JP2019118941A - 搬送物受取装置および搬送物受取方法 - Google Patents
搬送物受取装置および搬送物受取方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019118941A JP2019118941A JP2018001619A JP2018001619A JP2019118941A JP 2019118941 A JP2019118941 A JP 2019118941A JP 2018001619 A JP2018001619 A JP 2018001619A JP 2018001619 A JP2018001619 A JP 2018001619A JP 2019118941 A JP2019118941 A JP 2019118941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- receiving
- conveyed product
- suction
- conveyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
【課題】設備の簡素化またはコンパクト化が可能な搬送物受取装置および搬送物受取方法を提供する。【解決手段】受け取る搬送物の搬送方向である搬送物搬送方向に平行な側面と、前記搬送物の被受取面を受け、前記搬送物の被受取面と密着する面である密着面と、前記密着面から前記密着面と反対側の面である吸引面に貫通する貫通穴と、が設けられた搬送物受取部と、受け取る前記搬送物の被受取面と対向し、前記搬送物受取部の側面と摺動する内側壁を有した凹部を有するケースと、前記ケースと前記吸引面とで囲まれた空間である緩衝空間の少なくとも一部であり、前記貫通穴の前記吸引面側の開口と連通する吸引空間に連通し、前記吸引空間に負圧を与える吸引手段と、を有する【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば、航空機のフレームを製造するシステムの一部、更に詳しくは、搬送路を搬送されてきたリベットを受け取って、それを打鋲処理部側へ渡すのに用いられる搬送物受取装置に関するものである。
一般に、航空機のフレーム製造(組立)に使用されるリベットの打鋲装置(打鋲処理部)へのリベット搬送には、空気圧を用いた搬送システムが用いられている。
これまで、搬送路を圧送で搬送されてくるリベットを次の工程に渡す際に、一旦搬送されてくるリベットを止める工程と次の工程に渡すためにリベットを保持する工程を別々の機構で実施していた。
また、圧送で搬送されてくるリベットを止める場合、ゴム等の弾性材料に衝突させる方法があるが、水平に搬送されてくる場合、衝突による反発により、リベットの停止位置がばらつくため、リベットを受け取る位置において、リベットが搬送されてくる方向であるリベット搬送方向を垂直方向にして当て止めしていた。
特許文献1には、上部にリベット仮受け部を設けたリベット受渡し装置の構成が記載されている。
特許文献1の構成では、搬送されてくるリベットを止める工程とリベットを保持する工程で、それぞれ時間が掛かるため、生産タクトが掛かっていた。また、上記2つの工程のために個別の機構が必要であり、設備の簡素化またはコンパクト化が図れなかった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、生産タクトの短縮、設備の簡素化、コンパクト化が可能な搬送物受取装置および搬送物受取方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために本発明は、受け取る前記搬送物の搬送方向である搬送物搬送方向に平行な側面と、前記搬送物の被受取面を受け、前記搬送物の被受取面と密着する面である密着面と、前記密着面から前記密着面と反対側の面である吸引面に貫通する貫通穴と、が設けられた搬送物受取部と、受け取る前記搬送物の被受取面と対向し、前記搬送物受取部の側面と摺動する内側壁を有した凹部を有するケースと、前記ケースと前記吸引面とで囲まれた空間である緩衝空間の少なくとも一部であり、前記貫通穴の前記吸引面側の開口と連通する吸引空間に連通し、前記吸引空間に負圧を与える吸引手段と、を有することを特徴としている。
本発明の装置を使用することにより、一つの工程で、搬送されてくる搬送物の運動エネルギーを吸収し、搬送物を保持できることから、タクト短縮及び設備の簡素化が実現できる。
前記緩衝空間に弾性部材を設けてもよい。
これにより、搬送されてくる搬送物の運動エネルギーを更に容易に吸収できる。
本発明の搬送物受取方法は、上記装置を用いて、前記吸引空間を減圧し、前記密着面で前記搬送物の被受取面を受け取る工程を有することを特徴とする
本方法によれば、搬送されてくる搬送物の被受取面を吸着しながら、搬送物の運動エネルギーを吸収し、搬送物を保持できるため、搬送されてくる搬送物を一旦止めてから、保持する必要がなくなり、タクト短縮が実現できる。
さらに、本発明の装置を、頭部と、前記頭部より細い軸と、を有する締結部品に用いて、前記密着面に保持された前記搬送物の軸を周方向からチャックする軸チャック機構と、受け取る前記搬送物の搬送経路上に設けられ、前記搬送物の頭部と接触するストッパー部と、を有し、前記軸チャック機構と前記ストッパー部が、前記搬送物の前記搬送物搬送方向の位置および前記搬送物の軸の中心位置を、所定の位置にセンタリングし、前記密着面側の前記貫通穴の出口は、前記所定の位置にセンタリングされた前記搬送物の被受取面の範囲内にあってもよい。
これにより、締結部品を受け取り、締結部品を受け渡すための所定の位置に締結部品をセンタリングするまでが同時にできる。更に、締結部品受取側の位置合わせが不要になり、更なるタクト短縮及び設備の簡素化が実現できる。
