JPS5937371Y2 - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
- Publication number
- JPS5937371Y2 JPS5937371Y2 JP7108480U JP7108480U JPS5937371Y2 JP S5937371 Y2 JPS5937371 Y2 JP S5937371Y2 JP 7108480 U JP7108480 U JP 7108480U JP 7108480 U JP7108480 U JP 7108480U JP S5937371 Y2 JPS5937371 Y2 JP S5937371Y2
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- JP
- Japan
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- air outlet
- air
- timer
- time
- blower
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車用空調装置の改良に関し、特に前回コン
プレッサを使用し、停止した後の時間により次回の空調
装置起動時に悪臭が発生する条件にあるか否かを判別し
、悪臭を発生する条件にあるときは同空調装置の起動時
に吹出口を下吹出とし、乗員の顔面に悪臭を含んだ空気
を一定時間当てないように構成された空調装置に関する
。
プレッサを使用し、停止した後の時間により次回の空調
装置起動時に悪臭が発生する条件にあるか否かを判別し
、悪臭を発生する条件にあるときは同空調装置の起動時
に吹出口を下吹出とし、乗員の顔面に悪臭を含んだ空気
を一定時間当てないように構成された空調装置に関する
。
従来の自動車用空調装置においては、始動スイッチを入
れると冷凍動作の開始と共に送風機が同時に作動するよ
うに構成すれていた。
れると冷凍動作の開始と共に送風機が同時に作動するよ
うに構成すれていた。
このような構成では、冷凍装置の前回の作動によりエバ
ポレータの表面か湿っている時には悪臭を含んだ空気が
乗員に開力)って送られることにより乗員に不快感を与
える欠点があった。
ポレータの表面か湿っている時には悪臭を含んだ空気が
乗員に開力)って送られることにより乗員に不快感を与
える欠点があった。
また、エバポレータの表面が十分冷えた後に(すなわち
コンプレッサの始動後若干の間遅延させて)送風機を作
動するような構成を有するものもあるが、このような構
成では悪臭は解消されるが、その反面冷房効果が低下す
るという欠点があった。
コンプレッサの始動後若干の間遅延させて)送風機を作
動するような構成を有するものもあるが、このような構
成では悪臭は解消されるが、その反面冷房効果が低下す
るという欠点があった。
更に、劣凍装置のエバポレータを通過した後の空気の温
度が設定値以下になるまで通風ダクトの吹出口を下吹出
の状態に置くように構成したものもある。
度が設定値以下になるまで通風ダクトの吹出口を下吹出
の状態に置くように構成したものもある。
この構成では冷凍装置の前回の作動から長時間経過して
エバポレータがはじめから十分に乾いていて悪臭を発生
しない条件の場合でもエバポレータ通過後の空気の温度
が設定値以下になるまでは強制的に吹出口が下吹出の状
態におかれるので、上吹出にしても悪臭が発生せず、乗
員が上吹出を希望している時でも上吹出の状態にするこ
とができないという欠点があった。
エバポレータがはじめから十分に乾いていて悪臭を発生
しない条件の場合でもエバポレータ通過後の空気の温度
が設定値以下になるまでは強制的に吹出口が下吹出の状
態におかれるので、上吹出にしても悪臭が発生せず、乗
員が上吹出を希望している時でも上吹出の状態にするこ
とができないという欠点があった。
本考案は、上記欠点を除くために、前回圧縮機が停止し
て所定時間経過後、長時間の間で、かつブロワの始動後
難時間は、吹出切替ダンパを下吹出になるように動力)
