JPS5921048Y2 - 自動車用冷房装置 - Google Patents

自動車用冷房装置

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Publication number
JPS5921048Y2
JPS5921048Y2 JP17440280U JP17440280U JPS5921048Y2 JP S5921048 Y2 JPS5921048 Y2 JP S5921048Y2 JP 17440280 U JP17440280 U JP 17440280U JP 17440280 U JP17440280 U JP 17440280U JP S5921048 Y2 JPS5921048 Y2 JP S5921048Y2
Authority
JP
Japan
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clutch
circuit
contact
compressor
electromagnetic clutch
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Expired
Application number
JP17440280U
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English (en)
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JPS5797713U (ja
Inventor
正和 冨田
良作 秋元
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用冷房装置の改善に関する。
一般的な自動車用冷房装置(以下カーエアコンという)
はエンジンを動力源としてコンプレッサを駆動し車内の
冷房を実現しているが、昨今のエネルギ危機に端を発し
た省エネルギ化はカーエアコンにおいても同様であり、
システムの効率向上、ドライバビリティ (運転操作性
)の向上は重要な課題である。
しかし、現システムはまだ冷房を主眼とした構成であり
、特別な配慮は少ない。
システムの効率向上、ドライバビリティの向上の方策と
して、軽量化及び各機器の能率向上は当然として、自動
車の運行状況に応じたカーエアコンの運転、停止を適切
に行えるコントロールの開発も重要である。
特に加速時のカーエアコン運転は、エンジン負担が太さ
きくアクセル踏込みに対する応答が遅く、必要以上にア
クセルを踏込む結果となり、燃費悪化とドライバビリテ
ィの悪化の要因となっており、運行状態に応じたカーエ
アコンのコントロールが要望されている。
本考案の目的は上記の点に着目し、運行状況の急激な変
動を検出し、同時にコンプレッサの運転を短時間停止さ
せることにより、燃費、ドライバビリティの向上を実現
できる自動車用冷房装置を提供することであり、その特
徴とするところは、マニュアルトランスミッション式自
動車において、運行状態を検出する手段としてクラッチ
ペダルの動作を利用しクラッチペダルの踏込みにより作
動するスイッチと、そのスイッチが作動すると冷房装置
のコンプレッサ駆動を停止させると同時にスイッチが復
帰後もしばらくの間コンプレッサ駆動運転を遅らせる遅
延リレーを設けたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき説明する
第1図は本考案による1実施例の装置全体を示す説明図
である。
図において、バッテリ1を電源としてファンモータ6が
運転され、外気吸入口より矢印Aまたは内気吸入口より
矢印Bのように流入した空気は冷却装置20にて冷却さ
れて、加熱装置21にて適温になるように再熱し、モー
ドダンパ22またはデフロストダンパ23の開閉に従っ
て、矢印Cの車室上層部、矢印りのデフロスタ部、矢印
Eの車内足元部へ吹き出される。
冷却装置20はエンジン14により電磁クラッチ11′
を介して駆動される冷媒圧縮機(コンプレッサという)
11.凝縮器15、受液器16、圧力スイッチ9、膨張
弁17、蒸発器18、吸入配管19により冷媒回路を構
威し、サーモスタット8の感温部8′の挿入位置の温度
を検出し、コンプレッサの運転、停止のコントロールを
行う。
第2図は本考案による1実施例の制御回路を示す説明図
である。
図において、バッテリ1に接点10 aと冷房装置のコ
ンプレッサとエンジンとを係脱する電磁クラッチ11′
とが直列に接続されて、電磁クラッチの回路が形成され
ている。
また、これに並列な回路には接点13bと上記接点10
aを作動させるリレー10が設けられている。
さらに、これらに並列な回路にはクラッチスイッチ12
と上記接点13 bを作動させる遅延リレー13が設け
られている。
バッテリ1を電源としてイグニッションスイッチ2を投
入することによりリレー3が励磁され、その接点3aが
閉となる。
ファンスイッチ4を乗員がり、 M、 Hいずれかの位
置を選択すると、レジスタ5を介してエバポレータ用フ
ァンモータ6の電圧が印加されファンモータ6が始動す
る。
エアコンスイッチ7を投入すると、遅延リレー(オフテ
゛イレータイプ)13のb接点(常閉接点)13b、冷
却装置の吹出温度制御用サーモスタット(以下サーモス
タットという)8及び冷却装置保護用圧力スイッチ9を
介してリレー10が励磁される。
そのa接点(常閉接点)10aが閉となると、コンプレ
ッサの電磁クラッチ11′が励磁されコンプレッサ11
がエンジン14に連結し、冷房運転回路を構成する。
クラッチスイッチ12は自動車運行状況に応じて操作(
踏込み)されるクラッチペダル(図示せず)により人切
りし、クラッチペダル踏込み時クラッチスイッチ12が
閉となり遅延リレー13が作動し、その接点13bが開
となる。
クラッチ操作(ギアチェンジ)が終了しクラッチスイッ
チ12が再び開となると、遅延リレー13の遅延機能が
作動し、設定遅延時間後(一般的には3〜10秒間)そ
の接点13bが閉となる。
接点13bの開放時間中、リレー10の励磁が解けるた
め接点10 aが開となり、コンプレッサの駆動が停止
される。
ここで、遅延リレー13の代りにタイマ回路を設けても
同様である。
遅延リレーのタイミングチャートを第3図に示す。
遅延リレーにはb接点を使用する。上述のような本考案
による場合は次の効果がある。
一般的乗用自動車の運行操作はマニュアルトランスミッ
ション方式が大多数であり、運行状況に応じクラッチペ
ダルギヤチェンジを行い運転される。
車の発車または加速時のクラッチ操作(踏込み)により
クラッチスイッチ12が作動し、コンプレッサの運転が
停止しクラッチが元へ戻っても遅延リレーによりコンプ
レッサの復帰が遅れ、その間エンジンの負荷が軽減され
るため、加速性が向上しかつ燃費の向上が達成される。
コンプレッサの停止時間は前述のように数秒間であるた
め、冷房能力減少の影響は殆んど無視できる程度である
ため、実用的で効果的な冷房装置が実現できる。
減速時においてもコンプレッサの停止状態が生じるが前
述同様短時間であるため特に問題とはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による1実施例の装置を示す説明図、第
2図は本考案による1実施例の制御回路を示す説明図、
第3図は遅延リレーのタイミングチャートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マニュアルトランスミッション式自動車において、電源
    にエンジンと冷房装置のコンプレッサとを係脱する電磁
    クラッチと常開接点とを直列に接続した電磁クラッチ回
    路、同電磁クラッチ回路と並列の回路に上記常開接点を
    閉路するリレーと共に設けられた常閉接点、上記電磁ク
    ラッチ回路と並列の他の回路に設けられクラッチペダル
    の踏込みに連動して閉路するクラッチスイッチと同クラ
    ッチスイッチの閉路により上記常閉接点を開路すると共
    に上記クラッチの開路時に上記常閉接点の閉路時期を所
    定時間遅延させる遅延リレーを備えたことを特徴とする
    自動車用冷房装置。
JP17440280U 1980-12-06 1980-12-06 自動車用冷房装置 Expired JPS5921048Y2 (ja)

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JP17440280U JPS5921048Y2 (ja) 1980-12-06 1980-12-06 自動車用冷房装置

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JPS5797713U JPS5797713U (ja) 1982-06-16
JPS5921048Y2 true JPS5921048Y2 (ja) 1984-06-20

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JPH0341935Y2 (ja) * 1984-12-28 1991-09-03

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JPS5797713U (ja) 1982-06-16

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