JPH0234969Y2 - - Google Patents

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JPH0234969Y2
JPH0234969Y2 JP4576686U JP4576686U JPH0234969Y2 JP H0234969 Y2 JPH0234969 Y2 JP H0234969Y2 JP 4576686 U JP4576686 U JP 4576686U JP 4576686 U JP4576686 U JP 4576686U JP H0234969 Y2 JPH0234969 Y2 JP H0234969Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用空気調和装置、特にコンプレツ
サの制御に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両用空気調和装置においては実公昭57
−54411号に開示される如く、運転者の好みに応
じて冷房優先か省エネ優先かをエコノミースイツ
チにより適宜選択する手段と、この選択に応じて
コンプレツサの能力を調整してこれを制御するコ
ンプレツサ制御手段とを供えているものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の車両用空気調和装置は、
その時の様々の条件により運転者が判断してエコ
ノミースイツチを手動操作することによつて省エ
ネ優先モードか又は冷房優先モードかを選択しな
ければならず、運転者にとり煩わしい面を有して
いた。
例えば、冷房優先モードに設定されているとき
に車室内温度(熱負荷)が小さくなると、省エネ
優先モードに切換えなければならず、省エネ優先
モードに設定されているときに車室内温度が高く
なると冷房優先モードに切換えなければならな
い。また、車両が減速するとき等、軽負荷となれ
ば冷房優先モードに切り換えることにより車両の
慣性エネルギーを吸収でき、省動力化が図れるの
であるが、このような切換えを運転者が行うこと
は運転に支障を及ぼす。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、省エネ優先モード又は冷房優先モー
ドを選択するコンプレツサモード選択手段(エコ
ノミースイツチ等)が冷房優先モード又は省エネ
モードいずれかになつている場合でも、これに優
先してコンプレツサの熱負荷又は車両負荷に基づ
きコンプレツサ制御手段を制御してこれを負荷に
見合う省エネ優先モード又は冷房優先モードのい
ずれかに設定する負荷優先処理手段を有する。
これにより、熱負荷又は車両負荷に応じてモー
ドが自動的にいずれかに設定される。
〔作用〕
負荷判定手段により、熱負荷が小さいと、自動
的に省エネ優先モードに切換えられ、熱負荷が大
きいとき又は車両負荷が小さいとき自動的に冷房
優先モードに切換えられる。このとき、コンプレ
ツサモード選択手段の出力は無効化される。
〔実施例〕
第1図は本考案による車両用空気調和装置の実
施例を示すブロツク図である。図中、1はエコノ
ミースイツチ等のコンプレツサモード選択手段で
あり、コンプレツサの能力を省エネ優先モードか
又は冷房優先モードのいずれかに選択する。2は
コンプレツサ制御手段であり、コンプレツサモー
ド選択手段の出力によりコンプレツサの能力を制
御する。その能力制御方法としては、例えばコン
プレツサの稼動率(オン状態とオフ状態の割合)
を調整するもの、コンプレツサの冷媒入量を変え
るか斜板式コンプレツサの場合斜板の傾斜角を変
えてコンプレツサの容量を調整するものなどがあ
りうる。3はこのコンプレツサ制御手段により制
御されるコンプレツサである。4は負荷判定手段
であり、室温センサ、外気温センサ等の出力に基
づきコンプレツサの熱負荷の大小(換言すれば冷
房の必要度)を判定するか又はブレーキスイツ
チ、フツトペタルスイツチ等により車両が減速か
加速かの車両負荷の大小を判定する。5は負荷優
先処理手段であり、この負荷優先処理手段5の出
力に基づきコンプレツサ制御手段を制御してこれ
によりコンプレツサのモードを負荷に見合うモー
ドとする。負荷判定手段4はコンプレツサモード
選択手段1によりコンプレツサ3が冷房、省エネ
のいずれのモードに設定されていても、これを無
効化して、コンプレツサ3を第2図に示すモード
に設定する。
次に、第3図ないし第7図の回路図を用いて本
実施例の具体的構成などについて更に説明する。
各図中、第1図と同一部分は同一符号を用いてい
る。
まず第3図は、コンプレツサ制御手段2がコン
プレツサの稼動率を制御するものについて本実施
例を適用した例である。図中、10はバツテリー
BとブロアモーターM間に直列に挿入されたブロ
