JPS6242101A - 反射防止膜 - Google Patents

反射防止膜

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Publication number
JPS6242101A
JPS6242101A JP60182017A JP18201785A JPS6242101A JP S6242101 A JPS6242101 A JP S6242101A JP 60182017 A JP60182017 A JP 60182017A JP 18201785 A JP18201785 A JP 18201785A JP S6242101 A JPS6242101 A JP S6242101A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
refractive index
film
lambda0
film thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP60182017A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Uchida
真司 内田
Takaaki Tomita
孝明 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学機器を構成するレンズあるいはプリズム
等の光学部品の反射防止膜に関するものである。
従来の技術 従来の反射防止膜の膜構成は第6図に示すようになって
いた。すなわち、光学ガラスはn#j51のBK7であ
り、第1層はAl2O5でその光学的膜反射率特性を第
7図に示す。設計波長λO=800nm付近において反
射率が0.1%程度存在している。
しかし、実際に膜を形成する際、その形成条件により、
屈折率・膜厚がばらつくため実際の反射率は更に増大す
る。屈折率を2%、膜厚を2%ばらつかせた時のシミュ
レーシジン結果を第8図に示す。設計波長付近で反射率
が約0.20%存在している。
発明が解決しようとする問題点 最近の情報化社会の発展は著しく、それに伴ない大容量
記憶装置の必要性が高まっており、一部光ディスクファ
イル装置等が実用化されている。
このような装置に用いる光学ヘッドにおいて、プリズム
・レンズ等の各種光学部品からの反射光が、わずかでも
存在した場合に、それらの光が干渉しあって検出系に悪
影響を与えることがある。
従って、高性能な反射防止膜が要望されるわけてあるが
、従来の3層反射防止膜では反射率を更に低限すること
は困難であった。
本発明は、このような問題を改善するもので屈折率・膜
厚が±2%ばらついたとしても低反射率を実現できるよ
うな膜構成を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、成とす
ることである。
作用 本発明は上記した膜構成を用いることにより、所望の低
反射率特性を得ることができるものである。
実施例 (実施例1) 本発明の実施例を第1図に示す。基盤はクラウンガラス
の1つであるBK7でその屈折率は約1.61である。
第1層は5102であり、第2層はAl2O5,第3゜
i帝はTiO2、第4オリはMgF2である。
また設計波長をλ0とすると、その光学的膜厚は、λ0 第4層約−である。
その反射率特性を第2図に示す。設計波長λ0(λo=
soo)近辺においてその特性は0.02%以下と大き
く改善されている。
屈折率及び膜厚が±2%ばらついた時のシミ。
レーション結果を第3図に示す。設計波長付近において
反射率が0.1%以下であり、3響反射防止膜と比べて
約半分になっている。
(実施例2) 第4図に、基盤の屈折率を1.58とした場合の透過率
特性を示す。ばらつきは±2%与えている。
反射率は設計波長(λ0=soonm)近辺において約
0゜3%以下である。
第5図に、従来の3層防止膜で基盤の屈折率が1.58
の場合を示す。反射率は設計波長(λo−”800nT
r、)付近において約0.5%存在する1゜この様に本
発明の4層反射防止膜は、屈折率1.58の基盤の場合
でもその性能を大きく向上させる。
発明の効果 本発明により次のような効果を奏する。
従来の3層反射防止膜と比較して、その広帯域性を保持
しながら更に低反射率特性を実現できる。
また、屈折率、膜厚がばらついたとしても、その反射率
特性は良好である。
更に、膜とBK7の付着力を考えてみた場合、BKγと
Al2O3よりもBK7とSiO2の方が付着力が高い
ということが我々の実験でわかっている。
従って、本発明のように、第1層にSiO2を実用する
ことによシ、膜の耐久性が増すという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における4層反射防止膜の膜
構成を示す図、第2図はその反射率特性を示す特性図、
第3図、第4図、第6図は屈折率・膜厚を±2%ばらつ
かせた場合のシミュレーション図、第6図は従来の3層
反射防止膜の構成図、第7図はその反射率特性を示す特
性図、第8図は屈折率及び膜厚全±2%ばらつかせた場
合のシミュレーション図である。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1ン1第
1図 九¥約倶 (λ・−−j徒二畜↑シ→ζ、ヲに一ンに巳FLEC,
TA/’JCE [、X)ス己FLECTANCIE(
%] REFLECTANCEじノ にヒトLECTANCE (〆〕 第6図 (λ0−・狡tf廣交2 /べ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラウンガラスに代表される比較的低屈折率を有する光
    学ガラス上にこの光学ガラス側から数えて、第1層はS
    iO_2、第2層はAl_2O_3、第3層はTiO_
    2、第4層はMgF_2よりなる反射防止膜を形成し、
    その光学的膜厚が、設計波長をλ_0とすると第1層約
    λ_0/4、第2層約λ_0/4、第3層約λ_0/2
    、第4層約λ_0/4であることを特徴とする反射防止
    膜。
JP60182017A 1985-08-20 1985-08-20 反射防止膜 Pending JPS6242101A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6280848B1 (en) 1998-10-06 2001-08-28 Minolta Co., Ltd. Antireflection coating
CN104076413A (zh) * 2006-06-28 2014-10-01 埃西勒国际通用光学公司 涂有亚层和耐温多层抗反射涂层的光学制品,其制造方法
CN111095037A (zh) * 2017-09-21 2020-05-01 富士胶片株式会社 防反射膜、光学元件及光学系统

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