上記装置を用いた本発明の搬送物受取方法は、前記吸引空間を減圧し、前記密着面で前記搬送物の被受取面を受け取る工程と、前記ストッパー部と前記軸チャック機構とにより、前記搬送物をセンタリングする工程と、を有することを特徴とする。
本方法によれば、搬送されてくる搬送物の被受取面を吸着しながら、搬送物の運動エネルギーを吸収し、搬送物を保持すると同時に、所定の位置に搬送物をセンタリングするまで同時にできるため、更に次工程に対する位置合わせ工程が不要となり、更にタクト短縮が実現できる。
また、本発明の装置の前記搬送物搬送方向は水平方向であってもよい。
本発明の装置を、例えば、水平方向で搬送されてくるリベットに使用した場合、垂直面にリベット挿入穴を有するワークに対して、リベット方向転換機構が不要となるため、タクト短縮及び設備の簡素化およびコンパクト化が実現できる。
上記装置を用いた本発明の搬送物受取方法は、前記搬送物搬送方向が水平方向であってもよい。
本方法によれば、例えば、搬送されてくるリベットを水平状態のまま、保持できるので、垂直面にリベット挿入穴を有するワークに対して、リベットを方向転換させる工程が不要となり、更にタクト短縮が実現できる。
本発明によれば、生産タクトの短縮、設備の簡素化、コンパクト化が可能となる。
本発明の搬送物受取装置は、一例として、締結部品の一種であるリベットを搬送物とする、図1に示すような打鋲システムに用いられる。図1に示す打鋲システム30は、リベット搬送装置31、リベット受取装置1、打鋲装置32にて構成され、リベット搬送装置31から例えば空気圧を用いて、被受取面である、リベットの軸端面3を先頭にして、圧送されてくるリベット2をリベット受取装置1にて受け取った後、打鋲装置32にリベット2を移し、図示しないワークにリベット2を打鋲する。
ここで、リベット受取装置1は、図1において、実線で記載したリベット受取装置1の位置であるリベットを受け取る位置と、2点鎖線で記載したリベット受取装置1の位置である打鋲装置32にリベットを移す位置の間を移動可能である。
打鋲装置32は、打鋲装置32にリベットを移す位置と図1で図示しないワークにリベットを打鋲する位置の間を移動可能である。
図1は、リベットを受け取る位置にて、リベット搬送装置31から、リベットの軸端面3を先頭に圧送にて搬送されてきたリベット2をリベット受取装置1にて受け取った状態を表している。
図1の状態から、リベット2を図示しないワークに打鋲するまでの打鋲システム30の動作を図2(A)、(B)、(C)、(D)に示す。
図2(A)は、リベット受取装置1が、打鋲装置32にリベットを移す位置に移動し、リベット受取装置1にて保持されているリベット2を打鋲装置32の打鋲部33に移す前の状態を表し、図2(B)は、リベット2が打鋲装置32に移動した状態を表している。図2(C)は、打鋲装置32が、リベットを打鋲する位置に移動し、打鋲部32にてリベット2をワーク35に挿入し、打鋲部33、34で両側から挟み、打鋲している状態を表し、図2(D)は、ワーク35にリベット2を打鋲した状態を表している。
次に本発明の搬送物受取装置の実施例を以下に示す。
以下、本発明の実施例1を図3(A)および図3(B)を参照しながら説明する。図3(A)は、本発明の実施例1における搬送物受取装置の概略構成を説明する図で、リベットを受け取る前の状態を表す図であり、図3(B)は、リベットを受け取った状態を表す図である。
実施例1のリベット受取装置1は、リベット受取部10、ケース15、リベット軸部吸引手段20で構成され、リベットの軸端面3を先頭に、例えば空気圧を用いて圧送されてくるリベット2を、ケース15内をリベット搬送方向5に移動可能なリベット受取部10にて、リベット2の運動エネルギーを吸収しながら、リベット軸吸引手段20にて、真空吸着する。ここで、リベット搬送方向5は、リベットを受け取る位置において、リベットが搬送されてくる方向である。また、リベット搬送方向5は、本説明では搬送物搬送方向とも呼ぶ。
リベット受取部10は、少なくとも一部が、リベット搬送方向5に平行な面である側面11で囲まれた柱状の部分を有する物体である。また、リベット受取部10は、本説明では搬送物受取部とも呼ぶ。
リベットの密着面であるリベット軸端保持面12は、リベット2と対向し、リベット2のリベットの軸端面3と密着可能な形状を有する。リベット軸端保持面12と反対側の面である吸引面13との間には、貫通穴14が設けられている。
ここでリベット軸端保持面12と吸引面13の形状は必ずしも同一でなくてもよい。
また、リベット受取部10は、ケース15に摺動可能に収納されている。
ケース15は、リベット受取部10の側面11の形状に応じた内壁面を有する凹部を有し、凹部の開口部は、搬送されてくるリベット2の方向を向いている。また、ケース15の凹部の深さは、リベット受取部10の側面11の長さより大きい。
側面11がケース15の凹部の内壁面と接するように収納されたリベット受取部10は、リベット搬送方向5に摺動可能である。
また、凹部に収納されたリベット受取部10の貫通穴14のリベット軸端保持面12側の出口は、搬送されてくるリベット2のリベットの軸端面3と対向している。
また、リベット受取部10の吸引面13とケース15の凹部の間には、緩衝空間16が形成され、緩衝空間16には、リベット軸部吸引手段20(吸引手段)が接続されており、リベット軸部吸引手段20により、緩衝空間16が圧力調整が可能である。
ここで、本説明では吸引手段が吸引を行う空間を吸引空間と呼ぶが、本実施例では、緩衝空間16全体が吸引空間となっている。
ここで、本説明では吸引手段が吸引を行う空間を吸引空間と呼ぶが、本実施例では、緩衝空間16全体が吸引空間となっている。
実施例1の搬送物受取装置にてリベットを受け取る方法を以下に説明する。
