JPS6357318A - 自動車用空気調和装置の制御装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置の制御装置

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JPS6357318A
JPS6357318A JP20232186A JP20232186A JPS6357318A JP S6357318 A JPS6357318 A JP S6357318A JP 20232186 A JP20232186 A JP 20232186A JP 20232186 A JP20232186 A JP 20232186A JP S6357318 A JPS6357318 A JP S6357318A
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JP
Japan
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compressor
suction pressure
switch
opening degree
mix door
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Application number
JP20232186A
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English (en)
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Tadahiro Takahashi
高橋 忠広
Toshio Kojima
小島 俊夫
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Bosch Corp
Original Assignee
Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6357318A publication Critical patent/JPS6357318A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3207Control means therefor for minimizing the humidity of the air

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用空気調和装口の制御装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、自動車用空気調和装口(以下「空調装置」という
)に使用されている圧縮機を要求冷房能力に応じて適切
に稼動させることによって省エネルギー化を図った自動
車用空気調和装口の制御装置として、例えば実開昭61
−42307号公報が開示されている。この従来技術は
エバポレータの冷却度合を検出するエバポレータセンサ
の出力を基型信号と比較して圧縮機をオンオフ制御する
可変サーモスタットの基準信号を、エアミックスドアの
開度を検出するポテンショメータの出力信号とすること
により、エアミックスドアの開度によって定まるヒータ
の加熱割合と圧縮機の稼動率とを関連づけ、これによっ
て空調装置の省エネルギー化を図ったものである。
しかしながら、この従来技術はヒータコア側に対するエ
アミックスドアの開度が大きい場合には可変サーモスタ
ットの設定温度が高くなって圧縮機の稼動率が低下する
ことによりエバポレータの除湿能力が低下するので、冷
寒期等においてフロントガラス曇りが生じたときにこれ
を速やかに除去できず、安全上問題があった。また、圧
縮機がオンオフ制御される構成であるため、圧縮機のオ
ンオフ切換時に運転者にショックがあり、車室内への吹
出空気の温度が急変するなど体感上のフィーリングが悪
いという運転性上の問題点を有していた。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、ヒータコア側に対するエアミックスドア
の開度が大きい場合における除湿能力を向上させること
により安全性を高めるとともに、圧縮機のオンオフ切換
時の運転者へのショック及び吹出空気の温度の急変を防
止することにより運転性の向上を図ることができる空調
装置の制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、エアミックスドアの
