JPS6231285Y2 - - Google Patents

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JPS6231285Y2
JPS6231285Y2 JP1981025973U JP2597381U JPS6231285Y2 JP S6231285 Y2 JPS6231285 Y2 JP S6231285Y2 JP 1981025973 U JP1981025973 U JP 1981025973U JP 2597381 U JP2597381 U JP 2597381U JP S6231285 Y2 JPS6231285 Y2 JP S6231285Y2
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JP
Japan
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relay
fan motor
vehicle speed
outside air
solenoid valve
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JP1981025973U
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JPS57139415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用空気調和装置におけるフア
ンモータの制御装置、特に車室内の空調状態を維
持しつつフアンモータで消費される電力を節減す
る装置に関する。
(従来の技術) 従来の自動車用空気調和装置は、第1図に示す
ように、インテークドア5を回動させることによ
つてインテークユニツト10の外気導入口11ま
たは内気導入口12から選択的に取り入れられた
空気を、フアン13の回転により、エバポレータ
14、ヒータコア15を介して吹出口から車室内
へ吹出すものである。またフアンモータ16は、
フアン13を回転させるものであり、吹出口から
空気を吹出す際は常に作動しているものである。
したがつて空気調和装置が作動している間は、
フアンモータ16を回転させるための電力が常に
消費されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の自動車用空気
調和装置にあつては、走行時の外気圧(ラム圧)
を利用すれば、バツテリによつてフアンモータ1
6を回転させなくても吹出口から空気を吹出すこ
とができるような場合(例えば、空気調和装置が
外気導入モードであり、かつ吹出口から吹出す空
気の風量が少ない場合)であつてもフアンモータ
16を常に回転させていたので、上記した場合に
あつては、フアンモータ16に無駄な電力を消費
させていたことになる。
本考案は、上記した従来の欠点を解決するため
に成されたものであり、車速が所定値以上になつ
たときには、空気調和装置のモードを外気導入モ
ードにすると共にフアンモータ回路を開成する装
置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、車速を感
知する車速センサと、インテークドアを外気導入
位置に移行させるための電磁弁と、フアンモータ
を作動させるフアンモータ回路と、当該車速セン
サが所定車速以上を感知した時に当該フアンモー
タ回路を開成する第1リレー及び当該電磁弁を作
動させる第2リレーと、当該第1リレー及び当該
第2リレーを作動可能状態とする選択スイツチと
を設け、当該選択スイツチがオンであり、かつ、
所定車速以上の時には、当該フアンモータを停止
すると共に当該インテークドアを外気導入位置に
移行し、ラム圧によつて車室内に外気を導入する
ことを特徴とするものである。
(作用) このように構成すると、選択スイツチ40がオ
ンであるときには、車速センサ50によつて車速
が所定車速以上であることが感知された場合に、
第1リレー30及び第2リレー60が作動し、フ
アンモータ16が停止すると共にインテークドア
5が外気導入位置に設定される。これにより、ラ
ム圧による空調が行なわれることになる。一方、
前記選択スイツチ40がオフであるときには、車
速センサ50により感知される車速のいかんにか
かわらず、上記動作は行なわれず空気調和装置は
通常の空調制御を行なうことになる。
(実施例) 以下添付図面に示す実施例に基づいて本考案を
詳述する。第2図は本考案の一実施例を示す回路
図である。バツテリ20と、フアンモータ16
と、フアンモータ16の回転を制御する抵抗2
1,22と、常閉リレー30の固定接点とが直列
に接続されている。選択スイツチとしてのフアン
スイツチ40は、高速回転用接点H、中速回転用
接点M、低速回転用接点L、オフ接点Off、エコ
ノミー用接点Eを有している。またバツテリ20
とエコノミー用接点Eとの間には、第1リレーで
あるリレー30のコイル31及び第2リレーであ
るリレー60のコイル61が並列接続されたリレ
ー回路に車速センサ50が直列に接続された回路
と、常開リレー60の固定接点がインテークドア
5を駆動する電磁弁70に直列に接続された回路
とが接続されている。この車速センサ50は、た
とえばスピードメータ(図示せず)内に設置され
るものであつて所定の車速(たとえば50Km/H)
以上でオンするスイツチである。また、電磁弁7
0は、この導通時に前記インテークドア5を外気
導入位置に設定する弁であり、外気導入位置にイ
ンテークドア5を移行させるのは負圧制御により