最初に、図3(A)で、図示しないリベット搬送装置からリベット2の搬送が開始されると同時にリベット軸部吸引手段20による負圧を緩衝空間16に与えることにより、空間を減圧し、リベットを受け取る工程を開始する。
最初に、図3(A)で、図示しないリベット搬送装置からリベット2の搬送が開始されると同時にリベット軸部吸引手段20による負圧を緩衝空間16に与えることにより、空間を減圧し、リベットを受け取る工程を開始する。
次に搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12に衝突すると、リベットの軸端面3が貫通穴14を塞ぐことにより、貫通穴14を経由したリベット軸部吸引手段20による負圧が、リベットの軸端面3に作用することによって、リベット軸端保持面12にリベットの軸端面3が密着する。
その結果、貫通穴14と緩衝空間16が疑似密閉構造になり、更なる負圧が吸引面13に作用し、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が密着したままリベット受取部10がリベット搬送方向5に移動する。
この際、リベット軸端保持面12に衝突した時のリベット2のもつ運動エネルギーを、リベット受取部10の側面11とケース15の凹部内壁面との摺動抵抗と、リベット2の衝突により、リベット受取部10がリベット搬送方向5に移動する際に一時的に緩衝空間16を圧縮する抵抗と、の2つの抵抗により吸収し、リベット2を保持する。
この際、ケース15の凹部の底面にリベット受取部10の吸引面13をゆるやかに接触させ、リベット受取部10をケース15に当て止めして停止させ、リベット2を保持できるよう、リベット軸部吸引手段20の負圧を調整するとよい。この状態を図3(B)に表す。
この状態から、図2(A)および図2(B)で示した打鋲装置32にリベット2を移す状態になるまで、リベット2を保持する必要があることから、リベット軸部吸引手段20による貫通穴14を経由したリベットの軸端面3への負圧による吸引状態を維持する。
ここで、ケース15の凹部の底面にリベット受取部10の吸引面13が接触する時の速度は、ケース15の凹部の底と吸引面13間の接触の衝撃でリベットの軸端面3がリベット軸端保持面12から離れない速度になるように、リベット軸部吸引手段20により緩衝空間16に与える負圧を調整しておくとよい。
また、緩衝空間16は、リベット軸端保持面12に衝突した時のリベット2のもつ運動エネルギーにより、リベット受取部10がリベット搬送方向5に移動することにより、緩衝空間16を圧縮し、一時的に緩衝空間16内の圧力が上昇し、リベットの軸端面3にかかる吸引力が低下する可能性がある場合は、リベットの軸端面3がリベット軸端保持面12から離れることがない圧力範囲に、緩衝空間16内の一時的な圧力上昇が収まるように十分な緩衝空間16の容積をリベット受取前に確保しておくとよい。
また、リベット受取部10の側面11とケース15の凹部は、搬送されてくるリベット2の運動エネルギーを吸収するのに十分な摺動抵抗を得られるような形状としておくとよい。
上記一つの工程で、受け取るリベットの運動エネルギーを吸収し、リベットを保持することができる。
ここで、リベット搬送方向5は水平方向であってもよい。
リベットを水平方向に受け取る場合は、図1に示すような打鋲システム30において、図2(C)、(D)に示すような垂直面にリベット挿入穴を有するワーク35に対して、水平方向にリベットを挿入するために、打鋲装置32を方向転換させる機構が不要になる。また、リベットを垂直方向で受け取る場合に比べ、打鋲装置32の移動量を最小限にできる。
本発明の装置を水平方向で搬送されてくるリベットに使用した場合、垂直面にリベット挿入穴を有するワークに対して、リベット方向転換機構が不要となるため、タクト短縮及び設備の簡素化およびコンパクト化が実現できる。
実施例1では、搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を全て塞ぐ位置にリベット2が搬送される必要がある。受け取るリベットの位置にばらつきがある場合には、受け取るリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を全て塞ぐ位置になるようなガイドをケース15に設けてもよい。
実施例1において、吸引手段が吸引を行う空間である吸引空間は、緩衝空間16と一致していたが、緩衝空間の中に、貫通穴14を含む少なくとも一部の吸引面13を含む、吸引空間を設けた実施例について以下に説明する。
一例を実施例2として、図4(A)および図4(B)に示す。図4(A)は、本発明の実施例2における搬送物受取装置の概略構成を説明する図で、リベットを受け取る前の状態を表す図であり、図4(B)は、リベットを受け取った状態を表す図である。
ここで、リベット軸部吸引手段20が連通するケース15の凹部の内面の一部を含む面と、貫通穴14を含む吸引面13の一部を含む面を伸縮可能なチューブ18でつなぐことにより、吸引空間19を形成している。
吸引空間19のみを減圧することで、高い圧力を維持している、吸引空間19を除く緩衝空間16を圧縮する抵抗を受け取るリベットの運動エネルギーの吸収に使用できる。
以下、本発明の実施例3を図5(A)および図5(B)を参照しながら説明する。図5(A)は、本発明の実施例2における搬送物受取装置の概略構成を説明する図で、リベットを受け取る前の状態を表す図であり、図5(B)は、リベットを受け取った状態を表す図である。
実施例3は、実施例1の搬送物受取装置において、実施例1の緩衝空間16内に弾性部材17を設けた搬送物受取装置である。
弾性部材17は、本実施形態では、ばねである。他にスポンジ、ゲルなどでもよい。
