JPS6246562Y2 - - Google Patents

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JPS6246562Y2
JPS6246562Y2 JP1981011472U JP1147281U JPS6246562Y2 JP S6246562 Y2 JPS6246562 Y2 JP S6246562Y2 JP 1981011472 U JP1981011472 U JP 1981011472U JP 1147281 U JP1147281 U JP 1147281U JP S6246562 Y2 JPS6246562 Y2 JP S6246562Y2
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JP
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variable resistor
temperature
resistance value
air
operating
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車室内温度を電気的に自動制御する自
動車用空調装置において、特に温度設定用可変抵
抗器の改良に関するものである。
従来のこの種の自動車用空調装置における電気
回路は、一般的に第1図に示すごとき構成であつ
て、車室内温度を検出する内気センサ18、車室
外温度を検出する外気センサ19、エアミツクス
ダンパ等の温度調整部材の動きを検出するポテン
シヨンメータ20を直列接続したセンサ回路Sと
温度設定用可変抵抗器21との接続点の電位が電
子制御装置17に入力され、この電子制御装置1
7が所定の演算を行なつて出力17aを出し、そ
の出力信号17aに従つて前記温度調整部材を駆
動することにより、車室内温度を自動制御するよ
うにしている。
ところで、前記可変抵抗器21の抵抗値Rと可
変抵抗器21を操作するための手動操作器(通常
はレバー式のものが多い)21aの操作位置P
(操作ストローク)との関係は、第2図に示すよ
うに直線的に変化するようにして、手動操作器2
1aの操作位置Pと設定温度との関係が直線的に
設定されるようにしている。第2図中、WARM
は最大暖房位置を示し、COOLは最大冷房位置を
示す。
電子制御装置17は前記のごとく可変抵抗器2
1の抵抗値Rが第2図のごとく全操作域にわたつ
て直線的に変化する構成では、手動操作器21a
を最大暖房または最大冷房の位置に操作しても、
センサ回路Sの抵抗値とのバランスにより温度調
整部材が最大暖房または最大冷房の位置に操作さ
れない場合が生じ、その結果冬時に快適温度域ま
でに暖房するのに時間がかかつたり、夏期に快適
温度域までに冷房するのにやはり時間がかかると
いつた問題が生じる。
本考案は上記点に鑑み、温度設定用可変抵抗器
の構造を改良することにより、上記問題を解決す
ることを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第3図は本考案を適用する自動車用エアミツ
クス型空調装置の温度制御系統の概要を示すもの
で、外気導入口1または内気導入口2を内外気切
替ダンパ3により切替開閉して、前記両導入口
1,2のいずれか一方から導入される空気を冷凍
サイクルのエバポレータ4で冷却し、その後温度
調整用エアミツクスダンパ5によりヒータコア6
を通過して加熱される空気とヒータコア6のバイ
パス路7を通過する空気との風量割合を調節して
吹出空気の温度調節をし、その温度調節した空気
を冷房用の上方吹出口8a、暖房用下方吹出口8
b等から自動車の車室A内に吹出すようにしてい
る。8c,8dは連動操作される吹出口開閉用ダ
ンパである。9は送風機である。
上記エアミツクスダンパ5の開度はリンク10
を介してダイヤフラム作動器11により自動制御
されるようになつており、そしてこのダイヤフラ
ム作動器11のストロークは負圧導入管12から
導入される負圧の大きさに応じて制御される。ダ
イヤフラム作動器11への導入負圧は2個の電磁
弁13,14により制御され、一方の電磁弁13
は大気開放口15と負圧導入管12との間を開閉
し、他方の電磁弁14は自動車エンジンの吸気管
負圧を貯える負圧タンク(図示せず)に連通する
負圧管16と負圧導入管12との間を開閉する。
この両電磁弁13,14の通電は電子制御装置1
7により制御されるようになつており、この電子
制御装置17は、車室内空気温度および車室内へ
の日射を検出する負特性サーミスタからなる内気
センサ18、外気温度を検出する負特性サーミス
タからなる外気センサ19、およびエアミツクス
ダンパ5の開度を検出するポテンシヨメータ20
を包含するセンサ回路Sの総抵抗値と、温度設定
用可変抵抗21の抵抗値とにより定まる電位が入
力され、これを基準電位と比較して出力信号を出
すものである。すなわち、電子制御装置17は両
センサ18,19、ポテンシヨンメータ19によ
る検出信号と可変抵抗21による設定信号とによ
り定まる電位が入力され、これを基準電位と比較
して、両電磁弁13,14への通電を制御し、こ
れによりエアミツクスダンパ5の開度を車室内温
度が制御目標値となるように制御するものであ
る。22は車載の電源バツテリである。
本考案は上記のごとき自動車用空調装置におい
て、温度設定用可変抵抗器21部分の改良を図つ
たものであり、第4図において、23は自動車用
空調装置の制御パネルで、自動車の計器盤または
その近傍に設置される。この制御パネル23の内
側に可変抵抗器21が設置されており、これを操
作するためのレバー式手動操作器21aはピン2
1bを中心として回動可能になつており、その先
端はパネル23の横長の開口溝23aを通して外
部へ突出し、その突出端につまみ21cが設けら
れている。可変抵抗器21cの摺動片21dは手
動操作器21aの長穴21e内に遊嵌入され、手
動操作器21aの変位が摺動片21dに伝達され
るようになつている。
本実施例では、可変抵抗器21の抵抗値Rと手
動操作器21aの操作位置Pとの関係は、第5図
に示すように、手動操作器21aの中間操作域で
は抵抗値Rが直線的に変化し、手動操作器21a
