付けた取手、26はアウトサイドパネル2
0及びインサイドパネル22によつて形成された
開口部に装着したウインドガラスである。27は
インサイドパネル22の、ライセンスプレート座
面21の外周縁四隅に位置するアール状をしたコ
ーナ部21aの車体外方側の側部イと対向する位
置に設けた補強部材であり、当該補強部材27は
インサイドパネル22と一体形成してあり、その
先端部はライセンスプレート座面21のコーナ部
21aに向つて延びている。そして、補強部材2
7の先端に形成したフランジ部28は、アウトサ
イドパネル20裏面上で、かつ、ライセンスプレ
ート座面21のコーナ部21aの車体外方側の側
部イに、例えば構造用接着剤、或いはスポンジ等
の弾性を有する部材29を介して結合し、この部
分の補強を行つている。尚、フランジ部28を上
記個所に結合させるのは、下記する理由からであ
る。即ち、バツクドア開閉に伴なうアウトサイド
パネル20及びインサイドパネル22の弾性変形
により、ライセンスプレート座面21の外周縁四
隅に位置するコーナ部21aに集中する応力は、
コーナ部21a全体に加わると同時に、第5図の
拡大図に示す如く、コーナ部21aの直線部との
継ぎ目部となる端部21a′,21a″に特に集中し
て加わることになる。従つて、コーナ部21aの
補強を効果的に行うためには、コーナ部21aの
両端部21a′,21a″と対向する位置、即ち、コ
ーナ部21aの車体外方側の側部イ(第5図二点
鎖線で囲つた部分)及び車体外方側の上部並びに
下部ロ(第5図三点鎖線で囲つた部分)が最適の
位置となる。ここで、本考案は、補強部材27を
インサイドパネル22と一体形成する方法を用い
ているためインサイドパネル22から最短距離に
あり、インサイドパネル22から延ばした補強部
材27による補強が確実かつ容易に行えるコーナ
部21aの車体外方側の側部イに、補強部材27
のフランジ部28を結合させ、この部分を補強す
ることにより、コーナ部21a全体を効果的に補
強するようにしている。
示す図面であり、図中20はバツクドアの外面を
構成するアウトサイドパネル、21はアウトサイ
ドパネル20の所定位置に形成した、ライセンス
プレートを取付けるためのライセンスプレート座
面であり、当該ライセンスプレート座面21は従
来と同様窪ませてある。22はバツクドアの内面
を構成する枠状をしたインサイドパネルであり、
当該インサイドパネル22とアウトサイドパネル
20との結合は、従来と同様インサイドパネル2
2の所定位置に設けたフランジ部23をアウトサ
イドパネル20の内面に固着することにより行な
う。24は枠状をしたインサイドパネル22の開
口部22aに装着する内装部材、25はアウトサ
イドパネル20のライセンスプレート座面21上
端に取付けた取手、26はアウトサイドパネル2
0及びインサイドパネル22によつて形成された
開口部に装着したウインドガラスである。27は
インサイドパネル22の、ライセンスプレート座
面21の外周縁四隅に位置するアール状をしたコ
ーナ部21aの車体外方側の側部イと対向する位
置に設けた補強部材であり、当該補強部材27は
インサイドパネル22と一体形成してあり、その
先端部はライセンスプレート座面21のコーナ部
21aに向つて延びている。そして、補強部材2
7の先端に形成したフランジ部28は、アウトサ
イドパネル20裏面上で、かつ、ライセンスプレ
ート座面21のコーナ部21aの車体外方側の側
部イに、例えば構造用接着剤、或いはスポンジ等
の弾性を有する部材29を介して結合し、この部
分の補強を行つている。尚、フランジ部28を上
記個所に結合させるのは、下記する理由からであ
る。即ち、バツクドア開閉に伴なうアウトサイド
パネル20及びインサイドパネル22の弾性変形
により、ライセンスプレート座面21の外周縁四
隅に位置するコーナ部21aに集中する応力は、
コーナ部21a全体に加わると同時に、第5図の
拡大図に示す如く、コーナ部21aの直線部との
継ぎ目部となる端部21a′,21a″に特に集中し
て加わることになる。従つて、コーナ部21aの
補強を効果的に行うためには、コーナ部21aの
両端部21a′,21a″と対向する位置、即ち、コ
ーナ部21aの車体外方側の側部イ(第5図二点
鎖線で囲つた部分)及び車体外方側の上部並びに
下部ロ(第5図三点鎖線で囲つた部分)が最適の
位置となる。ここで、本考案は、補強部材27を
インサイドパネル22と一体形成する方法を用い
ているためインサイドパネル22から最短距離に
あり、インサイドパネル22から延ばした補強部
材27による補強が確実かつ容易に行えるコーナ
部21aの車体外方側の側部イに、補強部材27
のフランジ部28を結合させ、この部分を補強す
ることにより、コーナ部21a全体を効果的に補
強するようにしている。
このように、アウトサイドパネル20裏面上
で、かつ、ライセンスプレート座面21のコーナ
部21aの車体外方側の側部に、インサイドパネ
ル22に一体形成した補強部材27のフランジ部
