JPH0315364Y2 - - Google Patents

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JPH0315364Y2
JPH0315364Y2 JP13643282U JP13643282U JPH0315364Y2 JP H0315364 Y2 JPH0315364 Y2 JP H0315364Y2 JP 13643282 U JP13643282 U JP 13643282U JP 13643282 U JP13643282 U JP 13643282U JP H0315364 Y2 JPH0315364 Y2 JP H0315364Y2
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temperature
compressor
air
switch
mode
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JP13643282U
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【考案の詳細な説明】 本考案はエコノミースイツチを有する車輌用空
気調和装置の制御装置、特にエコノミースイツチ
がオンされた場合に、外気温度の高さ、エアミツ
クスドアの開度の大きさ、設定温度と内気温度と
の差に基づいてコンプレツサを制御するようにし
た装置に関するものである。
一般に車輌用空気調和装置は内外気切換ドア、
送風機、エバポレータ、エアミツクスドア、ヒー
タコア、モード切換ドア等の各種制御機器と、こ
れら各種制御機器を制御する制御装置とから構成
されている。
上記制御装置はエアコンメインスイツチがオン
されると、上記制御機器を駆動し車室内の温度
(内気温度)と温度設定器との温度差を最小とす
るように動作する。例えば内気温度が温度設定器
で設定された設定温度よりも高い場合、エアミツ
クスドアの開度を小さくしてクラーモードとし、
モード切換ドアを顔部吹出しモードとして冷房を
行つて、内気温度を降下させる。
従来、エンジン負担を軽減し省動力化を図る目
的で上記エアコンメインスイツチの他にエコノミ
ースイツチを設けた車輌用空気調和装置が提案さ
れている。エアコンメインスイツチがオンとされ
て車輌用空気調和装置が駆動状態にある時に、こ
のエコノミースイツチがオンとされると、車輌用
空気調和装置のコンプレツサの動作を完全に停止
するようにしたものである。上記エコノミースイ
ツチがオンとなつて上記コンプレツサが完全に停
止されると車室内の温度が次第に上昇することに
なるが、この時上記エコノミースイツチをオフに
復旧することにより、すでにエアコンメインスイ
ツチがオンとなつているので、コンプレツサを再
び駆動することができ、車輌の冷房を図ることが
できる。
しかしながら、このような車輌用空気調和装置
によれば、乗員が内気温度を感知して逐次上記エ
コノミースイツチを手動操作で制御しなければな
らないので操作が繁雑となり、このような操作を
運転中に行なうものとすれば、安全運転が阻害さ
れるという問題を含む。
本考案の目的は、エコノミースイツチがオンと
された場合に外気温度、エアミツクスドアの開
度、内気温度と設定温度との差に基づいてコンプ
レツサを停止するか駆動するかを自動的に判定す
るようにして、省動力化を図ることができるよう
にするものであり、以下実施例を用いて詳細に説
明する。
第1図は本考案によるエコノミースイツチを有
する車輌用空気調和装置の制御装置の一実施例を
示すブロツク図であり、同図において1は空気調
和装置であり、これはダクト2と、このダクト2
に収納される送風機3、エバポレータ4、エアミ
ツクスドア5、ヒータコア6から成り、さらに内
外気切換ドア7の開度を制御するアクチユエータ
8、エアミツクスドア5の開度θxを制御するア
クチユエータ9、モード設定ドア10,11を制
御するアクチユエータ12,13から成る。上記
エバポレータ4はエンジンにより回転するプーリ
14の回転力により駆動されるコンプレツサ1
5、コンデンサ16等より構成される冷却サイク
ル17の冷媒によつて冷却される。上記プーリ1
4の回転力は電磁クラツチ18によつて制御され
る。19は制御装置であり、この制御装置19か
ら送出される信号によつて電磁クラツチ18の駆
動回路22及びアクチユエータ8を制御する駆動
回路20、送風機3の回転数を設定する駆動回路
21、アクチユエータ9を制御する駆動回路2
3、アクチユエータ12を制御する駆動回路2
4、アクチユエータ13を制御する駆動回路25
がそれぞれ制御される。上記制御装置19は、温
度設定器26、内気センサ27、外気センサ2
8、日射センサ29、エバポレータ温度センサ3
0及びエアコンメインスイツチ31、エコノミー
スイツチ32から出力される信号を演算処理し、
その演算結果により得られる総合信号に基づいて
各駆動回路20〜25を制御する。
上記制御装置19における電磁クラツチ18を
制御する構成は第2図に示す通りである。同図に