ア風量制御回路であり、3つの切換接点L,M,
H、共通接点、オフ接点OFF及び2個の抵抗R
1,R2から構成され、前記3つの切換接点L,
M,Hの選択によつてブロアモータMに通電され
る電流値が調整されブロア風量が3段階に切換わ
る。20はコンプレツサ3の電磁クラツチ40に
接続されたエアコンスイツチである。30はコン
プレツサ3の電磁クラツチ40をオン、オフ駆動
制御する電磁クラツチ駆動制御回路であり、抵抗
r1と抵抗r2単独又は抵抗r2と抵抗Rの直列
回路とで設定される基準値及び抵抗r3とエバポ
レータ温度検出用のサーミスタThで設定される
エバポレータ温度値の両者を比較する比較器3
1、エバポレータ温度が基準値を超えたときオン
状態になるスイツチングトランジスタ32、トラ
ンジスタ32のオンによる接点Y1を閉じるリレ
ーRY1その他のダイオード、抵抗等から構成さ
れている。
また、コンプレツサモード選択手段1はスイツ
チ回路からなり、省エネ優先モードの選択時はオ
フとなり、冷房優先モードの選択時はオンとな
る。負荷判定手段4は内気、外気、日射センサ等
の出力に基づきスイツチングを行う熱負荷検出用
のスイツチ回路からなり、内気、外気、日射温度
が高く熱負荷が大きい時はオンとなり、逆に上記
温度が低く熱負荷が小さい時はオフとなる。これ
らの各スイツチ回路1,4は直列接続されて前記
抵抗Rに並列に接続されている。この場合、コン
プレツサモード選択手段1、負荷判定手段4によ
つて負荷優先処理手段が構成される。
次にこの回路例の動作を説明する。今、ブロア
制御回路10及びA/Cスイツチ20が共にオン
であれば、コンプレツサモード選択手段1が省エ
ネ優先モードにあり、当該スイツチ回路がオフに
ある時は、電磁クラツチ駆動回路30の基準値は
抵抗r1と抵抗r2と抵抗Rの直列抵抗との比に
よつて設定されるので、比較器31の出力によつ
てスイツチングトランジスタ32及びリレーRY
1のオン状態になる割り合いは小さくなる。即
ち、コンプレツサの稼動率は小さく制限される。
他方、コンプレツサモード選択手段1が冷却優
先モードにありオン状態にある時は、負荷判定手
段4のオン、オフ状態により電磁クラツチ駆動回
路30の動作が異なる。即ち、負荷判定手段4の
スイツチ回路が、熱負荷の大きいためオンである
時は、抵抗Rが短絡される為にリレーRY1がオ
ン状態になる割合が大きくなりコンプレツサの稼
動率は大きくなつて、冷房優先モードとなり、モ
ードは変化しないが、負荷判定手段4が熱負荷の
小さいためオフである時は抵抗Rが加わるため、
前述したようにコンプレツサの稼動率が制限され
省エネ優先モードとなる。即ち、省エネ優先モー
ドが強制的に自動設定されることになる。
次に第4図は、コンプレツサ制御手段2がコン
プレツサの容量を制御するものについて本実施例
を適用とした例である。図中、第2図と同一部分
は同一符号を用いており、71はコンプレツサ3
に供給される冷媒の流路、72はコンプレツサ3
から吐出される冷媒の流路、73はこれらの流路
71,72間に介在されたバイパス流路、74は
このバイパス流路を開閉する電磁弁であり、通電
時に閉状態なり、コンプレツサを大容量とし、非
通電時は開状態となり、コンプレツサを小容量と
する。
また電磁クラツチ駆動制御回路100は第2図
の同回路30と同様コンプレツサをサイクリング
駆動しエバポレータの温度を基準値に保持する。
この回路例の動作を説明する。コンプレツサモ
ード選択手段1が省エネ優先モードであつてオフ
の時は、電磁弁74は通電されないのでバイパス
流路73は開いた状態となり、コンプレツサ3の
容量は小容量になる。
他方コンプレツサモード選択手段1が冷房優先
モードでありオンの時は、負荷判定手段4のオ
ン、オフ状態により異なる。即ち、負荷判定手段
4が熱負荷の大きいためオンとなつている時は、
電磁弁74に通電が行われ、バイパス流路73が
閉じて、コンプレツサ3は大容量運転になる。し
かし、熱負荷が小さいためオフとなつている時
は、電磁弁74の通電はなく、バイパス流路73
は開き、コンプレツサ3は小容量運転となり、省
エネ優先モードに自動設定される。
第5図はコンプレツサが省エネ優先モードに設
定されているときに熱負荷が大きくなると自動的
に冷房優先モードに切換えるための回路図であ
り、この場合、高電位側の抵抗r1に抵抗Rを接
続し、コンプレツサモード選択スイツチ1aと負
荷判定手段4aの直列回路をこの抵抗Rに並列接
続して、負荷優先処理回路5を構成したものであ
る。なお、コンプレツサモード選択スイツチ1a
は冷房優先モードの選択時オフ、省動力優先モー
ドの選択時オンし、負荷判定手段4aは高負荷時
オフ、小負荷時オンするものである。
このような構成によれば、コンプレツサが省エ
ネ優先モードに設定されていても、熱負荷が大き
