JPS5913140Y2 - 自動車用空気調和装置の送風機制御装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置の送風機制御装置

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Publication number
JPS5913140Y2
JPS5913140Y2 JP2491283U JP2491283U JPS5913140Y2 JP S5913140 Y2 JPS5913140 Y2 JP S5913140Y2 JP 2491283 U JP2491283 U JP 2491283U JP 2491283 U JP2491283 U JP 2491283U JP S5913140 Y2 JPS5913140 Y2 JP S5913140Y2
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JP
Japan
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relay
resistor
timer
air volume
blower
Prior art date
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Expired
Application number
JP2491283U
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JPS58158715U (ja
Inventor
泰司 田村
Original Assignee
サンデン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空気調和装置に係り、特に調和空気を
車室内に送り出す送風機の駆動制御装置の改良に関する
ものである。
従来の空気調和装置にあって、冷房装置を使用する場合
冷却回路の始動初期いまだ蒸発器が十分に冷却されてい
ない状態で送風が開始されると蒸発器を通過する空気が
冷却されず熱風のまま車室内に送り出されることとなり
、また蒸発器のフィンに付着した塵埃等によって異臭が
発生する場合があった。
このため冷却回路を使用する始動初期にはタイマーによ
って一定時間送風機の駆動を停止させるか、温度検出機
構によって蒸発器付近の温度が一定温度以下となるまで
送風機を停止させる等送風機の駆動を停止させて熱風の
吹出し及び異臭の発生を防ぐ構成が用いられたが、この
ような始動時に送風機を停止させる構成にあっては、冷
却回路が動作しているにもかかわらず送風機の駆動が停
止しているため使用者に異和感を与えることともに蒸発
器のフィン表面における導入空気に含まれる水分の凝縮
が促進されないという欠陥を有し、また温度検出機構を
用いる場合には設定温度によって送風機の駆動遅延時間
が大きく変動するとともに通風路内の空気の流れが生じ
ないため温度検出が困難となる欠陥を有していた。
本考案は上記のような欠陥を除去するため、送風駆動モ
ータの駆動制御回路に抵抗とリレーの常閉リレー接点を
並列に接続した微風抵抗器を挿入し、リレーコイルへの
通電をタイマーを介して送風機駆動モータ始動時の一定
時間行なわせる構成とすることによって送風駆動モータ
の始動時には該モータを一定時間微小回転させ、他に支
障を来すことなく熱風の吹出し及び異臭の発生をきわめ
て低く抑えること及び風量制御の範囲を拡大することを
目的とするもので゛ある。
以下本考案を実施例を示す図面を参照して説明すると、
1は蓄電池でヒユーズ2を介して風量切替スイッチ3、
風量制限抵抗器4及び送風機駆動モータ5を直列に接続
している。
風量切替スイッチ3は開放端子31.低速用端子32、
中速用端子33、高速用端子34、可動接片35及び可
動接片35が開放端子31に接続している時以外は常に
該可動接片35に接続している常閉端子36より構威し
、低速用端子32と中速用端子33の間には風量制限抵
抗器4内の抵抗線R1が、中速用端子33と高速用端子
34の間には風量制限抵抗器4内の抵抗線R2が各々接
続されており、一方常閉端子36にはサーモスタット6
を介して電磁クラッチ7を接続している。
また風量制限抵抗器4と送風機駆動モータ5の接続点に
は抵抗R3とリレー8の常閉リレ接点81を並列に接続
した微風抵抗器Aを挿入し、リレー8のリレーコイル8
2の一端はタイマー9を介して風量切替スイッチ3の常
閉端子36とサーモスタット6の接続点に接続している
10はタイマー9と並列に接続し、閉成時にはタイマー
9の動作に関係なくリレー8を動作させる微風スイッチ
である。
上記のような構成にてなる本考案の動作を説明する。
風量切替スイッチ3の可動接片35を開放端子31より
低速用端子32等の端子により接続するよう移動させれ
ば常閉端子36よりサーモスタット6を介して電磁クラ
ッチ7に通電されるので冷却回路は動作し一方送風機駆
動モータ5には風量制限抵抗器4を介して通電されるが
、風量制限抵抗器4と送風機駆動モータ5の間に挿入さ
れた微風抵抗器Aのリレー接点81がタイマー9を介し
てル−コイル82に通電されているため開成されている
ので通電は全て抵抗R3を介して行なわれることとなり
、送風機駆動モータ5は微小回転を行なうこととなる。
このため冷却回路の始動初期にあっては車室内に送り出
される調和空気は微量となる。
なおタイマー9が設定時間を越えると、リレーコイル8
2への通電を断つのでリレー接点82は閉威し、送風機
駆動モータ5への通電は抵抗R3を短絡する回路となり
、可動接片35の移動によって使用者の意図する風量を
得られることとなる。
また、使用者が通常の使用状態で風量切換スイッチ3の
設定による小風量よりも更に風量を小さくする場合には
微風スイッチ10を閉成することによってリレー8への
通常回路がタイマー9を短絡するかたちで形成されるた
め、送風機駆動モータ5への通電は風量制限抵抗器4内
の抵抗線の他に、抵抗R3を介して行なわれるので微小
回転となって風量を更に低下することが可能となる。
以上のように本考案は、送風機駆動モータの駆動制御回
路に抵抗とリレーの常閉リレー接点を並列に接続するこ
とによって構成した微風抵抗器を挿入し、かつリレーの
リレーコイルへの通電を、タイマーを介して行なう構成
とし、さらにはタイマーの動作に影響されずにリレーを
動作できる構成としているので、送風機駆動モータの始
動初期には、該送風機駆動モータは微小回転し、熱風の
吹出し及び異臭の発生を低く抑えられるとともに送風機
の停止による異和感を解消することができるとともに微
風スイッチの閉成時にはタイマーを短絡してリレーを動
作させることができるので風量制御の範囲を拡大するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す制御装置の回路図。 3・・・風量切替スイッチ、4・・・風量制限抵抗器、
5・・・送風機駆動モータ、8・・・リレー、9・・・
タイマー、10・・・微風スイッチ、A・・・微風抵抗
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風量切替スイッチと風量制限抵抗器と送風機駆動モータ
    ーとを直列に接続して構成する送風機駆動回路に抵抗と
    常閉接点を有するリレーのリレー接点とを並列に接続し
    た微風抵抗器を挿入し、かつ該リレーのリレーコイルの
    通電をタイマーによって送風機始動時に一定時間行なわ
    せるとともに該タイマーと並列に微風スイッチを挿入し
    、該微風スイッチ閉成時にはタイマーの動作に関係なく
    リレーが動作するよう構威したことを特徴とする自動車
    用空気調和装置の送風機制御装置。
JP2491283U 1983-02-21 1983-02-21 自動車用空気調和装置の送風機制御装置 Expired JPS5913140Y2 (ja)

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JPS58158715U JPS58158715U (ja) 1983-10-22
JPS5913140Y2 true JPS5913140Y2 (ja) 1984-04-19

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