JPH0123200Y2 - - Google Patents

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JPH0123200Y2
JPH0123200Y2 JP1982028899U JP2889982U JPH0123200Y2 JP H0123200 Y2 JPH0123200 Y2 JP H0123200Y2 JP 1982028899 U JP1982028899 U JP 1982028899U JP 2889982 U JP2889982 U JP 2889982U JP H0123200 Y2 JPH0123200 Y2 JP H0123200Y2
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clock pulse
signal
shift register
frequency
input
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕 本考案は音声信号等の電気信号の信号ピツチを
伸長する信号ピツチ伸長装置に関する。 〔考案の技術的背景〕 例えばテープレコーダ等において記録時とは異
なる速い速度で再生を行なつた場合、再生音声信
号はその信号ピツチが元の信号より圧縮されてい
るため、聞き取りにくいものであつた。そこで何
らかの方法で信号ピツチを元に戻せば、聞き取り
易い再生音を得ることができる。そこでこのよう
な装置がいろいろと提案されている。 本出願人は特願昭56−164065号にてそのような
信号ピツチ伸長装置を提案した。 ところで上述した装置においては構成は簡単な
のであるが信号ピツチの伸長が2m倍(mは自然
数)しかできないため、さらに細かな間隔で信号
ピツチの伸長が行なえる装置が望まれていた。 〔考案の目的〕 本考案は上述した点にかんがみなされたもの
で、簡単な構成で入力信号のピツチを2m/2倍(m
は自然数)にして出力し得る信号ピツチ伸長装置
を提供することを目的とする。 〔考案の概要〕 本考案では互いの発振周波数比が1:√2に設
定された2つの発振器の出力をそれぞれバイナリ
カウンタに入力し、この分周過程で得られる複数
種のクロツクパルスのうち1種類のクロツクパル
スをクロツクパルス選択手段で選択する。そして
このクロツクパルスをNビツト転送シフトレジス
タの駆動端子に加えてこのシフトレジスタへの入
力信号を順次転送させる。シフトレジスタの駆動
端子へ送出されるクロツクパルスの個数がN個に
達する毎にクロツクパルス選択手段を制御して選
択されるクロツクパルスの種類を切り換える。こ
のクロツクパルスの切換えは前に選択されていた
クロツクパルスの周波数の1/2m/2倍(mは自然
数)の周波数をもつクロツクパルスが次にシフト
レジスタへ送出されるようにする(当然ある時点
でこの関係を満足するクロツクパルスがなくなる
ので、この時はもとのクロツクパルスに戻ること
になる)。このようにある周波数のクロツクパル
スでシフトレジスタに書き込んだ信号をその周波
数の1/2m/2倍の周波数をもつクロツクパルスで読
み出すことによりその信号のピツチを2m/2倍に伸
長することができる。 〔考案の実施例〕 以下本考案を図示の実施例にもとづいて説明す
る。 第1図は本考案になる信号ピツチ伸長装置の一
実施例を示すブロツク図である。1は入力端子で
あり、2はローパスフイルタ(LPF)、3はNビ
ツト転送シフトレジスタである。この出力側には
LPF4、ミユーテイング回路5が順番に接続さ
れており、最後に出力端子6に接続されている。
一方、発振器7には1/2分周回路8、バイナリカ
ウンタ9が接続されており、発振周波数が発振器
7のそれに対して1/√2倍の発振器10には同
じく1/2分周回路11、バイナリカウンタ12が
接続されている。発振器7及び10、バイナリカ
ウンタ9,12の各段分周出力端子はクロツクパ
ルス選択手段であるクロツクパルスセレクタ13
へ接続されており、このセレクタ13の出力端は
シフトレジスタ3の駆動端子14及び1/N分周
回路15へ接続されている。この分周回路15は
さらにカウンタ16、2進→10進変換器17を介
して再びクロツクパルスセレクタ13へ接続され
ている。ここで1/N分周回路15、カウンタ1
6、2進→10進変換器17でクロツクパルスセレ
クタ13の制御手段が構成されている。2進→10
進変換器17はまたミユーテイング回路5にも接
続されている。 次にこの装置の動作を第2図も参照して説明す
る。なお入力信号として音声信号を、またこの信
号のピツチを√2倍に伸張する場合を例にとつて
説明する。 入力端子1から入力された音声信号はLPF2
を介してNビツト転送シフトレジスタ3へ入力さ
れる。LPF2では音声信号の低域成分が抜き出
されるのであるが、これはシフトレジスタ3に入
力されるクロツクパルス選択手段13からのクロ
ツクパルスの最低周波数によつてきまるナイキス
ト周波数以上の周波数の音声入力信号がシフトレ
ジスタ3へ入力されないようにするためである。
シフトレジスタ3からの出力は出力信号中のキヤ
リア(すなわちクロツクパルス)を取り除くため
LPF4へ入力され、さらに後述するように信号
ピツチ伸長時に生ずる不要信号(圧縮信号)を消
去するためのミユーテイング回路5を通つて出力
端子6にあらわれる。 次にシフトレジスタ3での信号ピツチ伸長動作
について説明する。そこでまずシフトレジスタ3
を駆動するためのクロツクパルスの発生及び切換
動作を説明する。 発振器7は1MHzで発振しており、発振器10
は発振器7の発振周波数の1/√2、すなわち、
707.2KHzで発振している。これら発振器7,1
0の発振出力は波形のデユーテイ比を50%にする
ために1/2分周回路8,11にそれぞれ入力され
る。この出力をそれぞれQ1,Q5(周波数をすそれ
ぞれcp(Q1),cp(Q5)とする)とする。cp(Q1

