JPS6238717B2 - - Google Patents

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JPS6238717B2
JPS6238717B2 JP57112078A JP11207882A JPS6238717B2 JP S6238717 B2 JPS6238717 B2 JP S6238717B2 JP 57112078 A JP57112078 A JP 57112078A JP 11207882 A JP11207882 A JP 11207882A JP S6238717 B2 JPS6238717 B2 JP S6238717B2
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JP
Japan
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output
signal
period
expansion
compression
Prior art date
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JP57112078A
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English (en)
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JPS5930600A (ja
Inventor
Tomofumi Nakatani
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、楽音信号などの時間長はそのまゝで
周波数スペクトルを圧縮又は伸長して任意の帯域
に変換する装置に関する。
例えば楽音信号の時間長は変えないで周波数ス
ペクトルを圧縮又は伸長する装置として、アナロ
グ・シフトレジスタの様な遅延装置例えばB.B.D
と呼ばれるものを2個用い、これに対し交互に書
き込み及び読み出しを行なつて信号処理をするも
のがある。第1図は、その概略を示すブロツク図
である。図において、1は入力端子、2は低域通
過フイルタ、3及び4はそれぞれN個のメモリ・
セルを有するアナログ・シフトレジスタ(以下
「ASR」と略称する。)、5は制御回路、6はスイ
ツチである。又7は低域通過フイルタ、8はスイ
ツチ、9は制御回路である。
ここで、低域通過フイルタ2は、制御回路5よ
りASR3及び4に加えられる駆動クロツク・パ
ルスの周波数以下に信号の帯域を制限して信号と
の干渉を防ぐためのものである。制御回路5は、
書き込みクロツク・パルスfWと読み出しクロツ
クパルスfRを所定時間T毎に切換えてASR3が
書き込みのときはASR4が読み出し、3が読み
出しのときは4が書き込む操作を交互に行なわせ
る駆動パルスを発生すると共に、スイツチ6を駆
動するパルスを発生し、他の制御回路9への制御
信号を出力する。スイツチ6は、ASR3の読み
出し期間中3側に倒れ、ASR4の読み出し期間
中4側に倒れる。ここで書き込み及び読み出しク
ロツクパルスfW及びfRの周波数をそれぞれfW
及びfRとし、fW/fR=kとすると、k>1で
周波数スペクトルは圧縮(ピツチダウン)され、
k<1で伸長(ピツチアツプ)される。スイツチ
6は、制御回路5からの駆動パルスにより、
ASR3及び4から読み出し信号のみを出力する
よう制御される。7は、ASR3及び4へ加えら
れる駆動クロツク・パルスの残留分を除去するた
めの低域通過フイルタである。
第2図は、第1図のフイルタ7の出力信号の時
間軸上における変化を示す波形図である。第2図
Aは入力原波形を示す。ここで、Tは、フレーム
周期で、一般に周波数fWで書き込むと情報が丁
度N個のメモリ・セルのすべてに書き込まれる、
つまりT=N/fWとなるように設定される。第
2図Bはk>1即ち圧縮の場合の波形、第2図C
はk<1即ち伸長の場合の波形を示す。これらの
波形は、接続点で不連続となつており大きなクリ
ツク雑音を発生する。この不連続波形による大き
なノイズを除去するため、第1図のスイツチ8で
不連続点近傍の両側のゼロクロス点を制御回路9
により検出してオン・オフする。スイツチ8の制
御パルスは、低域通過フイルタ7の出力信号と制
御回路5からの制御信号から作られる。この制御
パルスでスイツチ8を上記両側のゼロクロス点間
でオン・オフすることにより、信号はゼロクロス
点で接続され、出力端子10における出力は第2
図B′及びC′に示す様な波形となる。
この処理により不連続によつて発生するクリツ
ク雑音は除去できるが、時間軸上でブランキング
(無音区間)を生ずるためにインパルス性ノイズ
を発生する。これは信号に無音区間に相当する期
間だけゼロ・レベルとなるパルス(すなわち方形
波)を乗じたことに相当するためである。
この様な欠点を改良する為第3図の様な圧縮伸
長回路が考えられている。
図において第1図と対応する部分には同じ符号
を付してある。第4図は、第3図のものの動作を
示す波形図である。第3図において、,,…
…は、第4図の波形a,b,……,hが現われ
る個所を示す。本例においては、制御回路5は、
ASR3及び4に対する書き込み及び読み出しク
