JPS6232891Y2 - - Google Patents

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JPS6232891Y2
JPS6232891Y2 JP1981123299U JP12329981U JPS6232891Y2 JP S6232891 Y2 JPS6232891 Y2 JP S6232891Y2 JP 1981123299 U JP1981123299 U JP 1981123299U JP 12329981 U JP12329981 U JP 12329981U JP S6232891 Y2 JPS6232891 Y2 JP S6232891Y2
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JP
Japan
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switch
air conditioner
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closed
relay
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JP1981123299U
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調装置に関する。
公知のカーエアコンの制御回路は、第1図に示
すように、イグニシヨンスイツチ15をオンする
と、フアンモータ用リレー16はバツテリ14に
より励磁され、リレー接点19は閉となり、フア
ンスイツチ20を例えばL(低速)に投入すれ
ば、バツテリ14によりヒユーズ18、フアンス
イツチ20、抵抗21,22を介してフアンモー
タ3が駆動され、フアンは抵速回転して送風し、
フアンスイツチ20をM(中速)又はH(高速)
に投入した場合は抵抗22、又は抵抗21,22
を介さずフアンモータ3に電圧が印加されフアン
は中速又は高速でそれぞれ回転送風する。
エアコンスイツチ23はコンプレツサのマグネ
ツトクラツチ27をオンオフ制御すると同時にマ
グネツトクラツチ27と並列接続されたアイドル
回転数制御用ソレノイドバルブ28をオンオフ制
御し、24は冷房用熱交換器の氷結を防止するサ
ーモスタツトで、エアコンスイツチ23が閉、サ
ーモスタツト24が閉、後述する加速スイツチ2
9が閉ならばマグネツトクラツチ用リレー25が
励磁され、リレー接点26が閉となり、コンプレ
ツサは回転する。29は車両の加速、登坂時等エ
ンジンの高負荷時にコンプレツサの運転を解除し
たり、又はアンロード機構を作動させて加速、登
坂性能、運転フイーリングを向上するスイツチで
例えば、エンジン負圧を利用したバキユームスイ
ツチ、アクセルペダルの踏込量を感知するスイツ
チ(以下加速スイツチという)である。
このような装置でエアコンスイツチ23、サー
モスタツト24、加速スイツチ29がすべて閉な
らば、マグネツトクラツチ用リレー25が励磁さ
れ、リレー接点26が閉となり、マグネツトクラ
ツチ27はコンプレツサに連結され、コンプレツ
サは駆動される。
しかしながら、このような装置においては、加
速スイツチ29はあらかじめ設定されたエンジン
負圧又は道路勾配により自動的に開となつて了う
ので、急加速、急登坂等比較的短時間コンプレツ
サを停止又はアンロード機構を作動させることに
よる加速、登坂性能の向上は期待できるが、長時
間の高負荷走行、登坂等では、あらかじめ設定さ
れたエンジン負圧又は道路勾配によりコンプレツ
サが停止したり又はアンロード機構が長時間作動
して了うために冷房ができなくなる欠点がある。
そこでこのような欠点を除去するために、短時
間の加速登坂では加速スイツチを不作動とするも
のもあるが、一般に都市交通では車の発停が頻繁
で、極端に言えば、車の流れに沿つた信号待ち時
の発進加速のたびに加速スイツチが作動すること
になつて、マグネツトクラツチ27、コンプレツ
サ又はアンロード機構の作動耐久性に問題が生ず
る。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、冷房性能の向上を図る自動車用空調装置を
提供することを目的とし、エンジン高負荷時車両
走行用エンジンにて駆動される空調装置の運転を
停止又は軽減する制御装置を具えた自動車用空調
装置において、例えば外気温が高い時、日射量が
大きい時、外気湿度が高い時および炎天下駐車中
の車に乗込んだ直後等の高冷房負荷時又は室温と
設定温度との温度偏差の大きいことを検知する検
出スイツチと、該検出スイツチの作動により上記
制御装置を不作動とする制御回路を具えたことを
特徴とする。
本考案の実施例を図面について説明すると、第
2図はその第1実施例を示す制御回路図、第3図
は本考案の第2実施例の態様を示す図、第4図は
第3図の例の制御回路図である。
上図において、第1図と同一の記号はそれぞれ
第1図と同一の部材を示し、40はフアンスイツ
チでHレンジで接点40aが通電される。41は
リレーで、リレー41が励磁されると接点41a
が開となるとともに、接点41bが閉となり、リ
レー41が非励磁となると接点41aが閉となる
とともに、接点41bが開となる。
このような装置において、まず、冷房負荷が大
きい場合、又は車内温度が希望する温度に対し偏
差が大きい場合、乗員はクーラフアンをHに設定
する(一般のオートエアコンにおいても偏差に応
じてフアン速度を切換える)。
そうすると、フアンモータ3は抵抗21,22
を経ずに通電され、クーラフアンはHで回転す
る。一方、エアコンスイツチ23が閉、氷結防止
用サーモスタツト24が閉ならば、リレー25は
励磁され、接点26は閉となり、また接点40a
を経てリレー41が励磁されることから、接点4
1aは開、接点41bは閉となる。
そこで、車両の急加速、急登坂の場合は、加速
スイツチ29が作動域にあつて開状態となつて
も、バツテリ14、イグニシヨンスイツチ15、
ヒユーズ17、接点26、接点41b、マグネツ
トクラツチ27と電流は流れ、コンプレツサは継
続して運転されることになる。
次に、冷房負荷が小さい場合、又は車内温度が
希望する温度に対し偏差が小さい場合は、乗員は
クーラフアンをM又はLに設定する(一般のオー
トエアコンにおいても偏差が少なくなれば、低速
運転となる)。
そうすると、フアンモータ3は抵抗22のみ又
は抵抗21,22を介して通電され、フアンはM