図5(A)で、図示しないリベット搬送装置からリベット2の搬送が開始されると同時にリベット軸部吸引手段20による負圧が緩衝空間16に与えられる。
搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12に衝突すると、貫通穴14を経由したリベット軸部吸引手段20による負圧が、リベットの軸端面3に作用することによって、リベット軸端保持面12にリベットの軸端面3が密着する。
その結果、貫通穴14と緩衝空間16が疑似密閉構造になり、更なる負圧が吸引面13に作用し、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が密着したままリベット受取部10がリベット搬送方向5に移動する。
更に弾性部材17がリベット受取部10の移動により、吸引面13とケース15の凹部の底面間で収縮することで、リベット2の運動エネルギーを吸収する。
リベット軸部吸引手段20により、リベットの軸端面3および吸引面13にかかる吸引力と、収縮した弾性部材17の反力と、がバランスする位置でリベット2が停止することにより、リベット2を保持する。この状態を図5(B)に表す。
これにより、受け取るリベット2の運動エネルギーを更に容易に吸収できる。
また、収縮した弾性部材17の反力をリベット2を打鋲装置等にリリースする場合や、リベット受取部10を所定の位置に戻す場合に活用することができる。
ここで、緩衝空間16は、リベット軸端保持面12に衝突した時のリベット2のもつ運動エネルギーにより、リベット受取部10がリベット搬送方向5に移動することにより、緩衝空間16を圧縮し、一時的に緩衝空間16内の圧力が上昇し、リベットの軸端面3にかかる吸引力が吸引力が低下する可能性がある場合は、リベットの軸端面3がリベット軸端保持面12から離れることがない圧力範囲に、緩衝空間16内の一時的な圧力上昇が収まるように十分な緩衝空間16の容積をリベット受取前に確保しておくとよい。
実施例3では、搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を全て塞ぐ位置にリベット2が搬送されるようにするのがよい。受け取るリベットの位置にばらつきがある場合には、受け取るリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を塞ぐ位置になるようなガイドをケース15に設けてもよい。
また、実施例3において、受け取ったリベット2をリリースする場合等に、リベット軸吸引手段20にて、緩衝空間16に与えられた負圧を開放した時に、ばね17の反力により、リベット受取部10がケース15から飛び出す可能性がある。この場合、実施例3の別の形態として、図6(A)、(B)に一例を示すように、リベット受取部10がケースから飛び出さないようにするとよい。
図6(A)は、リベット受取部10に、ケース15の凹部の内壁面の側面と摺動する側面11とは別に、リベット受取部10のリベット搬送方向5と垂直な断面において、側面11の断面より大きい断面を有する側面29をリベット軸端保持面12と反対側に設けることにより、リベット受取部10を段付き形状にしている。
同様にケース15のリベット受取部10の側面11と摺動する凹部の内壁面の側面とは別に、リベット受取部10がケース15内を所定の移動距離を移動するときに、側面29を有する部分が、凹部の内壁面の側面と接触しないように、ケース15の凹部の内壁面の側面を段付き形状にすることにより、ばね28の反力でリベット受取部10がリベットが搬送されてくる側に押し出されても、リベット10の段付き形状の部分と、ケース15の凹部の内壁面の側面に設けられた段付き形状の部分が接触することにより、ケース15からリベット受取部10が飛び出さないようにしている。
図6(B)はケース15にストッパー部21を設けることにより、ばね28の反力でリベット受取部10がリベットが搬送されてくる側に押し出されても、リベット受取装置1が、ストッパー部21に接触することにより、ケース15からリベット受取部10が飛び出さないようにしている。
以下、本発明の実施例4を図7(A)および図7(B)を参照しながら説明する。図6(A)は、本発明の実施例4における搬送物受取装置の概略構成を説明する図で、リベットを受け取る前の状態を表す図であり、図7(B)は、リベットを受け取った状態を表す図である。
実施例4は、実施例3の搬送物受取装置において、受け取るリベット2の頭部と接触して、リベット搬送方向5のリベット2の位置を規制するストッパー部21と、リベット2の軸部を保持し、所定の位置にセンタリングする軸チャック機構22を設けた搬送物受取装置である。
ここで軸チャック機構22は、受け取るリベット2のリベット搬送方向5の所定の軸中心に対し、同芯に同調して移動する複数のチャック23を有している。実施例4では、ケース15内に複数のチャック23の動きを規制するガイド部25を設け、複数のチャック23とリンクしたチャック駆動部26をシリンダー27を用いて、軸チャック機構22の開閉動作を行っている。
図7(A)の状態で、図示しないリベット搬送装置からリベット2の搬送が開始されると同時にリベット軸部吸引手段20による負圧が緩衝空間16に与えられる。
搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12に衝突すると、貫通穴14を経由したリベット軸部吸引手段20による負圧が、リベットの軸端面3に作用することによって、リベット軸端保持面12にリベットの軸端面3が密着する。
その結果、貫通穴14と緩衝空間16が疑似密閉構造になり、更なる負圧が吸引面13に作用し、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が密着したままリベット受取部10がリベット搬送方向5に移動する。