シ、冷房効果を低下させることなく、悪臭が乗員の顔面
に直接当たることを避けることにより快適な冷房を行な
うようにすることを目的とする。
て所定時間経過後、長時間の間で、かつブロワの始動後
難時間は、吹出切替ダンパを下吹出になるように動力)
シ、冷房効果を低下させることなく、悪臭が乗員の顔面
に直接当たることを避けることにより快適な冷房を行な
うようにすることを目的とする。
そこで本考案は、上記目的を達成するために、冷媒を圧
縮するコンプレッサと、該コンプレッサに自動車エンジ
ンの駆動力を伝達する電磁クラッチと、空気の吸入口お
よび吹出口を有する通風ダクトと、該通風ダクト内部に
配設され前記コンプレッサによって圧縮された冷媒を蒸
発させ、周囲空気を冷却するエバポレータと、前記通風
ダクト円部に配設され前記エバポレータにより冷却され
る空気を送風するブロワと、前記通風ダクトの吹出口を
上吹出口あるいは下吹出口に切替える吹出口切替ダンパ
と、通電により前記吹出口切替ダンパを下吹出状態に操
作する5駆動装置と、該1駆動装置と駆動電源との間に
直列に接続される第1タイマおよび第2タイマとを具備
し、 前記第1タイマは前記ブロワへの通電後、短時間の間回
路を閉じ、前記第2タイマは前記電磁クラッチへの通電
停止から所定時間後に長時間の間回路を閉じるように構
成する。
縮するコンプレッサと、該コンプレッサに自動車エンジ
ンの駆動力を伝達する電磁クラッチと、空気の吸入口お
よび吹出口を有する通風ダクトと、該通風ダクト内部に
配設され前記コンプレッサによって圧縮された冷媒を蒸
発させ、周囲空気を冷却するエバポレータと、前記通風
ダクト円部に配設され前記エバポレータにより冷却され
る空気を送風するブロワと、前記通風ダクトの吹出口を
上吹出口あるいは下吹出口に切替える吹出口切替ダンパ
と、通電により前記吹出口切替ダンパを下吹出状態に操
作する5駆動装置と、該1駆動装置と駆動電源との間に
直列に接続される第1タイマおよび第2タイマとを具備
し、 前記第1タイマは前記ブロワへの通電後、短時間の間回
路を閉じ、前記第2タイマは前記電磁クラッチへの通電
停止から所定時間後に長時間の間回路を閉じるように構
成する。
以下本考案による自動車用空調装置の実施例を添付図面
を参照しつつ詳細に説明する。
を参照しつつ詳細に説明する。
第1図は本考案による自動車用空調装置の系統図を示す
。
。
第1図において通風ダクト1の上流側には車外の外気を
導入するための外気吸入口1aと車内の循環内気を導入
するための内気吸入口1bとが形成されており、外気吸
入口1aと内気吸入口1bは内外気切替ダンパ2により
開閉されるように構成されている。
導入するための外気吸入口1aと車内の循環内気を導入
するための内気吸入口1bとが形成されており、外気吸
入口1aと内気吸入口1bは内外気切替ダンパ2により
開閉されるように構成されている。
即ち、図示されたように、内外気切替ダンパ2の切替え
により外気吸入口1aと内気吸入口1bのうちどちらか
一方が開いている時は他方は閉じるように構成されてい
る。
により外気吸入口1aと内気吸入口1bのうちどちらか
一方が開いている時は他方は閉じるように構成されてい
る。
通風ダクト1内には下流1則に向って、車室内空気又は
新鮮な外気を強制的に送り込んで熱交換を行なわせるた
めのブロア3を回転させるプロアモータ33%冷凍装置
の冷媒を蒸発させるエバポレーク4、エンジン冷却水を
熱源とするヒータコア5、及びこのヒータコア5を通る
空気の量とそのバイパス通路17を通る空気の量との比
を調節する温度調節用ダンパ(A/Mダンパ)6が順に
配置されている。
新鮮な外気を強制的に送り込んで熱交換を行なわせるた
めのブロア3を回転させるプロアモータ33%冷凍装置
の冷媒を蒸発させるエバポレーク4、エンジン冷却水を
熱源とするヒータコア5、及びこのヒータコア5を通る
空気の量とそのバイパス通路17を通る空気の量との比
を調節する温度調節用ダンパ(A/Mダンパ)6が順に
配置されている。
通風ダクト1の最下流部にはダクト1内で温度調節され
た空気を車室内の上部及び下部にそれぞれ吹出すための
