JPH0582960B2 - - Google Patents

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JPH0582960B2
JPH0582960B2 JP60269067A JP26906785A JPH0582960B2 JP H0582960 B2 JPH0582960 B2 JP H0582960B2 JP 60269067 A JP60269067 A JP 60269067A JP 26906785 A JP26906785 A JP 26906785A JP H0582960 B2 JPH0582960 B2 JP H0582960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この発明はADPCM再生器における多チヤネル
合成装置に関する。 (従来の技術) 人の発声する音声、楽器の音、その他種々の音
を合成する技術が開発され実用化されている。 第2図は、従来提案されたADPCM多チヤネル
合成装置の一例を示すブロツク図である。 この発明の理解を容易にするため、この従来装
置につき説明する。 第2図において、50,51,52,53は送
られてくるADPCM符号の入力端子で、50は極
性ビツト、51はADPCM符号の振幅ビツトのう
ちで最上位桁ビツトの、52は2番目の、53は
最下位桁ビツトの入力端子である。54はレジス
タ58のシリアル入力である。55,56,5
7,58はADPCM符号を格納しておくための1
ビツトのレジスタである。レジスタ56〜58は
シフト機能を有する。59はリードオンリーメモ
リ(以下ROMという)で、レジスタ56の出力
をアドレスの最上位、レジスタ57の出力を2番
目のアドレス、レジスタ58の出力を3番目のア
ドレス(アドレスの最下位)とし、ポインタ移動
量Doを出力する。60は出力10ビツトのポイン
タでROM59の出力Doによつて、出力Poを変化
させる。61はポインタリミツタで、ポインタ6
0の出力Poを特定の範囲に限定してQoを出力す
る。62はROMで、ポインタリミツタ61の出
力Qoをアドレスとして、16ビツトのデータXを
出力する。このXは量子化ステツプサイズに対応
した量であり、この例では振幅ビツトの最上位桁
ビツトの復調量に対応した基準値である。63は
16ビツトのシフトレジスタで、ROM62の出力
を格納し、かつ、シフトダウンする機能を有す
る。64は16個のEx−ORゲートによつて構成さ
れ、それぞれのEx−ORゲートの一入力は、共通
にレジスタ55の出力と接続している。 従つて、レジスタ55の出力が1の場合、Ex
−ORゲート64はシフトレジスタ63の出力ビ
ツトを反転させ、加算器65に出力する。シフト
レジスタ55の出力が0の場合には、Ex−ORゲ
ート64はシフトレジスタ63の出力ビツトをそ
のまま加算器65に出力する。65は16ビツトの
加算器で、Ex−ORゲート64の出力とレジスタ
66との出力とを加算する。レジスタ56の出力
が1のときのみ、レジスタ66に結果を格納す
る。66は16ビツトのレジスタである。67は16
ビツトのレジスタである。68はレジスタ67の
出力端子である。70はレジスタ66に初期ロー
ド値をセツトするための初期値入力端子、71は
ポインタ60にポインタ初期値をセツトするため
のポインタ初期値入力端子である。 次に動作を説明する。各レジスタに格納された
データのうち、初期ロード値は端子70から入力
されてレジスタ66にセツトされる。また、ポイ
ンタ初期値(6ビツト)は端子71から入力され
てポインタ60にセツトされる。ポインタ60で
はポインタ初期値に対して上位4ビツトを付加す
る符号拡張を行い出力10ビツトにする。 次に、メモリから読み出されるADPCM符号は
入力端子50,51,52,53に入力される。
入力端子50,51,52,53からの4ビツト
のADPCM符号はそれぞれレジスタ55、レジス
タ56、レジスタ57、レジスタ58に格納され
る。各レジスタのパターンとLoの関係を第1表
に示す。これらのデータが格納されると同時に、
ROM62の出力Xはシフトレジスタ63に格納
される。レジスタ55、レジスタ56、レジスタ