更に弾性部材17がリベット受取部10の移動により、吸引面13とケース15の凹部の底面間で収縮することで、リベット2の運動エネルギーを吸収する。
リベット2の頭部とストッパー部21が接触する位置でリベット2が停止した後、軸チャック機構22のシリンダー27を駆動させ、リベット2の軸の側面部を複数のチャック23にて、所定のセンタリング位置にチャックし、保持する。
ここで所定のセンタリング位置は、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を所定の位置にセンタリングされたリベットの軸端面3が全て塞ぐ範囲内にある。
この状態を図7(B)に表す。
この場合のリベット軸部吸引手段20による緩衝空間16への負圧は、吸引面13および貫通穴14を経由してリベットの軸端面3に作用する吸引力により、ストッパー部21に接触したリベット2の頭部が弾性部材17の反力で離れない状態を維持すると共に、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が離れない状態を維持するよう調整しておくとよい。
これにより、次工程へ受け渡すリベットの位置決め(センタリング)までが同時にできる。次工程側の位置合わせが不要になり、更なるタクト短縮および設備の簡素化が実現できる。
ここでストッパー部21は、受け取るリベット2の頭部と接触して停止させる形状であればよい。また、ストッパー部21を設けず、ケース15において、受け取るリベットの軸端面3と対向する面で代用してもよい。
この場合、ケース15の受け取るリベットの軸端面3と対向する面の凹部の開口は、リベット2の軸径より大きく、リベット2の頭部よりも小さくするとよい。
また、軸チャック機構22は、リベット2の所定のセンタリング位置に対して、チャック23において、リベットの軸の側面が接触する面が、所定のセンタリング位置に対して、複数のチャック23が同芯に同調して移動できる機構であればよい。
また、チャック23のリベット軸の側面が接触する面は、曲面でもよいし、平面でもよい。
実施例4の異なる形態として、実施例4で、受け取るリベット2のセンタリング機能を軸チャック機構22ではなく、ストッパー部21に持たせたものを実施例5にて説明する。
以下、本発明の実施例5を図8(A)および図8(B)を参照しながら説明する。図7(A)は、本発明の実施例5における搬送物受取装置の概略構成を説明する図で、リベットを受け取る前の状態を表す図であり、図8(B)は、リベットを受け取った状態を表す図である。
実施例5は、実施例3の搬送物受取装置において、受け取るリベット2の頭部と接触して、リベット搬送方向5のリベット2の位置およびリベット搬送方向5に垂直な面におけるリベット軸の中心位置を規制するストッパー部21と、リベット2の軸部を保持する軸チャック機構22を設けた搬送物受取装置である。
ガイド部25はテーパー形状であり、エアシリンダー27が作動するとチャック23同士の間隔が狭まり、リベット2を把持する。
ここで、ストッパー部21は、受け取るリベット2のリベット搬送方向5の所定のセンタリング位置を中心軸とし、受け取るリベットの進行方向に狭くなる円錐もしくは角錐のテーパー面を有している。
ここで、ストッパー部21のテーパー面の受け取るリベット2が来る側の開口は、リベット頭部の径よりも大きく、ストッパー部21のテーパー面のリベット受取部10側の開口は、リベット頭部の径よりも小さく、リベット軸径よりも大きい。
また、ストッパー部21のテーパー面のリベット受取部側の開口は、ケース15の凹部の開口部より小さくしてもよい。
この場合、ばね28の反力により、リベット受取部10がケース15から飛び出すのを防止できる。
また、軸チャック機構22は、所定のセンタリング位置に対し、移動する複数のチャック23を有している。ここで、複数のチャック23は必ずしも同調して移動しなくてもよい。実施例4では、ケース15内に複数のチャック23の動きを規制するガイド部25と、複数のチャック23をリベット軸をチャックする方向に押さえる働きをするばね28を設け、複数のチャック23とリンクしたチャック駆動部26をシリンダー27を用いて、軸チャック機構22の開閉動作を行っている。
図8(A)の状態で、図示しないリベット搬送装置からリベット2の搬送が開始されると同時にリベット軸部吸引手段20による負圧が緩衝空間16に与えられる。
搬送されてくるリベットの軸端面3が、リベット軸端保持面12に衝突すると、貫通穴14を経由したリベット軸部吸引手段20による負圧が、リベットの軸端面3に作用することによって、リベット軸端保持面12にリベットの軸端面3が密着する。
その結果、貫通穴14と緩衝空間16が疑似密閉構造になり、更なる負圧が吸引面13に作用し、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が密着したままリベット受取部10がリベット搬送方向5に移動する。
更に弾性部材17がリベット受取部10の移動により、吸引面13とケース15の凹部の底面間で収縮することで、リベット2の運動エネルギーを吸収する。
リベット2の頭部とストッパー部21に設けられたテーパー面の一部とが接触し、更にリベット受取部10がリベット搬送方向5に移動していくことによって、リベット2の頭部がストッパー部21に設けられたテーパー面によって所定のセンタリング位置へ移動していき、リベット2の頭部のストッパー部と接触する面の外周円とストッパー部21に設けられたテーパー面で構成される内接円が一致する位置でリベット2が停止し、所定の位置にセンタリングされる。この後、軸チャック機構22のシリンダー27を駆動させ、リベット2の軸の側面部を複数のチャック23にて、リベット軸をチャックし、保持する。