上吹出口1Cおよび下吹出口1dが形成されており、両
次出口1C及び1dは吹出口切替ダンパ7によって相互
に開閉される。
た空気を車室内の上部及び下部にそれぞれ吹出すための
上吹出口1Cおよび下吹出口1dが形成されており、両
次出口1C及び1dは吹出口切替ダンパ7によって相互
に開閉される。
吹出口切替ダンパIはマグネット、バキューム式ダイヤ
フラムあるいはサーボモータ等の駆動装置8により駆動
されるように構成されるもので、本例ではマグネットが
用いられている。
フラムあるいはサーボモータ等の駆動装置8により駆動
されるように構成されるもので、本例ではマグネットが
用いられている。
駆動装置8を構成するマグネットが付勢されると、マグ
ネットのシャフト8aが上方向に引き上げられ、吹出口
切替ダンパ7は実線の位置に移動し、下吹出の状態にな
るように作動する。
ネットのシャフト8aが上方向に引き上げられ、吹出口
切替ダンパ7は実線の位置に移動し、下吹出の状態にな
るように作動する。
他方マグネットが付勢されない場合は、図示しないリタ
ーンスプリングのばね力によって吹出口切替ダンパ7は
点線の位置におかれ上吹出の状態になる。
ーンスプリングのばね力によって吹出口切替ダンパ7は
点線の位置におかれ上吹出の状態になる。
マグネットを作動させる電気回路は、バッテリ9、空調
装置の主スィッチ10、手動操作の吹出口切替スイッチ
11、及びマグネットの直列回路により構成されている
。
装置の主スィッチ10、手動操作の吹出口切替スイッチ
11、及びマグネットの直列回路により構成されている
。
なお更に、前記の乗員が手動操作する吹出口切替スイッ
チ11と並列に第1のタイマ12及び第2のタイマ13
の直列回路が設けである。
チ11と並列に第1のタイマ12及び第2のタイマ13
の直列回路が設けである。
ここで第1のタイマ12はブロワ3を回転させるブロワ
モータ3aの通電後の時間r3−30秒の間回路閉とし
、しかる後回路間とする常開形のタイマである。
モータ3aの通電後の時間r3−30秒の間回路閉とし
、しかる後回路間とする常開形のタイマである。
他方第2のタイマ13はコンプレッサ14の液筒用スイ
ッチ16の切断後の時間γ1=2時間までは回路開とし
、その後前記の液筒用スイッチ16の切断後の時間γ2
−24時間までは回路開、その後は再び回路開とするタ
イマである。
ッチ16の切断後の時間γ1=2時間までは回路開とし
、その後前記の液筒用スイッチ16の切断後の時間γ2
−24時間までは回路開、その後は再び回路開とするタ
イマである。
15はコンプレッサ14をその、駆動源である図示され
ないエンジンと結合するための電磁クラッチである。
ないエンジンと結合するための電磁クラッチである。
前記スイッチ16は電磁クラッチ15をオン・オフして
コンプレッサ14の運転を断続するためのスイッチであ
る。
コンプレッサ14の運転を断続するためのスイッチであ
る。
次に上記構成に基づく本考案による自動車用空調装置の
動作を説明する。
動作を説明する。
第1図において、乗員は、主スィッチ10を閉じた後吹
出口切替スイッチ11を開又は閉にすることにより吹出
口切替ダンパ7を作動させ、吹出口を上吹出口1Cある
いは下吹出口1dのいずれか一方の位置に設定する。
出口切替スイッチ11を開又は閉にすることにより吹出
口切替ダンパ7を作動させ、吹出口を上吹出口1Cある
いは下吹出口1dのいずれか一方の位置に設定する。
一般に夏期においては上吹出しとし、それ以外は下吹出
しにするのが普通である。
しにするのが普通である。
本考案においては前回コンプレッサ14の液筒スイッチ
16を切断した後の時間γに一2時間の間は空調装置を
いつ始動してもエバポレータ表面の結露水が新鮮で腐敗
していないため悪臭は殆んど発生しないことが実験的に
確かめられているので、吹出口切替は吹出口切替スイッ
チ11により付なうように第2のタイマ13が第1及び
第2のタイマ12.13を径由する吹出口切替スイッチ
11の側路を開にする。
16を切断した後の時間γに一2時間の間は空調装置を