くなつて負荷判定手段4aがオフすると、抵抗R
が抵抗r1に接続され、基準値が低くなり、自動
的に冷房優先モードとなる。
第6図は、第5図に示す方式を、可変容量型の
コンプレツサにつき適用したもので、電磁弁74
aに上記コンプレツサモード選択手段スイツチ1
aと、負荷判定手段4aを直列接続している。な
お、電磁弁74aは通電時間で、コンプレツサを
小容量と、非通電時閉で、コンプレツサを大容量
とする。これにより、コンプレツサが省エネ優先
モードに設定されていても、熱負荷が大きくなつ
て負荷判定手段4aがオフすると、電磁弁が非通
電となり、コンプレツサが大容量とされ、冷房優
先モードに設定される。
第7図は車両負荷を検出する例えばブレーキス
イツチ42から成る車両負荷検出手段でコンプレ
ツサの容量を変化するようにして、車両負荷に応
じて省エネモードか冷房モードかの選択を行うよ
うにしたものである。同図において、エコノミー
スイツチはオン時に冷房優先モードに設定するた
めのもので、これにブレーキスイツチ42で開閉
するリレーRY2の接点Y2が並列接続される。
従つて、コンプレツサモード選択手段1がオフ
し、電磁弁74aが非通電となつて開き、コンプ
レツサが小容量となつて省エネ優先モードに設定
されていても、制動に伴ない車両負荷が軽くな
り、ブレーキスイツチ42がオンすると接点Y2
がオンするので、コンプレツサモード選択手段1
の上記動作は無効化され、コンプレツサは大容量
に切換えられ冷房優先モードに設定される。
〔効果〕
以上説明したように、本考案によれば、省エネ
優先モード設定時又は冷房優先モード設定時にお
いてもコンプレツサの熱負荷又は車両負荷に見合
つてコンプレツサの能力が制御されるので、操作
性が向上し、かつフイーリングを向上でき、しか
も省動力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用空気調和装置の実
施例を示すブロツク図、第2図は動作説明のため
の図表、第3図ないし第7図は同装置の他の実施
例を示す回路図である。 1……コンプレツサモード選択手段、2……コ
ンプレツサ制御手段、3……コンプレツサ、4…
…熱負荷判定手段、5……自動省エネ設定手段、
10……ブロア風量制御回路、30,100……
電磁クラツチ駆動制御回路、40……電磁クラツ
チ、74,74a……電磁弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンプレツサの能力について省エネ優先モー
    ドにするか冷房優先モードにするかを選択する
    コンプレツサモード選択手段と、このコンプレ
    ツサモード選択手段の選択モードに応じてコン
    プレツサの能力を調整するコンプレツサ制御手
    段とを備えた車両用空気調和装置において、コ
    ンプレツサの熱負荷又は車両の負荷の大小を判
    定する負荷判定手段と、前記コンプレツサモー
    ド選択手段のモード選択を無効化して、上記負
    荷判定手段の出力に基づき前記コンプレツサ制
    御手段を制御してコンプレツサの能力を上記負
    荷に見合うモードに設定する負荷優先処理手段
    を備え、当該負荷優先処理手段は上記熱負荷が
    所定値より大きいとき又は車両負荷が所定値よ
    り小さいときにコンプレツサを省エネ優先モー
    ドから冷房優先モードに切換えることを特徴と
    する車両用空気調和装置。 (2) コンプレツサ制御手段は、コンプレツサモー
    ド選択手段によつて、基準値及びエバポレータ
    温度値の比較によりコンプレツサの電磁クラツ
    チをオン,オフさせる電磁クラツチ駆動制御回
    路の当該基準値を変更させるようにしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の車両用空気調和装置。 (3) コンプレツサ制御手段は、コンプレツサモー
    ド選択手段によつて、コンプレツサの冷媒流路
    に介在されたバイパス流路の開閉を行う電磁弁
    をオン,オフさせるようにしたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の車両用
    空気調和装置。 (4) 負荷判定手段は、車室内温度又は外気温度又
    は日射温度等の熱負荷を判定する熱負荷判定手
    段あるいはブレーキスイツチ又はフツトペタル
    スイツチ等車両の負荷を判定する車両負荷判定
    手段から成ることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の車両用空気調和装置。
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