開度を検出する検出手段と、圧縮機の吸入圧を設定する
吸入圧設定手段と、前記圧縮機の吸入圧が前記設定吸入
圧となるように前記圧縮機の容量を制御する容量制御手
段とを備えた自動車用空気調和装口の制御装置において
、オン作動により除湿運転が行われる除湿スイッチを備
え、前記吸入圧は前記検出手段の検出状態と前記除湿ス
イッチのオンオフ作動状態とに基づいて設定され、該除
湿スイッチのオン作動時の前記吸入圧はそのオフ作動時
のそれよりも小さく設定されるように構成したものであ
る。
(作用) フロントガラス等が曇ったときには除湿スイッチがオン
作動されることにより圧縮機の吸入圧が小さく設定され
、圧縮機の容量が大きく制御されるのでエバポレータの
除湿能力が高まることによりフロントガラス等の曇りが
速やかに除去されるので安全性が向上する。また、圧縮
機は可変容量型であり、エアミックスドアの開度を検出
する検出手段の検出状態に基づいて圧縮機の吸入圧が連
続的に設定され、圧縮機の吸入圧が該設定吸入圧となる
ようにその容量が制御されるので、圧縮機のオンオフ切
換時の運転者へのショック及び吹出空気の温度の急変の
ない体感上のフィーリングの良好な運転性を得ることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は本発明の自動車用空気調和装口の制御装置の全体構成
図である。
同図中1は空調ケースで、該空調ケース1の最上流側に
は内気導入口2、外気導入口3が、間者の合流部には内
外気切換ダンパ4が設けられている。該内外気切換ダン
パ4はコントロールパネル24に設けられた内外気切換
スイッチ25の0N10FF操作によって、前記空調ケ
ース1内に導入する空気を内気あるいは外気に択一的に
選択するようになっている。前記内外気切換ダンパ4の
下流側には電動送風機5が設けられている。該電動送風
機5は前記空調ケース内に空気を吸い込んで下流側に送
風するためのもので、前記コントロールパネル24に設
けられたファンスイッチ26の操作によってその0N1
0FF及び送風量が制御される。
前記電動送風機5の下流側にはエバポレータ(蒸発器)
6とヒータコア(加熱器)7とが設けられている。該エ
バポレータ6は圧縮機8.コンデンサ9.レシーバタン
ク10及び感熱式の自動膨張弁11とともに冷房サイク
ルを構成し、該エバポレータ6を通る空気を前記圧縮機
の容量に応じて冷却、除湿する。一方、前記ヒータコア
7はエンジン(図示省略)の冷却水が循環する温水サイ
クルに挿入され、該ヒータコア7を通る空気を加熱する
前記圧縮機8は電磁クラッチ12と、プーリ13を含む
ベルト伝達装置とを介して前記エンジンに連結され、前
記電磁クラッチ12が前記コントロールパネル24に設
けられたエアコンスイッチ27の操作により0N10 
F F制御されることによって駆動停止されるようにな
っている。また、前記圧縮機8は例えば可変容量型揺動
板式圧縮機であり、圧力制御弁(容量制御手段)16を
備え、後述するように、そのソレノイドに通電される電
流量に応じてその内部機構を駆動して揺動板の傾きを変
え、連続的にその容量を変えることができる。
前記圧力制御弁16は電子コントロールユニットの吸入
圧設定制御部(吸入圧設定手段)17に電気的に接続さ
れ、該吸入圧設定制御部17によって前記圧力制御弁1
6への通電量が制御され、したがって前記圧縮機8の容
量が制御される。
前記ヒータコア7の上流側近傍にはエアミックスドア1
8が設けられ、該エアミックスドア18の開度に応じて
前記ヒータコア7を通過する空気と通過しない空気との
割合が調節される。前記エアミックスドア18はアクチ
ュエータ41と連結されており、該アクチュエータ41
が前記コントロールパネル24に設けられた温度調節ス
イッチ(温度調節手段)28a、28bの操作によって
駆動されることによりその開度が調節されるようになっ
ている。
前記吸入圧設定制御部17は前記アクチュエータ41の
出力部と、前記コントロールパネル24に設けられた除
湿スイッチ30とに電気的に接続され、後述するように
前記アクチュエータ41の出力、即ち前記エアミックス
ドア18の開度と。
前記除湿スイッチ30の○N10FF状態とに応じて、
前記圧縮機8の吸入圧を設定して前記圧力制御弁16へ
の通電量を制御する。前記アクチュエータ41の出力部
は前記コントロールパネル24に設けられた表示部28
cに電気的に接続され。
該表示部28cに前記エアミックスドア18の開度が表
示される。
前記空調ケース1の前記ヒータコア7より下流側は顔部
吹出口191足下吹出口20及びデフロスタ吹出口21