おいて19bは中央制御部、19eはサーモスイ
ツチ制御部であり、これは中央制御部19bで制
御される。上記中央制御部19bは信号線19
c、常閉スイツチ19dを介して上記駆動回路2
2を構成するスイツチング素子22aを制御する
もので、例えばエアコンメインスイツチ31のみ
がオンされたときにスイツチング素子22aをオ
ンに保持してコンプレツサを連続運転の動作モー
ドとし、エアコンメインスイツチ31及びエコノ
ミースイツチ32の両方がオフのときスイツチン
グ素子22aをオフに保持してコンプレツサを停
止モードとする。また、エアコンメインスイツチ
31がオフで、エコノミースイツチ32がオンの
とき、判定部19b1につぎの判定を行わせる。例
えば、外気温度taが18℃以下か、23℃以上か、エ
アミツクスドア5の開度θxが全体の60%以上か、
5%以下か、内気温度tr−設定温度TDが0℃以下
か2℃以上かの判定を行わせ、この判定結果にも
とづいてスイツチング素子22a、サーモスイツ
チ制御部19eを制御する。サーモスイツチ制御
部19eはエバポレータ温度センサ30からの出
力信号と基準信号とを比較して、信号線19cに
接続されたサーモスイツチ19dをオンオフ制御
するものである。即ち、サーモスイツチ制御部1
9eはエバポレータ6側の温度Tmが降下して設
定基準温度TSに達するとスイツチ19dをオフ
としてエバポレータ6側の温度が設定基準温度
TS以下となるのを抑え、温度Tnが温度TSを若干
超えるとスイツチ19dをオンとする。このよう
にスイツチ19dをオンオフしてエバポレータ6
の温度Tnを設定基準温度TSに維持すべくコンプ
レツサを断続運転による動作モードとする。但し
このときは中央制御部19bから信号線19c
に、スイツチング素子22aをオンとするために
信号が出力されているものとする。
次に、上記制御装置19の動作につき第3図に
示すフローチヤートを用いて説明する。
エアコンメインスイツチ31がオンされると
中央制御部19bが信号線19cにHレベルの
信号を出力し続け、これによりコンプレツサ1
5を連続運転による動作モードとする。
エアコンメインスイツチ31、エコノミース
イツチ32のいずれもオフの場合には、信号線
19cにLレベルの信号を出力し続け、これに
よりコンプレツサを停止モードとする。
エアコンメインスイツチ31がオフでエコノ
ミースイツチ32がオンとされた場合、コンプ
レツサを断続運転による動作モードか又は停止
モードとする。すなわち、中央制御部19bは
判定部19bに判定動作を行わせ、判定部19
b1は外気センサ28からの信号に基づいて外気
温度taを判定し、外気温度taが例えば18℃以下
と低くなつてコンプレツサを駆動する必要がな
い場合にはスイツチング素子22aをオフして
コンプレツサを完全に停止するモードに設定す
る。一方、外気温度taが例えば23℃以上と比較
的高く冷房を必要とするような場合にはエアミ
ツクスドア5の開度θxを判定する。この開度
θxが全体の60%以上となり、暖風の混合割合
を大きくするようなモード即ちヒータモードに
設定されている場合には、コンプレツサの動作
を必要としないのでコンプレツサを完全に停止
するようなモードに設定し、上記エアミツクス
ドア5の開度が全体の5%となり、冷風の混合
割合を大きくするようなモード即ちクーラモー
ドに設定されている場合には、内気温度Tr
設定温度TDが0℃以下との差を判定し、この
差が0℃以下となつている場合には、コンプレ
ツサの動作を必要としないので、コンプレツサ
を完全に停止するモードに設定し、上記差が2
℃以上となつておれば、信号線19cにHレベ
ルの信号を出力し、かつサーモスイツチ制御部
19eを働らかせて、コンプレツサ15を断続
運転による動作モードとする。このようにエア
コンメインスイツチ31がオフでエコノミース
イツチ32がオンに設定されると、外気温度ta
と、エアミツクスドア5の開度θxと内気温度tr
と設定温度TDとの差を判定し、この判定の結
果、コンプレツサの動作を必要としない場合に
あつてはコンプレツサを完全に停止するモード
に設定し、コンプレツサを動作する必要性があ
る場合にはコンプレツサを断続運転するのであ
る。従つて、エコノミースイツチ32をオンの
ままで、上記各条件にもとづいて自動的にコン
プレツサが停止モードと動作モード(断続運
転)とに選択され、停止モードに設定されるこ
とにより省動力化が図れ、また、エコノミース
イツチ32を乗員が切換え制御するという手間
を省くことができ安全運転が図れ、しかも空調
状態を設定状態に保持でき乗員のフイーリング
を高めることができる。また、エコノミースイ
ツチ32がオンのときのコンプレツサの動作モ
ードが、断続運転となるので、連続運転の場合
に比較して確実かつ一層省動化が図れる。ま
た、エアコンメインスイツチ31がオンのとき
コンプレツサを連続運転による動作モードに設
定できるようにしたので、このスイツチ31の
操作により急速冷房が可能となり、このスイツ
チ31とエコノミースイツチ32とを使い分け
ることにより実情に合つた空調が行なえる。