=500KHz,cp(Q5)=353.6KHzとなる。1/2分周
回路8の出力Q1はクロツクパルスセレクタ13
及びバイナリカウンタ9へ入力される。バイナリ
カウンタ9での入力Q1の分周過程で出力Q2,Q3
Q4(周波数はそれぞれcp(Q2)=250KHz,cp(Q3
=125KHz,cp(Q4)=62.5KHzとなる)が得られ
る。これら出力はクロツクパルスセレクタ13へ
入力される。一方、同様にして1/2分周回路11
の出力Q5はクロツクパルスセレクタ13及びバ
イナリカウンタ12へ入力され、バイナリカウン
タ12でのQ5の分周過程で出力Q6,Q7,Q8(周
波数はそれぞれcp(Q6)=176.8KHz,cp(Q7)=
88.4KHz,cp(Q8)=44.2KHzとなる)が得られる。
これら出力はクロツクパルスセレクタ13へ入力
される。 クロツクパルスセレクタ13ではクロツクパル
ス入力Q1〜Q8のうち1種のクロツクパルスが選
択され、シフトレジスタ3の駆動端子14へこの
クロツクパルスが送られる。このクロツクパルス
の選択の切換えは1/N分周回路15、カウンタ
16、2進→10進変換器17より構成されるクロ
ツクパルスセレクタ制御手段からのセレクトコン
トロール信号により行なわれる。Nビツトのシフ
トレジスタ3の信号転送時間tは t=N/クロツクパルスの周波数 で与えられる。今シフトレジスタ3へ送出されて
いるクロツクパルスの周波数がcp(Q1)になつた
瞬間(すなわち、クロツクパルスQ1が送出され
た瞬間)に入力された音声信号の転送について考
えてみる。この信号の先端がシフトレジスタ3の
出力端に到達するのはNクロツクパルス後であ
り、この瞬間にクロツクパルスセレクタ13で選
択されるクロツクパルスをcp(Q1)の1/√2の
周波数cp(Q5)をもつクロツクパルスQ5に切り換
える。するとシフトレジスタ3の出力には入力信
号のピツチが√2倍に伸長された信号があらわれ
る。すなわち、周波数cp(Q1)のクロツクパルス
Q1でシフトレジスタ3に書き込んだ信号を周波
cp(Q5)のクロツクパルスQ5で読み出すことに
より、クロツクパルスの周波数比の逆数倍(すな
わち√2倍)に信号のピツチが伸張されることに
なる。 クロツクパルスが切換わつた時にシフトレジス
タ3の入力端に入力された信号の先頭部がこの出
力端に到達したかどうかの検出はその時のクロツ
クパルスを1/N分周回路15に入力し、その出
力状態が反転したことにより行なえる。そしてこ
の反転を検出した時、セレクトコントロール信号
によりクロツクパルスセレクタ13では次の異な
る周波数のクロツクパルスが選択される。 以上のようなクロツクパルスの種類の切換えは
信号の転送状態に合わせて(すなわち、シフトレ
ジスタ3へ送出されるクロツクパルスのパルスの
個数がN個に達する毎に)行なわれる。すなわ
ち、クロツクパルスはこの場合Q1→Q5→Q2→Q6
→Q3→Q7→Q4→Q8→Q1→Q5→……と順番にセレ
クトコントロール信号で切り換えられていく。各
クロツクパルスの周波数は前に送出されていたク
ロツクパルスの周波数の1/√2になつているの
で、前述した如く入力信号のピツチは√2倍に伸
長されてシフトレジスタ3より出力される。 第2図はこれらの様子を示す波形図である。同
図aはシフトレジスタ3へ送出されるクロツクパ
ルス波形を、bはシフトレジスタ3への入力信号
波形を、cは同出力信号波形を示す。なお、cを
見るとわかる通りクロツクパルスQ1がシフトレ
ジスタ3に送出されている期間はピツチが圧縮さ
れた信号が出力されている。これはクロツクパル
スがQ8からQ1へ切り換わるときには両者の周波
数の比が1/√2とならず27/2(=11.3)となつて
しまうので、入力信号が逆に圧縮されてしまうた
めである。そしてこの部分は不快なノイズとな
る。そこで第2図dに示す如く、この期間(クロ
ツクパルスQ1がシフトレジスタ3へ送出されて
いる期間)に対応したパルスが2進→10進変換器
17より出される。そしてこのパルスによりミユ
ーテイング回路5は動作し、第2図eに示す如
き、不要信号が消去された信号が出力端子6にあ
らわれる。 上述のミユーテイング回路5で消去される信号
はクロツクパルスQ8によりサンプリングされた
もので、サンプリング期間はN/cp(Q8)とな
り、一方ミユーテイング期間はN/cp(Q1)であ
る。N=256ビツトとすれば、サンプリング期間
は5.8msec、ミユーテイング期間は0.51msecとな
る。一方、信号のピツチが伸張される期間Tは T=7n=1 N/cp(Qo) となり12.7msecである。従つて入力信号のかな
りの部分が出力側で消去されることになるが、音
声信号は冗長度が大きいので内容はほとんど損な
われることはなく理解可能である。 以上の実施例ではクロツクパルス切換えによつ
て生ずる圧縮された信号をミユーテイング回路5
で消去するようにした。しかしながら、圧縮され
た信号の周波数がシフトレジスタ3出力側の
LPF4のカツトオフ周波数以上になるように最
大クロツクパルス周波数cpL(実施例ではcp(Q1

