JP3697817B2 - 車両用コンプレッサの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された電動モータによりコンプレッサを駆動する車両用コンプレッサの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載された電動モータにより冷凍サイクルのコンプレッサを駆動するものとして、実開平6−87678号公報に記載されているものがある。このものでは、エンジンにてコンプレッサが駆動されているときにエンジンが停止されると、電動モータを起動することによってコンプレッサの運転を継続させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置では以下のような問題がある。上記従来装置では例えば、特に電動モータの起動時において、例えば電動モータにてコンプレッサを駆動しようとすると、大きな駆動力が必要となって電動モータの出力が大きいものを使用しなければならない。従って、電動モータの体格が大きくなって、車両への搭載性が悪化するという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、電動モータの体格を小さくし、電動モータの車両搭載性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そして、本発明者は上記目的を達成するために、コンプレッサの容量が外部から任意に変更できる外部可変容量コンプレッサに着目した。つまり、外部可変容量コンプレッサの容量を小さくすれば駆動に必要な駆動力が小さくなって、小さな電動モータでも十分コンプレッサを駆動できるのでないかと考えた。
【0006】
このような考えにより、上記目的を達成するために請求項1ないし3記載の発明では、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載の発明では、車両に搭載されたエンジン(1)もしくは車両に搭載された電動モータ(9)のいずれか一方にて車両の冷凍サイクル(5)のコンプレッサを駆動するように構成された車両用コンプレッサの制御装置において、コンプレッサ(4)を、外部から任意に容量が可変可能な外部可変容量コンプレッサとし、車室内の冷房負荷が所定値より大きいか否かを判定する手段(S90)と、冷房負荷が所定値より大きいと判定されたときに、エンジンにてコンプレッサを駆動し、かつコンプレッサ(4)の容量を冷房負荷に応じた容量にする手段(S70、S80)と、冷房負荷が所定値より小さいと判定されたときに、コンプレッサ(4)の容量を所定値より小さい低容量状態とし、この後にコンプレッサを電動モータにて駆動する手段(S110、S120)とを備えたことを特徴としている。
【0007】
これにより、コンプレッサの容量を低容量状態としてから、電動モータを起動するので、コンプレッサを駆動するために必要な駆動力は容量が大きなときより小さくなる。従って、大きな駆動力を持つ大きな電動モータを使用しなくとも、電動モータにてコンプレッサを駆動するときに、十分コンプレッサを駆動できる。この結果、電動モータの体格を小さくでき、電動モータの車両搭載性を格段に向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜3を用いて説明する。なお、本実施形態ではトラック等の荷物を搬出する車両に適用したものである。また、本実施形態におけるトラックは、エンジンを駆動したまま荷物を搬出することを防止するために、車両が停止するとエンジンを停止するようになっている。
【0009】
図1は、本実施形態における車両用ハイブリッドコンプレッサの駆動装置の全体システム図である。
1は、車両に搭載された走行駆動源であるエンジンである。エンジン1の出力軸には、駆動プーリ2が設けられており、この駆動プーリ2は、エンジン1の駆動と連動して回転するようになっている。3は動力断続手段としての周知の電磁クラッチであり、4は車両の冷凍サイクル5の構成部品であるコンプレッサである。
【0010】
コンプレッサ4の駆動軸には受動プーリ6が設けられている。そして、この受動プーリ6と上記電磁クラッチ3の回転軸とは、同軸上に配置されている。駆動プーリ2と電磁クラッチ3には、動力伝達部材であるベルト7が巻架されている。これにより、電磁クラッチ3に通電(オン)が施されて、第1受動プーリ6を介してコンプレッサ4と連結されているときは、エンジン1によってコンプレッサ4が駆動される。
【0011】
そして、上記コンプレッサ4は、エンジン1以外に車両に搭載された電動モータ9(直流モータ)にて駆動されるようになっている。電動モータ9は、図示しない車載バッテリから電力が供給されて駆動する。電動モータ9の出力軸には、駆動プーリ10が設けられており、この駆動プーリ10と上記受動プーリ6には、動力伝達部材であるベルト8が巻架されている。つまり、本実施形態では、エンジン1停止時に、電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動するときには、電磁クラッチ4への通電を遮断(オフ)して、エンジン1とコンプレッサ4との連結を遮断しておき、その後、電動モータ9を駆動してコンプレッサ4を駆動する。
