JP2003341335A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003341335A
JP2003341335A JP2002152401A JP2002152401A JP2003341335A JP 2003341335 A JP2003341335 A JP 2003341335A JP 2002152401 A JP2002152401 A JP 2002152401A JP 2002152401 A JP2002152401 A JP 2002152401A JP 2003341335 A JP2003341335 A JP 2003341335A
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compressor
rotation speed
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Takayoshi Matsuoka
孝佳 松岡
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンプレッサの回転数変更に伴う車内の騒音
変化を乗員に気付かせにくくする。 【解決手段】 制御装置43は、車速センサ、エアコン
スイッチ、圧力センサ205、水温センサ204からの
信号に応じてモータファン207の作動を制御するとと
もに、目標吹出温度と吹出温度の差、外気温または車速
の変化率、モータファン207の作動に応じてコンプレ
ッサ31の回転数を制御する。このときモータファン回
転数変化にコンプレッサ回転数変化を同期させるので、
コンプレッサ31の回転数変更に伴う車内の騒音変化を
乗員に気付かせにくくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転数が変更可能
なコンプレッサを有する車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用空調装置は、例えば特開
平7−285324号公報に開示されている。この公報
記載の装置では、運転モードの切換操作や設定温度の変
更操作等がなされると、コンプレッサ回転数を通常より
も急速に変化させ、乗員の操作によりコンプレッサ回転
数が変化したことを乗員に認識させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンと
モータを備えたハイブリッド車において、燃費の向上を
目的とした場合、コンプレッサをエンジンで駆動せずに
モータで駆動することが好ましい。また、電気自動車で
は、コンプレッサはもちろんモータで駆動される。この
ようにモータ駆動されるコンプレッサの回転数を変更す
ると、それに伴って車両騒音や振動が変化し、乗員に煩
わしさを与えるおそれがあった。
【0004】本発明の目的は、コンプレッサの回転数変
更に伴う車内の騒音変化を乗員に気付かせにくくし、乗
員に与える煩わしを低減することができる車両用空調装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による車両用空調
装置は、回転数が変更可能なコンプレッサと、このコン
プレッサから圧送される冷媒と外気とを熱交換するコン
デンサと、コンデンサに外気を送風するモータファン
と、冷媒の過熱度に影響を及ぼす車両周囲の環境変化に
応じて前記モータファンの回転数を変更するモータファ
ン制御手段と、モータファンの回転数変更タイミングに
コンプレッサの回転数変更タイミングが同期するよう
に、コンプレッサを制御するコンプレッサ回転数変更手
段とを備えることにより上述した目的を達成する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、モータファンの回転数
変更タイミングにコンプレッサの回転数変更タイミング
が同期するようにコンプレッサを制御するので、コンプ
レッサの回転数変更に伴う車内の騒音変化を乗員に気付
かせにくくし、乗員に与える煩わしを低減することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実
施の形態に係わる車両用空調装置の概略構成を示す図で
ある。エンジン201にはコンプレッサ31が取り付け
られている。コンプレッサ31は図示しない電動モータ
により駆動され、このモータ駆動速度に応じてコンプレ
