JPH04283164A - 電動パワーステアリング用モータの冷却装置 - Google Patents

電動パワーステアリング用モータの冷却装置

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Publication number
JPH04283164A
JPH04283164A JP3069117A JP6911791A JPH04283164A JP H04283164 A JPH04283164 A JP H04283164A JP 3069117 A JP3069117 A JP 3069117A JP 6911791 A JP6911791 A JP 6911791A JP H04283164 A JPH04283164 A JP H04283164A
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JP
Japan
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motor
air
air conditioning
temperature
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP3069117A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Kuriyama
栗山 勝志
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH04283164A publication Critical patent/JPH04283164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動パワーステアリン
グ装置及び空調装置を備えてなる車両に適用される電動
パワーステアリング用モータの冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動パワーステアリング用モータの冷却
装置は、従来、実開平1−172967号公報にて提案
されている。しかして、同公報にて提案されている装置
は、電動パワーステアリング用モータの放熱を促進する
ために、電動送風機を設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置に
おいては、電動パワーステアリング用モータを冷却する
ために電動送風機を新たに設けるものであるため、コス
ト及びスペースの面で制約が大きい。本発明は、上記し
た問題に対処すべくなされたものであり、実施コストが
低くスペース的にも自由度の大きい電動パワーステアリ
ング用モータの冷却装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、ステアリング機構に動力伝
達装置を介して連結された電動パワーステアリング用モ
ータと、空調用給気ダクト及び同空調用給気ダクトに空
気を送る空調用ファンを備えてなる車両において、前記
空調用給気ダクトに一端にて接続され他端にて前記モー
タの近傍にて開口する分岐ダクトを設けるとともに、ア
クチュエータによって駆動されて前記空調用給気ダクト
から前記分岐ダクトへの空気流入を導通・遮断するバイ
パスダンパを設け、また前記モータの温度を検出する温
度センサと、この温度センサの検出値に基づいて前記空
調用ファンと前記バイパスダンパの作動を制御するモー
タ冷却制御装置を設けて、前記モータの温度が設定値以
上となったとき前記空調用給気ダクトから前記分岐ダク
トを通して前記モータに空気を導くようにした。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明においては、据え切り時等
において電動パワーステアリング用モータの温度が設定
値以上に上昇すると、モータ冷却制御装置が空調用ファ
ンとバイパスダンパの作動を制御して、空調用給気ダク
トから分岐ダクトを通して前記モータに空気を導くため
、同空気により前記モータが冷却されて同モータの過熱
が防止される。しかして、かかる作用は空調用給気ダク
トに分岐ダクトとバイパスダンパを付加した構成により
得られるものであり、高価でスペース的な制約の大きい
送風機は既存の空調用ファンを利用するものであるため
、安価に実施できるとともに、スペース的にも自由度が
大きくて制約を受ける狭い場所(例えば、エンジンルー
ム)にも容易に実施することができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は電動パワーステアリング装置及び空調
装置を備えてなる車両に本発明による電動パワーステア
リング用モータの冷却装置を適用した例を概略的に示し
ていて、電動パワーステアリング装置は、公知のラック
ピニオン式ステアリング機構11に動力伝達装置(減速
歯車装置)12を介して連結された電動パワーステアリ
ング用モータ(以下、パワステモータという)13と、
ステアリング機構11に作用する操舵トルクの方向と大
きさを検出するトルクセンサ(図示省略)と、このトル
クセンサの検出値に基づいて前記パワステモータ13の
出力を制御するモータ出力制御装置(図示省略)等によ
って周知のように構成されている。
【0007】また空調装置は、空調用給気ダクト21と
、この空調用給気ダクト21に空気を送る空調用ファン
22と、空調用給気ダクト21内の空気を冷却する冷却
器(エバポレータ)23と、空調装置の作動・停止を決
定するエアコンスイッチ24と、車室内の温度を設定す
るための温度設定装置(図示省略)と、車室内の温度を
検出する車室内温度センサ(図示省略)と、エアコンス
イッチ24,温度設定装置,車室内温度センサ等からの
信号に基づいて空調用ファン22の出力及び冷却器23
に冷媒を循環供給するコンプレッサ25の作動(詳細に
は、コンプレッサ25に付設した公知の電磁クラッチの
ON・OFF作動)を制御する空調出力制御装置26等
によって周知のように構成されている。
【0008】電動パワーステアリング用モータの冷却装
置は、冷却器23より下流にて空調用給気ダクト21に
一端にて接続され他端にてパワステモータ13の近傍に
て開口する分岐ダクト31と、この分岐ダクト31の流
入口に配設されてアクチュエータ32によって開閉駆動
され空調用給気ダクト21から分岐ダクト31への空気
流入を導通・遮断するバイパスダンパ33と、パワステ
モータ13の温度を検出する温度センサ34と、エアコ
ンスイッチ24のON・OFF状態を検出するエアコン
状態検出センサ35と、当該冷却装置が作動状態である
ことを表示する作動表示灯36と、温度センサ34とエ
アコン状態検出センサ35からの信号に基づいてアクチ
ュエータ32及び作動表示灯36の作動と空調用ファン
22及びコンプレッサ25の作動を制御するモータ冷却
制御装置37等によって構成されている。
【0009】モータ冷却制御装置37は、図2に示すフ
ローチャートに対応したプログラムを記憶するとともに
同プログラムの実行に必要な各種データを一時的に記憶
するマイクロコンピュータと、同マイクロコンピュータ
とアクチュエータ32,作動表示灯36とに接続された
各種の駆動回路を備えている。またモータ冷却制御装置
37は空調出力制御装置26にも接続されていて、モー
タ冷却制御装置37から出力される冷却ON信号によっ
てもエアコンスイッチ24がON操作された場合と同様
に空調出力制御装置26が動作し、かつモータ冷却制御
装置37から出力される冷却OFF信号によってもエア
コンスイッチ24がOFF操作された場合と同様に空調
出力制御装置26が動作するように構成されている。
【0010】次に、上記のように構成した本実施例の作
動を図2のフローチャートを参照して説明する。当該車
両のイグニッションスイッチ(図示省略)がON作動さ
れると、モータ冷却制御装置37にてそのマイクロコン
ピュータのCPUが図2のフローチャートに対応したプ
ログラムを実行する。モータ冷却制御装置37のプログ
ラムは、図2のステップ101にてイグニッションスイ
ッチのON作動に基づいて実行を開始され、ステップ1
02にて初期化される。この初期化において、アクチュ
エータ32,作動表示灯36は、作動OFF状態とされ
、バイパスダンパ33が図1の実線位置に保持され、ま
た作動表示灯36が消灯状態に保持される。
【0011】この初期化後にステップ103にて温度セ
ンサ34とエアコン状態検出センサ35からのモータ温
度Tmを表す信号とエアコンスイッチ状態を表す信号が
読み込まれ、ステップ104にてエアコン状態検出セン
サ35からの信号に基づいてエアコンスイッチ24がO
N状態にあるか否かが判定され、エアコンスイッチ24
がON状態とされていれば「YES」との判定に基づい
てステップ105に進み、またエアコンスイッチ24が
ON状態とされていなければ「NO」との判定に基づい
てステップ106に進む。ステップ105においては、
温度センサ34からの信号に基づいてモータ13の温度
Tmが冷却開始第1設定温度T1以上であるか否かが判
定され、モータ13の温度Tmが第1設定温度T1以上
であれば「YES」との判定に基づいてステップ107
,108,109,111に進み、またモータ13の温
度Tmが第1設定温度T1未満であれば「NO」との判
定に基づいてステップ103に戻る。
【0012】一方、ステップ106においては、温度セ
ンサ34からの信号に基づいてモータ13の温度Tmが
冷却開始第2設定温度T2(但し、T1>T2)以上で
あるか否かが判定され、モータ13の温度Tmが第2設
定温度T2以上であれば「YES」との判定に基づいて
ステップ110に進み、またモータ13の温度Tmが第
2設定温度T2未満であれば「NO」との判定に基づい
てステップ103に戻る。ステップ110においては、
空調出力制御装置26に冷却ON信号が出力され、その
後にステップ107,108,109,111に進む。 このため、空調出力制御装置26が空調用ファン22と
コンプレッサ25をON作動させ、空調用給気ダクト2
1に空気が流れ同空気が冷却器23によって冷却される
【0013】また、ステップ107においては、作動表
示灯36に点灯信号が出力されて作動表示灯36が点灯
保持され、ステップ108においては、アクチュエータ
32にアクチュエータON信号が出力されてアクチュエ
ータ32がON作動保持され、バイパスダンパ33が図
1の破線位置に保持される。したがって、空調用給気ダ
クト21にて冷却器23によって冷却された空気の一部
が分岐ダクト31へと導入されて、パワステモータ13
に吹き付けられ、パワステモータ13が冷却される。ま
た、ステップ109においては、温度センサ34からの
信号が読み込まれ、ステップ111においては、温度セ
ンサ34からの信号に基づいてモータ13の温度Tmが
冷却停止設定温度To(但し、T1>T2>To)以下
であるか否かが判定される。
【0014】ステップ111にて「NO」と判定される
と、ステップ109に戻ってステップ109,111を
繰り返し、ステップ111にて「YES」と判定される
と、ステップ112,113,114,115へと順次
進む。このため、モータ13は冷却停止設定温度To以
下に冷却される。またステップ112においては、作動
表示灯36に消灯信号が出力されて作動表示灯36が消
灯保持され、ステップ113においては、アクチュエー
タ32にアクチュエータOFF信号が出力されてアクチ
ュエータ32がOFF作動保持され、バイパスダンパ3
3が図1の実線位置に復帰し保持される。したがって、
空調用給気ダクト21にて冷却器23によって冷却され
た空気は分岐ダクト31に導入されなくなり、同空気に
よるパワステモータ13の冷却が終わる。
【0015】また、ステップ114においては、空調出
力制御装置26に冷却OFF信号が出力される。このた
め、エアコンスイッチ24がOFF状態にあれば、空調
出力制御装置26が空調用ファン22とコンプレッサ2
5をOFF作動させる。なお、エアコンスイッチ24が
ON状態にあれば、空調出力制御装置26が空調用ファ
ン22とコンプレッサ25をON作動状態に維持する。 また、ステップ115においては、イグニッションスイ
ッチがOFF状態であるか否かが判定され、イグニッシ
ョンスイッチがOFF状態であれば「YES」との判定
に基づいてステップ116に進んでプログラムの実行を
終了させ、またイグニッションスイッチがON状態であ
れば「NO」との判定に基づいてステップ103に戻り
、上記したプログラムの実行を繰り返す。
【0016】上記実施例においては、空調出力制御装置
26に冷却ON信号が出力されたとき、空調用ファン2
2のみならずコンプレッサ25もON作動されるように
したが、空調用ファン22のみがON作動されるように
して本発明を実施することも可能である。また、上記実
施例においては、空調装置が作動状態にある場合と非作
動状態にある場合では、冷却開始設定温度(T1,T2
)が異なるようにした(空調装置が非作動状態であれば
、空気が冷却器23にてすぐに冷却されないことを考慮
したものである)が、同設定温度を低く設定するように
すれば、冷却開始設定温度を同一とすることも可能であ
る。更に、上記実施例においては、分岐ダクト31を冷
却器23より下流にて空調用給気ダクト21に接続した
が、分岐ダクト31は空調用給気ダクト21のどの部位
に接続されてもよく、冷却器23より上流であってもよ
い。また、本発明の実施に際しては、エアコンスイッチ
24がON状態であるときにモータ13の温度Tmが第
1設定温度T1以上となった場合、空調用ファン22の
回転数が所定量上昇して空調装置での風量が十分に確保
されるようにすることも可能である。
【0017】以上要するに、パワステモータ13の温度
Tmが設定値(T1,T2)以上に上昇すると、モータ
冷却制御装置37が少なくとも空調用ファン22とバイ
パスダンパ33の作動を制御して、空調用給気ダクト2
1から分岐ダクト31を通してパワステモータ13に空
気を導くため、同空気によりパワステモータ13が冷却
されて同モータ13の過熱が防止される。しかして、か
かる作用は空調用給気ダクト21に分岐ダクト31とバ
イパスダンパ33を付加した構成により得られるもので
あり、高価でスペース的な制約の大きい送風機は既存の
空調用ファン22を利用するものであるため、安価に実
施できるとともに、スペース的にも自由度が大きくて制
約を受ける狭い場所(例えば、エンジンルーム)にも容
易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例を概略的に示す全体構成
図である。
【図2】  モータ冷却制御装置にて実行されるプログ
ラムに対応したフローチャートである。
【符号の説明】
11…ステアリング機構、12…動力伝達装置、13…
電動パワーステアリング用モータ、21…空調用給気ダ
クト、22…空調用ファン、31…分岐ダクト、32…
アクチュエータ、33…バイパスダンパ、34…温度セ
ンサ、37…モータ冷却制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ステアリング機構に動力伝達装置を介
    して連結された電動パワーステアリング用モータと、空
    調用給気ダクト及び同空調用給気ダクトに空気を送る空
    調用ファンを備えてなる車両において、前記空調用給気
    ダクトに一端にて接続され他端にて前記モータの近傍に
    て開口する分岐ダクトを設けるとともに、アクチュエー
    タによって駆動されて前記空調用給気ダクトから前記分
    岐ダクトへの空気流入を導通・遮断するバイパスダンパ
    を設け、また前記モータの温度を検出する温度センサと
    、この温度センサの検出値に基づいて前記空調用ファン
    と前記バイパスダンパの作動を制御するモータ冷却制御
    装置を設けて、前記モータの温度が設定値以上となった
    とき前記空調用給気ダクトから前記分岐ダクトを通して
    前記モータに空気を導くようにしたことを特徴とする電
    動パワーステアリング用モータの冷却装置。
JP3069117A 1991-03-07 1991-03-07 電動パワーステアリング用モータの冷却装置 Pending JPH04283164A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005102761A1 (de) * 2004-04-21 2005-11-03 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur kühlung wenigstens einer komponente im motorraum eines kraftfahrzeugs
US8297142B2 (en) 2007-03-22 2012-10-30 Nsk Ltd. Actuator
JP2018070101A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 駐車支援装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005102761A1 (de) * 2004-04-21 2005-11-03 Daimlerchrysler Ag Vorrichtung zur kühlung wenigstens einer komponente im motorraum eines kraftfahrzeugs
US8297142B2 (en) 2007-03-22 2012-10-30 Nsk Ltd. Actuator
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