いつ始動してもエバポレータ表面の結露水が新鮮で腐敗
していないため悪臭は殆んど発生しないことが実験的に
確かめられているので、吹出口切替は吹出口切替スイッ
チ11により付なうように第2のタイマ13が第1及び
第2のタイマ12.13を径由する吹出口切替スイッチ
11の側路を開にする。
その後、前記の液温スイッチ16を切断した後の時間γ
2=24時間までは、エバポレータ4の表面が湿ってい
る時に空調装置を始動させるとエバポレータ4の表面に
付着した塵埃等の中の腐敗成分が腐敗することにより悪
臭が発生することが実験的に確められている。
2=24時間までは、エバポレータ4の表面が湿ってい
る時に空調装置を始動させるとエバポレータ4の表面に
付着した塵埃等の中の腐敗成分が腐敗することにより悪
臭が発生することが実験的に確められている。
−力、時間γ2が経過した後はエバポレータ4の表面は
乾燥しているので、次回の空調装置の始動後も悪臭を発
生し、ないということが実験的に確力)められている。
乾燥しているので、次回の空調装置の始動後も悪臭を発
生し、ないということが実験的に確力)められている。
従って吹出口切替スイッチ11により吹出口切替を行な
うように、第2のタイマ13は吹出口切替スイッチ11
の側路を開にする。
うように、第2のタイマ13は吹出口切替スイッチ11
の側路を開にする。
第2のタイマ13はコンプレッサ14の液温スイッチ1
6が切断されるたびにリセットして始動するように作動
し、又第1のタイマ12はブロワモータ3aを付勢する
たびにリセットして始動するように作動する。
6が切断されるたびにリセットして始動するように作動
し、又第1のタイマ12はブロワモータ3aを付勢する
たびにリセットして始動するように作動する。
第2図は第1図における本考案による装置のマグネット
、タイマ、コンプレッサ及びブロワの動作、及びエバポ
レータ表面の乾湿状態を示す図面である。
、タイマ、コンプレッサ及びブロワの動作、及びエバポ
レータ表面の乾湿状態を示す図面である。
第2図においてゼロ点は前回コンプレッサ14の液温ス
イッチ16を切断させた時点を示し、T1−2時間まで
はエバポレータ4の表面が湿っていても、結露水が新鮮
であり悪臭を発生しない。
イッチ16を切断させた時点を示し、T1−2時間まで
はエバポレータ4の表面が湿っていても、結露水が新鮮
であり悪臭を発生しない。
次にTIの時点において、コンプレッサ14を動作させ
ることなく空調装置を始動させている。
ることなく空調装置を始動させている。
この始動の時点は今回のコンプレッサ14の動作に関係
なく、前回コンプレッサ14の液温スイッチ16が切断
され、第2のタイマ13が始動した後の時間T1−2時
間とγ2−24時間との間にあるので、第2のタイマ1
3は回路を閉にしている。
なく、前回コンプレッサ14の液温スイッチ16が切断
され、第2のタイマ13が始動した後の時間T1−2時
間とγ2−24時間との間にあるので、第2のタイマ1
3は回路を閉にしている。
このT1とT2の間はエバポレータ4の表面が湿ってお
り、力)つ付着腐敗成分が腐敗して悪臭を発生する。
り、力)つ付着腐敗成分が腐敗して悪臭を発生する。
時間T1に主スィッチ10が閉じられプロワモータ3a
に通電すると、第1のタイマ12は始動後時間γ3−3
0秒の間だけ回路を閉にするのでその間吹出口切替ダン
パ7は下吹出の状態となる。
に通電すると、第1のタイマ12は始動後時間γ3−3
0秒の間だけ回路を閉にするのでその間吹出口切替ダン
パ7は下吹出の状態となる。
T2(=24時間)を経過すると第2のタイマ13は回
路を開にするが、エバポレータ4の表向は乾燥している
ので悪臭は発生しなくなる。
路を開にするが、エバポレータ4の表向は乾燥している
ので悪臭は発生しなくなる。
次に、T2の時点では第2のタイマ13が始動した後時
間γ2より多くの時間が経過しているので、第2のタイ
マ13は回路を開としており、空調装置のブロワ3及び
コンプレッサ14を始動させた時吹出口切替制御は自動
的に行なわれない。
間γ2より多くの時間が経過しているので、第2のタイ