【0012】
ここで、上記冷凍サイクル5について簡単に説明する。
先ず、上記コンプレッサ4は、本実施形態では外部から任意に吐出容量を可変できる外部可変容量コンプレッサにて構成している。具体的には、本実施形態ではコンプレッサ4は、斜板式の外部可変容量コンプレッサで、図示しないクランク室内の圧力Psを制御することで、斜板角度を変化させ、吐出容量を可変する電磁式制御弁機構4aを有するものである。
【0013】
冷凍サイクル5は、上記コンプレッサ4の他に、コンプレッサ4にて圧縮された冷媒を、凝縮液化させる凝縮器11、凝縮液化された冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する受液器12、受液器12からの液相冷媒を膨張減圧させる膨張弁13、膨張された冷媒を蒸発気化させる蒸発器14とからなる周知のものである。
【0014】
蒸発器14は、車両の室内(キャビン)を空調する車両用空調装置100の冷却用熱交換器を構成するものである。車両用空調装置100は、周知のものであって簡単に説明すると、車室内への空気通路をなす空調ケース101を有する。空調ケース101内には、空調用送風ファン102と、上記蒸発器14とが収納配置されている。また、蒸発器14の下流側にはエンジン冷却水を熱源とする周知のヒータコア103や、空調風の温度を調整する周知のエアミックスドア104等が設けられている。
【0015】
そして、上述の電磁クラッチ3、コンプレッサ4、および電動モータ9は、周知のコンピュータ手段である制御装置15(以下、ECU)にて制御されるようになっている。
ECU15は、車両の走行を可能とするスイッチ手段であるイグニッションスイッチ16がオンされると、図示しない車載バッテリから電力が供給されるようになっている。
【0016】
ECU15には、出力端子としてクラッチ制御回路17、モータ駆動回路18、および容量制御回路19が接続されている。そして、上記電磁クラッチ3は、ECU15により上記クラッチ制御回路17を通じて制御されるようになっている。上記電動モータ9は、ECU15により上記モータ駆動回路18を通じて制御されるようになっている。上記コンプレッサ4の電磁式制御弁機構4aは、ECU15により上記容量制御回路19を通じて制御されるようになっている。
【0017】
また、ECU15には、入力端子として車室外温度(外気温)を検出する手段である外気温センサ20、車室内温度(内気温)を検出する手段である内気温センサ21、車室内に入射する日射量を検出する手段である日射センサ22、車室内の設定温度を設定する温度設定器23が接続されている。
さらにECU15には、車速を検出する手段である車速センサ24、上記センサ20〜22、温度設定器23からの信号に基づいて車両用空調装置100を自動制御するエアコンスイッチ25、および蒸発器14を通過した直後の空気温度(蒸発器後温度)を検出する温度センサ26が接続されている。そして、本実施形態では、上記エアコンスイッチ25がオンされているときに、始めて上記コンプレッサ4や、上記空調送風ファン102が自動的に駆動制御されるようになっている。
【0018】
続いて、上記ECU15の制御内容について図2のフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャートは、上記イグニッションスイッチがオンされているときに実行される。
先ず、ステップS30では情報読み込みとして、上記センサ20〜22、24、25からの信号、および温度設定器23からの信号を読み込み記憶する。
【0019】
その後、ステップS40にて、上記エアコンスイッチ25がオンか否かを判定する。そして、エアコンスイッチ25がオフの場合は、車両用空調装置100を作動させて、車室内を空調する必要が無いので、ステップS50に進み、電動モータ9を停止、電磁クラッチ3をオフとする。これにより、コンプレッサ4は停止状態となる。
【0020】
一方、ステップS40にてエアコンスイッチ25がオンであると判定されると、ステップS60に進む。
そして、ステップS60では車速センサ24が検出する車速が0が否かが判定され、車速が0でないつまり車両走行中であると判定されると、ステップS70に進んで、上記電磁式制御弁機構4aにてコンプレッサ4の容量制御を行ったのち、ステップS70に進んで、エンジンを駆動状態とするとともに電磁クラッチ3をオンとして、コンプレッサ4を駆動する。
【0021】
ここで、ステップS70における容量制御を簡単に説明すると、先ず、上記外気温センサ20、上記内気温センサ21、日射センサ22、および温度設定器23からの信号に基づいて空調風の目標吹出温度TAOを算出する。そして、この目標吹出温度TAOに基づいて、蒸発器14を通過した直後の目標空気温度TEOを決定する。なお、この目標空気温度TEOは、図3に示すように上記目標吹出温度TAOが高くなるほど高くなるように決定される。
【0022】
そして、上記電磁式制御弁機構4aにて、温度センサ26が検出する温度が上記目標空気温度TEOとなるようにコンプレッサ4の容量が制御される。これにより、上記目標空気温度TEOが高くなるほど、コンプレッサの容量が大きくなる。このようにすることで、上記目標空気温度TEOは車室内の冷房負荷と考えられるので、冷房負荷が小さくなるとコンプレッサ4の吐出容量が小さくなって、エンジン1の負荷を低減させることができる。