に分岐して車室内の所定位置に開口し、該分岐部に吹出
モード切換ドア22.23が設けられている。該吹出モ
ード切換ドア22゜23は前記コントロールパネル24
に設けられたモード調節レバー29に連結され、該モー
ド調節レバー29の操作と連動して適宜開閉されること
によって吹出モードが切り換えられる。
なお、前記圧力制御弁16は、第5図に示すように前記
圧縮機8のシリンダブロック101に形成されている図
示しない吸入室とクランク室102との連通口101a
を開閉し且つ前記吸入室内の圧力を受ける受圧面103
aを有する弁体103と、前記吸入圧設定制御部17か
ら供給される電流量によって前記ソレノイド47が励磁
し、これにより可動鉄芯104が該可動鉄芯104を付
勢するコイルスプリング105と共に固定鉄芯106に
近づくように作動して伝達ロッド107を介して前記弁
体103の開度を制御する電磁アクチュエータ108と
を備える電磁弁とされている。
前記弁体103の開度は、前記ソレノイド47に電流が
供給されているときには、供給される電流量によって変
わる前記固定鉄芯106の吸引力とばね力変化分と前記
吸入室内の圧力によって決まる。
したがって、前記ソレノイド47に供給する電流量を制
御することによって、前記固定鉄芯106の吸引力が変
化し、前記弁体103の開度、即ち前記吸入室と前記ク
ランク室102との連通度が調節され、高圧側の該クラ
ンク室102から低圧側の前記吸入室へ流れる冷媒の量
が変化して前記クランク室102内の圧力が調節される
。これに伴い、該クランク室102内の図示しない揺動
板の傾斜角度が変化して図示しないピストンのストロー
クが調節されることによって前記圧縮機8の容量が制御
される。前記揺動板の傾斜角度は前記クランク室102
内の圧力が大きいほど小さくなるように構成されている
。即ち、前記圧縮機8の容量は前記ソレノイド47に供
給される電流量に応じて連続的に制御され、該電流量が
大きいほど小さい値に制御される。
第2図は前記アクチュエータ41の出力及び前記除湿ス
イッチ30の0N10FF状態に応じて前記圧縮機8の
吸入圧を設定して、前記圧力制御弁16への通電量を制
御するための回路図である。
同図中31はバッテリで、該バッテリ31のe側は接地
され、■側は定電圧回路32に接続されている。該定電
圧回路32は前記バッテリ31を電源として所定の一定
電圧V□を生成する。また、前記バッテリ31のe側に
は該バッテリ31を電源とする三角波発信器33が接続
され、所定の周期、電圧によって三角波を発信する。該
三角波発信器33は抵抗34,35を介し、比較器36
のO端子に接続され、該比較器36の0端子には抵抗3
7.38を介し前記定電圧回路32が接続されている。
前記比較器36の出力側は抵抗39等を介しトランジス
タ40のベースと接続され、該トランジスタ40のエミ
ッタは前記定電圧回路32に、該トランジスタ40のコ
レクタは前記アクチュエータ41と、前記除湿スイッチ
30とに並列に接続されている。
前記アクチュエータ41は、前記エアミックスドア18
を駆動させる駆動用モータ48と、該駆動用モータ48
の停止位置を規制するリミッタ回路49と、前記エアミ
ックスドア18の開度を検出するポテンショメータ50
とを内蔵している。
該ポテンショメータ50は可動接点50aと抵抗体50
bとから成り、前記ヒータコア7側に対する前記エアミ
ックスドア18の開度が大きくなるときには図中上側に
、小さくなるときには図中下側に前記可動接点50aが
前記モータ48と連動して前記抵抗体50bを摺動する
ことにより、前記エアミックスドア18の開度を検出す
るようになっている。
前記ポテンショメータ50の可動接点50aの出力側は
前記除湿スイッチ30のOFF作動時(図中実線位置)
の入力端子と接続され、該除湿スイッチ30のON作動
時(図中破線位置)の入力端子は抵抗51を介し、前記
トランジスタ4゜のコレクタに接続されている。前記除
湿スイッチ30の出力端子は抵抗42等を介して差動ア
ンプ43の■端子に接続されている。該差動アンプ43
はそのe端子がトランジスタ44のエミッタに抵抗45
を介して接続され、その出力側は抵抗46を介して前記
トランジスタ44のベースに接続されている。また、該
トランジスタ44のコレクタは前記圧縮機8の圧力制御
弁16のソレノイド47を介し、前記バッテリ31に接
続されている。
前記アクチュエータ41の駆動用モータ48及びリミッ
タ回路49には前記温度調節スイッチ28a。
28bを備えた駆動回路52が接続され、該スイッチ2
8a、28bを操作することによってバッテリ53によ
