JPS602974Y2 - 自動車用冷房装置および防曇装置の給電回路 - Google Patents

自動車用冷房装置および防曇装置の給電回路

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JPS602974Y2
JPS602974Y2 JP5285280U JP5285280U JPS602974Y2 JP S602974 Y2 JPS602974 Y2 JP S602974Y2 JP 5285280 U JP5285280 U JP 5285280U JP 5285280 U JP5285280 U JP 5285280U JP S602974 Y2 JPS602974 Y2 JP S602974Y2
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JP
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power supply
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switch
equipment
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JP5285280U
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JPS56154211U (ja
Inventor
蔦恵 倉本
克己 坂根
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マツダ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の冷房装置および防曇装置に給電する
給電回路に関するものである。
従来より、自動車の室内に冷風を送るとともに冷風の除
湿作用をも行って室内を冷房除湿する冷房装置と、リヤ
ウィンドの曇りを除去して後方の視認性を良くする防曇
装置とを装備して、自動車の居住性および安全性を高め
るようにした自動車はよく知られている(実開昭50−
138748号公報、実開昭52−128237号公報
、実開昭53−165456号公報参照)。
しかるに、従来、前記冷房装置および防曇装置に給電す
る給電回路は各々別個に独立して設けられ、クーラスイ
ッチあるいはデフオガスイッチを操作して冷房装置のみ
、防曇装置のみ、あるいは同装置を同時に作動させるこ
とができるようになされていた。
しかしながら、前記冷房装置および防曇装置の同装置を
同時に作動させているときには、防曇装置と併せて冷房
装置の除湿作用によってもリヤウィンドの曇りが除去さ
れ、曇りの除去作用が二重に行われている一方、同装置
が他のランプ等の電気負荷とともに同時に作動している
ため、エンジンの低回転時、特にアイドリング時には過
負荷状態となり、オルタネータによるバッテリへの充電
は行われないのは勿論のこと、オルタネータから出力さ
れる電力では不足し、この不足電力量を補填すべくバッ
テリからも給電されることにより、バッテリの充電状態
を悪化するという問題があった。
そこで、本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、
リヤウィンドの曇りの除去の必要時には冷房装置あるい
は防曇装置のどちらか一方のみによって除去作用を行わ
しめて、同装置に同時に給電されるのを防止するように
することにより、自動車の安全性および居住性等を確保
しつつバッテリの充電状態を良好に維持できるようにし
た自動車用冷房装置および防曇装置に給電回路を提供す
るものである。
すなわち、本考案は、自動車の室内に冷風を送る冷房装
置と、該自動車のリヤウィンドの曇りを除去する防曇装
置とを備え、該同装置の給電回路の何れか一方が閉成し
たとき他方が開成する切換手段を接続することにより、
同装置に同時に給電されることを防止するようにしたも
のである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本考案の第1実施例を示し、1は冷風装置用の
給電回路であって、バッテリ2とブロアスイッチ3とブ
ロア(図示せず)を駆動するブロア用モータ4とを直列
に接続してなり、上記プロアスイッチ3は犬、中、小の
3段階の抵抗値を有する第1〜第3固定接点3a〜3c
を有し、可動接点3dを各固定接点3a〜3cに接続し
てモータ4の回転数を小、中、大の3段階に制御してブ
ロア(図示せず)による風量を調節できるように設けら
れている。
さらに、上記プロアスイッチ3の中間接点3eにはマグ
ネットクラッチ5用のソレノイド5aが接続されて該ソ
レノイド5aの励磁回路6が猛威され、該励磁回路6に
はクーラスイッチ7が直列に接続され、該クーラスイッ
チ7が閉じたときにソレノイド5aを励磁せしめてマグ
ネットクラッチ5をON作動せしめ、該マグネットクラ
ッチ5のON作動によりエンジン(図示せず)とコンプ
レッサ8とを接続させるように構成されている。
さらに、前記クーラスイッチ7には切換リレー9のリレ
ーコイル10が接続されて該リレーコイル10の励磁回
路11が猛威され、前記クーラスイッチ7が閉じたとき
に該リレーコイル10を励磁せしめるように設けられて
いる。
また、12は防曇装置用の給電回路であって、バッテリ
2にリヤウィンド13の熱線13aが接続されて猛威さ
れ、該給電回路12にはデフオガスイッチ14が直列に
接続され、該デフオガスイッチ14が閉じたときに熱線
13aの発熱作用を行わせてリヤウィンド13の曇りを
除去するように構成されている。
さらに、前記給電回路12には前記リレーコイル10に
応動する常閉リレー接点15が直列に接続され、該リレ
ーコイル10が励磁されたとき(プロアスイッチ3およ
びクーラスイッチ7が閉じて冷房装置が作動していると
き)には、該リレー接点15を開いて前記防曇装置用給