マ13は回路を開としており、空調装置のブロワ3及び
コンプレッサ14を始動させた時吹出口切替制御は自動
的に行なわれない。
更に、第2の0の時点で空調装置を一旦停止させた後再
び始動させたT3の時点では、前記TIの時点と比較す
ると、ブロワ3と同時にコンプレッサ14を作動させる
時であって、第2のタイマ13は回路を閉としているの
で、T1の時点と同様に空調装置の始動後時間γ3の間
だけ下吹出の状態になる。
び始動させたT3の時点では、前記TIの時点と比較す
ると、ブロワ3と同時にコンプレッサ14を作動させる
時であって、第2のタイマ13は回路を閉としているの
で、T1の時点と同様に空調装置の始動後時間γ3の間
だけ下吹出の状態になる。
最後に、第3の0の時点で空調装置を停止させた後三度
始動させたT4の時点では第2のタイマ13が始動後時
間γ1を経過していないので、始動時の吹出口切替制御
は自動的に行なわれない。
始動させたT4の時点では第2のタイマ13が始動後時
間γ1を経過していないので、始動時の吹出口切替制御
は自動的に行なわれない。
第2図において斜線部はエバポレータ4より悪臭が発生
する期間を示す。
する期間を示す。
このようにして、空調装置の始動時に悪臭が発生する条
件の有無を判別し、通風ダクト1の吹出口の上吹出しの
状態かあるいは下吹出しの状態かを適当に切り替えるこ
とにより悪臭が乗員の顔面に直接当ることを避けるよう
にしている。
件の有無を判別し、通風ダクト1の吹出口の上吹出しの
状態かあるいは下吹出しの状態かを適当に切り替えるこ
とにより悪臭が乗員の顔面に直接当ることを避けるよう
にしている。
なお、上述の実施例では吹出ロ切替タ゛ンパ7の駆動装
置8としてマグネットを用いたが、マグネットの代りに
負圧式ダイヤフラムあるいはサーボモータを使用するこ
ともできる。
置8としてマグネットを用いたが、マグネットの代りに
負圧式ダイヤフラムあるいはサーボモータを使用するこ
ともできる。
負圧式ダイヤフラムを使用する場合はダイヤフラムに導
入されるエンジン吸気負圧の負圧回路に電磁弁を設置し
、この電磁弁の通電を吹出口切替スイッチ11と第1の
タイマ12及び第2のタイマ13の直列回路との並列回
路により制御するようにすればよい。
入されるエンジン吸気負圧の負圧回路に電磁弁を設置し
、この電磁弁の通電を吹出口切替スイッチ11と第1の
タイマ12及び第2のタイマ13の直列回路との並列回
路により制御するようにすればよい。
サーボモータを使用する場合は吹出口切替スイッチ11
と第1のタイマ12及び第2のタイマ13の直列回路と
の並列回路をサーボモータ駆動回路への信号出力回路と
し、例えば、0■で上吹出とし、12Vで下吹出になる
ように設定すればよい。
と第1のタイマ12及び第2のタイマ13の直列回路と
の並列回路をサーボモータ駆動回路への信号出力回路と
し、例えば、0■で上吹出とし、12Vで下吹出になる
ように設定すればよい。
吹出口切替ダンパ7を切り替えることにより上方吹出口
および下方吹出口の2つの状態を設けたが、更に第3の
吹出口としてデフロスタ吹出口を設けても良い。
および下方吹出口の2つの状態を設けたが、更に第3の
吹出口としてデフロスタ吹出口を設けても良い。
慝に時間γ1.γ2.γ3の値は上記実施例に示される
値に限定するものではない。
値に限定するものではない。
上述の如く本考案によれば、コンプレッサおよびエバポ
レータを含み圧縮、凝縮、絞り膨張、および蒸発の一連
の冷凍サイクルを行なう冷凍装置と、上吹出口あるいは
下吹出口の2つの状態を切り替える吹出口切替ダンパを
駆動する駆動装置とを備え、この駆動装置を手動制御す
る杉出口切替スイッチと並列に2個のタイマを設け、こ
れら2個のタイマにより、悪臭を発生する条件の場合に
、吹出口切替ダンパを自動的に下吹出の状態に保つこと
により、冷房効果を低下させることなく空調装置の始動
時に悪臭を含んだ空気を乗員の顔面に向けることを避け
、快適な空調を行なうことができるという優れた効果が
得られる。
レータを含み圧縮、凝縮、絞り膨張、および蒸発の一連
の冷凍サイクルを行なう冷凍装置と、上吹出口あるいは
