JPS624494Y2 - - Google Patents

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JPS624494Y2
JPS624494Y2 JP2074181U JP2074181U JPS624494Y2 JP S624494 Y2 JPS624494 Y2 JP S624494Y2 JP 2074181 U JP2074181 U JP 2074181U JP 2074181 U JP2074181 U JP 2074181U JP S624494 Y2 JPS624494 Y2 JP S624494Y2
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JP
Japan
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bag
pipe
suction device
mounting arm
suction cup
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JP2074181U
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JPS57134205U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は重包装紙等の種々の袋体又は筒体(以
下単に袋という)を確実に1枚づつ次の工程に送
り出す自動給袋機又は自動給筒機(以下単に給袋
機という)に用いられる吸着装置に関し、特に、
両端部にひだを有する袋いわゆるひだ付袋を高能
率で送り出すのに適する給袋機用吸着装置(以下
単に吸着装置という)に関する。
〔従来の技術〕
一般に、上記のような給袋機は、テーブル又は
コンベアー上に数十数積載した袋を吸着装置で上
方より1枚づつ吸着し、上方に持ち上げながら前
方に移送する構造になつている。
しかしながら、供給される袋がひだ付である場
合、その上面を吸着して上方に持ち上げる際、ひ
だが開いてしまうと、袋の上面だけ上方に持ち上
げられるが、下面はその下に堆積されている袋の
上面と接触して離れず、次いで吸着装置が水平方
向に移動して、袋を前方に送り出す際その下に堆
積されている袋まで一緒に送り出してしまうこと
が起りうるので、吸着装置を十分、すなわちひだ
の幅より大きく持上げることが必要であり、その
ため給袋能力は毎分60枚程度に押えられていた。
すなわち、第1図は従来の給袋機に用いられて
いる吸着装置の一具体例を示した断面概略図であ
り、1は吸盤、2はパイプ、3はフレキシブルチ
ユーブ、4は取付けアーム、5は押ばねを示す。
この装置において、フレキシブルチユーブ3は
パイプ2と減圧源(図示せず)とを連結するため
に設けられており、又、パイプ2は一体で、駆動
機構(図示せず)により垂直方向に移動する取付
けアーム4に、押ばね5を介して摺動自在に取付
けられている。なお、押ばね5は、袋が確実に吸
着されるように、袋の表面に吸盤1を押しつける
際、緩衝の役割を果す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構造を有する従来の吸着装置におい
ては、袋を吸着して所定の距離だけ持ち上げるた
めには、取付けアーム4の動きにより吸着装置全
体を該距離だけ上昇させることが必要であり、そ
の結果、上記したように、給袋能力が制限されて
いたのである。
本考案の目的は、上記の問題点を解決し、吸着
装置自体の上昇距離をできるだけ短くし、しかも
十分な距離だけ袋を上方に持ち上げて袋を高能率
で送り出すのに適する自動給袋機用吸着装置を提
供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案につき概説すれば、本考案の自動給袋機
用吸着装置は袋体もしくは筒体を吸着する吸盤1
と減圧源につながるフレキシブルチユーブ3の間
をパイプ2で連結し、パイプ2の上部は駆動機構
により垂直方向に移動する取付けアーム4に固定
され、取付けアーム4を下降しかつパイプ2内を
減圧して吸盤1に袋体又は筒体を吸着させ、次い
で取付けアーム4を上昇して袋体又は筒体を一枚
づつ送り出す自動給袋機用吸着装置において、該
パイプ2は該フレキシブルチユーブ3に連結され
ている上部パイプ部2′と該吸盤1に連結されて
いる下部パイプ部2″とに分離して構成され、上
部パイプ部2′の上端部は取付けアーム4に固定
され、上部パイプ部2′の下方部分には下部パイ
プ部2″と実質的に気密に嵌合し、該下部パイプ
部2″の制限部材に達するストロークの摺動部分
を設けたことを特徴とするものである。すなわち
本考案は従来の自動給袋機用吸着装置においては
パイプ2が一体であり、吸着装置全体の昇降距離
すなわち垂直運動の揚程が取付けアーム4の動き
のみにより限定されたのに対して、パイプ2を前
記構成とすることにより、その摺動部分のストロ
ークの距離により前記揚程の一部を代替し、短縮
する作用を達成したものである。
〔実施例〕
次に、本考案の吸着装置を図面を参照して具体
的に説明する。
第2図は本考案の吸着装置の一具体例を示した
断面概略図であり、符号1〜4は前記第1図にお
けるものと同じ部位を意味し、但し2′は上部パ
イプ部、2″は下部パイプ部を示す。第2図に示
すように、パイプ2はフレキシブルチユーブ3に
接続する上部パイプ部2′と吸盤1に接続する下
部パイプ部2″とに分離して構成される。上部パ
イプ部2′は吸着装置の作動に当り、減圧下に下
部パイプ部2″の制限部材7に達するストローク