【0023】
そして、本実施形態では、エンジン1を起動してコンプレッサ4を駆動する前に、先ずステップS70にて上記容量制御が行われてコンプレッサ4の容量が所定量に設定されたのち、ステップS80にてエンジン1が起動され、電磁クラッチ3がオンとなる。
一方、ステップS60にて車速が0と判定される場合、例えばトラックが目的地に到着して停止した場合、ステップS90にてクールダウン状態か否か、つまり車室内の冷房負荷(必要冷却能力)が所定値(所定の必要能力)より大きいか否かが判定される。
【0024】
ここで、本実施形態におけるステップS60の具体的な判定内容は、以下のようなものである。本実施形態では、例えば夏場のように外気温が非常に高くて、例えば外気温が30℃以上、かつ車室内の温度も高くて例えば30℃以上のときには、冷房負荷が所定値より大きいときである。言い換えると、コンプレッサ4の容量が設定可能な最大値と最低値との間の所定容量より大きいか否かを判定することでし、冷凍サイクル5の冷媒循環量が所定値より大きいか否かを判定している。なお、本実施形態でのコンプレッサ4は、容量を間接的にしか検出することができなく、上述のように外気温と内気温とによって容量を推定している。
【0025】
そして、車室内の冷房負荷が所定値より大きい場合は、車室内の冷房負荷に応じてステップS70、80と進んで、上記容量制御が行われる。
また、車室内の冷房負荷が所定値より小さい場合は、ステップS100に進んで、エンジン1が停止されるとともに、電磁クラッチ4もオフとなる。
このように本実施形態では、イグニッションスイッチ16がオンの状態で、トラックが例えば、荷物の運び先にて停車し車速が0となったときに冷房負荷が所定値より小さいと、自動的にエンジン1が停止される。例えば、トラックが目的地に到着して車両を停止して荷物を運びだすといった作業を行うときには、エンジン1を駆動させる必要が無い。そこで、本実施形態では車両が停止すると、必ずエンジン1が停止するので、上記作業中にエンジン1から排気ガスが排出されることも無く、大気を汚染することを防止できる。また、信号待ち等で車両が停止したときにも、同様にエンジン1が停止される。
【0026】
しかし、このようにエンジン1が停止されると、いままで駆動していたコンプレッサ4が停止するので、冷凍サイクル5には冷媒が循環せず車両用空調装置の冷却能力が0となって、車室内の空調を引き続き行うことができない。
そこで、本実施形態では、冷房負荷が所定値より小さいときには、電動モータ9を起動して、電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動する。つまり、冷房負荷が所定値より小さいときには、コンプレッサ4の容量が上記所定容量より小さく、冷凍サイクル5での冷媒循環量が小さいので、コンプレッサ4を駆動するための駆動力は小さくなる。従って、この際は駆動力の小さい電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動する。
【0027】
一方、ステップS50にてNOと判定されて冷房負荷が所定値より大きいときには、コンプレッサ4の容量も上記所定容量より大きくなるので、冷凍サイクル5での冷媒循環量が大きくなって、コンプレッサ4の駆動するための駆動力が大きくなる。従って、この場合は車両が停止しても駆動力が大きいエンジン1にて、コンプレッサ4を駆動する。
【0028】
このようにすることで、小型の電動モータ9にてコンプレッサを駆動することができ、電動モータ9の車両への搭載性を向上できる。
さらに本実施形態では、コンプレッサ4を外部可変容量タイプのものとし、冷房負荷が所定値より小さい、つまり容量が所定容量より小さいときに電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動するので、コンプレッサ4を固定容量タイプのものとした場合より、コンプレッサ4を駆動する駆動力は小さくて済む。この結果、本実施形態では、コンプレッサ4を固定容量タイプのものとした場合より電動モータ9の体格を小さくできる。
【0029】
また、このように電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動するのであるが、本実施形態では電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動する前に、ステップS110のような低容量制御が行われる。
つまり、ステップS110では、強制的に電磁式制御弁機構4aにてコンプレッサ4の容量を設定可能な最低の吐出容量(低容量状態)としてから、電動モータ9を起動する。これにより、コンプレッサ4の容量が小さくなるので、コンプレッサ4の駆動するための駆動力は、容量が大きなときより小さくなる。
【0030】
従って、電動モータ9にてコンプレッサ4を駆動する際、大きな駆動力を持つ、大型な電動モータを使用しなくとも、十分コンプレッサ4を駆動できる。この結果、さらに電動モータ9の体格を小さくでき、電動モータ4の車両搭載性を格段に向上できる。
