JPH1086628A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH1086628A JPH1086628A JP26232996A JP26232996A JPH1086628A JP H1086628 A JPH1086628 A JP H1086628A JP 26232996 A JP26232996 A JP 26232996A JP 26232996 A JP26232996 A JP 26232996A JP H1086628 A JPH1086628 A JP H1086628A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- seat position
- temperature
- air flow
- decided
- Prior art date
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗員の顔面に向かって空調風を吹き出すフエ
イス吹出口31を具え、空調負荷に応じて空調風の温度、
風量及び吹出モードを決定する車両用空気調和装置にお
いて、フエイス吹出モード時に乗員の顔面に当たる空調
風の風量が過大又は過少となって乗員の空調フィーリン
グが阻害されるのを防止する。 【解決手段】 シート位置を検出するシート位置センサ
９を設ける。そして、フエイス吹き出しモード時に風量
調整手段13によってシート位置センサ９により検出され
たシート位置に応じて空調風の風量を補正する。
イス吹出口31を具え、空調負荷に応じて空調風の温度、
風量及び吹出モードを決定する車両用空気調和装置にお
いて、フエイス吹出モード時に乗員の顔面に当たる空調
風の風量が過大又は過少となって乗員の空調フィーリン
グが阻害されるのを防止する。 【解決手段】 シート位置を検出するシート位置センサ
９を設ける。そして、フエイス吹き出しモード時に風量
調整手段13によってシート位置センサ９により検出され
たシート位置に応じて空調風の風量を補正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空気調和装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置においては、
空調負荷に応じて空調風の温度、風量及び吹き出しモー
ドが決定されるようになっている。
空調負荷に応じて空調風の温度、風量及び吹き出しモー
ドが決定されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決するための課題】上記従来の車両用空気調
和装置において、フエイス吹き出しモード時、即ち、フ
エイス吹出口から空調風が乗員の顔面に向かって吹き出
されるとき、乗員の個人差により風量が過大又は過少と
感じる場合があった。
和装置において、フエイス吹き出しモード時、即ち、フ
エイス吹出口から空調風が乗員の顔面に向かって吹き出
されるとき、乗員の個人差により風量が過大又は過少と
感じる場合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、乗員の顔面に向かって空調風を吹き出すフエイ
ス吹出口を具え、空調負荷に応じて空調風の温度、風量
及び吹き出しモードを決定する車両用空気調和装置にお
いて、シート位置を検出するシート位置センサと、フエ
イス吹き出しモード時に上記シート位置センサにより検
出されたシート位置に応じて空調風の風量を補正する風
量調整手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和装
置にある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、乗員の顔面に向かって空調風を吹き出すフエイ
ス吹出口を具え、空調負荷に応じて空調風の温度、風量
及び吹き出しモードを決定する車両用空気調和装置にお
いて、シート位置を検出するシート位置センサと、フエ
イス吹き出しモード時に上記シート位置センサにより検
出されたシート位置に応じて空調風の風量を補正する風
量調整手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和装
置にある。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図１及び図２
に示されている。図２に示すように、車両21に搭載され
た空気調和装置20のケーシング22内にはブロア23、エバ
ポレータ24、ヒータ25、エアミックスダンパ26、吹出モ
ード切換ダンパ27、28、内外気切換ダンパ29等が内蔵さ
れている。
に示されている。図２に示すように、車両21に搭載され
た空気調和装置20のケーシング22内にはブロア23、エバ
ポレータ24、ヒータ25、エアミックスダンパ26、吹出モ
ード切換ダンパ27、28、内外気切換ダンパ29等が内蔵さ
れている。
【０００６】この空気調和装置20の運転時、走行用エン
ジン37から電磁クラッチ38を介して圧縮機39が駆動され
る。すると、圧縮機39から吐出されたガス冷媒がコンデ
ンサ40に入り、ここでコンデンサフアン43によって送風
される外気に放熱することによって凝縮液化する。この
液冷媒はレシーバ41で未凝縮ガス冷媒を分離した後、膨
張弁42で断熱膨張する。次いで、この冷媒はエバポレー