(距離b)の摺動部分を有し、該摺動部分は下部
パイプ部2″と実質的に気密に嵌合し、上部パイ
プ部2′、下部パイプ部2″及び吸盤1内を減圧下
に維持する。制限部材7は図示のように下部パイ
プ部2″と一体に構成されてもよく、又は弾性リ
ングのようなストツパーであつてもよい。なお、
第2図においては第1図に示される押ばね5はな
い。
第2図に示した本考案の吸着装置は、下記第3
図に示す要領で作動する。すなわち、第3図は本
考案の吸着装置の一具体例の垂直方向における作
動を〜の各段階で示した断面概略図であり、
第3図のにおける符号1〜4及び7は第2図に
示したものと同じ意味を有し、6は吸着されるべ
き袋の表面を示し、又、〜の段階における符
号は省略した。
先ず、吸着装置全体が取付けアーム4の動きに
より、袋体6の上方に水平移動された、に示す
位置からに示す位置まで距離aだけ下降し、吸
盤1の先端が袋の表面6に接触する。次に吸盤1
の吸気口が袋の表面6によつて閉鎖されると、減
圧源の作動を開始し、フレキシブルチユーブを介
してパイプ2′及び2″は気密に嵌合するので、そ
の内部は急速に減圧状態となり、上部パイプ部
2′の摺動部分のストロークの距離bだけ摺動し
て、上部パイプ部2′の下端は下部パイプ部2″の
制限部材7の位置で下部パイプ部2″と完全に嵌
合される。この減圧作動下に吸盤1は、袋の表面
6を吸着したまま、に示すように、下部パイプ
部2″と共に上方に吸上げられ距離bだけ上昇さ
せられる。次いでに示すように、取付けアーム
4の上昇により、吸着装置全体が距離aだけ上昇
して、袋を更に距離aだけ持ち上げる。
このように、本考案の吸着装置においては、装
置全体が距離aだけ持上げられるのに対し、吸盤
1に吸着された袋は距離a+bだけ持上げられる
ことになる。換言すれば、袋を従前の吸着装置の
揚程距離c(すなわちa+b)だけ持上げるため
に、吸着装置全体をはるかに短い距離すなわち距
離aだけ上昇させればよいことになる。
そして、吸着装置が袋を給袋の所定の位置まで
取付けアーム4の水平移動により運んだ後これを
解放する(第3図の→の順)際には、従来の
吸着装置では吸着装置全体を距離a+bだけ下降
させなければならないのに対し、本考案では、吸
着装置全体を取付けアーム4の動きにより距離a
だけ下降させ()、減圧源とフレキシブルチユ
ーブ3の間に介在する電磁弁等の既知の機構を作
動させることにより、パイプ2内の減圧状態を解
消すればよく、そのとき吸盤1は袋の表面6を吸
着したまま、下部パイプ部2″と共に自重で下降
し、袋を所定の位置例えばコンベアー上に置き、
袋の表面6を解放する()。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、給袋機
上における吸着装置自体の垂直方向の揚程を小さ
くし、吸着装置の作動サイクルを短縮することが
でき、本考案者等の実験では、距離bを50mmとし
た本考案の吸着装置を使用して通常のセメント包
装用紙袋を給袋したところ好結果が得られた。更
に、附随して吸着装置自体の垂直運動の揚程が小
さくなるので、吸着装置を垂直方向に動かすカム
の形状を円形に近づけることができ、カムの回転
数を上げても安定した作動が得られるようにな
り、両者相俟つて給袋機の高速化が可能となるの
で、その実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸着装置の一具体例を示した断
面概略図、第2図は本考案の吸着装置の一具体例
を示した断面概略図、第3図は本考案の吸着装置
の一具体例の垂直方向における作動を〜の各
段階で示した断面概略図である。 1……吸盤、2……パイプ、2′……上部パイ
プ部、2″……下部パイプ部、3……フレキシブ
ルチユーブ、4……取付けアーム、5……押ば
ね、6……袋の表面、7……下部パイプ部2″の
制限部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋体もしくは筒体を吸着する吸盤1と減圧源に
    つながるフレキシブルチユーブ3の間をパイプ2
    で連結し、パイプ2の上部は駆動機構により垂直
    方向に移動する取付けアーム4に固定され、取付
    けアーム4を下降しかつパイプ2内を減圧して吸
    盤1に袋体又は筒体を吸着させ、次いで取付けア
    ーム4を上昇して袋体又は筒体を一枚づつ送り出
    す自動給袋機用吸着装置において、該パイプ2は
    該フレキシブルチユーブ3に連結されている上部
    パイプ部2′と該吸盤1に連結されている下部パ
    イプ部2″とに分離して構成され、上部パイプ部
    2′の上端部は取付けアーム4に固定され、上部
    パイプ部2′の下方部分には下部パイプ部2″と実
    質的に気密に嵌合し、該下部パイプ部2″の制限
    部材に達するストロークの摺動部分を設けたこと
    を特徴とする自動給袋機用吸着装置。
JP2074181U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS624494Y2 (ja)

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JP2074181U JPS624494Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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ID=29818642

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