る前記駆動用モータ48への通電方向が切り換えられて
、前記エアミックスドア18の開度が手動にて制御され
るようになっている。
また、前記ポテンショメータ50の出力は表示回路54
に入力され、前記エアミックスドア18の開度が前記表
示部28cに表示される。
以上の回路構成により、前記圧縮機8の吸入圧Psは次
のように設定される。即ち、前記定電圧回路32の電圧
■0.前記抵抗37及び38の抵抗値等によって定まる
基準電圧v2と、前記三角波発信器33により生ずる電
圧、前記抵抗34及び35の抵抗値等によって定まる電
圧■、とが前記比較器36によって比較され、該比較結
果に応じて前記トランジスタ40がON10 F F制
御される。
該トランジスタ40がON状態になると、前記除湿スイ
ッチ30の0N10FF状態に応じて異なる径路を通っ
て前記差動アンプ43のO端子に電流が流れる。即ち、
前記トランジスタ40のコレクタからの電流は、前記除
湿スイッチ30がOFF状態(図中実線位置)のときに
は前記ポテンショメータ50の抵抗体50b、可動接点
50a、前記除湿スイッチ30及び前記抵抗42を順次
介して、前記除湿スイッチ30がON状態(図中破線位
置)のときには前記抵抗51.前記除湿スイッチ30及
び前記抵抗42を順次介して、前記アンプ43の0端子
に流れる。前記トランジスタ40のコレクタ側の電圧は
、前記定電圧回路32の所定電圧V工に等しく一定であ
るので、前記差動アンプ43のO端子側の電圧v4は、
前記除湿スイッチ30がOFF状態にあるときには前記
ポテンショメータ50の可動接点の位置、即ち前記エア
ミックスドア18の開度によって定まり、該エアミック
スドア18がHOT側にあるほど大きく設定されるのに
対し、前記除湿スイッチ30がON状態にあるときには
前記エアミックスドア18の開度にかかわらず、前記抵
抗51等の抵抗値によって一定の所定値に設定される。
一方、前記差動アンプ43のe端子側の電圧vsは前記
トランジスタ44がOFF状態であるのでゼロである。
したがって、前記差動アンプ43の出力側の電圧V、は
Φ端子側の電圧v4とe端子側の電圧v5との差、即ち
電圧v4に比例して増幅された値となる。この結果、前
記トランジスタ44には電圧v6に比例したベース電流
が流れ、これによって該トランジスタ44がON状態と
なり、前記圧縮機8の圧力制御弁16のソレノイド47
が通電される。該ソレノイド47の電圧は前記バッテリ
31の電圧に等しく一定であるので、該ソレノイド47
には前記トランジスタ44のベース電流量に比例した電
流量Asが流れる。
第3図は前記ソレノイド47の電流量Asと。
前記圧縮機8の吸入圧Psとの関係を示したものであり
、該吸入圧Psは前記圧力制御弁16の前述した作用に
よって電流量Asに対して一義的に定まり、電流量As
にほぼ比例する。一方、前記ソレノイド47の電流量A
sは前述したように前記除湿スイッチ30の0N10F
F状態と、前記ポテンショメータ50によって検出され
る前記エアミックスドア18の開度とに応じて定まるの
で、前記圧縮機8の吸入圧Psは前記除湿スイッチ30
の0N10FF状態及び前記エアミックスドア18の開
度に応じて設定される。
第4図はこの関係の一例を示したものである。
即ち、前記除湿スイッチ30がOFF状態にある場合に
は、前記圧縮機8の吸入圧Psは前記ヒータコア7側に
対する前記エアミックスドア18の開度θ、に応じて変
化する直線として設定される(図中実線)、前記エアミ
ックスドア18の開度OAがゼロ(全開)となるFLI
LL C00L状態においては、前記ポテンショメータ
50の可動接点50aが第2図中最も下側に摺動するこ
とにより前記抵抗体50bの抵抗値が最大となって出力
電圧値が最小になるのに応じて、前記ソレノイド47へ
の電流量Asが最小となるので、前記圧縮機8の吸入圧
Psは所定の最小値P8MINに設定され、したがって
前記圧縮機8の容量は所定の最大値となる。
逆に前記エアミックスドア18の開度θ、が100%(
全開)となるFULL HOT状態においては、前記可
動接点50aが第2図中最も上側に摺動することにより
、前記圧縮機8の吸入圧Psが所定の最大値PBMAX
に設定され、前記圧縮機8の容量は最小値に制御される
。また、前記エアミックスドア18が中間の開度である
ときには、前記可動接点50aは該開度に応じて所定の
位置に摺動し、前記圧縮機8の吸入圧Psは第4図に示
すように、前記エアミックスドア18の開度θ6に対し
て直線的に変化するように設定され、これに伴い前記圧
縮機8の容量も連続的に変化するように制御される。