ここで所定のセンタリング位置は、リベット軸端保持面12側の貫通穴14の出口を所定の位置にセンタリングされたリベットの軸端面3が全て塞ぐ範囲内にあるのがよい。
この状態を図8(B)に表す。
この状態を図8(B)に表す。
この場合のリベット軸部吸引手段20による緩衝空間16への負圧は、吸引部13および貫通穴14を経由してリベットの軸端面3に作用する吸引力により、ストッパー部21に接触したリベット2の頭部が弾性部材17の反力で離れない状態を維持すると共に、リベットの軸端面3とリベット軸端保持面12が離れない状態を維持するよう調整しておくとよい。
これにより、次工程へ受け渡すリベットの位置決め(センタリング)までが同時にできる。次工程側の位置合わせが不要になり、更なるタクト短縮および設備の簡素化が実現できる。
ここでストッパー部21は、リベット頭部と接触するテーパー面を分割した複数の部材からなる形状でもよい。
また、ストッパー部21を設けず、ケース15において、受け取るリベットの軸端面3と対向する面と凹部の側壁面の交わる角に、所定のセンタリング位置を中心軸とし、受け取るリベットの進行方向に狭くなる円錐もしくは角錐のテーパー面を設けてもよい。
また、軸チャック機構22は、リベット2の所定のセンタリング位置に対して、チャック23において、リベットの軸の側面が接触する面が、所定のセンタリング位置に対して、同芯に移動できる機構であればよい。
また、チャック23のリベット軸の側面が接触する面は、曲面でもよいし、平面でもよい。
実施例1〜4において、リベット受取部10のリベット軸端保持面12の大きさは、受け取る対象とする全てのリベットにおいて、最大径のリベットの軸端面3よりも大きく、貫通穴14の大きさは、受け取る対象とする全てのリベットにおいて、最小径のリベットの軸端面3よりも小さくしておくとよい。
実施例1〜4において、リベット軸部吸引手段20は吸引ポンプでもよいし、イジェクター等、他の方法により、緩衝空間16に負圧を付加する装置でもよい。
また、実施例3、4において、ストッパー部21は、受け取る対象とする全てのリベットにおいて、最大径のリベットの軸端面3を持つリベット軸には接触しないで、最小サイズのリベット頭部と接触するようにしておくとよい。
軸チャック機構22は、受け取る対象とする全てのリベットの軸径サイズをチャックできるチャック23の移動範囲をもつようにしておくのがよい。
受け取る対象とする全てのリベットにおいて、最長のリベット軸長よりもストッパー部21でリベット頭部と接触する面からリベット軸端保持面12までの距離が大きくなるようにリベット受取部10がリベット搬送方向5へ移動できるようにしておくとよい。
これにより、受け取る対象とする全てのリベットに対し、リベット受取装置1を構成する部品を交換しなくても対応できる。
以上の本発明の搬送物受取装置の実施例では、搬送物を、頭部と頭部より細い軸を有する締結部品であるリベットにて説明したが、他の搬送物でもよい。例えば、ハイロックファスナーや他のボルト類でもよい。また、締結部品に限らず、例えば、ベアリングの玉のような球状のものでもよいし、その他の多様な形状をした組立部品であってもよい。
以上の本発明の搬送物受取装置の実施例では、搬送物を、頭部と頭部より細い軸を有する締結部品であるリベットにて説明したが、他の搬送物でもよい。例えば、ハイロックファスナーや他のボルト類でもよい。また、締結部品に限らず、例えば、ベアリングの玉のような球状のものでもよいし、その他の多様な形状をした組立部品であってもよい。
以上の搬送物受取装置により、生産タクトを短縮すると共に、設備の簡素化またはコンパクト化を実現することができる。
ここで、本発明の搬送物受取装置は、以上で説明した形態に限らず、本発明の範囲内において他の形態であってもよい。
1 リベット受取装置
2 リベット
3 リベットの軸端面
5 リベット搬送方向
10 リベット受取部
11 側面
12 リベット軸端保持面
13 吸引面
14 貫通穴
15 ケース
16 緩衝空間
17 弾性部材
18 チューブ
19 吸引空間
20 リベット軸部吸引手段
21 ストッパー部
22 軸チャック機構
23 チャック
25 ガイド部
26 チャック駆動部
27 シリンダー
28 ばね
29 側面
30 打鋲システム
31 リベット搬送装置
32 打鋲装置
33 打鋲部
34 打鋲部
35 ワーク
2 リベット
3 リベットの軸端面
5 リベット搬送方向
10 リベット受取部
11 側面
12 リベット軸端保持面
13 吸引面
14 貫通穴
15 ケース
16 緩衝空間
17 弾性部材
18 チューブ
19 吸引空間
20 リベット軸部吸引手段
21 ストッパー部
22 軸チャック機構
23 チャック
25 ガイド部
26 チャック駆動部
27 シリンダー
28 ばね
29 側面
30 打鋲システム
31 リベット搬送装置
32 打鋲装置
33 打鋲部
34 打鋲部
35 ワーク
Claims (7)
- 搬送物の被受取面を先頭に搬送物搬送部から搬送される前記搬送物を受け取る、搬送物受取装置において、
受け取る前記搬送物の搬送方向である搬送物搬送方向に平行な側面と、前記搬送物の被受取面を受け、前記搬送物の被受取面と密着する面である密着面と、前記密着面から前記密着面と反対側の面である吸引面に貫通する貫通穴と、が設けられた搬送物受取部と、
受け取る前記搬送物の被受取面と対向し、前記搬送物受取部の側面と摺動する内側壁を有した凹部を有するケースと、
前記ケースと前記吸引面とで囲まれた空間である緩衝空間の少なくとも一部であり、前記貫通穴の前記吸引面側の開口と連通する吸引空間に連通し、前記吸引空間に負圧を与える吸引手段と、
を有することを特徴とする搬送物受取装置。 - 前記緩衝空間に弾性部材を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の搬送物受取装置。
- 前記搬送物は、頭部と、前記頭部より細い軸と、を有する締結部品であって、
前記密着面に保持された前記搬送物の軸を周方向からチャックする軸チャック機構と、
受け取る前記搬送物の搬送経路上に設けられ、前記搬送物の頭部と接触するストッパー部と、を有し、
前記軸チャック機構と前記ストッパー部が、前記搬送物の前記搬送物搬送方向の位置および前記搬送物の軸の中心位置を、所定の位置にセンタリングし、
前記密着面側の前記貫通穴の出口は、前記所定の位置にセンタリングされた前記搬送物の被受取面の範囲内にあることを特徴とする、請求項1または2に記載の搬送物受取装置。 - 前記搬送物搬送方向は、水平方向であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の搬送物受取装置
- 請求項1または2に記載の装置を用いて、前記搬送物の被受取面側を先頭に前記搬送物搬送部から搬送される前記搬送物を受け取る搬送物受取方法であって、
前記吸引空間を減圧し、
前記密着面で前記搬送物の被受取面を受け取る工程を有することを特徴とする搬送物受取方法。 - 請求請3に記載の装置を用いて、前記搬送物の軸側を先頭に前記搬送物搬送部から搬送される前記搬送物を受け取る搬送物受取方法であって、
前記吸引空間を減圧し、
前記密着面で前記搬送物の被受取面を受け取る工程と、
前記ストッパーと前記軸チャック機構とにより、前記搬送物をセンタリングする工程と、を有することを特徴とする搬送物受取方法。 - 前記搬送物搬送方向は水平方向であることを特徴とする請求項5または6に記載の搬送物受取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001619A JP2019118941A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | 搬送物受取装置および搬送物受取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001619A JP2019118941A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | 搬送物受取装置および搬送物受取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019118941A true JP2019118941A (ja) | 2019-07-22 |
Family
ID=67307519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018001619A Pending JP2019118941A (ja) | 2018-01-10 | 2018-01-10 | 搬送物受取装置および搬送物受取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019118941A (ja) |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51110161A (ja) * | 1975-12-01 | 1976-09-29 | Shintaro Uchikawa | Kyuchakuisosochi |
JPS5570992U (ja) * | 1978-11-06 | 1980-05-16 | ||
JPS624494Y2 (ja) * | 1981-02-18 | 1987-02-02 | ||
JPS62192646U (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 | ||
JPH024784U (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-12 | ||
JPH0483590U (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-21 | ||
JPH06254730A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-13 | Fujitsu Ltd | ネジ吸着装置 |
JPH06270087A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-09-27 | Ebara Corp | 真空吸着装置 |
JPH0951029A (ja) * | 1995-08-07 | 1997-02-18 | Hitachi Ltd | 半導体製造方法および装置ならびに搬送装置 |
JP2733691B2 (ja) * | 1989-05-17 | 1998-03-30 | 株式会社妙徳 | 移動具 |
JPH11344529A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Advantest Corp | 部品吸着装置、部品ハンドリング装置および部品試験装置 |
JP2002233982A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-08-20 | Mirae Corp | 表面実装機のノズル装置 |
JP3325984B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2002-09-17 | エスエムシー株式会社 | 吸着用パッド |
JP2009113158A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Seiko Instruments Inc | チャック及び時計の製造方法 |
