JPS6239929Y2 - - Google Patents

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JPS6239929Y2
JPS6239929Y2 JP1984032473U JP3247384U JPS6239929Y2 JP S6239929 Y2 JPS6239929 Y2 JP S6239929Y2 JP 1984032473 U JP1984032473 U JP 1984032473U JP 3247384 U JP3247384 U JP 3247384U JP S6239929 Y2 JPS6239929 Y2 JP S6239929Y2
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JP
Japan
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blower
switch
cooling
delay
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JP1984032473U
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JPS60144515U (ja
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Priority to JP1984032473U priority Critical patent/JPS60144515U/ja
Priority to KR1019850001032A priority patent/KR900007266B1/ko
Publication of JPS60144515U publication Critical patent/JPS60144515U/ja
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Publication of JPS6239929Y2 publication Critical patent/JPS6239929Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、遅延機能を有する送風回路を備え
た冷房装置に関する。
従来、例えば自動車用冷房装置において、該冷
房装置の冷凍サイクルの始動直後には、蒸発器が
充分に冷却されていないため、送風機を作動させ
ると車室内に生暖かい風が吹込まれ、乗員に不快
感を与えるばかりでなく、前記蒸発器表面に付着
した塵埃が車室内に吹込まれ悪臭を放つという欠
点があつた。そこで、送風機の始動を圧縮機に対
して遅延させる遅延手段を送風機回路に設けたも
のが例えば実公昭47−42351号公報等により公知
である。しかし、この従来例においては、乗員の
意思に拘らず送風機始動の遅延が強制されるの
で、場合によつては遅延させることなく始めから
送風機を作動させるという事ができず、逆に乗員
に不便さを感じさせるという欠点があつた。又、
冷房装置始動時に省動力制御等によつて圧縮機の
能力が低い場合には、遅延素子のタイムアツプ後
も蒸発器が充分に冷却されないままに送風機が作
動するという欠点があつた。
そこで、この考案は、送風機の始動が一律に遅
延されることに起因する従来の欠点を解消し、効
率よく冷房運転を行なえる冷房装置を提供するこ
とを課題とする。
その要旨とするところは、冷房サイクルの圧縮
機の始動に対して送風機の始動を遅延する遅延手
段と、この遅延手段を迂回して前記送風機を無遅
延で作動させる迂回手段と、この迂回手段と前記
遅延手段との一方を、冷房スイツチと送風機スイ
ツチとの作動の先後をもつて選択する選択手段と
を設けた冷房装置にある。
従つて、冷房スイツチと送風機スイツチの投入
順序によつて送風機始動の遅延の有無を選択で
き、上記課題を達成できるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図にはこの考案に係る冷房装置の概略図が
示され、1は自動車走行用エンジン、2はコンプ
レツサ、3は駆動ベルト、4は電磁クラツチで、
前記コンプレツサ2は駆動ベルト3及び電磁クラ
ツチ4を介して、前記自動車走行用エンジン1に
よつて駆動される。又、前記電磁クラツチ4は後
述する制御回路9によつて駆動制御されるもので
ある。そして、5は凝縮機、6は受液器、7は膨
張弁、8は蒸発器で、これらはコンプレツサコン
プレツサ2と共に配管結合されて冷房サイクルを
構成する。9は制御回路、10は送風機で、該送
風機10は前記制御回路9によつて駆動制御され
て、前記蒸発器8によつて冷却された空気を車室
内へ送風し、又、制御回路9は電磁クラツチ4の
駆動制御も行なうものである。尚、11は電源
で、イグニツシヨンスイツチ12を介し前記制御
回路9に接続される。
第2図には制御回路9に関する第一の実施例が
示され、冷房スイツチ13、リレー14、電磁ク
ラツチ4の励磁コイル4aから構成される部分は
圧縮機2の駆動制御を行なうもので、冷房スイツ
チ13が第1接点13a及び第2接点13bから
構成される連動式スイツチで、前記第2接点13
bを投入すると、第1接点13aが開成される様
作動するものである。
タイマーリレー15は遅延手段を構成し、冷房
スイツチ13の第2接点13a及びリレー16は
迂回手段を構成する。そしてこれらに加えて、抵
抗17,18、送風機スイツチ19から構成され
る部分は送風機10の駆動制御を行なう。尚、前
記抵抗17,18及び送風機スイツチ19は前記
送風機10の速度制御回路を構成し、該送風機1
0の速度は送風機スイツチ19の接触子19aが
A位置で高速、B位置で中速、c位置で低速とな
る。選択手段は前記冷房スイツチ13、送風機ス
イツチ19、リレー16から構成され、後述する
様に冷房スイツチ13と送風機スイツチ19との
先後関係によつて送風機始動の遅延の有無を選択
する様作用するものである。
上記構成において、初めに冷房スイツチ13を
投入しその第2接点13bを閉成し、その後送風
機スイツチ19を所定位置に設定した場合には迂
回回路は形成されず前記送風機スイツチ19の設
定後、所定時間経過後にタイマーリレー15の接
点15bが閉成され送風機10は始動する。
次に前述の場合とは逆に、初めに送風機スイツ
チ19を設定し、その後冷房スイツチ13を投入
した場合には、前記送風機スイツチ19の設定に
よつて、送風機10には前記冷房スイツチ13の
第1接点13aを介し電源が供給されるため該送
風機10は遅延される。そしてこの時リレー16
の接点16bが閉成され自己保持回路が形成され
るので、この後、冷房スイツチ13が投入されそ
の第1接点13aが開成されても前記送風機10
は停止することなく作動し続ける。また、尚、リ
レー16をタイマーリレーに替えることによつ
て、送風機スイツチ19を設定した後、冷房スイ
ツチ13が前記タイマーリレーの設定時間内に投
入された場合は、送風機10の始動を遅延し、前
記冷房スイツチ13がタイマーリレーの設定時間
経過後に投入された場合には、前記送風機10を
遅延させることなく作動させることができる。
第3図には制御回路9に関する第2の実施例が
示され、前述の実施例と同様に構成されるものに
ついては同一番号を付してその説明を省略し、構
成の異なるものについて説明を行なうと、遅延手
段を構成するタイマーリレー20は第1接点20
bと第2接点20cの二つの接点を有するもので
ある。
したがつて、冷房スイツチ13が初めに投入さ
れて、その後送風機スイツチ19が設定された場
合には、迂回回路は形成されないので送風機10
の始動は必ず遅延される。次に、送風機スイツチ
19を初めに設定した場合には、冷房スイツチ1
3の第1接点13aが閉成されているため送風機
10は作動を開始し、その後前記冷房スイツチ1
3をタイマーリレー20の第1接点20b及び第
2接点20cは閉成されているために、前記送風
機10が継続して作動した状態で冷房が開始され
る。そして、その後一旦冷房を停止しても、送風
機10はタイマーリレー20の第2接点20cに
よる自己保持回路によつて継続して作動し、再度
冷房が開始されても遅延されることなく作動す
る。
次に、送風機スイツチ19を設定した後に、前
記冷房スイツチ13を前記タイマーリレー15の
設定時間内に投入した場合には、該冷房スイツチ
13の投入と同時に送風機10の作動は一旦停止
し、その後前記タイマーリレー20が作動し、そ
の第1接点20b及び第2接点20cが閉成され
て前記送風機10は再び作動を開始する。そし
て、その後一旦冷房が中断された場合の作動は前
述の場合と同様である。
以上述べた様に、この考案によれば、冷房スイ
ツチと送風機スイツチとの投入順によつて送風機
始動の遅延の有無を選択できる様にしたので、冷
房始動時に効率良く冷房を行なうことができると
いう効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る冷房装置の概略図、第
2図は同上制御回路の第1の実施例を示す回路
図、第3図は同上制御回路の第2の実施例を示す
回路図である。 10……送風機、13……冷房スイツチ、15
……タイマーリレー、16……リレー、20……
タイマーリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷房サイクルの圧縮機の始動に対して送風機の
    始動を遅延する遅延手段と、この遅延手段を迂回
    して前記送風機を無遅延で作動させる迂回手段
    と、この迂回手段と前記遅延手段との一方を、冷
    房スイツチと送風機スイツチとの作動の先後をも
    つて選択する選択手段とを設けたことを特徴とす
    る冷房装置。
JP1984032473U 1984-03-07 1984-03-07 冷房装置 Granted JPS60144515U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984032473U JPS60144515U (ja) 1984-03-07 1984-03-07 冷房装置
KR1019850001032A KR900007266B1 (ko) 1984-03-07 1985-02-19 냉방장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984032473U JPS60144515U (ja) 1984-03-07 1984-03-07 冷房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144515U JPS60144515U (ja) 1985-09-25
JPS6239929Y2 true JPS6239929Y2 (ja) 1987-10-13

Family

ID=30534017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984032473U Granted JPS60144515U (ja) 1984-03-07 1984-03-07 冷房装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS60144515U (ja)
KR (1) KR900007266B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60144515U (ja) 1985-09-25
KR900007266B1 (ko) 1990-10-06
KR850007871A (ko) 1985-12-09

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