一方、前記除湿スイッチ30がON状態にある場合には
、前記抵抗51と抵抗42とが該スイッチ30を介して
連結され、前記差動アンプ43の■端子側の電圧v4が
一定値に設定されることにより、前記圧縮機8の吸入圧
Psは、前記エアミックスドア18の開度θえにかかわ
らず、最小値P9MINに設定され、前記圧縮機8の容
量は最大に制御される。
次に、上記構成の本発明の制御装置の作用を説明する。
冷房を行う場合には、ファンスイッチ26及びエアコン
スイッチ27がON状態とされ、電動送風機5及び圧縮
機8が運転されて冷房運転が開始される。最大冷房を行
うときには表示部28cがFULL C00L位置を表
示するまでC00L側の温度調節スイッチ28aが操作
される。これに伴いアクチュエータ41の駆動用モータ
48の駆動と連動してエアミックスドア18の開度θ、
がゼロ(全閉)となり、ヒータコア7側が遮断されると
ともに、エアミックスドア18の開度θ、を検出するポ
テンショメータ50の出力電圧は最小となり、これに応
じて圧縮機8の吸入圧Psは所定の最小値に設定される
ので、圧縮機8の容量は最大に制御され、その最大冷房
能力が発揮される。
この状態から冷房を弱めたいときには表示部28cが所
望の位置を表示するようにHOT側の温度調節スイッチ
28bが操作される。これに伴い、アクチュエータ41
の駆動用モータ48が駆動され、これと連動してエアミ
ックスドア18が所定の開度θ6に調節される。これに
応じてポテンショメータ50の出力電圧が増加し、除湿
スイッチ30がOFF状態であれば圧縮機8の吸入圧P
sはポテンショメータ50の出力電圧、即ちエアミック
スドア18の開度θ、に応じて第4図に示すように設定
される。即ち、所望の冷房度合が高いときには、エアミ
ックスドア18の開度θ、が小さく制御されることによ
り、ヒータコア7を通って加熱される空気の割合が小さ
く制御されるとともに、圧縮機8の吸入圧Psが小さく
設定されることにより、圧縮機8の容量が大きく制御さ
れて比較的高い冷房能力が発揮される一方、所望の冷房
度合が低いときにはエアミックスドア18の開度OAが
大きく制御されることにより、ヒータコア7を通る空気
の割合が大きく制御されるとともに、圧縮機8の吸入圧
Psが大きく設定されることにより、圧縮機8の容量は
小さく制御されて冷房能力が低く抑えられるので、エア
ミックスドア18の開度θ、に応じて圧縮機8を自動的
に効率良く運転させることができる。また、圧縮機8の
容量を連続的に変化させて制御するものであるので、従
来の0N10FF制御においてみられたような○N10
 F F切換時の運転者へのショック及び吹出空気の温
度の急変を生ずることなく、滑らかな圧縮機の運転が行
える。
更に、フロントガラス等が曇り、これを除去したいとき
には、除湿スイッチ30がON状態に操作される。この
状態における圧縮機8の吸入圧Psは、第4図に示すよ
うにエアミックスドア18の開度θ、にかかわらず、最
小値P8MINに設定されるので、圧縮機8の容量が最
大に制御される。これに伴いエバポレータ6の除湿能力
が最大限発揮され、該エバポレータ6を通るときの除湿
量が増加して乾燥した空気が車室内に吹き出されること
によりフロントガラス等の曇りが速やかに除去されるの
で安全性が向上する。また、除湿のための圧縮機8の容
量増加は、必要時のみ除湿スイッチ30をON作動させ
ることによって行われるので、省エネルギー性をほとん
ど損なうことなく、除湿能力の向上を図ることができる
。更に、本実施例における操作レバー、スイッチ類の構
成は、従来のコントロールパネルに設けられているもの
に除湿スイッチのみを付加したものであるので、従来と
ほぼ同様の操作感覚で容易に上記作用を得ることができ
る。
(第2実施例) 第6図及び第7図は本発明の第2実施例を示すもので、
上述の第1実施例と同一部分については同一符号を付し
ている。即ち、本実施例はエアミックスドア18の開度
θいを制御する構成のみが異なるものであり、第6図に
示すようにエアミックスドア制御部54が設けられ、該
制御部54には温度設定器28.車室内の温度を検出す
る内気センサ55.外気湿度を検出する外気センサ56
及び日射量を検出する日射センサ57が電気的に接続さ
れ、それらの状態を表す信号が入力される。
前記温度設定器28はレバー式のものであり、コントロ
ールパネル24に設けられ、運転者の好みにより操作さ
れる。前記エアミックスドア制御部54はアクチュエー
タ41を介してエアミックスドア18と連結されている
。前記アクチュエータ41の出力部は吸入圧設定制御部
17及びエアミックスドア制御部54に接続されている