尚、本実施例においてはエコノミースイツチ3
2がオンとされた場合において、外気温度taの高
さと、エアミツクスドアの開度θxの大きさと、
設定温度TDと内気温度trとの差がすべて所定の条
件を満足する時においてのみ、コンプレツサを動
作モード(断続運転)に設定するとして説明した
が本考案はこれに限定されず、外気温度ta、エア
ミツクスドア開度θx、設定温度TDと内気温度tr
との差のいずれかが所定の条件を満足する時に、
コンプレツサを上記動作モードに設定してもよ
い。
以上説明したように、本考案によるエコノミー
スイツチを有する車輌用空気調和装置の制御装置
によれば、エアコンメインスイツチが操作された
時にコンプレツサを連続運転による動作モードと
し、エコノミースイツチが操作された時に外気温
度が設定基準温度よりも高いかまたはエアミツク
スドアの開度が設定値よりも小さくクーラモード
となつているかまたは温度設定器の設定温度と内
気温度との差が設定値よりも高いかのいずれかの
条件又は全ての条件を満足するときにコンプレツ
サを断続運転による動作モードとし、上記条件を
満足しない時にコンプレツサを完全に停止するモ
ードに設定するようにしたので、エコノミースイ
ツチをオンとしておくだけでコンプレツサに2段
階の省動力性を与えつつコンプレツサを制御する
ことができ、エコノミースイツチを操作する手間
を省くことができる。すなわち、エコノミースイ
ツチをオンしたときの断続運転による動作モード
においては、コンプレツサの動作に追従して変化
するエバポレータの温度が降下して設定基準温度
に達するとコンプレツサを停止させ、これにより
上昇して設定基準温度を若干超えると動作させ
て、エバポレータの温度を設定基準温度に維持す
べくコンプレツサが短い周期で断続的に運転され
るので、ある程度の省動力性が乗員の選択により
確実に得られる。また、この動作モードにおい
て、コンプレツサを必要としないような条件が満
たされると、自動的に停止モードとなつてコンプ
レツサが停止され、この条件下では停止状態が継
続されるので、最大限の省動力性が得られ、これ
により2段階の省動力性が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案によるエコノミースイ
ツチを有する車輌用空気調和装置の制御装置の一
実施例を示すブロツク図、第3図はその動作を説
明するためのフローチヤートである。 2……ダクト、3……送風機、4……エバポレ
ータ、5……エアミツクスドア、6……ヒータコ
ア、15……コンプレツサ、19……制御装置、
26……温度設定器、27……内気センサ、28
……外気センサ、30……エバポレータ温度セン
サ、31……エアコンメインスイツチ、32……
エコノミースイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアコンメインスイツチと、エコノミースイツ
    チと、上記エアコンメインスイツチ又はエコノミ
    ースイツチがオンしたときにコンプレツサを動作
    モードとする制御装置とを具備する車輌用空気調
    和装置の制御装置において、外気温度の高さ又は
    エアミツクスドアの開度の大きさ又は温度設定器
    の設定温度と内気温度との差を判定する判定手段
    と、エアコンメインスイツチがオンしたときにコ
    ンプレツサを連続運転による動作モードとし、エ
    コノミースイツチがオンしたときにはエバポレー
    タの温度を設定基準温度に維持すべくコンプレツ
    サを断続運転による動作モードとするとともに、
    下記a,b,cのいずれかの条件又は全ての条件
    を満足するときに、エコノミースイツチによつて
    動作モードとされたコンプレツサを停止モードに
    設定する制御手段を設けたことを特徴とするエコ
    ノミースイツチを有する車輌用空気調和装置の制
    御装置。 a 外気温度が設定基準温度より低いとき。 b エアミツクスドアの開度が暖風の混合割合を
    高めるようなモードのとき。 c 温度設定器の設定温度と内気温度との差が設
    定値よりも小さいとき。
JP13643282U 1982-09-08 1982-09-08 エコノミ−スイツチを有する車輌用空気調和装置の制御装置 Granted JPS5939208U (ja)

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JP13643282U JPS5939208U (ja) 1982-09-08 1982-09-08 エコノミ−スイツチを有する車輌用空気調和装置の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5939208U JPS5939208U (ja) 1984-03-13
JPH0315364Y2 true JPH0315364Y2 (ja) 1991-04-04

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