JPH0213205Y2 - - Google Patents

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JPH0213205Y2
JPH0213205Y2 JP9413686U JP9413686U JPH0213205Y2 JP H0213205 Y2 JPH0213205 Y2 JP H0213205Y2 JP 9413686 U JP9413686 U JP 9413686U JP 9413686 U JP9413686 U JP 9413686U JP H0213205 Y2 JPH0213205 Y2 JP H0213205Y2
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compressor
switch
detection switch
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load detection
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両の空調制御システムに関するも
のであり、さらに詳細には車両の空調制御システ
ムを構成するコンプレツサの作動を制御するため
のコンプレツサ作動制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、車両の空調制御システムに設けられ
るコンプレツサは、車両のエンジンにより駆動さ
れるようになつており、また、エンジンの負荷及
び熱負荷に応じて電磁クラツチによるコンプレツ
サのオンオフ制御あるいは容量可変手段によるコ
ンプレツサの容量制御が行われるようになつてい
るが、この場合、例えば特開昭60−78813号公報
に記載されているように、熱負荷を演算する熱負
荷データ演算手段の演算データや温度設定器の操
作量に対応してコンプレツサの制御容量領域を切
換える切換手段の選択データに基づいて、電磁ク
ラツチの作動あるいは容量可変手段の調節量を制
御する構成とすることにより、そのオンオフ設定
条件あるいは容量設定条件を、熱負荷やエンジン
の負荷に応じて変更し得るようにし、クールダウ
ン特性の改良あるいは省エネルギーの確保等を図
るようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の構成による
と、コンプレツサのオンオフ設定あるいは容量設
定のために、少なくとも熱負荷データ演算手段及
び切換手段を構成するマイクロプロセツサという
比較的高価な構成要素を必要とするので、構成が
複雑でコストアツプを回避し難いという問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段) この考案はかかる従来技術の問題点を解決する
べくなされたものであり、熱負荷の高低に応じて
選択的に接続位置を切り換え可能な熱負荷検出ス
イツチと、該熱負荷検出スイツチに直列に接続さ
れ、当該車両のエンジンの負荷の高低に応じて選
択的に接続位置を切り換え可能なエンジン負荷検
出スイツチと、 前記熱負荷検出スイツチ及び前記エンジン負荷
検出スイツチの接続位置に応じて抵抗比が変化す
る分圧抵抗と、該分圧抵抗の分圧点に接続され、
熱負荷が低く且つエンジンの負荷が高いときは空
調制御システムの冷房能力が小さくなるように、
車両の熱負荷が高くエンジンの負荷が低いときは
該冷房能力が大きくなるように前記分圧点の電圧
に応じてコンプレツサの作動を制御するコンプレ
ツサ制御部とを備えたことを特徴とし、マイクロ
コンピユータに代えてスイツチや抵抗という安価
で容易に入手できる部材を構成要素とすることに
より、コンプレツサの作動制御、即ち、オンオフ
制御や容量制御を低コスト且つ簡単な構成で行え
るようにしたものである。
(作用) 例えば、熱負荷が高く、かつ、低速運転のよう
にエンジンの負荷が低い場合には、熱負荷検出ス
イツチがオフになると共に、エンジン負荷検出ス
イツチがオフになり、分圧抵抗の抵抗比がその分
圧点電圧がより高くなる方向に変化し、冷房能力
が大きくなるようにコンプレツサの作動、例えば
コンプレツサが可変容量型のものである場合には
その容量が大きくなるように制御されるか、又は