ッサ回転数が変化する。また、エンジン201にはモー
タジェネレータ205が設けられ、モータジェネレータ
205で発電された電力はバッテリコントローラ206
を介してバッテリ37に蓄電される。モータジェネレー
タ205からの電力、またはバッテリ37からの電力の
少なくとも一方は、コンプレッサ用インバータ35を介
してコンプレッサ駆動用電動モータに供給され、この電
力により電動モータが駆動する。
【0008】コンプレッサ31、コンデンサ32、膨張
弁33、エバポレータ34は周知の冷凍サイクルを形成
する。すなわち、コンプレッサ31で圧縮された冷媒
は、コンデンサ32で外気と熱交換されて放熱された
後、膨張弁33で膨張される。そして、エバポレータ3
4でダクト39内の空気と熱交換されて吸熱され、コン
プレッサ31に戻る。コンデンサ32は車室外のエンジ
ンルームに設けられ、モータファン207の駆動によっ
てコンデンサ32に冷却風が送風される。エンジン20
1で加熱されたエンジン冷却水は配管203を介してヒ
ータコア202に導かれる。なお、図示は省略するがエ
ンジン201にはラジエータが接続され、このラジエー
タでエンジン冷却水が放熱する。エバポレータ34とヒ
ータコア202は空調ダクト内に配置される。モータフ
ァン207は電動ファンであり、その回転数は後述する
ようにLo、Hiの2段階に制御される。
【0009】空調ダクト39の入口にはブロアファン3
8が設けられている。ブロアファン38はブロアモータ
44により駆動される。ブロアファン38が駆動する
と、内外気切換ドア42を介してダクト39内に内気ま
たは外気が吸い込まれ、エバポレータ34を通過して冷
却される。この冷却空気は、エアミックスドア45の開
度に応じてヒータコア202を通過またはバイパスす
る。ヒータコア202を通過して加熱された空気とヒー
タコア202をバイパスした空気は、エアミックスチャ
ンバ46で混合された後、ベント吹出口51(51a〜
51d)、フット吹出口52、デフロスタ吹出口53な
どから車室内に向かって吹き出される。各吹出口51〜
53に設けられたドア54〜56は空調モードに応じて
それぞれ開閉する。
【0010】車室内の空調設定パネル79には、乗員の
操作によって車室内の目標温度Tptcを設定する室温設
定器64と、空調モードを設定するモードスイッチ65
と、ブロアファン38の駆動速度を設定するファンスイ
ッチ66と、エアコンのオンオフを指令するエアコンス
イッチなどが設けられ、これらからの信号は制御装置4
3に入力される。さらに制御装置43には、日射量Qsu
nを検出する日射量センサ61、外気温Tambを検出する
外気温センサ62、車室内温度Tinを検出する室温セン
サ63、エバポレータ直後の空気温度Toutを検出する
空気温センサ67、エンジン冷却水温Twを検出する水
温センサ204、コンデンサ32を通過した冷媒圧力P
dを検出する圧力センサ208、車速を検出する車速セ
ンサ(不図示)からの信号がそれぞれ入力される。ま
た、制御装置43にはインバータ35を介してコンプレ
ッサ31の回転数Ncや電流値、エラーの有無等の情報
が入力される。
【0011】制御装置43はこれらからの入力信号に基
づいて所定の処理を実行する。これによりコンプレッサ
31、モータファン207、ブロアファン38、内外気
切換ドア42、エアミックスドア45、および各吹出口
のドア54〜56の駆動をそれぞれ制御する。
【0012】具体的には、検出された日射量Qsun、外
気温Tamb、車室内温度Tin、設定温度Tptc、空気温度
Toutなどから目標エアミックスドア開度Xmを演算す
る。制御装置43には目標エアミックスドア開度Xmに
対するファン風量、吸込口、吹出口の各特性が予め設定
されており、この特性によりブロアファン38、内外気
切換ドア42、エアミックスドア45、吹出口ドア54
〜56の駆動をそれぞれ制御する。これにより車内温度
Tinが設定温度Tptcに制御される。
【0013】また、制御装置43は、エアコンスイッチ
からの信号と検出されたエンジン冷却水温Tw、車速、
冷媒圧力Pdに応じてモータファン207の作動を制御
する。車速、エアコンスイッチ、冷媒圧力Pdとモータ
ファン207の作動との関係は、例えば図3に示すよう
になる。すなわち、低速走行時(0〜50km/h)は冷媒
圧力が所定値1.96MPa以上でモータファン207はHi、