57、レジスタ58の出力ビツトパターンによ
り、第1表で示される演算を加算器65で行な
う。ただし、第1表において*は演算前のレジス
タ66の値を示す。また〔・〕はその中の数を越
えない最大の整数(一般にガウス記号と呼ばれて
いる)を表わす。 次に、 △o+1=△o・Mo ……(1) の演算を乗算を行なうことなく実行する原理を説
明する。(1)式においてMo、△oをそれぞれ次のよ
うに変形する。 Mo=AD N ……(2) △o=△nio・AP o ……(3) ただし、A、△nioは正の定数、Do、Poは整数
とする。すると(1)式により △o+1=△nio・AP o +D o ……(4) と表わされ、Po、Doは整数であるから、 Po+1=Po+Do ……(5) も整数であり、(4)式は、 △o+1=△nio・AP o+1 ……(6) となり、△o+1も△oと同じ形の式で表現できる。 また、量子化ステツプサイズ△o+1の最大値△n
axと最小値△nioとについても同じ形で表現され
る。 △nio=△nio・AO ……(7) △nax=△nio・AP nax ……(8) (6)式、(7)式、(8)式よりPo+1は0〜Pnaxの範囲で
あれば(6)式の△o+1は△nio〜△nax範囲の値に限定
される。したがつて、0〜Pnaxの範囲の整数につ
いて、△nio・AP oの値をあらかじめ計算してお
き、メモリに格納し、Poをポインタ出力(記憶
素子のアドレス)として用いれば、(5)式の演算だ
けで、(1)式の乗算を行なうことなく、量子化ステ
ツプサイズ△o+1を決定できる。(5)式におけるDo
は量子化ステツプサイズ移動係数Moと同様に音
声の圧縮符号Loと対応した値で、ここではポイ
ンタ移動量と称し、その値を第2表に示す。 ROM59によつて第2表に示されるADPCM
符号Loからポインタ移動量Doへの変換が行なわ
れポインタ60において(5)式の演算を実行してい
る。 またポインタリミツタ61によつて、ポインタ
60の出力は0〜Pnaxの範囲に制限される。ポイ
ンタリミツタ61の出力Qoは、ROM62のアド
レス入力となる。ROM62では、ポインタリミ
ツタ出力Qoをアドレスとして、量子化ステツプ
サイズ△nioAO〜△nioAP naxまでの値が格納されて
いる。しかし、演算の処理上、実際には上記
(ADPCM符号における最上位振幅ビツトの復調
器)の4倍の値が格納されている。その内容を第
3表に示す。 次に、ROM62の出力はシフトレジスタ63
に格納される。レジスタ55、レジスタ56、レ
ジスタ57、レジスタ58の出力ビツトパターン
により、第1表で示される演算を加算器65で行
う。 この演算結果はレジスタ66に格納された後、
レジスタ67を介して出力される。 このようにして、ADPCM符号データ1個に対
しての処理が終了すると、メモリ(図示せず)か
ら次のADPCM符号が入力され、レジスタ55,
56,57,58に格納され、前述の如き処理を
くり返す。 第3図は、第2図に示される従来のADPCM再
生装置を基本の構成として、複数(N)の異なる
チヤネルの独立したADPCM符号化したデータを
入力にもち且つ、この複数のデータを伸長時にそ
れぞれ任意の減衰率で減衰させた後、加算するこ
とにより、合成しPCM伸長符号データを出力さ
せるようにした従来の多チヤネル合成装置を示
す。 第3図において第2図と同一の機能を有する構
成成分には同一符号を付して示す。66(1)、66
(2)、66(3)……,66(N)は第2図のレジスタ66
と同じ機能をもつたレジスタである。72はデジ
タルの減衰器である。75はこの減衰器の減衰率
を指示する入力端子である。73はこの減衰器7
2の出力とレジスタ74の出力とを加算する加算
器であり、加算結果をレジスタ74に出力する。
レジスタ67はレジスタ74の出力に接続された
レジスタである。68はレジスタ67の出力端子
である。 次に第3図の動作を説明する。 端子50,51,52,53よりADPCM符号
化され、且つ独立した内容を持つた互いに独立し
た複数組(N)のチヤネルのデータが所定時間(T)内
に、1組ずつ順にN組分入力される。この所定時
間TをN等分する時間をtoとした場合、複数組N
