JPH0511685Y2 - - Google Patents

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JPH0511685Y2
JPH0511685Y2 JP1986151684U JP15168486U JPH0511685Y2 JP H0511685 Y2 JPH0511685 Y2 JP H0511685Y2 JP 1986151684 U JP1986151684 U JP 1986151684U JP 15168486 U JP15168486 U JP 15168486U JP H0511685 Y2 JPH0511685 Y2 JP H0511685Y2
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air conditioner
switch
air
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fog
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車の冷房装置における防曇装置
に関するものである。
従来の技術 従来、自動車の窓ガラスの防曇は一般にフロン
ト窓ガラス及びサイド窓ガラスについては温風式
のデフロスタ又は冷房装置搭載車では、冷房除湿
によるデフロスタにより行なわれ、リヤウインド
については、熱線式のデイフオガにより行なわれ
ている。
しかるに、前記冷房装置およびリヤウインド用
デイフオガに給電する給電回路は各々別個に独立
して設けられているため、冷房装置を最強の冷房
状態で同時にリヤウインド用デイフオガを作動さ
せることができるようになつている。
そのため、冷房装置を最強の冷房状態で同時に
リヤウインド用デイフオガを作動させている時に
は、必要以上の曇り除去作用が行なわれているば
かりか、両装置の電気負荷により、アイドリング
時等のエンジン低回転時には、過負荷状態とな
り、オルタネータによるバツテリへの充電は行な
われないのは勿論のこと、オルタネータから出力
される電力では不足し、この不足電力を補充すべ
くバツテリからも給電されることによりバツテリ
の充電状態を悪化するという問題があつた。
そのため、従来では、リヤウインドの曇り除去
の必要時には、冷房装置あるいは防曇装置のどち
らか一方のみの単一作動により除去作用を行なわ
せて両装置に同時給電されるのを防止することに
よりバツテリの充電状態を良好に維持するように
していた(実公昭60−2974号公報)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、冬期等
の低温多湿期や梅雨期の多湿期には、冷房装置又
は防曇装置のどちらか一方の曇り除去作用では、
防曇の反応速度も遅く、又高温多湿時のデイフオ
ガ使用時ではより一層多湿になり乗員に不快感を
与えるなどの問題点を有していた。
本考案は、上記問題点に鑑み、デイフオガ使用
時においても、冷房除湿を可能とし、かつ冷房装
置および防曇装置を同時に運転しても、バツテリ
の充電状態を悪化することなく効果的な防曇作用
を行なえる装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案の自動車用
冷房装置における防曇装置は、前記冷房装置の風
量を切換える風量切換スイツチと連動して防曇装
置の電圧を切換える電圧切換装置を具備したもの
である。
作 用 本考案は上記構成により、防曇装置(リヤウイ
ンド用デイフオガ)が作動しており、しかも冷房
装置の風量切換スイツチをHi(高速)運転に設定
した高負荷冷房運転(高負荷冷房除湿運転)時に
は、防曇装置への供給電圧を低下させ、バツテリ
への電気的負荷を軽減し防曇作用を効果的に行な
うことができる。
実施例 図は本考案の一実施例における自動車用冷房装
置及び防曇装置の電気回路図を示すものである。
図において、1は自動車のバツテリ、2はイグ
ニツシヨンスイツチ、3は車室内フアンモータの
回転速度を低速から高速へ数段階に切換え可能な
制御回路部を示す。この制御回路3は、風量切換
スイツチ4とそれぞれ異なる抵抗値を有する抵抗
5,6とからなる。切換スイツチ4は、固定接点
4a,4b,4c、可動接片4d、中間接点4e
を有する。固定接点4a,4b,4cはそれぞれ
フアンノツチの高速、中速、低速位置である。そ
してフアンモータ7により送風される風は、自動
車用冷房装置の蒸発器(図示せず)を通して車室
内に送風される。また前記蒸発器の下流側には、
蒸発器の表面温度がある設定値以下(たとえば−