所定値1.96MPa未満でLoで作動する。中速走行時(5
0〜80km/h)は冷媒圧力が所定値1.96MPa以上でH
i、所定値1.68MPa以上所定値1.96MPa未満でLoで作動
し、所定値未満でOFFとなる。高速走行時(80km/h
〜)は冷媒圧力が所定値1.96MPa以上でHiで作動し、
所定置1.96MPa未満でOFFとなる。このようなモータファ
ン207の駆動により冷媒の過熱度、エンジン冷却水温
が適正に制御される。
【0014】インバータ35には制御装置43からの制
御信号が出力される。この制御信号によってコンプレッ
サ31の回転数Ncが後述するように例えば3段階(α
1,α2,α3)に制御される。
【0015】バッテリコントローラ206には、電力残
量を検出する電力残量センサ(不図示)やバッテリ温度
を検出するバッテリ温度センサ69からの信号が入力さ
れる。バッテリコントローラ206は、これらの入力信
号に基づいた制御信号を出力し、バッテリSOPやバッ
テリの温度を所定の状態に制御する。
【0016】図2は、制御装置43で実行される処理の
一例、とくにコンプレッサ回転数制御に係わる処理の一
例を示すフローチャートである。まず、ステップS1で
外気温Tamb、室温Tin、日射量Qsun、車速の検出値を
それぞれ読み込むとともに、設定器64で設定された設
定温度Tptcを読み込み、車両環境状態を検出する。次
いで、ステップS2でこれらの検出情報を用い、周知の
演算式によって目標吹出温度Toを演算する。次のステ
ップS3では、空気温センサ67により検出されたエバ
ポレータ直後の空気温度Toutを読み込む。ステップS
4では、モータファン207の作動レベル、すなわちモ
ータファン207の作動状態がOFF、Lo、Hiのい
ずれかを検出する。この場合、モータファン207は車
速、エアコンスイッチ、冷媒圧力Pdをパラメータとし
て図3に示すように制御される。したがって、車速、エ
アコンスイッチ、冷媒圧力の検出によりモータファン2
07の作動状態を検出することができる。
【0017】次いで、ステップS5で目標吹出温度To
と吹出温度Toutの絶対偏差を演算し、この偏差|To-
Tout|が予め定めた所定値ΔTより小さいか否かを判
定する。ここで、所定値ΔTは、吹出温度Toutが目標
通りに制御されているか否かを判定するための基準値で
あり、偏差|To-Tout|が所定置ΔTより大きいとス
テップS6に進む。ステップS6では外気温Tambまた
は車速の変化率(変化速度)が所定値以上か否かを判定
する。この処理は、エアコンサイクルに影響を与える環
境変化の大きさを判定するものである。外気温Tambや
車速の変化率が所定値未満では環境変化が遅いと判定し
てステップS7に進む。ステップS7ではコンプレッサ
回転数Ncをα1に設定する。
【0018】一方、ステップS5で偏差|To-Tout|
が所定値ΔT以下と判定され、またはステップS6で変
化率が所定値以上と判定されるとステップS8に進む。
ステップS8ではモータファン207がオフか否かを判
定し、肯定されるとステップS7に進み、否定されると
ステップS9に進む。ステップS9ではモータファン2
07がLoか否かを判定し、肯定されるとステップS1
0に進んでコンプレッサ回転数Ncをα1より大きな値
α2に設定する。ステップS9が否定されるとステップ
S11に進み、コンプレッサ回転数Ncをα2より大き
な値α3に設定する。
【0019】本実施の形態に係わる車両用空調装置の動
作をより具体的に説明する。図4は、ハイブリッド車に
おける車速、エンジン作動、モータファン作動、コンプ
レッサ回転数の一特性を示すタイムチャートである。ス
タート時はPd<1.68MPaとする。このとき、モータ
ファン207はLoで作動し(図3)、コンプレッサ回
転数はα2となる(ステップS10)。すなわち、車両
停止または低速走行時は十分な走行風が得られないた
め、モータファン207が作動してコンデンサ32に冷
却風を送風する。なお、空気温度が上昇して冷媒圧力が
1.96≦Pdになると、モータファン207はHiで
作動し(図3)、コンプレッサ回転数はα3となる(ス
テップS11)。
【0020】車速を0から徐々に増速させると、車速が
所定速度(例えば40km/h)以下ではエンジンはオフで
あり、車両は走行モータの駆動によって走行する。車速
が所定速度(40km/h)に達するとエンジン201が作
動開始(オン)する。車速が所定速度(50km/h)以上