ロツク・パルスfW及びfRの外に、積分回路13
及び14に対する読み出し時間Tの間高レベルと
なる制御信号を出力する。積分回路13及び14
は、CRから成る低域通過フイルタないし積分回
路で、d及びeの如く制御回路5からの制御信号
(方形波)の高調波成分を除去する作用をする。
この積分された制御信号は、それぞれ乗算器11
及び12でASR3及び4の出力信号に乗ぜられ
る。この信号は、次段の加算器15で加えられ、
低域通過フイルタ7を経て出力端子10より出力
される。乗算器11及び12は、第1図のスイツ
チ6と同様の役目をしている。第4図において、
aは入力原波形、b及びcは圧縮の場合における
ASR3及び4の出力波形、d及びeは積分回路
13及び14の出力波形、f及びgは乗算器11
及び12の出力波形、hは加算器15の出力波形
を示す。この波形hから分る様に、上記の様に処
理することにより、ブランキング区間がなくなつ
て波形の連続性がよくなり、インパルス性ノイズ
が非常に低減される。しかし、この方法は、フレ
ーム周期Tの全幅に亘つてb及びcの信号を読み
出して差支えのない圧縮(ピツチダウン)の場合
には上述の様な真所が発揮出来るが、伸長の場合
には第1図の場合と同様に出力信号に欠落期間を
生ずる。
本発明は伸長の場合にも信号の欠落を生じない
圧縮伸長装置を提供するもので、以下実施例に従
つて詳細に説明する。
第5図は本発明の一実施例である。図におい
て、第1図及び第3図と対応する部分には同一又
は類以の符号を付してある。入力信号は、入力端
子1より低域通過フイルタ2を経て第3図と同様
のASR3,4及び本発明において新たに追加す
るASR30に印加され、ASR3及び4の出力は
スイツチ6で読み出し信号のみを出力される。こ
のスイツチ6及びASR30の出力信号に次段の
乗算器11及び12で積分回路13及び14から
の制御信号が掛け合わされ、次の加算器15で加
算され低域通過フイルタ7を経て出力端子10に
出力される。一方、16は、主発振器でそれぞれ
制御回路25及び35と分周回路17にクロツク
信号を出力する。分周回路17は、クロツク信号
を分周して周期T/2のパルスを遅延回路20、1/2 分周期であるフリツプ・フロツプ回路23及びナ
ンドゲート21に供給する。遅延回路20の出力
は制御回路35及びナンドゲート21に加えられ
る。フリツプ・フロツプ回路23の出力パルス
(周期T)は、制御回路25及びスイツチ6に加
えられ書き込みと読み出しの制御に使われる。制
御回路25及び35は、主発振器16からのクロ
ツク信号を分周して所定の書き込み及び読み出し
クロツク・パルスを発生し、これらを上記のフリ
ツプフロツプ回路23及び遅延回路20からの周
期T/2のパルスにより交互に切換えASR3,4及び 30を駆動する。ナンドゲート21の出力は直接
及びインバータ22を介してそれぞれ積分回路1
3及び14に加えられる。ASR30は、書き込
み及び読み出しの周期が半フレーム周期(T/2)と なるのでメモリ・セル数をN/2とするか又はクロツ ク・パルスの周波数を2倍にするかのいずれでも
よいが、一般的には、経済的なN/2のメモリ・セル を採用し、クロツク・パルスの周波数はASR3
及び4と同一に設定する。
第6図は、第5図のものの動作説明用波形図で
ある。第5図における〜は、第6図a〜eに
示す波形が現われる個所を示す。第6図aは分周
回路17の出力波形で、第6図bはこれより遅延
回路20によりΔだけ遅れた信号波形を示す。し
たがつて、制御回路35は第6図bのパルスに同
期してASR30の書き込み及び読み出しを制御
する。一方、第6図aの信号はフリツプ・フロツ
プ回路23で1/2分周されて第6図eに示す波形
となり、制御回路25でASR3及び4の書き込
み及び読み出しを制御する。又、第6図aと第6
図bのナンドを取ることにより第6図dの波形が
ナンド回路21の出力に、更にこの出力をインバ
ータ22に通すことにより第6図Cの波形が得ら
れる。
次に、遅延量Δの設定の仕方を説明する。第7
図は、第5図のものを伸長動作させる場合のタイ
ム・チヤートで、3,4及び30はそれぞれ
ASR3,4及び5の動作を図示するものであ
る。いま、伸長率を1/Kとすると、第7図3に示す ように、ASR3の読み出し出力はKTの期間に短
縮されて現われ、この区間のみ取り出すとブラン
キング区間t4t5は(1−K)Tとなる。ここに、
時刻t1でASR3は読み出し出力を得ることが出来
る期間となり時刻t3で読み出し出力を得ることが
出来る期間を完了する。ここで、t1〜t5間がフレ
ーム周期Tに相当する。また、第7図4に示すよ
うに、時刻t1でASR4は書き込み期間となり時刻
t5で読み出し期間となる。第7図30はASR30
の読み出し期間T/2(遅延回路20の出力のフレー ム周期がT/2だから。)のうち読み出し出力を得る ことが出来る期間は短縮されてKT/2となるこ
とを示しており、30は、時刻t1からΔだけ経過
した時刻t2で書き込みを開始し、T/2経た時刻
t3から読み出すと時刻t6で読み出し出力を得るこ
とが出来る期間を完了する。このとき、時間的な
対称性を考慮してt2〜t3=t4〜t5とすると、Δ=K/4 T(K≧2/3)となる。したがつて、遅延回路20 の遅延量Δを伸長率に応じて可変とすれば、
ASR3及び4の読み出し出力のブランキング区
