JPH0596961A - フイラーリツドの取付部の構造 - Google Patents

フイラーリツドの取付部の構造

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Publication number
JPH0596961A
JPH0596961A JP26163891A JP26163891A JPH0596961A JP H0596961 A JPH0596961 A JP H0596961A JP 26163891 A JP26163891 A JP 26163891A JP 26163891 A JP26163891 A JP 26163891A JP H0596961 A JPH0596961 A JP H0596961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
filler lid
panel
resin panel
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP26163891A
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English (en)
Inventor
Koji Suzuki
公嗣 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0596961A publication Critical patent/JPH0596961A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィラーリッドの取付部の外観性を向上さ
せ、しかも組付性の良好なフィラーリッドの取付部の構
造を提供すること。 【構成】 燃料注入口10が設けられたフィラーボック
ス本体11の開口部12を開閉するフィラーリッド6の
取付部の構造において、上記フィラーボックス本体11
の開口部12周囲のボデーパネル7を樹脂パネル5で覆
うと共に、該樹脂パネル5にフィラーリッド6をヒンジ
13を介して装着した構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフィラーリッ
ドの取付部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のフィラーリッドの取付部
の構造は、一般的には図4〜図6に示した構造となって
いる。
【0003】即ち、自動車のサイドボデーアウターパネ
ル101に、内方に張り出したフランジ102をその全
周に有する孔103を形成し、該孔103に、燃料注入
口104が設けられたフィラーボックス本体105の開
口部106を位置合わせして溶接固定し、該フィラーボ
ックス本体105の開口部106を開閉するフィラーリ
ッド107を、ヒンジ108を介して上記フィラーボッ
クス本体105に装着した構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフィラーリッドの取付部の構造によれば、フィ
ラーボックス本体105を設けるサイドボデーアウター
パネル101に形成した上記孔103周りに、そのプレ
ス成型時に発生する変形がそのまま外部に現れ、外観性
を損ねていた。
【0005】また、組立工程上、上記フィラーボックス
本体105を先ずサイドボデーアウターパネル101に
溶接固定し、その後、ヒンジ108が組付けられたフィ
ラーリッド107を、前記フィラーボックス本体105
にボルト結合することとなり、その組付け時の誤差、或
いは部品のバラツキ等により、フィラーリッド107が
ボデーラインと一致せず、段差Hが生じたり、また、フ
ィラーリッド107周りの隙間Lが、まちまちとなって
組付けられる憂り、その組付け時の調整に時間を取られ
ていた。
【0006】本発明は、上述した従来技術が有する課題
に鑑みなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、燃料注入口が設けられたフィラーボックス
本体の開口部を開閉するフィラーリッドの取付部の構造
において、上記フィラーボックス本体の開口部周囲のボ
デーパネルを樹脂パネルで覆うと共に、該樹脂パネルに
フィラーリッドをヒンジを介して装着した構造とした。
【0008】
【作用】本発明によれば、フィラーボックス本体の開口
部周囲のボデーパネルを樹脂パネルで覆う構造としたた
め、ボデーパネルに形成した孔周囲のプレス成型時に発
生する変形が、該樹脂パネルによって隠され、外観性が
飛躍的に向上する。
【0009】また、本発明においては、上記ボデーパネ
ルを覆う樹脂パネルにフィラーリッドをヒンジを介して
装着する構造としたため、樹脂パネルをボデーパネルに
装着する前に、該樹脂パネルにフィラーリッドを組付け
ることができ、その組付け精度が向上し、従来のような
段差H、或いは隙間Lの生じにくい構造となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に従って
詳細に説明する。
【0011】ここで、図1は本発明にかかるフィラーリ
ッドの取付部の構造を採用した自動車の斜視図、図2は
図1のA−A線に沿う部分の断面図、図3は図1のB−
B線に沿う部分の断面図である。
【0012】図に示した自動車1は、後部にエンジンが
搭載され、前方にトランクルームが形成された2ドアー
タイプの軽自動車であって、該自動車1のルーフ前方
は、二分割された脱着式ハードルーフ2,2で覆われ、
ルーフ後方は、折り畳み式で車体後方に収納できるホロ
ー3によって覆われている。
【0013】また、自動車1の下部全周は、ドアー4の
一部を除いて樹脂パネル5によって覆われ、該樹脂パネ
ル5のドアー4の後方に位置する部分に、燃料注入口を
覆うフィラーリッド6が装着されている。
【0014】フィラーリッド6の取付部の構造は、図2
及び図3に示したように、自動車1のボデーを構成する
サイドボデーアウターパネル7に、内方に張り出したフ
ランジ8をその全周に有する孔9が形成され、該孔9
に、燃料注入口10が設けられたフィラーボックス本体
11が溶接固定され、該フィラーボックス本体11の開
口部12周囲を覆う上記樹脂パネル5に、ヒンジ13を
介してフィラーリッド6の一端6aが装着され、フィラ
ーリッド6の他端6bに設けられた係止爪14が、フィ
ラーボックス本体11に設けられたロック装置15に係
合する構造となっている。
【0015】また、フィラーリッド6の端部6bは、図
3に示したように開口部12の縁部に存在するサイドボ
デーアウターパネル7に重なるまで伸び、該フィラーリ
ッド6を閉める場合には、その中央付近を弾性に抗して
押圧し、フィラーリッド6内部に弾性エネルギーを蓄積
させた状態で上記係止爪14をロック装置15に係合さ
せることにより行い、開く場合には、運転席からの遠隔
操作により、上記ロック装置15の係止爪14との係合
を解除し、フィラーリッド6が、その内部に蓄えた弾性
エネルギーにより跳ね上がる構成とされている。
【0016】尚、上記フィラーリッド6が装着された部
分の直ぐ後方には、図1に示したようにエンジンを冷却
するための空気取り入れ口16が形成され、該取り入れ
口16に空気を導くため、該フィラーリッド6の取付部
は凹部となっている。
【0017】上述した本発明にかかるフィラーリッドの
取付部の構造によれば、該フィラーリッド6によって開
閉するフィラーボックス本体11の開口部12周囲のボ
デーパネル7が、樹脂パネル5によって覆われているた
め、ボデーパネル7に形成した孔9周囲のプレス成型時
に発生する変形が、該樹脂パネル5によって隠され、外
観性が飛躍的に向上する。
【0018】また、本発明のフィラーリッドの取付部の
構造においては、上記ボデーパネル7を覆う樹脂パネル
5に、フィラーリッド6の一端6aをヒンジ13を介し
て装着する構造としたため、樹脂パネル5をボデーパネ
ル7に装着する前に、該樹脂パネル5にフィラーリッド
6を組付けることができ、その後、フィラーリッド6が
組付けられた状態の樹脂パネル5を、ボデーパネル7に
クリップ17によって固定する組立工程を取ることがで
きる。そのため、フィラーリッド6の組付け精度が向上
し、従来のような段差、或いは隙間の生じにくい構造と
なる。
【0019】更に、上述した実施例においては、フィラ
ーリッド6の取付部が凹部となっているため、フィラー
リッド6の組付け誤差等による段差、或いは隙間は、更
に外部から目立たない構造となる。
【0020】以上、本発明の一実施例につき説明した
が、本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、
本発明の技術的思想に基いて、各種の変形及び変更が可
能である。
【0021】例えば、上記実施例においては、自動車1
の下部全周を、ドアー4の一部を除いて樹脂パネル5に
よって覆う構造としたが、少なくとも、フィラーリッド
6によって開閉するフィラーボックス本体11の開口部
12周囲のボデーパネル7が、樹脂パネル5によって覆
われていれば良い。
【0022】また、樹脂パネル5のボデーパネル7への
取付方法は、クリップ17に限らず、接着剤、或いは両
面テープ等を利用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、フィラーボックス本体
の開口部周囲のボデーパネルを樹脂パネルで覆う構造と
したため、ボデーパネルに形成した孔周囲のプレス成型
時に発生する変形が該樹脂パネルによって隠され、外観
性を飛躍的に向上させることができる。
【0024】また、本発明においては、上記ボデーパネ
ルを覆う樹脂パネルにフィラーリッドをヒンジを介して
装着する構造としたため、樹脂パネルをボデーパネルに
装着する前に、該樹脂パネルにフィラーリッドを組付け
ることができ、その組付け精度が向上し、従来のような
段差、或いは隙間の生じにくい構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフィラーリッドの取付部の構造
を採用した自動車の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う部分の断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿う部分の断面図である。
【図4】従来のフィラーリッドの取付部の構造を示した
自動車の斜視図である。
【図5】図4のX−X線に沿う部分の断面図である。
【図6】図4のY−Y線に沿う部分の断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 ハードルーフ 3 ホロー 4 ドアー 5 樹脂パネル 6 フィラーリッド 7 サイドボデーアウターパネル 8 フランジ 9 孔 10 燃料注入口 11 フィラーボックス本体 12 開口部 13 ヒンジ 14 係止爪 15 ロック装置 16 空気取り入れ口 17 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料注入口が設けられたフィラーボック
    ス本体の開口部を開閉するフィラーリッドの取付部の構
    造において、上記フィラーボックス本体の開口部周囲の
    ボデーパネルを樹脂パネルで覆うと共に、該樹脂パネル
    にフィラーリッドをヒンジを介して装着したことを特徴
    とするフィラーリッドの取付部の構造。
JP26163891A 1991-10-09 1991-10-09 フイラーリツドの取付部の構造 Pending JPH0596961A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26163891A JPH0596961A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 フイラーリツドの取付部の構造

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JP26163891A JPH0596961A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 フイラーリツドの取付部の構造

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JPH0596961A true JPH0596961A (ja) 1993-04-20

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ID=17364680

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JP26163891A Pending JPH0596961A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 フイラーリツドの取付部の構造

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JP (1) JPH0596961A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020050124A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 本田技研工業株式会社 車体前部構造

Cited By (1)

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