-
2018
- 2018-01-10 JP JP2018001619A patent/JP2019118941A/ja active Pending
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51110161A (ja) * | 1975-12-01 | 1976-09-29 | Shintaro Uchikawa | Kyuchakuisosochi |
JPS5570992U (ja) * | 1978-11-06 | 1980-05-16 | ||
JPS624494Y2 (ja) * | 1981-02-18 | 1987-02-02 | ||
JPS62192646U (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 | ||
JPH024784U (ja) * | 1988-06-21 | 1990-01-12 | ||
JP2733691B2 (ja) * | 1989-05-17 | 1998-03-30 | 株式会社妙徳 | 移動具 |
JPH0483590U (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-21 | ||
JPH06254730A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-13 | Fujitsu Ltd | ネジ吸着装置 |
JPH06270087A (ja) * | 1993-03-22 | 1994-09-27 | Ebara Corp | 真空吸着装置 |
JP3325984B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2002-09-17 | エスエムシー株式会社 | 吸着用パッド |
JPH0951029A (ja) * | 1995-08-07 | 1997-02-18 | Hitachi Ltd | 半導体製造方法および装置ならびに搬送装置 |
JPH11344529A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-14 | Advantest Corp | 部品吸着装置、部品ハンドリング装置および部品試験装置 |
JP2002233982A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-08-20 | Mirae Corp | 表面実装機のノズル装置 |
JP2009113158A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Seiko Instruments Inc | チャック及び時計の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9738457B2 (en) | Workpiece turnover mechanism | |
US9802284B2 (en) | Clamping device | |
US6857174B2 (en) | Robot hand for high load work | |
JP2019535547A (ja) | 保持具 | |
JP2013544189A (ja) | 留め具搬送装置 | |
KR20120027169A (ko) | 연결 요소를 공급하기 위한 장치용 싱귤레이션 슬라이드 | |
US11154921B2 (en) | Manufacturing device for laminated iron core | |
CA2187420A1 (en) | Shock-operated riveting apparatus and method for operating this device | |
JP2019118941A (ja) | 搬送物受取装置および搬送物受取方法 | |
JP6799073B2 (ja) | 円形ブランクの外側リングに円形ブランクリングを挿入する挿入装置及び方法 | |
US20200290106A1 (en) | Stamping method and stamping apparatus | |
CN110653498A (zh) | 加工平台和激光切割设备 | |
KR20180089303A (ko) | 측방향 성형 | |
CN110480962A (zh) | 一种顶退式取工件治具 | |
KR101696721B1 (ko) | 측면 피어싱 가공용 금형 | |
US9774237B2 (en) | Slide-block-type shaft linear motor platform | |
KR101784801B1 (ko) | 에어 실린더 | |
JP5570781B2 (ja) | 被加工品成形用の、特に金属薄板成形用のツール、およびエジェクター・デバイス | |
JP2007038340A (ja) | チャック装置 | |
CN220278043U (zh) | 一种扩口冲孔成型装置 | |
TWI767711B (zh) | 穩定固晶裝置 | |
CN208801108U (zh) | 一种具有高性能的数控车床 | |
CN111015161B (zh) | 一种轴承外圈自动夹持装置 | |
RU2242567C2 (ru) | Устройство для пробивания отверстий в массиве | |
CN117245362A (zh) | 铆压装置及铆压方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211126 |