コンプレツサが固定容量型のものである場合はコ
ンプレツサはオンになる頻度が高くなるように制
御される一方、熱負荷が低く且つエンジン負荷が
高いときには、上述と逆に冷房能力が小さくなる
ようにコンプレツサは容量が小さくなるように制
御されるか、又はコンプレツサはオンになる頻度
が低くなるように制御される。
(実施例) 第1図はこの考案の第一実施例を示すものであ
り、この実施例に依れば、コンプレツサは可変容
量型のもの、すなわちピストンストロークをモー
タの回転角に応じて変化させることにより吐出容
量を変化させるように構成されたものである。
尚、この実施例では熱負荷検出スイツチ及びエン
ジン負荷検出スイツチはコンプレツサの電磁クラ
ツチのオンオフ作動にも兼用される。
同図に示すようにコンプレツサ1と図示しない
エンジンとの連結またはその解除を行う電磁クラ
ツチのマグネツトコイル2はその一端が接地され
ていると共に、その他端がリレー3の常閉接点3
aの一端に接続されていて、この常閉接点3aの
他端はエバポレータ近傍に設けられるサーモスイ
ツチ4、空調システムをオンオフするための空調
スイツチ5、及び図示しないブロワのフアンスイ
ツチ6をそれぞれ介して第一バツテリ7の正極に
接続されており、そして、この第一バツテリ7の
負極は接地されている。
また、リレー3の駆動コイル3bの一端は接地
されていると共に、その他端は二連スイツチから
成るエンジン負荷検出スイツチの第一スイツチ8
及び二連スイツチから成る熱負荷検出スイツチの
第一スイツチ9をそれぞれ介して負極を接地した
第二バツテリ10の正極に接続されている。さら
に、この第二バツテリ10の正極には抵抗11の
一端が接続されており、この抵抗11の他端は熱
負荷検出スイツチの第二スイツチ(二極スイツ
チ)12のコモン接点12aに接続されていて、
その一方の固定接点12bはエンジン負荷検出ス
イツチの第二スイツチ(二極スイツチ)13のコ
モン接点13aに接続されており、その一方の固
定接点13bは抵抗14を介して接地されてい
る。また、第二スイツチ12の他方の固定接点1
2cは第二スイツチ13の他方の固定接点13c
に接続されていると共に、抵抗15を介して接地
されている。上記抵抗14,15は前記抵抗11
と共に分圧抵抗を構成する。
他方、第二バツテリ10の正極はコンプレツサ
1のコンプレツサ制御部を構成する容量制御アク
チユエータ作動回路16の電源電圧供給端子17
に接続されており、この端子17にはアクチユエ
ータ作動用モータ18を駆動する駆動回路19及
び基準電圧設定用ポテンシヨメータ20が接続さ
れていて、このポテンシヨメータ20の出力端は
比較回路21の一方の入力端に接続されており、
その他方の入力端には入力電圧端子22が接続さ
れていて、この入力電圧端子22には前述した抵
抗11と第二スイツチ12のコモン接点12aと
の接続点(分圧抵抗の分圧点)が接続されてい
る。また、抵抗14の抵抗値R2は抵抗15のそ
れR3よりも大きく設定されている。比較回路2
1は入力される入力電圧端子22からの入力電圧
とポテンシヨメータ20により設定された基準電
圧との差に応じた出力を出力し、駆動回路19は
比較回路21の出力に応じて夫々コンプレツサ1
の容量が大きく又は小さくなるようにモータ18
を駆動する。例えば、分圧抵抗の抵抗14が選択
された場合の入力電圧をVR2、抵抗15の選択さ
れたときの入力電圧をVR3(VR2>VR3)とすると、
入力電圧VR2の入力時の方が入力電圧VR3の入力
時よりもコンプレツサの容量がより大きくなるよ
うに構成されている。
なお、エンジン負荷検出スイツチの第一スイツ
チ8は図示しない車両のアクセルペダルと連動す
るスイツチ、あるいはエンジンのブースト圧に応
動するブーストスイツチ等により構成され、熱負
荷検出スイツチの第一スイツチ9は車室内温度の
検出スイツチ、あるいは外気温度検出スイツチ等
により構成されており、各第一スイツチ9,8は
それぞれの第二スイツチ12、第二スイツチ13
と連動して作動するようになつている。即ち、エ
ンジン負荷が低いときは図示のようにエンジン負
荷検出スイツチの第一スイツチ8は開成位置にあ
り、且つ第二スイツチ13のコモン接点13aは
固定接点13bと接続される一方、エンジン負荷
が高いときは第一スイツチ8は閉成位置にあり、