28を弾性的に結合させておけば、バツクドアの
開閉時、ライセンスプレート座面21のコーナ部
21aの車体外方側の側方に生じる変形を小さく
押えることができると同時に、当該コーナ部21
aに生じる応力を吸収緩和することができる。従
つてライセンスプレート座面21のコーナ部21
aに亀裂が生じるのを防止でき、バツクドアの耐
久性を向上できる。
で、かつ、ライセンスプレート座面21のコーナ
部21aの車体外方側の側部に、インサイドパネ
ル22に一体形成した補強部材27のフランジ部
28を弾性的に結合させておけば、バツクドアの
開閉時、ライセンスプレート座面21のコーナ部
21aの車体外方側の側方に生じる変形を小さく
押えることができると同時に、当該コーナ部21
aに生じる応力を吸収緩和することができる。従
つてライセンスプレート座面21のコーナ部21
aに亀裂が生じるのを防止でき、バツクドアの耐
久性を向上できる。
第1図はバツクドアの形状を示す斜視図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は本考案に係
るバツクドアの正面図、第4図は第3図−線
断面図、第5図は座面コーナ部での応力集中の度
合を説明するための要部拡大図である。 20……アウトサイドパネル、21……ライセ
ンスプレート座面、21a……ライセンスプレー
ト座面のコーナ部、22……インサイドパネル、
27……補強部材、28……補強部材のフランジ
部、29……弾性を有する部材、イ……コーナ部
の車体外方側の側部。
図は第1図−線断面図、第3図は本考案に係
るバツクドアの正面図、第4図は第3図−線
断面図、第5図は座面コーナ部での応力集中の度
合を説明するための要部拡大図である。 20……アウトサイドパネル、21……ライセ
ンスプレート座面、21a……ライセンスプレー
ト座面のコーナ部、22……インサイドパネル、
27……補強部材、28……補強部材のフランジ
部、29……弾性を有する部材、イ……コーナ部
の車体外方側の側部。
Claims (1)
- ライセンスプレート取付用の座面を有するアウ
トサイドパネルと、インサイドパネルからなるバ
ツクドアに於いて、上記インサイドパネルの、ラ
イセンスプレート座面の外周縁四隅に位置するア
ール状をしたコーナ部の車体外方側の側部と対向
する位置に、当該コーナ部に向つて延びる補強部
材を一体形成し、上記アウトサイドパネル裏面上
で、かつ、上記ライセンスプレート座面コーナ部
の車体外方側の側部に、上記補強部材の端面を結
合したことを特徴とするバツクドアの補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14985082U JPS5953118U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | バツクドアの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14985082U JPS5953118U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | バツクドアの補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953118U JPS5953118U (ja) | 1984-04-07 |
JPH0122727Y2 true JPH0122727Y2 (ja) | 1989-07-10 |
Family
ID=30332520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14985082U Granted JPS5953118U (ja) | 1982-10-01 | 1982-10-01 | バツクドアの補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953118U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967325U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-07 | 日野自動車株式会社 | 車輛用ドア |
JP6156300B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2017-07-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車体構造 |
-
1982
- 1982-10-01 JP JP14985082U patent/JPS5953118U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5953118U (ja) | 1984-04-07 |
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