3℃)の場合、開成するサーモスイツチ8が取り
付けられており、エアコンスイツチ9および風量
切換スイツチ4を投入すると、リレー10の励磁
コイル10aの吸引力により、コンプレツサの電
磁クラツチ11の通電回路を閉成し冷凍サイクル
を作動させる仕組みとなつている。一方、防曇装
置は、デイフオガスイツチ12を投入するとリヤ
ウインド13の熱線13aに電流が流れ、前記熱
線13aの発熱により、リヤウインドの曇りを除
去する仕組みとなつているが、デイフオガスイツ
チ12とリヤウインド13との間に、リレー14
と抵抗15とにより構成される電圧切換装置16
が設置されている。リレー14の励磁コイル14
aのプラス側はエアコンスイツチ9のマイナス側
に接続され、励磁コイル14aのマイナス側は、
逆流防止のダイオード14dを通じて風量切換ス
イツチ4の接点4aへ接続されている。
リレー14の接点14cは直接熱線13aに通
じ、接点14bは抵抗15を通して熱線13aに
通じている。14eは可動接片である。
以上のように構成された自動車用冷房装置およ
び防曇装置についてその動作を図を用いて説明す
る。
エアコンスイツチ9が投入されず(冷房不要
時)、リヤウインド用デイフオガスイツチ12が
投入された時、電圧切換装置16のリレー14の
励磁コイル14aは励磁されず、接点14c側が
閉成されるため、熱線13aは所定の電圧により
発熱しリヤウインドの曇りを除去する。
次に、エアコンスイツチ9が投入され、かつ風
量切換スイツチ4をHi(高速)に投入している
時、つまり最大冷房除湿運転をしている時に、リ
ヤウインド用デイフオガスイツチ12が投入され
た時は、電圧切換装置16のリレー14の励磁コ
イル14aは風量切換スイツチ4の接点4aを介
してアースされるため、通電され、その励磁コイ
ルの吸引力により、接片14eは接点14cから
抵抗15を有するLo回路側の接点14bに移動
する。したがつて熱線13aへは、抵抗15を通
つて所定の電圧より低い電圧が供給され、熱線1
3aでの消費電力が減少する。そのため、リヤウ
インド用デイフオガにおける電気負荷を軽減する
ことができ、冷房装置、防曇装置の同時運転によ
るバツテリへの充電状態の悪化を防ぐことがで
き、かつ従来例にみられるような防曇装置又は冷
房装置の単一運転での乗員に与える不快感や防曇
効果のスピードといつた点からの不具合を解消す
ることができる。
考案の効果 以上のように本考案は、防曇装置に、冷房装置
の風量切換スイツチと連動した電圧切換装置を具
備したことにより、最大冷房除湿運転時には、防
曇装置側での消費電力を軽減できるため、冷房装
置および防曇装置を両方同時に作動させるときの
バツテリへの電気負荷を軽減することができ、効
果的な防曇冷房運転に有用である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例における自動車用冷房装
置および防曇装置の電気回路図である。 1……バツテリ、2……イグニツシヨンスイツ
チ、3……フアンスピード制御回路、4……風量
切換スイツチ、5,6……抵抗、7……フアンモ
ータ、9……エアコンスイツチ、10……リレ
ー、11……電磁クラツチ、12……デイフオガ
スイツチ、13……リヤウインド、13a……熱
線、14……リレー、15……抵抗、16……電
圧切換装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の室内に冷風を送る冷房装置と、自動車
    のリヤウインドの曇りを除去する防曇装置と、前
    記冷房装置の風量を切換える風量切換スイツチ
    と、この風量切換スイツチが高速運転を選択した
    時前記防曇装置の電圧を低電圧に切換える電圧切
    換装置とを具備した自動車用冷房装置における防
    曇装置。
JP1986151684U 1986-10-02 1986-10-02 Expired - Lifetime JPH0511685Y2 (ja)

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JP2767859B2 (ja) * 1989-02-09 1998-06-18 株式会社デンソー 車両用防曇装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175410A (en) * 1981-04-20 1982-10-28 Hitachi Ltd Air conditioner for automobile

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