且つ第二スイツチ13のコモン接点13aは固定
接点13cと接続されるようになつている。ま
た、熱負荷が低いときは熱負荷検出スイツチ4の
第一スイツチ9は図示のように開成位置にあり、
且つ第2スイツチ12のコモン接点12aは固定
接点12bに接続される一方、熱負荷が高いとき
は第一スイツチ9は閉成位置にあり、且つ第二ス
イツチ12のコモン接点12aは固定接点12c
に接続されるようになつている。
次に、このように構成されたこの考案の第一実
施例の作動につき説明する。
まず、例えば当該車両のエンジンのアイドリン
グ時のようにエンジン負荷が低く、且つ車室内温
度が所定の設定温度を越えて高いときのように熱
負荷が高い場合には、熱負荷検出スイツチの第二
スイツチ12のコモン接点12aは固定接点12
bと接続されると共に、エンジン負荷検出スイツ
チの第二スイツチ13のコモン接点13aは固定
接点13bと接続される一方、各第一スイツチ
8,9はいずれも開成位置にある(第1図に示す
接続状態)。したがつて、コンプレツサ制御部1
6の入力電圧端子22には (R2/R1+R2)×V の大きさの電圧VR2が印加されコンプレツサ1は
大きな容量に制御され空調制御システムの冷房能
力が大きくなる。ここで、R1は抵抗11の抵抗
値であり、Vは第二バツテリ10の出力電圧であ
る。一方、このとき上述のように第一スイツチ
8,9は開成位置にあるのでリレー3の常閉接点
3aは閉じられており、従つて、コンプレツサ1
のオンオフ制御は専らエバポレータ温度に応じた
サーモスイツチ4のオンオフにより行われること
となる。
また、例えば当該車両の高速運転時のようにエ
ンジン負荷が高く、且つ車室内温度が所定の設定
温度を超えて高いときのように熱負荷が高い場合
には、第一スイツチ8は閉じられ、第二スイツチ
13のコモン接点13aは固定接点13cと接続
されると共に、第一スイツチ9は開かれ、第二ス
イツチ12のコモン接点12aは固定接点12b
と接続される。したがつて、コンプレツサ制御部
16の入力電圧端子22には (R3/R1+R3)×V の大きさの電圧VR3が印加されコンプレツサ1は
小さな容量に制御され冷房能力が小さくなる。一
方、このとき上述のように第一スイツチ9が開成
位置にありリレー3の接点3aは閉じられている
ので、この場合もコンプレツサ1のオンオフ制御
は専らサーモスイツチ4のオンオフにより行われ
ることとなる。
さらに、例えば当該車両の高速運転時のように
エンジン負荷が高く、且つ車室内温度が所定の設
定温度より低いときのように熱負荷が低い場合に
は、第一スイツチ8は閉じられ、第二スイツチ1
3のコモン接点13aは固定接点13cと接続さ
れるが、スイツチ9は閉じられ、第二スイツチ1
2のコモン接点12aは固定接点12cと接続さ
れるようになる。したがつて、コンプレツサ制御
部16の入力電圧端子22には (R3/R1+R3)×V の大きさの電圧VR3が印加されるが、このとき、
両第一スイツチ8,9は共に閉成位置であり、従
つてリレー3の接点3aは開かれるので、コンプ
レツサ1はオフ状態となる。
また、エンジン負荷及び熱負荷が共に低い場合
には、第一スイツチ8は開かれ、第二スイツチ1
3のコモン接点13aは固定接点13bと接続さ
れると共に、第一スイツチ9は閉じられ、第二ス
イツチ12のコモン接点12aは固定接点12c
と接続される。したがつて、コンプレツサ制御部
16の入力電圧端子22には (R3/R1+R3)×V の大きさの電圧VR3が印加されコンプレツサは小
さな容量に制御され冷房能力は小さくなる。一
方、このとき第一スイツチ8が開成位置にあり、
リレー3の接点3aは閉じられているので、コン
プレツサ1のオンオフ制御は専らサーモスイツチ
4のオンオフにより行われる。
第2図はこの考案の第二実施例を示すものであ
り、この実施例に依れば、コンプレツサは通常の
固定容量型のものである。
コンプレツサ30の電磁クラツチのマグネツト
コイル31はその一端が接地されていると共に、
その他端はリレー32の常開接点32aの一端に
接続されており、その他端は空調システムをオン
オフするための空調スイツチ33の一端に接続さ
れ、空調スイツチ33の他端は図示しないブロワ
のフアン風量切換えスイツチ34の共通摺動接片
34aに接続されている。そして、フアン風量切