間t3〜t5をASR30の出力でカバーしたブランキ
ング区間のない信号を得ることができる。
以下ASR3,4及び30から出力を読み出す
タイミングについて第7図に従つて説明する。第
7図において、13及び14は、第6図d及びc
の波形に積分回路13及び14により積分処理し
た制御信号で、これを乗算器11,12で信号に
掛け合わせ、それぞれ読み出し出力を得ることの
出来る期間のうちASR3及び4から,,
……の縦続信号とASR30から,,……
の縦続信号を得る。これを加算器15で加算する
ことにより、プランキング区間のないインパルス
性ノイズの低減された処理信号を得ることが出来
る。第8図(圧縮)においても、同様にして、ブ
ランキング区間のないインパルス性ノイズの低減
された処理信号が得られる。ただし、圧縮の場合
は、3及び4の出力信号の読み出し期間はフレー
ム周期Tと一致し、スイツチ6の出力信号にブラ
ンキング区間が発生しないので、遅延量Δは任意
に選択しうる。またブランキング期間を発生しな
いことから、ASR30の出力を用いず、ASR3
と4のみで、制御信号のパルス幅をTとして、第
6図eの波形とこの反転波形を用いて圧縮処理を
することが出来る。
第9図は、上述の様に、伸長の場合のみ第5図
の構成を用い、圧縮の場合にはASR3及び4の
出力を用いるようにした本発明の第2実施例を示
すブロツク図である。本例は、第5図のものに新
たにスイツチS1,S2,S3及びS4が加えられている
のみであるから詳細な説明は省略するもスイツチ
S1〜S4が図の位置にあるとき、第5図と同じ構成
となり伸長動作を行なう。スイツチS1〜S4が図と
反対の位置にあるとき、圧縮動作を行なう。この
場合は、スイツチS1にはASR3の出力が、スイ
ツチS2にはフリツプ・フロツプ回路23の出力
が、スイツチS3にはASR4の出力が、スイツチ
S4にはフリツプ・フロツプ回路23の出力の反転
出力が接続される。本例によつても、楽音信号等
の1.5倍までの伸長・圧縮処理を3個のASRを用
いて行なうことができる。
以上説明したとおり、本発明によれば、楽音信
号等の伸長・圧縮処理において合成出力にブラン
キング区間を発生しないのでインパルス性ノイズ
の発生を低減することができ、しかも、合成出力
の各切換わり時刻付近において漸増及び漸減的に
切換わるので、従来にない高音質を得ることが出
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すブロツク図、第2図は第
1図のものの動作を示す波形図、第3図は他の従
来例を示すブロツク図、第4図は第3図のものの
動作を示す波形図、第5図は本発明の第1実施例
を示すブロツク図、第6図は第5図のものの動作
を示す波形図、第7図は第5図のものの伸長動作
を示す全体のタイム・チヤート、第8図は第5図
のものの圧縮動作を示す全体のタイム・チヤー
ト、第9図は本発明の第2実施例を示すブロツク
図である。 3,4,30……アナログ・シフトレジスタ、
25,35……制御回路、15……加算器、1
3,14……積分回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号の周波数スペクルの圧縮及び伸長を
    くり返し行う第1のアナログシフトレジスタと、
    上記圧縮及び伸長を入れ替えた順序で上記入力信
    号の周波数スペクトルの圧縮及び伸長をくり返し
    行う第2のアナログシフトレジスタと、上記圧縮
    及び伸長の周期の半分の周期で上記入力信号の周
    波数スペクルを圧縮及び伸長する第3のアナログ
    シフトレジスタと、該第3のアナログシフトレジ
    スタの出力信号のうちの伸長期間が上記第1及び
    第2のアナログシフトレジスタの出力信号の互い
    に隣接する伸長期間にまたがる様に上記第3のア
    ナログシフトレジスタの圧縮及び伸長サイクルの
    位相を定める手段と、上記第1、第2及び第3の
    アナログシフトレジスタの出力信号のうち伸長期
    間のみを取り出して合成出力を得る合成手段とを
    有することを特徴とする周波数スペクトル圧縮伸
    長装置。
JP57112078A 1982-06-28 1982-06-28 周波数スペクトル圧縮伸長装置 Granted JPS5930600A (ja)

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JPS5930600A JPS5930600A (ja) 1984-02-18
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60227300A (ja) * 1984-04-25 1985-11-12 日本ビクター株式会社 音声信号のピツチ可変装置
JPH0529520Y2 (ja) * 1984-09-29 1993-07-28
JPS63122397U (ja) * 1987-02-02 1988-08-09

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JPS5930600A (ja) 1984-02-18

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