電回路12を開成する一方、該リレーコイル10が非励
磁のとき(プロアスイッチ3またはクーラスイッチ7が
開いて冷房装置が作動していないとき)には該リレー接
点15を閉じて前記給電回路12を閉成するように設け
られている。
次に、上記実施例の作動について説明すると、車室内の
冷房を行うべく、プロアスイッチ3の可動接点3dを固
定接点3a〜3cのいずれかに接続してブロア用モータ
4を大、中、小のいずれかの段階に制御し回転させると
ともに、クーラスイッチ7を閉じてソレノイド5aの励
磁によりマグネットクラッチ5をON作動させ、エンジ
ン(図示せず)とコンプレッサ8とを接続せしめて該エ
ンジンによりコンプレッサ8を作動させ、該コンプレッ
サ8の作動により冷却された空気を前記ブロア用モータ
4により駆動されるブロア(図示せず)によって室内へ
吹き出して冷房および除湿を行うとともに、この除湿作
用によってリヤウィンド13の曇りが除去される。
その際、前記プロアスイッチ3とクーラスイッチ7とが
閉じていることにより、リレーコイル10が励磁され、
該リレーコイル10に応動する常閉リレー接点15を開
き、デフオガスイッチ14を閉じても、防曇装置用の給
電回路12は閉成されない。
一方、プロアスイッチ3又はクーラスイッチ7が開いて
いるとき(冷房装置が作動していないとき)には、リレ
ーコイル10は非励磁となり、常閉リレー接点15は閉
じていることにより、デフオガスイッチ14の0N−O
FFにしたがって防曇装置が作動制御され、デフオガス
イッチ14を閉じたときにはリヤウィンド13の熱線1
3aにクロム線等)に電流が流れ、該熱線13aの発熱
作用によってリヤウィンド13の曇りが除去される。
したがって、冷房装置および防曇装置とが同時に作動す
ることがないので、バッテリ2の充電状態を良好に維持
することができ、また、冷房装置又は防曇装置のいずれ
か一方で曇りを除去することが可能で、居住性および安
全性等を確保することができる。
第2図は本考案の第2実施例を示し、二極連動切換スイ
ッチ16を設けて、冷房装置と防曇装置とを制御するも
のであり、第1図と同一の部分については同一の符号を
付し、その説明を省略する。
すなわち、上記二極連動切換スイッチ16は、−極がソ
レノイド5aの励磁回路6に直列に接続されてクーラス
イッチ7′を構威し、他極は防曇装置用の給電回路12
に直列に接続されてデフオガスイッチ14′を構威し、
クーラスイッチ7′を閉じるべく連動切換スイッチ16
を操作したときには、ソレノイド5aの励磁回路6を閉
形してソレノイド5aを励磁し、冷房装置を作動させる
一方、デフオガスイッチ14′が開いて防曇装置の給電
回路12を開威し、また、デフオガスイッチ14′を閉
じるべく連動切換スイッチ16を操作したときには、防
曇装置の給電回路12を閉成する一方、クーラスイッチ
7′が開いてソレノイド5aの励磁回路6を開成するよ
うに設けられている。
よって、前記第1実施例と同様に、すなわち、冷房装置
と防曇装置とが同時に作動することがなく、リヤウィン
ド13が曇っている場合には冷房装置又は防曇装置のい
ずれか一方で曇りを除去することができ、居住性および
安全性等を確保するとともにバッテリ2の充電状態を良
好に維持することができるものである。
尚、以上の実施例では、冷房装置と防曇装置とを切換え
る切換手段にリレー9あるいは二極の連動切換スイッチ
16を用いたが、その他電気式あるいは機械式等の種々
の切換手段を用いてもよいのは言うまでもない、 以上説明したように、本考案によれば、自動車の室内に
冷風を送る冷房装置と、該自動車のリヤウィンドの曇り
を除去する防曇装置とを備え、該両給電回路の何れか、
一方が閉成したときに他方が開成する切換手段を接続し
たことにより、冷房装置と防曇装置とを同時に作動させ
ることがないので、自動車の安全性、居住性を確保しつ
つ、バッテリの充電状態を良好に維持することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す電気回路図、第2図
は第2実施例を示す電気回路図である。 1・・・給電回路、2・・・バッテリ、3・・・プロア
スイッチ、4・・・ブロア用モータ、5・・・マグネッ
トクラッチ、6・・・励磁回路、7,7′・・・クーラ
スイッチ、8・・・コンプレッサ、9・・・切換リレー
、10・・・リレーコイル、11・・・励磁回路、12
・・・給電回路、13・・・リヤウィンド、13a・・
・熱線、14゜14′・・・デフオガスイッチ、15・
・・リレー接点、16・・・連動切換スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)自動車の室内に冷風を送る冷房装置と、該自動車
    のリヤウィンドの曇りを除去する防曇装置とを備え、該
    同装置の給電回路に、該再給電回路の何れか一方が閉成
    したときに他方が開成する切換手段を接続したことを特
    徴とする自動車用冷房装置および防曇装置の給電回路。
  2. (2)切換手段を、冷房装置を制御する制御スイッチに
    接続されたリレーコイルと、防曇装置の給電回路に接続
    され該リレーコイルに応動する常閉リレー接点とからな
    るリレーにて樹皮したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の自動車用冷房装置および防曇
    装置の給電回路。
JP5285280U 1980-04-17 1980-04-17 自動車用冷房装置および防曇装置の給電回路 Expired JPS602974Y2 (ja)

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JPS56154211U JPS56154211U (ja) 1981-11-18
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