換えスイツチ34のコモン接点34bはバツテリ
35の正極に接続されており、その負極は接地さ
れている。フアン風量切換えスイツチ34のコモ
ン接点34bはオフ接点OFF、低風量接点L、
中風量接点M、大風量接点Hと選択的に接続され
るようになつており、低風量接点Lと中風量接点
Mとの間、中風量接点Mと大風量接点Hとの間に
はそれぞれ抵抗36,37が接続されていて、各
抵抗36,37を介してブロワのフアンモータ3
8がバツテリ35に接続されるようになつてい
る。
一方、空調スイツチ33にはリレー32の接点
32aを駆動する駆動コイル32bの一端が接続
されており、この駆動コイル32bの他端は後述
の増巾器47と共にコンプレツサ制御部を構成す
るトランジスタ52のコレクタに接続されてお
り、駆動コイル32bの両端には逆起電圧防止用
ダイオード35が接続されている。他方、空調ス
イツチ33には抵抗39の一端が接続されてお
り、その他端には熱負荷検出スイツチとしての二
極スイツチ40のコモン接点40aが接続されて
おり、この二極スイツチ40の一方の固定接点4
0bはエンジン負荷検出スイツチとしての二連三
極スイツチ41の一方のコモン接点41aに接続
されており、二極スイツチ40の他方の固定接点
40cは二連三極スイツチ41の他方のコモン接
点41a′に接続されている。そして、コモン接点
41aは固定接点14b,41cと選択的に接続
可能となつており、コモン接点41a′は固定接点
41c,41dと選択的に接続可能となつてい
て、各固定接点41a,41c,41dはそれぞ
れ抵抗42,43,44を介して接地されてい
る。該抵抗42,43,44は前記抵抗39と共
に分圧抵抗を構成する。熱負荷検出スイツチ40
はコモン接点40aが熱負荷が高いときは固定接
点40bに、低いときは固定接点40cに夫々接
続されるようになつている。又、エンジン負荷検
出スイツチ41はコモン接点41a,41a′がエ
ンジン負荷が低いときは夫々固定接点41b,4
1cに、高いときは固定接点41c,41dに
夫々接続されるようになつている。また、抵抗3
9の他端には抵抗45の一端が接続されており、
この抵抗45の他端は図示しないエバポレータ近
傍に設けられる温度センサとしてのサーミスタ4
6の一端に接続され、サーミスタ46の他端は接
地されていて、分圧抵抗45とサーミスタ46と
の接続点は増巾器47の反転入力端子に抵抗48
を介して接続されており、抵抗39と二極スイツ
チ40との接続点は増巾器47の非反転入力端子
に抵抗49を介して接続されている。さらにこの
増巾器47は帰還抵抗50を有していると共に、
その出力端は抵抗51を介して前述したトランジ
スタ52のベースに接続されていて、このトラン
ジスタ52のエミツタは接地されている。
なお、抵抗42,43,44の各抵抗値R4
R5,R6はR4,R5,R6の順に小さく設定されてい
る(R4>R5>R6)。
従つて、例えばエバポレータの温度が上昇して
サーミスタ46により決定される増巾器47の反
転入力端に印加される入力電圧が抵抗42,43
又は44により決定される非反転入力端に印加さ
れる入力電圧より低くなつたときは増巾器47の
出力が高くなつてトランジスタ52が付勢され、
リレー32の接点32aが閉となりコンプレツサ
1が作動状態(オン)になる。
次に、このように構成された第二実施例の作動
につき説明する。
まず、例えば当該車両のエンジンのアイドリン
グ時のようにエンジン負荷が低く、車室内温度が
所定の設定温度を超えて高いときのように熱負荷
が高い場合には、スイツチ41の両コモン接点4
1a,41a′はそれぞれ固定接点41b,41c
と接続されると共に、スイツチ40のコモン接点
40aは固定接点40bと接続され、従つて、増
巾器47の非反転入力端には (R4/R7+R4)×V0 の大きさの電圧が印加されサーミスタ46により
決定されるコンプレツサ30がオンとなる設定温
度は低いものとなり、したがつてコンプレツサ3
0の稼働率は大きなものとなり冷房能力が大きく
なる。ここで、R7は抵抗39の抵抗値であり、
V0はバツテリ35の出力電圧である。
また、例えば当該車両の高速運転時のようにエ
ンジン負荷が高く、且つ車室内温度が所定の設定
温度を超えて高いときのように熱負荷が高い場合
には、スイツチ41の両コモン接点41a,41
a′はそれぞれ固定接点41c,41dと接続され
ると共に、スイツチ40のコモン接点40aは固
定接点40bと接続されるようになり、従つて、
増巾器47の非反転入力端には (R5/R7+R5)×V0 の大きさの電圧が印加されサーミスタ46により
決定されるコンプレツサ30がオンとなる設定温
度は中程度のものとなり、したがつてコンプレツ
サ30の稼働率も中位のものとなる。
さらに、例えば当該車両の高速運転時のように
エンジン負荷が高く、且つ車室内温度が所定の設
定温度をより低いように熱負荷が低い場合には、
スイツチ41の両コモン接点41a,41a′はそ
れぞれ固定接点41c,41dと接続されると共
に、スイツチ40のコモン接点40aは固定接点
40cと接続されるようになり、従つて、増巾器
47の非反転入力端には (R6/R7+R6)×V0 の大きさの電圧が印加されサーミスタ46により
決定されるコンプレツサ30がオンとなる設定温
度は高いものとなり、したがつてコンプレツサ3
0の稼働率は小になり冷房能力は小さくなる。
又、エンジン負荷及び熱負荷の双方共が低い場
合には、スイツチ41のコモン接点41a,41
a′はそれぞれ固定接点41b,41cと接続され
ると共に、スイツチ40のコモン接点40aは固
定接点40cと接続されるようになり、従つて、
増巾器47の非反転入力端には (R5/R7+R5)×V0 の大きさの電圧が印加されサーミスタ46により
決定されるコンプレツサ30がオンとなる設定温
度は中程度のものとなり、したがつてコンプレツ
サ30の稼働率も中位のものとなる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、エンジン負荷
及び熱負荷に応じた車両の空調制御用コンプレツ
サの作動制御(容量制御、オンオフ制御)を、抵
抗とスイツチとの組合せを用いた簡単な回路によ
り行う構成としたので、マイクロプロセツサのよ
うな高価な部品を使用せずに済み、構成が簡単で
低コストな作動制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一実施例の構成を示す回
路図、第2図はこの考案の第二実施例の構成を示
す回路図である。 1,30……コンプレツサ、8,13,41…
…エンジン負荷検出スイツチ、9,12,40…
…熱負荷検出スイツチ、16……容量制御アクチ
ユエータ作動回路(コンプレツサ制御部)、47
……増巾器(コンプレツサ制御部)、52……ト
ランジスタ(コンプレツサ制御部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 熱負荷の高低に応じて選択的に接続位置を切
    り換え可能な熱負荷検出スイツチと、 該熱負荷検出スイツチに直列に接続され、当
    該車両のエンジンの負荷の高低に応じて選択的
    に接続位置を切り換え可能なエンジン負荷検出
    スイツチと、 前記熱負荷検出スイツチ及び前記エンジン負
    荷検出スイツチの接続位置に応じて抵抗比が変
    化する分圧抵抗と、 該分圧抵抗の分圧点に接続され、熱負荷が低
    く且つエンジンの負荷が高いときは空調制御シ
    ステムの冷房能力が小さくなるように、車両の
    熱負荷が高くエンジンの負荷が低いときは該冷
    房能力が大きくなるように前記分圧点の電圧に
    応じてコンプレツサの作動を制御するコンプレ
    ツサ制御部とを備えたことを特徴とする空調制
    御システムにおけるコンプレツサの作動制御装
    置。 2 前記制御部は、前記コンプレツサの作動の制
    御としてコンプレツサの容量を制御するもので
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の空調
    制御システムにおけるコンプレツサの作動制御
    装置。 3 前記制御部は、前記コンプレツサの作動の制
    御としてコンプレツサをオンオフ制御するもの
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の車
    両の空調制御システムにおけるコンプレツサの
    作動制御装置。
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