タ24で蒸発気化した後、圧縮機39に戻る。
ジン37から電磁クラッチ38を介して圧縮機39が駆動され
る。すると、圧縮機39から吐出されたガス冷媒がコンデ
ンサ40に入り、ここでコンデンサフアン43によって送風
される外気に放熱することによって凝縮液化する。この
液冷媒はレシーバ41で未凝縮ガス冷媒を分離した後、膨
張弁42で断熱膨張する。次いで、この冷媒はエバポレー
タ24で蒸発気化した後、圧縮機39に戻る。
【０００７】また、走行用エンジ37を冷却することによ
って昇温したエンジン冷却水はヒータ25を流過すること
によって降温した後、走行用エンジン37に戻る。
って昇温したエンジン冷却水はヒータ25を流過すること
によって降温した後、走行用エンジン37に戻る。
【０００８】一方、ブロア23の回転によって内外気切換
ダンパ29を切り換えることにより選択された外気吸入口
34又は内気吸入口35から外気又は車室内空気がケーシン
グ22内に吸入され、ブロア23で付勢された後、エバポレ
ータ24を流過することによって冷却される。
ダンパ29を切り換えることにより選択された外気吸入口
34又は内気吸入口35から外気又は車室内空気がケーシン
グ22内に吸入され、ブロア23で付勢された後、エバポレ
ータ24を流過することによって冷却される。
【０００９】冷却された空気はエアミックスダンパ26に
よって分流され、その一部はヒータ25を流過する過程で
このヒータ25内を循環するエンジン冷却水と熱交換する
ことによって昇温した後、ヒータ25をバイパスした残部
の空気と混合して所定温度の調和空気となる。
よって分流され、その一部はヒータ25を流過する過程で
このヒータ25内を循環するエンジン冷却水と熱交換する
ことによって昇温した後、ヒータ25をバイパスした残部
の空気と混合して所定温度の調和空気となる。
【００１０】この調和空気は吹出モード切換ダンパ27、
28を切り換えることによって選択されたフエイス吹出口
31、デフロスト吹出口32、フート吹出口33から車室35内
に吹き出される。
28を切り換えることによって選択されたフエイス吹出口
31、デフロスト吹出口32、フート吹出口33から車室35内
に吹き出される。
【００１１】フエイス吹出口31は車両のインストルメン
トパネル30に設けられ、このフエイス吹出口31から吹き
出された空調風は乗員Ｍの顔面に向かうようになってい
る。そして、シート８にはその位置を検出するシート位
置センサ９が設けられている。
トパネル30に設けられ、このフエイス吹出口31から吹き
出された空調風は乗員Ｍの顔面に向かうようになってい
る。そして、シート８にはその位置を検出するシート位
置センサ９が設けられている。
【００１２】図１には、制御ブロック図が示されてい
る。外気温度センサ43、車室内温度センサ44、日射セン
サ45の検出値及び室温設定器46によって設定された設定
温度が制御装置10の温調指令値演算手段11に入力される
と、ここで温調指令値が算出される。
る。外気温度センサ43、車室内温度センサ44、日射セン
サ45の検出値及び室温設定器46によって設定された設定
温度が制御装置10の温調指令値演算手段11に入力される
と、ここで温調指令値が算出される。
【００１３】この温調指令値がブロア風量決定手段12に
入力されると、ここでブロア風量が決定され、決定値は
風量調整手段13を経てブロア23の駆動モータに出力され
る。
入力されると、ここでブロア風量が決定され、決定値は
風量調整手段13を経てブロア23の駆動モータに出力され
る。
【００１４】温調指令値がA/M ダンパ開度決定手段14に
入力されると、ここでエアミックスダンパ26の開度が決
定され、決定値はエアミックスダンパ26の駆動モータに
出力され、エアミックスダンパ26は決定された開度とな
る。
入力されると、ここでエアミックスダンパ26の開度が決
定され、決定値はエアミックスダンパ26の駆動モータに
出力され、エアミックスダンパ26は決定された開度とな
る。
【００１５】温調指令値が吹出モード決定手段15に入力
されると、ここで吹出モードが決定され、決定値は吹出
モード切換ダンパ27、28の駆動モータに出力され、吹出
モード切換ダンパ27、28は決定された吹出モードとな
る。
されると、ここで吹出モードが決定され、決定値は吹出
モード切換ダンパ27、28の駆動モータに出力され、吹出
モード切換ダンパ27、28は決定された吹出モードとな
る。
【００１６】温調指令値が圧縮機オン・オフ決定手段16
に入力されると、ここで圧縮機39のオン・オフが決定さ
れ、決定値はマグネットクラッチ38に出力されてこれを
接断することによって圧縮機39がオン・オフされる。
に入力されると、ここで圧縮機39のオン・オフが決定さ
れ、決定値はマグネットクラッチ38に出力されてこれを
接断することによって圧縮機39がオン・オフされる。
【００１７】吹出モード決定手段15においてフエイス吹
出モードが決定されたとき、この決定値は風量調整手段
13に入力される。すると、風量調整手段13はシート位置
センサ９により検出されたシート位置に応じてブロア風
量決定手段12により決定された風量を補正し、この補正
された風量がブロア23の駆動モータに出力されてブロア
23の風量は補正された風量となる。
出モードが決定されたとき、この決定値は風量調整手段
13に入力される。すると、風量調整手段13はシート位置
センサ９により検出されたシート位置に応じてブロア風