また、本実施形態では図示されていないが、一旦電動モータ9にてコンプレッサ4が駆動されると、再度エンジン1が駆動されるまでは、低容量状態が継続される。なお、この際、電動モータ9(コンプレッサ4)の回転数は一定である。
【0031】
これにより、冷凍サイクル5は、車室内を十分に冷却する必要冷却能力を発揮することができないにしても、車両の冷却をある程度継続することができる。
従って、例えば夏場にトラックが荷物を積み卸ししているとき等に、キャビンの温度上昇を低減でき、荷物積み卸し後、乗員に与える不快感を和らげることができる。
【0032】
そして、本実施形態では、ステップS130にて電動モータ9の駆動継続時間が所定時間T経過したか否かが判定され、所定時間T(例えば2分)経過したならば、ステップS140に進み、電動モータ9を停止する。これにより、電動モータ9によるバッテリ上がりを防止できる。
そして、電動モータ9にてコンプレッサ4が駆動されている状態で、再度エンジン1を駆動して車両走行を行う場合は、例えばイグニッションスイッチ16を一旦オフとし、再度イグニッションスイッチ16をオンとすることで、エンジン1が起動される。
【0033】
また、このようなエンジン1再起動時に、車速が0であると直ぐにエンジン1が停止してしまうので、一旦、イグニッションスイッチ16をオンすると所定時間は、車速が0であってもエンジン1を停止しないようにすると良い。
(他の実施形態)
上記実施形態では、上記冷凍サイクル5は車両のキャビンを冷却するためのものであったが、例えば冷凍車や冷蔵車用のものであっても良い。この場合、車両が停止して、荷物を運び出すといった作業を行うときに冷凍室や冷蔵室の冷却が継続して行える。
【0034】
また、本発明は、電動モータにて走行する電気自動車に適用しても良いし、走行条件に応じて電動モータもしくはエンジンにて走行可能な、所謂ハイブリッド車に適用しても良い。
また、さらに本発明は、発電専用のエンジンを搭載し、このエンジンにて発電された電力にて電動モータを駆動し、この電動モータを走行駆動源とする車両に適用しても良い。
【0035】
また、上記各実施形態では、電動モータ9の回転数を一定としたが、例えば冷房負荷に応じて回転数を可変するようにしても良い。
また、上記各実施形態では、電動モータ9を起動する前にコンプレッサ4の容量を設定可能な最低値としたが、本発明はこれに限られるもので無く、例えば設定可能な最低の容量と最高の容量との間にしても良い。
【0036】
また、上記各実施形態では、エンジン1が駆動すると、必ず電動モータ9が共回りしてしまう。そこで、コンプレッサ4と電動モータ9との間に、さらに電磁クらッチ等を設け、エンジン1にてコンプレッサ1を駆動するときには、電動モータ9とコンプレッサ4との連結を断つようにしても良い。
また、上記各実施形態では、電動モータ9を直流モータとしたが交流モータであっても良い。
【0037】
また、上記各実施形態では、コンプレッサ4を斜板タイプのものとしたが、スクールタイプのものであっても良いし、どの様なものであっても良い。
また、上記各実施形態では、電動モータ9を直流モータとしたが交流モータであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における車両用ハイブリッドコンプレッサの全体システム図である。
【図2】上記実施形態おけるECU15の制御内容を表すフローチャートである。
【図3】上記実施形態おける目標吹出温度TAOと目標空気温度TEOとの関係を表す図である。
【符号の説明】
1…エンジン、4…コンプレッサ、5…冷凍サイクル、9…電動モータ、
15…ECU。

Claims (3)

  1. 車両に搭載されたエンジン(1)もしくは車両に搭載された電動モータ(9)のいずれか一方にて車両の冷凍サイクル(5)のコンプレッサを駆動するように構成された車両用コンプレッサの制御装置において、
    前記コンプレッサ(4)を、外部から任意に容量が可変可能な外部可変容量コンプレッサとし、
    車室内の冷房負荷が所定値より大きいか否かを判定する手段(S90)と、
    前記冷房負荷が前記所定値より大きいと判定されたときに、前記エンジンにて前記コンプレッサを駆動し、かつ前記コンプレッサ(4)の容量を前記冷房負荷に応じた容量にする手段(S70、S80)と、
    前記冷房負荷が前記所定値より小さいと判定されたときに、前記コンプレッサ(4)の容量を所定値より小さい低容量状態とし、この後に前記コンプレッサを前記電動モータにて駆動する手段(S110、S120)とを備えたことを特徴とする車両用コンプレッサの制御装置。
  2. 前記容量を設定可能な最低の低容量状態とすることを特徴とする請求項1記載の車両用コンプレッサの制御装置。
  3. 記車両を走行可能に設定するスイッチ手段(16)を有し、
    前記スイッチ手段(16)にて前記車両が走行可能に設定されているときに、前記車両が停止すると前記エンジン(1)を停止して、前記電動モータ(9)にて前記コンプレッサ(4)を駆動することを特徴とする請求項1または2記載の車両用コンプレッサの制御装置。
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