のうち1組(ある1つのチヤネルに対応する)で
一番目のデータは、第2図で説明した動作によ
り、時間to内に例えばレジスタ66(1)を使い、伸
長(再生)されたデータとして格納される。次
に、この伸長された一番目のデータは、減衰器7
2に入力される。この減衰器72では、端子75
より入力される減衰率指示信号により、伸長され
た一番目のデータを所定のデータに減衰して出力
する。次に、この減衰した一番目のデータは加算
器73に入力され、レジスタ74の出力(初期値
は0)と加算し、更新されたデータとしてレジス
タ74に格納される。以下、同様の動作をチヤネ
ル数すなわちN回くり返し、レジスタ74には複
数組Nの入力データがそれぞれ所定の減衰を受け
た伸長データの総加算されたデータとして格納さ
れる。 その後、この総加算されたデータは、レジスタ
67に格納され端子68を通して、合成された
PCM伸長符号データとして、出力される。以下、
順にT期間毎に同様な動作を行い、端子68から
はN組の独立したデータがそれぞれ所定の減衰を
受けて合成された一つのPCM伸長符号データと
して出力される。ここで減衰率は最大1であり、
チヤネル数が1のときには減衰器72を素通りし
て通過し、チヤネル数Nのときには、各チヤネル
毎の伸長データは1/Nに減衰するようになしてい
る。 ところで、この第3図に示す構成において、
ADPCM圧縮符号データの各ビツトが入力する入
力端子50〜53及びレジスタ55〜58入力部
80を構成している。また、ROM59からポイ
ンタ60(1)〜60(N)、ポインタリミツタ61、
ROM62、シフトレジスタ63、Ex−ORゲー
ト64、加算器65、レジスタ66(1)〜66(N)は
伸長部81を構成しており、特にEx−ORゲート
64、加算器65及びレジスタ66(1)〜66(N)は
圧縮符号データの伸長値を各チヤネル毎に算出し
かつ各チヤネル毎に算出された伸長値を合成して
合成されたPCM伸長符号データを出力する演算
部82を構成している。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第3図に示すような多チヤネル
合成装置では、伸長部特にその演算部に各チヤネ
ル毎の伸長データを格納するためのチヤネル数に
応じた個数のレジスタ66(1)〜66(N)が必要とな
り、これがため、装置の構成が複雑かつ高価とな
るという問題点があつた。 さらに、減衰器をPCM伸長段の後段に設けて
いるため、PCM伸長処理と減衰演算とを時間順
次に行うこととなり、従つて多チヤネル合成のた
めの時間が長びくといつた問題点があつた。 この発明の目的は、以上述べた欠点を除去し、
伸長データを格納するレジスタをチヤネル数に依
存せず常に一つとし、減衰器をPCM伸長処理中
に同時に作用するように設定したため、少ない回
路規模で短い時間内に所定の演算が行える優れた
多チヤネル合成装置を提供することにある。 (問題を解決するための手段) この発明は、ADPCM多チヤネル合成装置にお
いて、入力するADPCM圧縮符号データに所定の
減衰率を乗ずる回路を設けたものである。 従つて、この発明の多チヤネル合成装置におい
ては、圧縮符号データを桁上げする桁上げ部と、
この圧縮符号データの減衰率を決める減衰率決定
部と、桁上げされた圧縮データと減衰率とを乗算
する乗算部と、演算部に設けられ伸長値をこの乗
算結果により減衰しかつ合成されたPCM符号デ
ータを出力するレジスタとを具えることを特徴と
する。 (作用) このように、この発明の構成によれば、入力す
る圧縮符号データに対応する減衰率の決定を伸長
処理とは別個に並列的に出来るので、チヤネル合
成の時間を短縮できる。 さらに、この発明の構成によれば、演算部のレ
ジスタを各チヤネル共通の一個のレジスタとして
構成するので、装置の構成が簡単かつ安価とな
る。 (実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例につき
説明する。 第1図は、この発明の第一の実施例を示す回路
図であつて、120は入力したADPCM符号デー
タLoのビツトの桁上げを行う桁上げ部で、 141,142,143,144は桁上げ部1