第7図に示すように前記エアミックスドア制御部54の
制御回路54aはバッテリ58を電源とし、前記温度設
定器28及び各センサ55,56゜57からの入力信号
に応じて予め記憶されたプログラムに基づきエアミック
スドア18の開度θいを適正な値に設定し、その制御信
号をアクチュエータ41の駆動用モータ48に出力し、
前記エアミックスドア18の開度θいを制御する。なお
、前記制御回路にはポテンショメータ27からの検出信
号がフィードバックされ、前記エアミックスドア18の
開度θいが補正される。
このように、本実施例においては第1実施例と異なリニ
アミックスドア18の開度θ、が温度設定器28の設定
状態だけでなく、各センサによって検出される熱負荷の
変化に応じて自動的に適正な値に制御される。また、そ
の他の構成9作用は第1実施例と同様であり、圧縮機8
の容量はポテンショメータ50の出力、即ちエアミック
スドア18の開度θ、と、除湿スイッチ30の0N10
FF状態に応じて制御されるので、第1実施例と比較し
、よりきめ細かな空気調和の制御を行うことができる。
なお、前述した両実施例においては除湿スイッチは運転
者の判断により0N10FF操作される手動スイッチと
されているが、これをフロントガラス内面の所定位置に
設けられてその湿度を検出する湿度センサと、該湿度セ
ンサの検出信号が所定値以上のときに結露判定を行う判
定回路と、該判定に応じてON10 F Fするスイッ
チとから構成される自動スイッチとすることも可能であ
る。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明は、エアミックスドアの開度
を検出する検出手段と、圧縮機の吸入圧を設定する吸入
圧設定手段と、前記圧縮機の吸入圧が前記設定吸入圧と
なるように前記圧縮機の容量を制御する容量制御手段と
を備えた自動車用空気調和装口の制御装置において、オ
ン作動により除湿運転が行われる除湿スイッチを備え、
前記吸入圧は前記検出手段の検出状態と前記除湿スイッ
チのオンオフ作動状態とに基づいて設定され、該除湿ス
イッチのオン作動時の前記吸入圧はそのオフ作動時のそ
れよりも小さく設定されるように構成したものであるの
で、圧縮機のオンオフ切換時の運転者へのショック及び
吹出空気の温度の急変が防止されることにより運転性が
向上するという効果を奏する。また、除湿スイッチをオ
ン作動することにより、除湿能力を高め、安全性を向上
させることができる。上記除湿スイッチのオン作動時は
必要時のみ行われるので、省エネルギー性はほとんど損
なわれない、更に、従来とほぼ同様の操作感覚によって
容易に上記効果が得られるとともに、可変容量型圧縮機
の利点を十分に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は自動車用空気調和装口の制御装置の全体構成図、第2
図は同回路図、第3図はソレノイドの電流量と圧縮機の
吸入圧との関係を示す図、第4図は除湿スイッチのオン
オフ状態及びエアミックスドアの開度と圧縮機の吸入圧
との関係を示す図、第5図は圧力制御弁の縦断面図、第
6図及び第7図は本発明の第2実施例を示し、第6図は
第1図と同様の全体構成図、第7図は第2図と同様の回
路図である。 8・・・圧縮機、16・・・圧力制御弁(容量制御手段
)。 17・・・吸入圧設定制御部(吸入圧設定手段)、18
・・・エアミックスドア、3o・・・除湿スイッチ、5
0・・・ポテンショメータ(検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エアミックスドアの開度を検出する検出手段と、圧
    縮機の吸入圧を設定する吸入圧設定手段と、前記圧縮機
    の吸入圧が前記設定吸入圧となるように前記圧縮機の容
    量を制御する容量制御手段とを備えた自動車用空気調和
    装置の制御装置において、オン作動により除湿運転が行
    われる除湿スイッチを備え、前記吸入圧は前記検出手段
    の検出状態と前記除湿スイッチのオンオフ作動状態とに
    基づいて設定され、該除湿スイッチのオン作動時の前記
    吸入圧はそのオフ作動時のそれよりも小さく設定される
    ように構成したことを特徴とする自動車用空気調和装口
    の制御装置。
JP20232186A 1986-08-27 1986-08-27 自動車用空気調和装置の制御装置 Pending JPS6357318A (ja)

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