の両端操作域の一方、すなわち最大暖房位置
WARMでは抵抗値Rが急減少して0Ωとなり、
他方すなわち最大冷房位置COOLでは抵抗値Rが
急増加して無限大(∞)になるように設定してあ
る。
上記構成において作動を説明する。電子制御装
置17は、外気センサ19と内気センサ18とポ
テンシヨメータ20との合成抵抗値が設定用可変
抵抗器21の抵抗値Rと同じとなるように作動す
るため、今、両センサ18,19の温度条件が変
わらないとすれば、可変抵抗器21の抵抗値Rを
大きくすればするほど、ポテンシヨンメータ20
の抵抗値も大きくなるようにエアミツクスダンパ
5は最大冷房の位置へ近づく。逆に、可変抵抗器
21の抵抗値Rを小さくすればするほどエアミツ
クスダンパ5は最大暖房の位置に近づく。
ところで、手動操作器21aの最もCOOL側に
移動すると、第5図に示すように可変抵抗器21
の抵抗値Rは急激に大きくなつて無限大となり、
エアミツクスツダンパ5は急激に最大冷房の位置
に近づき、その位置に固定される。また、逆に手
動操作器21aを最もWARM側に移動すると、
抵抗値Rが急激に減少して零となり、エアミツク
スダンパ5は急激に最大暖房の位置に近づき、そ
の位置に固定される。一方、手動操作器21aの
中間操作域ではエアミツクスダンパ5が直線的に
変位するので、手動操作器21aの操作位置に対
して設定温度を比例的に決めることができる。
尚、最大暖房位置WARMでは可変抵抗器21
に短絡接点を設けて抵抗Rを0Ωとし、最大冷房
位置COOLでは可変抵抗器21の回路を開放して
抵抗値Rを無限大に大きくするようにしている。
このようにすれば、手動操作器21aの最大暖房
および最大冷房の位置では、内気センサ18、外
気センサ19の検出信号に係わらず、エアミツク
スダンパ5が必ず最大暖房および最大冷房の位置
に固定されることになる。
また、上述の実施例では可変抵抗器21の抵抗
値Rが小のときを暖房側とし、大のときを冷房側
としたが、電子制御装置17の構成を変更するこ
とにより、抵抗値Rが小のときを冷房側とし、大
のときを暖房側とすることももちろん可能であ
る。
上述したように本考案によれば、手動操作器の
操作位置に対して温度設定用可変抵抗器の抵抗値
Rを不連続として両端操作域で急激少あるいは急
激増加するように構成しているから、手動操作器
の両端操作域ではエアミツクスダンパ等の温度調
整部材が最大暖房あるいは最大冷房の位置の方へ
急激に移行し、急速に暖房あるいは冷房を行なつ
て、短時間で快適温度域を得ることができるとい
う効果が大である。
また、両端操作位置では、可変抵抗器の抵抗値
が急減少あるいは急増加して零あるいは無限大と
なるよう構成しているので、温度調整部材が内気
センサ、外気センサの検出温度に係わりなく必ず
最大暖房もしくは最大冷房の位置に固定される。
すなわち、手動操作器を一旦両端操作位置に変位
させれば、内気センサもしくは外気センサの検出
温度変化に応じて温度調整部材が変位し、徐々に
吹出空気温度が設定温度に近づくのではなく、必
ず最大暖房もしくは最大冷房に固定されるので、
急速に最大暖房もしくは最大冷房を行うことがで
きるのである。
しかも、本考案では温度設定用可変抵抗器自身
の抵抗値変化パターンを工夫することにより上記
効果を得ているから、特別な装置を新たに追加す
る必要がなく、安価に実施できるという実用的利
点が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の要部電気回路図、第2図は
従来装置の温度設定用可変抵抗器の抵抗特性図、
第3図は本考案装置の説明に供する温度制御系統
の全体概要図、第4図は本考案装置の温度設定用
可変抵抗器の一実施例の概略構成図、第5図は本
考案装置の温度設定用可変抵抗器の一実施例の抵
抗特性図である。 5……温度調整部材をなすエアミツクスダン
パ、8a,8b……吹出口、8c,8d……吹出
口開閉用ダンパ、17……電子制御装置、18…
…内気センサ、19……外気センサ、21……温
度設定用可変抵抗器、21a……手動操作器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内温度を検出する内気センサ、外気温度を
    検出する外気センサ、および温度設定用可変抵抗
    器を少なくとも入力回路に備える電子制御装置を
    有し、この電子制御装置の出力信号に応じて温度
    調整部材を駆動して車室内温度を自動制御する自
    動車用空調装置において、前記可変抵抗器を操作
    する手動操作器の中間操作域では、前記可変抵抗
    器の抵抗値が直線的に変化し、前記手動操作器の
    両端操作域の一方では前記抵抗値が急減少して零
    となり、他方では急増加して無限大となる構成と
    したことを特徴とする自動車用空調装置。
JP1981011472U 1981-01-28 1981-01-28 Expired JPS6246562Y2 (ja)

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JP1981011472U JPS6246562Y2 (ja) 1981-01-28 1981-01-28

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JPS57124413U JPS57124413U (ja) 1982-08-03
JPS6246562Y2 true JPS6246562Y2 (ja) 1987-12-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021712U (ja) * 1973-06-20 1975-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127115U (ja) * 1980-02-29 1981-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5021712U (ja) * 1973-06-20 1975-03-12

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