ではコンデンサ32に十分な走行風が導かれるためモー
タファン207はオフし、それに伴いコンプレッサ回転
数はα1に変更される(ステップS7)。
【0021】車速80km/hから減速を開始するとエンジ
ン201が作動停止する。そして、車速が50km/h以下
になるとモータファン207がLoで作動し、それに伴
いコンプレッサ回転数がα2に変更される(ステップ
S)。次いで、走行を停止し、車両アイドル状態になる
と、コンデンサ32を通過する空気温度が上昇し、冷媒
圧力Pdが上昇する。冷媒圧力がPd≧1.96MPaにな
ると、モータファンがHi回転で作動し、それに伴いコ
ンプレッサ回転数はα3に変更される(ステップS1
1)。
【0022】このように本実施の形態では、モータファ
ン207の回転数変更に伴いコンプレッサ31の回転数
を変更するようにした。すなわち、モータファン207
の回転数変更タイミングにコンプレッサ31の回転数変
更タイミングを同期させるので、モータファン207の
騒音変化にコンプレッサ31の騒音変化が打ち消され、
コンプレッサ単独の騒音発生が抑制される。これによ
り、コンプレッサ31の回転数変更に伴う車内の騒音変
化を乗員に気付かせにくくし、乗員に与える煩わしさを
低減することができる。
【0023】この場合、モータファン回転数の上昇は冷
媒の熱交換を促進し、コンプレッサ回転数の上昇は冷媒
流量を増加する。したがって、モータファン回転数とコ
ンプレッサ回転数の両方を同時に変更することでエアコ
ンサイクルの冷房能力が大きく増加する。そして、本実
施の形態では、モータ回転数がOFFからHiになると
きのコンプレッサ回転数変化量(α3−α1)をモータ
回転数がオフからLoまたはLoからHiになるときの
コンプレッサ回転数変化量(α2−α1,α3−α2)
よりも大きくした。すなわち、モータファン207の回
転数変化量が大きいほどコンプレッサ31の回転数変化
量が大きくなるようにした。これにより外気温や車速の
急激な変化によりモータファン回転数が大きく変化した
場合の車内騒音変化を気付かせにくくすることができる
とともに、エアコンサイクルを迅速に環境変化に対応さ
せることができる。
【0024】なお、モータファン回転数をステップ状に
変更しているが、モータファン回転数をなだらかに変更
し、それに同期してコンプレッサ回転数をなだらかに変
更するようにしてもよい。これにより乗員に与える煩わ
しさを一層低減することができる。また、モータファン
回転数の変化速度の大きさにコンプレッサ回転数の変化
速度を比例させれば煩わしさをより一層低減することが
できる。
【0025】コンプレッサ31の回転数変化速度、すな
わちコンプレッサ回転数がα1からα2、α2からα3
に至るときの回転数変化率を車速や外気温等の環境変化
に応じて変更するようにしてもよい。この場合、外気温
または車速の少なくとも一方の変化速度が大きいほどコ
ンプレッサ回転数変化速度を大きくすればよい。例えば
外気温と車速の変化率が所定値未満であれば、環境変化
が小さくコンプレッサ回転数を大きく変更する必要がな
いため、コンプレッサ回転数変化速度を小さな値に設定
する。また、外気温と車速の変化率が所定値以上のとき
はコンプレッサ回転数を大きく変更する必要があるた
め、コンプレッサ回転数変化速度をなるべく大きな値に
設定する。これにより急激な環境変化に応答性よく対応
することができる。
【0026】外気温と車速の変化率だけでなく、モータ
ファン207の回転数に応じてコンプレッサ207の回
転数変化速度を設定するようにしてもよい。この場合、
モータファン207がオフからLoになるときのコンプ
レッサ回転数変化速度をLoからHiになるときの回転
数変化速度よりも大きく設定すればよい。
【0027】なお、上記実施の形態ではモータファン2
07の回転数を変更してモータファン207の作動をL
o,Hiの2段階に切換可能としたが、2基のモータフ
ァンを併設し、その一方または両方をオンオフすること
でモータファンの作動を切り換えるようにしてもよい。
モータファン207の回転数変更タイミングにコンプレ
ッサ31の回転数変更タイミングが同期するのであれ
ば、モータファン207をLo,Hiだけでなくもっと
細かく切り換えるようにしてもよい。
【0028】以上では、モータファン制御手段として、
水温センサ204、圧力センサ208、車速センサ、エ
アコンスイッチからの信号を制御装置43に取り込んで
モータファン207の回転を制御するようにしたが、他
の信号を取り込んでモータファン207の回転を制御す
るようにしてもよい。コンプレッサ回転数変更手段とし
て、制御装置43からの信号により電動モータの駆動を
制御してコンプレッサ31の回転数を制御するようにし
たが、油圧駆動によりコンプレッサの回転数を制御する
ようにしてもよい。
【0029】以上のように構成した本実施の形態によれ
ば以下のような効果を奏することができる。 (1)モータファン207の回転数変更タイミングにコ
ンプレッサ31の回転数変更タイミングを同期させるよ
うにしたので、モータファン207の騒音変化にコンプ
レッサ31の騒音変化が打ち消され、コンプレッサ31
の回転数変更に伴う車内の騒音変化を乗員に気付かせに
くくすることができる。 (2)モータファン207の回転数変化量が大きいほど
コンプレッサ31の回転数変化量が大きくなるようにし
たので、モータファン207の回転数変化にコンプレッ
サ31の回転数変化が良好に対応する。その結果、コン
プレッサ回転数変化量が大きい場合であっても、コンプ
レッサの回転数変更に伴う騒音変化を乗員に気付かせに
くくすることができる。 (3)モータファン207の回転数変化速度が大きいほ
どコンプレッサ31の回転数変化速度が大きくなるよう
にすれば、騒音変化を一層気付かせにくくすることがで
きる。 (4)外気温や車速の変化速度が大きいほどコンプレッ
サ回転数を大きく変更すれば、急激な環境変化に応答性
よく対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置の
概略構成を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置を
構成する制御装置で実行される処理の一例を示すフロー
チャート。
【図3】車速とエアコンスイッチと冷媒圧力とモータフ
ァン作動の関係を示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置の
動作特性の一例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
31 コンプレッサ 32 コンデン
サ 35 インバータ 43 制御装置 62 外気温センサ 63 室温セン
サ 67 空気温センサ 204 水温セン
サ 205 圧力センサ 207 モータフ
ァン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転数が変更可能なコンプレッサと、 このコンプレッサから圧送される冷媒と外気とを熱交換
    するコンデンサと、 前記コンデンサに外気を送風するモータファンと、 冷媒の過熱度に影響を及ぼす車両周囲の環境変化に応じ
    て前記モータファンの回転数を変更するモータファン制
    御手段と、 前記モータファンの回転数変更タイミングに前記コンプ
    レッサの回転数変更タイミングが同期するように、前記
    コンプレッサを制御するコンプレッサ回転数変更手段と
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用空調装置におい
    て、 前記コンプレッサ回転数変更手段は、前記モータファン
    の回転数変化量が大きいほど前記コンプレッサの回転数
    変化量が大きくなるように前記コンプレッサを制御する
    ことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用空調装
    置において、 前記コンプレッサ回転数変更手段は、前記モータファン
    の回転数変化速度が大きいほど前記コンプレッサの回転
    数変化速度が大きくなるように前記コンプレッサを制御
    することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の車両
    用空調装置において、 前記コンプレッサ回転数変更手段は、外気温または車速
    の少なくとも一方の変化速度が大きいほど前記コンプレ
    ッサの回転数が大きくなるように前記コンプレッサを制
    御することを特徴とする車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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