20を構成する各1ビツトのレジスタである。1
21は減衰率決定部で、例えば3ビツトで減衰率
αを指定する入力端子130,131,132、
論理ゲート133及びシフトレジスタ134で構
成している。さらに122は圧縮データLoと減
衰率αとの乗算を行う乗算部で、加算器135、
レジスタ136及びシフトレジスタ137で構成
している。構成成分150〜171は、第2図に
示した構成成分50〜71と全く同一の機能であ
るので説明は省略し名称のみ述べる。 150,151,152,153はADPCM圧
縮符号データLoの入力端子、154はシリアル
入力端子、155,156,157,158はレ
ジスタ141〜144と連動する各1ビツトのレ
ジスタ、159はリードオンリーメモリ(以下
ROMという)、160(1)〜160(N)はポインタ
でROM159の出力Doによつて出力Poを変化さ
せる。 161はポインタリミツタ、162はROM、
163はシフトレジスタ、164はEx−ORゲー
ト、165は加算器、166はレジスタ、167
はレジスタ、168はレジスタ167の出力端子
である。 以下、第1図の実施例の動作について説明す
る。入力部180の入力端子150,151,1
52,153から入力される第一組(第一チヤネ
ル)の4ビツトのADPCM圧縮符号データLoはそ
の極性ビツト、最上位、第二番目及び最下位ビツ
トがそれぞれレジスタ155,156,157,
158に格納される。同時に減衰率決定部120
のレジスタ141,142,143,144には
固定のデイジタル値“1”、“0”、“0”、“0”が
それぞれ格納され、圧縮符号データLoのビツト
の桁上げが行われる。4ビツトの圧縮データLo
は伸長部181に供給され、先ずそのROM15
9に加えられ、第3図につき説明したように、動
作が行われ、出力Doによつてポインタ160(1)
から出力Poを生じ、この出力Poによつてポイン
タリミツタ161から出力Qoを生じ、この出力
QoがROM162に入力する。そして、ROM1
62の最上位桁ビツトの伸長の基準値である出力
Xはシフトレジスタ163に格納される。 この第一組のADPCM圧縮符号データLoの格納
と共に、減衰率決定部121の入力端子130,
131,132からこの圧縮符号データLoに対
応した第一の減衰率指定信号がシフトレジスタに
直接格納されると共に、これら指定信号の一部が
ゲート133を介してシフトレジスタ134に格
納される。このシフトレジスタ134からの減衰
率αの出力と、レジスタ156,157,15
8,141,142,143,144からの出力
すなわち下位に4ビツトデータ拡張(桁上げ)さ
れた圧縮符号データLoとが乗算部122に供給
され、この乗算部122における加算器135と
レジスタ136とによつて、第4表による圧縮符
号データLoと減衰率αとの乗算を行う。その後、
乗算結果Lo・αはシフトレジスタ137に格納
される。 シフトレジスタ163に格納された出力Xと、
シフトレジスタ137の出力|Lo・α|は、伸
長部181の演算部182に送られ、この演算部
182従つてEx−OR164と、加算器165
と、レジスタ166とにより、第5表にある
「Loに対応する演算」を行い、第一のデータは所
定の減衰による伸長(再生)を完了し、レジスタ
166に格納される。この一連の処理に並行し
て、圧縮符号データLoはROM159により第2
表に従つた変換を行い出力Doとなり、ポインタ
160(1)を更新する。 次に入力端子150,151,152,153
及び130,131,132から第一のデータ
Loと無関係な次のチヤネルのADPCM圧縮符号デ
ータLoが入力される。ROM162の出力Xがポ
インタ160(2)の出力Poに依存していることと、
ROM159を通じて第2のデータLoが変換され
たDoが該ポインタ160(2)を更新すること以外、
第一のデータの処理と全く同一の処理が行われ、
レジスタ166には第一のデータの伸長値(再生
値)と第二のデータの伸長値(再生値)が、それ
ぞれ所定の減衰を受けて加算された結果が格納さ
れている。 このように複数組NのチヤネルのADPCM圧縮
符号データLoの入力データが同様な処理により
演算された後、レジスタ166の出力はレジスタ