又はLで回転する。一方、エアコンスイツチ2
3、サーモスタツト24が閉ならば、リレー25
は励磁され、接点26は閉となるが、リレー41
は励磁されないので、接点41aは閉となるとと
もに、接点41bは開となるから、マグネツトク
ラツチ27は加速スイツチ29によつて制御され
ることになり、バツテリ14、イグニシヨンスイ
ツチ15、ヒユーズ17、接点26、加速スイツ
チ29、接点41a、マグネツトクラツチ27と
電流は流れる。
したがつて、急加速、登坂時は従前どおり、加
速スイツチ29が開となり、コンプレツサは停止
して、加速、登坂性能は向上し、省動力、フイー
リング良好となる。
叙上のように、高負荷冷房時は、加速スイツチ
が不作動となり、コンプレツサは車両の急加速、
登坂時にも停止せず、冷房能力を確保することが
でき、また低負荷冷房時は、従前どおり、加速ス
イツチの作動により、急加速、登坂時の省動力、
加速、登坂性能、加速登坂フイーリングの向上を
図り、また加速スイツチの作動頻度が減少し、コ
ンプレツサ、マグネツトクラツチの耐久性の向上
を図ることができる。
上記実施例では、加速スイツチによりコンプレ
ツサの停止、運転を制御したが、エアコンシステ
ム又はコンプレツサのアンロード機構を制御して
もよい。
上記実施例では、クーラフアン速度がHのとき
加速スイツチを不作動とし、M又はLのときはこ
れを作動するようにしたが、クーラフアン速度が
最大又はその近傍で加速スイツチを不作動とし、
その他の位置で加速スイツチを作動可能とするこ
とにより、その制御範囲を拡大することもでき、
またクーラフアン無段変速、多段変速の場合にも
本考案はこれを適用することができる。
また、本考案は、クーラフアン速度の代わり
に、第3図に示すように、内外気切換ダンパ位
置、エアミツクスダンパ位置、サーモスタツト、
温度レバー位置、吹出口モード、温度偏差等に対
応させて、加速スイツチの作動制御を行なうこと
もできる。第4図はその際の制御回路図を示し、
同図において、42は上記の各位置又は条件に対
応して作動する検出スイツチである。第4図は第
2図と実質的に同一の作用効果を奏するのでその
説明を省略する。
要するに本考案によれば、エンジン高負荷時車
両走行用エンジンにて駆動される空調装置の運転
を停止又は軽減する制御装置を具えた自動車用空
調装置において、高冷房負荷時又は室温と設定温
度との温度偏差の大きいことを検知する検出スイ
ツチと、該検出スイツチの作動により上記制御装
置を不作動とする制御回路を具えたことにより、
冷房性能の向上を図る自動車用空調装置を得るか
ら、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の自動車用空調装置の制御回路
図、第2図は本考案の第1実施例の制御回路図、
第3図は本考案の第2実施例の態様を示す図、第
4図は第3図の実施例に用いる制御回路図であ
る。 3……フアンモータ、14……バツテリ、15
……イグニシヨンスイツチ、16……フアンモー
タ用リレー、17……ヒユーズ、18……ヒユー
ズ、19……リレー接点、21,22……抵抗、
23……エアコンスイツチ、24……サーモスタ
ツト、25……マグネツトクラツチ用リレー、2
6……リレー接点、27……マグネツトクラツ
チ、29……加速スイツチ、40……フアンスイ
ツチ、40a……接点、41……リレー、41
a,41b……接点、42……検出スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン高負荷時車両走行用エンジンにて駆動
    される空調装置の運転を停止又は軽減する制御装
    置を具えた自動車用空調装置において、高冷房負
    荷時又は室温と設定温度との温度偏差の大きいこ
    とを検知する検出スイツチと、該検出スイツチの
    作動により上記制御装置を不作動とする制御回路
    を具えたことを特徴とする自動車用空調装置。
JP12329981U 1981-08-20 1981-08-20 自動車用空調装置 Granted JPS5829512U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12329981U JPS5829512U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 自動車用空調装置

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JP12329981U JPS5829512U (ja) 1981-08-20 1981-08-20 自動車用空調装置

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Publication Number Publication Date
JPS5829512U JPS5829512U (ja) 1983-02-25
JPS6232891Y2 true JPS6232891Y2 (ja) 1987-08-22

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ID=29917204

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0127456Y2 (ja) * 1984-11-13 1989-08-17

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194114A (en) * 1981-05-26 1982-11-29 Nissan Motor Co Ltd Automotive air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57154508U (ja) * 1981-03-25 1982-09-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194114A (en) * 1981-05-26 1982-11-29 Nissan Motor Co Ltd Automotive air conditioner

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JPS5829512U (ja) 1983-02-25

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