下吹出口の2つの状態を切り替える吹出口切替ダンパを
駆動する駆動装置とを備え、この駆動装置を手動制御す
る杉出口切替スイッチと並列に2個のタイマを設け、こ
れら2個のタイマにより、悪臭を発生する条件の場合に
、吹出口切替ダンパを自動的に下吹出の状態に保つこと
により、冷房効果を低下させることなく空調装置の始動
時に悪臭を含んだ空気を乗員の顔面に向けることを避け
、快適な空調を行なうことができるという優れた効果が
得られる。
第1図は本考案による自動車用空調装置の系統図である
。 第2図は第1図に示した装置の各部の動作を示す図面で
ある。 1・・・・・・通風ダクト、1c・・・・・・上吹出口
、1d・・・・・・下吹出口、4・・・・・・エバポレ
ータ、1・・・・・・吹出口切替ダンパ、8・・・・・
・駆動装置、11・・・・・・吹出口切替スイッチ、1
2・・・・・・第1のタイマ、13・・・・・・第2の
タイマ、14・・・・・・コンプレッサ。
。 第2図は第1図に示した装置の各部の動作を示す図面で
ある。 1・・・・・・通風ダクト、1c・・・・・・上吹出口
、1d・・・・・・下吹出口、4・・・・・・エバポレ
ータ、1・・・・・・吹出口切替ダンパ、8・・・・・
・駆動装置、11・・・・・・吹出口切替スイッチ、1
2・・・・・・第1のタイマ、13・・・・・・第2の
タイマ、14・・・・・・コンプレッサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 冷媒を圧縮するコンプレッサと、該コンプレッサに自動
車エンジンの駆動力を伝達する電磁フランチと、空気の
吸入口および吹出口を有する通風ダクトと、該通風ダク
ト四部に配設され前記コンプレッサによって圧縮された
冷媒を蒸発させ、周囲空気を冷却するエバポレータと、
前記通風ダクト内部に配設され前記エバポレータにより
冷却される空気を送風するブロワと、前記通風ダクトの
吹出口を上吹出口あるいは下吹出口に切替える吹出口切
替ダンパと、通電により前記吹出口切替ダンパを下吹出
状態に操作する駆動装置と、該駆動装置と駆動電源との
間に直列に接続される第1タイマおよび第2タイマとを
具備し、 前記第1タイマは前記ブロワへの通電後、短時間の間回
路を閉じ、前記第2タイマは前記電磁クラッチへの通電
停止から所定時間後に長時間の間回路を閉じるように構
成されていることを特徴とする自動車用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108480U JPS5937371Y2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108480U JPS5937371Y2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 自動車用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56171329U JPS56171329U (ja) | 1981-12-17 |
JPS5937371Y2 true JPS5937371Y2 (ja) | 1984-10-17 |
Family
ID=29664904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7108480U Expired JPS5937371Y2 (ja) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937371Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-23 JP JP7108480U patent/JPS5937371Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56171329U (ja) | 1981-12-17 |
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