と最少クロツクパルス周波数cps(同cp(Q8))の
比を選べば、不快なノイズとなる圧縮信号は
LPF4で除去される。そのためミユーテイング
回路5は不要となる。例えば入力信号周波数を
100〜5000Hz,LPF4のカツトオフ周波数(−
20dB以下)を6000Hzとすれば、cpLcps=60と
なる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば√2倍再生
等、2m/2倍再生の信号ピツチの伸張を簡単な構成
にて行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる信号ピツチ伸張装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は第1図の装置
の要部の波形を示す図である。 3……Nビツト転送シフトレジスタ、4……ロ
ーパスフイルタ、7,10……発振器、9,12
……バイナリカウンタ、13……クロツクパルス
セレクタ、15……1/N分周回路、16……カ
ウンタ、17……2進→10進変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いの発振周波数比が1:√2に設定された第
    1及び第2の発振器とこれら第1.第2の発振器の
    出力をそれぞれ分周する第1及び第2のバイナリ
    カウンタとから構成される周波数が異なる複数種
    のクロツクパルスを発生するクロツクパルス発生
    手段と、このクロツクパルス発生手段の出力から
    1種類のクロツクパルスを選択するクロツクパル
    ス選択手段と、クロツクパルス選択手段で選択さ
    れたクロツクパルスで駆動され、入力信号を順次
    転送するNビツト転送シフトレジスタと、クロツ
    クパルス選択手段を制御して、前記シフトレジス
    タに送出されるクロツクパルスの個数がN個に達
    する毎に選択されるクロツクパルスを前に選択さ
    れていたクロツクパルスの周波数の1/2m/2倍(m
    は自然数)の周波数をもつクロツクパルスに切換
    えるクロツクパルス選択手段の制御手段と、前記
    シフトレジスタ出力側に設けられたローパスフイ
    ルタとを具備し、前記シフトレジスタに入力され
    る入力信号のピツチを2m/2倍に伸長して出力する
    よう構成したことを特徴とする信号ピツチ伸長装
    置。
JP1982028899U 1982-03-03 1982-03-03 信号ピツチ伸長装置 Granted JPS58133200U (ja)

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JP1982028899U JPS58133200U (ja) 1982-03-03 1982-03-03 信号ピツチ伸長装置

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JP1982028899U JPS58133200U (ja) 1982-03-03 1982-03-03 信号ピツチ伸長装置

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Publication Number Publication Date
JPS58133200U JPS58133200U (ja) 1983-09-08
JPH0123200Y2 true JPH0123200Y2 (ja) 1989-07-17

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