量決定手段12により決定された風量を補正し、この補正
された風量がブロア23の駆動モータに出力されてブロア
23の風量は補正された風量となる。
【００１８】しかして、シート位置はシート９に着席し
た乗員Ｍの体格、即ち、その顔面とフエイス吹出口31と
の距離を大略表わすことができるので、シート位置セン
サ９の検出値が小さい時、空調風の風量を低減し、検出
値が大きい時空調風の風量を増大することによって乗員
Ｍの空調フィーリングを向上することができる。
た乗員Ｍの体格、即ち、その顔面とフエイス吹出口31と
の距離を大略表わすことができるので、シート位置セン
サ９の検出値が小さい時、空調風の風量を低減し、検出
値が大きい時空調風の風量を増大することによって乗員
Ｍの空調フィーリングを向上することができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明においては、フエイス吹き出しモ
ード時にシート位置センサにより検出されたシート位置
に応じて空調風の風量を補正する風量調整手段を設けた
ため、乗員の顔面に当たる空調風の風量が過大又は過少
となるのを防止することができ、従って、乗員の空調フ
ィーリングを向上できる。
ード時にシート位置センサにより検出されたシート位置
に応じて空調風の風量を補正する風量調整手段を設けた
ため、乗員の顔面に当たる空調風の風量が過大又は過少
となるのを防止することができ、従って、乗員の空調フ
ィーリングを向上できる。
【図１】本発明の実施形態を示す制御ブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の車両用空気調和装置の略示的構成図で
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項１】 乗員の顔面に向かって空調風を吹き出す
フエイス吹出口を具え、空調負荷に応じて空調風の温
度、風量及び吹き出しモードを決定する車両用空気調和
装置において、 シート位置を検出するシート位置センサと、フエイス吹
き出しモード時に上記シート位置センサにより検出され
たシート位置に応じて空調風の風量を補正する風量調整
手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26232996A JPH1086628A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26232996A JPH1086628A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086628A true JPH1086628A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17374266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26232996A Withdrawn JPH1086628A (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086628A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491577B2 (en) | 2000-08-04 | 2002-12-10 | Denso Corporation | Air conditioning system for vehicle and method for controlling same |
| JP2017177832A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
| WO2019097914A1 (ja) * | 2017-11-17 | 2019-05-23 | 株式会社デンソー | 空調システム |
| CN110290955A (zh) * | 2017-02-14 | 2019-09-27 | 株式会社电装 | 车辆用空调单元 |
| JP2020069967A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP26232996A patent/JPH1086628A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6491577B2 (en) | 2000-08-04 | 2002-12-10 | Denso Corporation | Air conditioning system for vehicle and method for controlling same |
| JP2017177832A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
| CN110290955A (zh) * | 2017-02-14 | 2019-09-27 | 株式会社电装 | 车辆用空调单元 |
| WO2019097914A1 (ja) * | 2017-11-17 | 2019-05-23 | 株式会社デンソー | 空調システム |
| JP2020069967A (ja) * | 2018-11-01 | 2020-05-07 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |