JPS6240829Y2 - - Google Patents

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JPS6240829Y2
JPS6240829Y2 JP1982001444U JP144482U JPS6240829Y2 JP S6240829 Y2 JPS6240829 Y2 JP S6240829Y2 JP 1982001444 U JP1982001444 U JP 1982001444U JP 144482 U JP144482 U JP 144482U JP S6240829 Y2 JPS6240829 Y2 JP S6240829Y2
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JP
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lever
lever shaft
accelerator
boss
shaft
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JP1982001444U
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JPS58103925U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はハンドアクセルレバーの取付装置に
関し、特にハンドアクセルレバーの取付を簡単な
構造のもとに行ない製作・組付の容易化とコスト
ダウンを企図したものであり、従つてここに特徴
とする処は、機体1上に、ハンドルポスト39を
支持するための支柱36を立設した車輌におい
て、支柱36の左右一側に取付片43,44を介
して横方向のレバー軸45を回動自在に設け、こ
のレバー軸45にハンドアクセルレバー25を一
体回動可能に設けると共に、該レバー軸45にボ
ス筒50を回動自在に套嵌し、このボス筒50
に、フートペダル29に連動する伝達リンク53
とアクセルロツド32に連動するアクセルリンク
30とを夫々設け、ボス筒50に周方向の長孔4
9を設け、レバー軸45に、ボス筒50とレバー
軸45との相対回動を許容しかつ軸方向の相対移
動を規制するように長孔49に嵌合するピン51
を設けた点にある。
以下、図示した実施例によつてこの考案を説明
する。
第1図に示したものは前後進変換型の農用トラ
クタについての一例であり、この種トラクタでは
まず機体1として、前部のボンネツト2つきエン
ジン3と、後部ミツシヨンケース4とを互いに接
結して構成し該機体1を介して前・後輪5,6を
装着する。7はボンネツト2後部の補助ボツクス
で内部には第2図・第3図の如く燃料タンク8を
有して固設されその上部を介して伏仰自在な開閉
蓋9を備えてある。後部には油圧装置10を乗設
しその上部とステツプ11とを介して固設したフ
エンダ12つきフロアシート13を設置してあ
る。14は補助ボツクス7とフエンダ12間に開
閉自在に備えた変速ボツクスで該ボツクス14に
備えられた主・副変速・PTO変速等の各種変速
レバー15……を操作すると後述する経路をもつ
てミツシヨンケース4内に夫々伝達される。16
は座席で第1図実線は正規前向き姿勢にあり、仮
想線で示すように補助ボツクス7上に設置変更し
て後向き姿勢をとることも可能である。これに対
応して前・後各向き用のペダル17……を配備し
てあると共に、ステアリング系については前後に
設置変更し共通ギアボツクス18を介して夫々前
輪5の操向を自在とすべく対処するものである。
こうして前後進変換型トラクタが構成される
が、ここで問題とする従来のステアリング系の構
造について説明しておくと、従来は第10図に示
す如く補助ボツクス7内に横設の支持板19上に
ブラケツト20を設け、このブラケツト20にレ
バー支軸21を挿支してこの支軸21回りに同行
片22つき応動リンク23を備えつけると共に、
補助ボツクス7の右側壁に他のレバー支軸24を
配しこれに取付けたハンドアクセルレバー25を
操作することにより伝達リンク26と伝達ロツド
27とを介して応動リンク23を作動するのであ
り、それと共にステツプ11側のフート(アクセ
ル)ペダル29と、下部レバー支軸21回りのベ
ルクランク型アクセルリンク30とを他の伝達リ
ンク31にて連動関係となし、この伝達リンク3
1にアクセルロツド32を連結して構成してい
た。こうした従来構造では構造的にみて複雑であ
り、それと共に製作・組付も煩雑化し、又コスト
アツプを避け難い等、諸点に不利・不都合があつ
たものである。
従つてこの考案例では第1図から第5図に示す
如く構造の簡素化を図り上記諸問題を解消するこ
とができたものである。
即ち、33は機体1上にボルト止めされ立設さ
れたポスト支柱で、該支柱33を、取付台34つ
き下部支柱35と、その上部に溶接にて連接され
た上部支柱36とで形成してある。下部支柱35
は、前記変速レバー15……からのワイヤを受け
るアウタ受け37……を有する取付台34上に立
設され略三角形状の板を左右対向状に配して構成
される。その対向間上部を介して溝を前向きとし
たコの字枠状の上部支柱36を備え、この上部支
柱36の上端付近を介してポスト受38をボルト
止めすると共に、該ポスト受38を介して溶接等
によりステアリングポスト39を立設固定する。
この場合ポスト39はポスト受38と共に脱着で
き後向き操向位置に設置変更できる。
前記ポスト39はハンドル40とハンドル軸4
1とを備えハンドル軸41の下端に突出する部分
に中継ジヨイント軸42を接結して機体1内を通
じて前記共通ギアボツクス18に伝達自在とされ
る。
一方ポスト支柱33の右脇中間高さからは第4
図の如く屈成型の第1レバー軸取付片43が前向
きに張出されると共に、前記下部支柱35前面部
間からは第3図の如く屈成された第2レバー軸取
付片44を右前方に張出す格好で固定し、これら
第1・第2レバー軸取付片43,44間を介して
レバー軸45を枢支する。
このレバー軸45は共通一本型のものであり、
その左端はリングで止められる一方、右端はバネ
46とレバーボス47とを有しナツト48,48
で適当に締め込むことによりハンドアクセルレバ
ー25は適当な位置で静止することができる。
それと共にレバー軸45の中途外周には第5図
示のように外周2個所に長孔49,49を形成し
たレバーボス筒50が遊嵌され、両長孔49,4
9を通じてレバー軸45に同行ピン51を挿通固
定することにより構成されている。
このボス筒50の内側外周にはフートペダル2
9に連結された伝達ロツド52の一端を枢結する
伝達レバー53が突設され、それと平行関係をな
す外側外周にアクセルリンク30を突設してこれ
にアクセルロツド32を接結してある。
以上構成においては、ハンドアクセルレバー2
5は第2図の実線から仮想線の範囲で作動し所望
の操作位置で停止できるものであり、例えばX方
向にレバー操作をするとレバー軸45が同行回動
して同行ピン51を同一方向に同角度回転させる
ことにより該ピン51が第5図の状態からボス筒
50を同行回動しこれに伴なつてアクセルリンク
30が増速方向に応動する関係となる。この場合
フートペダル29は同調する。
一方フートペダル29を踏動させると伝達ロツ
ド52・伝達リンク53を通じてボス筒50が回
動され、それに突設したアクセルリンク30によ
り増速がなされ、この場合長孔49によりハンド
アクセルレバー25は応動せずフート操作が独立
して作用する。又、前記ハンドアクセルレバー2
5を作動中には該レバー25がフート側に対し優
先的にアクセルリンク30を応動し、即ち、長孔
49の存在によりフートペダル29を踏動しても
これに無関係にハンド操作ができるものである。
この考案によれば、ハンドアクセルレバー25
と、伝達リンク53及びアクセルリンク30を設
けたボス筒50とを一本のレバー軸45で支持す
る構造とし、しかもレバー軸45をハンドルポス
ト39の支柱36に取付片43,44を介して回
動自在に設けているので、アクセル系の構造が一
挙に簡略化され、それと共に各部材の製作・組付
が非常に容易・迅速化し、コスト的にも非常に有
利なものとなつた。またボス筒50に周方向の長
孔49を設け、この長孔49に嵌合するピン51
をレバー軸45に設けて、フートペダル29の操
作時に、ハンドアクセルレバー25が定位置のま
までアクセルロツド32が動き、ハンドアクセル
レバー25の操作時にピン51、ボス筒50を介
してアクセルロツド32が動く構造とすると共
に、ピン51でボス筒50とレバー軸45との軸
心方向の相対移動を規制しているので、ボス筒5
0の移動を規制するための特別な部材が不要であ
り、この点でも構造が簡単で組立等を容易かつ迅
速に行ない得る。
尚、第7図乃至第9図は同じくこの種トラクタ
の他の構成部分についての一技術を提案せんとす
るものであり、これは第6図に示す従来タイプを
改善したものである。
即ち、第6図に示した構造はこの種トラクタに
主として採用されている左右同時・独立型のブレ
ーキ連動系についてのもので、この場合前進用の
一対のブレーキペダルa,aは枢支型の同行係止
片54の係脱によつて夫々独立か同時に作動する
ように構成され、これによつて圃場内での施回の
ために独立作動が、又一般路上走行のために同時
作動が夫々得られるように設定される。
この構造は前記した前後進変換型のトラクタに
おいても同様に構成される訳であるが、第6図の
如く後進用のブレーキペダルb,b間に対しても
別途同行係止片54を構成しておくと、前進・後
進用何れか、例えば比較的見えにくい後進側を同
行係止片54にてロツクしておくと他方も同時作
動型となつており、その結果外し忘れにより急施
回できず危険を招くことすらあつたのであり、従
つてここに第7図以下第9図に示すようにその防
止策を講じた。
即ち、前進用のペダルa,aの支筒55,55
に夫々扇型の係入受板56,56を突設し、その
夫々にロツク溝57,57を形成すると共に、両
溝57,57に上から係入すべくステツプ11・
ガイド板58等を介して一本レバー型のロツクレ
バー59を設けたのであり、この統一化と視認の
容易化に伴ない上記問題は解消するに至つたので
あり、この場合ロツクレバー59は下端のロツク
片60を前後動自在に枢結しペダル操作に対し第
8図の如く応じ切れる構成とされており、又同ロ
ツク片60をロツク溝57,57に適合しうる関
係に常に保つため板バネ61,61をステツプ1
1底面に突設してある。
【図面の簡単な説明】
第1図は前後進変換型トラクタの側面外観図、
第2図はその要部拡大図、第3図はその背面図、
第4図は第2図−線断面図、第5図は第3図
−線断面図、第6図は前後進変換型トラクタ
のブレーキ連動系の従来型を示す平面説明図、第
7図はその改良型の側面説明図、第8図はその要
部拡大図、第9図はその斜視説明図、第10図は
従来のアクセル系の説明図である。 1……機体、25……ハンドアクセルレバー、
33……ポスト支柱、39……ステアリングポス
ト、43,44……レバー軸取付片、45……レ
バー軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体1上に、ハンドルポスト39を支持するた
    めの支柱36を立設した車輌において、支柱36
    の左右一側に取付片43,44を介して横方向の
    レバー軸45を回動自在に設け、このレバー軸4
    5にハンドアクセルレバー25を一体回動可能に
    設けると共に、該レバー軸45にボス筒50を回
    動自在に套嵌し、このボス筒50に、フートペダ
    ル29に連動する伝達リンク53とアクセルロツ
    ド32に連動するアクセルリンク30とを夫々設
    け、ボス筒50に周方向の長孔49を設け、レバ
    ー軸45に、ボス筒50とレバー軸45との相対
    回動を許容しかつ軸方向の相対移動を規制するよ
    うに長孔49に嵌合するピン51を設けたことを
    特徴とするハンドアクセルレバーの取付装置。
JP144482U 1982-01-08 1982-01-08 ハンドアクセルレバ−の取付装置 Granted JPS58103925U (ja)

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JP144482U JPS58103925U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 ハンドアクセルレバ−の取付装置

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JP144482U JPS58103925U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 ハンドアクセルレバ−の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS58103925U JPS58103925U (ja) 1983-07-15
JPS6240829Y2 true JPS6240829Y2 (ja) 1987-10-19

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ID=30014458

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JP144482U Granted JPS58103925U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 ハンドアクセルレバ−の取付装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476894U (ja) * 1971-02-13 1972-09-25
JPS5625952U (ja) * 1979-08-07 1981-03-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5851061Y2 (ja) * 1979-01-12 1983-11-21 ヤンマーディーゼル株式会社 トラクタのアクセルレバ−装置

Patent Citations (2)

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JPS58103925U (ja) 1983-07-15

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