行なう。
次に上記実施例の動作について説明する。
フアンスイツチ40を接点H,M,Lのどれか
に接続した場合、車速とは無関係にそれぞれ高
速、中速、低速でフアンモータ16が回転する。
しかし、フアンスイツチ40を接点Eに接続し、
しかも車速が所定値(たとえば50Km/H)以上な
ら、センサ50がオンになり、リレー30のコイ
ル31が通電され、リレー30がオフになるか
ら、フアンモータ16は回転力を失う。そして、
これと同時にリレー60がオンするので電磁弁7
0が作動し、インテークドア5が外気導入位置に
移行する。ところが、この場合ラム圧が大きくな
つているので、外気導入口から外気が進入し、こ
の外気は、エバポレータ14及びヒータコア15
で充分に熱交換され吹出口から車室内へ充分に吹
出される。したがつてフアンスイツチ40を接点
Eにセツトし、かつ所定値以上の車速になつたと
きに、フアンモータ16で消費する電力が零にな
る。
一方、フアンスイツチ40を接点Eにセツトし
ても車速が所定値未満であれば、センサ50がオ
フになり、リレー30及びリレー60がオフにな
るので、フアンモータ16はバツテリ20により
回転し、インテークドア5は内気循環位置に移行
する。このようにフアンモータ16をバツテリ2
0によつて回転させるのは、所定値以下の車速で
は、ラム圧を充分に利用することができず、所望
の車室内の空調状態が得られないためである。
尚、本実施例においては、リレー30とリレー
60とを別部材としたが、これらを1つのリレー
にまとめてもよい。
また、前記説明ではエバポレータとヒータコア
とを有する空気調和装置について説明したが、本
考案はヒータコアのみを有するものまたはベンチ
レータのみに対しても適用できるものである。
[考案の効果] 上記の通り本考案は、車速が所定値以上になつ
た時にフアンモータ回路を開成すると共にインテ
ークドアを外気導入位置に移行するようにしたの
で、車室内の空調状態を維持しつつフアンモータ
で消費される電力を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和装置の説明図、第2図
は本考案の一実施例を示す回路図である。 5……インテークドア、13……フアン、16
……フアンモータ、30……リレー(第1リレ
ー)、40……フアンスイツチ(選択スイツチ)、
50……車速センサ、60……リレ…(第2リレ
ー)、70……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車速を感知する車速センサと、インテークドア
    を外気導入位置に移行させるための電磁弁と、フ
    アンモータを作動させるフアンモータ回路と、当
    該車速センサが所定車速以上を感知した時に当該
    フアンモータ回路を開成する第1リレー及び当該
    電磁弁を作動させる第2リレーと、当該第1リレ
    ー及び当該第2リレーを作動可能状態とする選択
    スイツチとを設け、当該選択スイツチがオンであ
    り、かつ、所定車速以上の時には、当該フアンモ
    ータを停止すると共に当該インテークドアを外気
    導入位置に移行し、ラム圧によつて車室内に外気
    を導入することを特徴とする自動車用空気調和装
    置におけるフアン・モータの制御装置。
JP1981025973U 1981-02-27 1981-02-27 Expired JPS6231285Y2 (ja)

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JP1981025973U JPS6231285Y2 (ja) 1981-02-27 1981-02-27

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JPS57139415U JPS57139415U (ja) 1982-08-31
JPS6231285Y2 true JPS6231285Y2 (ja) 1987-08-11

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025816A (ja) * 1983-07-21 1985-02-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用空気調和装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50378A (ja) * 1973-05-04 1975-01-06
JPS5497941A (en) * 1978-01-19 1979-08-02 Mitsubishi Motors Corp Automotive air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58578Y2 (ja) * 1978-06-27 1983-01-07 株式会社デンソー 自動車用空調装置

Patent Citations (2)

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JPS50378A (ja) * 1973-05-04 1975-01-06
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JPS57139415U (ja) 1982-08-31

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