167に格納され、出力端子よりNチヤネルの合
成されたPCM伸長符号データとして出力される。 このNチヤネルの演算は所定時間T内で完了
し、次の所定時間Tでは再び、次の第一のデータ
の処理から行われるものである。 上述した実施例では減衰率αを8段階に設定し
たが、例えば16段階にする場合、レジスタ141
〜144にもう1つ類似レジスタを追加し、13
4のシフトレジスタをもう1ビツト追加するだけ
で達成できる。 第4図は第二の実施例を示す回路図であつて、
第1図に示したレジスタ155〜158,141
〜144と、論理ゲート133と、シフトレジス
タ134と、加算器135と、レジスタ136と
をROM138で構成した例である。この実施例
では入力端子151,152,153,130,
131,132を直接、このROMの入力とし、
これら入力端子よりの入力データLoと減衰率α
との積を第5表に従つて出力するものである。こ
のようにROM138は第1図におけるレジスタ
141,142,143,144と、加算器13
5と、レジスタ136と、ゲート133と、シフ
トレジスタ134の総合した動作を代用するもの
である。第4図中に示すROM138以外の構成
成分は全て第1図の動作と全く同じ動作をするの
で、ここではその説明を省略する。 (発明の効果) 以上詳細に説明したように、この発明によれば
ADPCM圧縮符号データLoと減衰率αとの積を予
めとつておき、伸長処理と同時に減衰を実行する
ようにしたため、伸長後に減衰演算をする手間が
省け、時間の節約が図れる。 さらに、この発明では、第3図に示した従来装
置で各チヤネルの伸長データを格納していたレジ
スタが、チヤネル数によらず1個ですむため、回
路の節約が図れる効果がある。 また、チヤネル数によらず、入力部のレジスタ
は四段で済み、また桁上げ部のレジスタも四段で
済み、しかも、チヤネル数の増減に応じてポイン
タの段数を設定すれば伸長処理が出来るので、構
成が簡単となる。 従つて、この発明は高速サンプリング周波数
で、複数のADPCM音源の同時伸長を期待する電
子楽器装置に適用して好適であると共に、装置を
LSI化して安価な音声合成装置を提供することも
可能である。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図及び第4図はこの発明の多チヤネル合成
装置の実施例をそれぞれ示すブロツク図、第2図
及び第3図は従来の多チヤネル合成装置を示すブ
ロツク図である。 120……桁上げ部、121……減衰率決定
部、122……乗算部、130〜132,150
〜153,170……入力端子、136,141
〜141,155,166,167……レジス
タ、133……論理ゲート、134,137,1
63……シフトレジスタ、135,165……加
算器、154……シリアル入力端子、159,1
62……リードオンリーメモリ(ROM)、16
0(1)〜160(N)……ポインタ、161……ポイン
タリミツタ、164……Ex−ORゲート、168
……出力端子、180……入力部、181……伸
長部、182……演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のビツト数から成るADPCM圧縮符号デ
    ータがチヤネル毎に供給される入力部と、 該チヤネル数に対応して設けられ該圧縮符号デ
    ータを第1のアドレスにもち対応するポインター
    移動量を出力する第1のリードオンリーメモリ
    と、該ポインター移動量に対応した第2のアドレ
    スを生ずるポインタと、前記第2のアドレスに対
    応して読み出された基準値を生ずる第2のリード
    オンリーメモリ及び該基準値を用いて前記チヤネ
    ル毎の圧縮符号データの伸長値を演算し得られた
    チヤネル毎の伸長値から合成されたPCM伸長符
    号データを出力する演算部を含む伸長部と を具えるADPCM多チヤンネル合成装置におい
    て、 さらに、前記圧縮符号データを桁上げする桁上
    げ部と、 該圧縮符号データの減衰率を決める減衰率決定
    部と、 前記桁上げされた圧縮符号データと該減衰率と
    を乗算する乗算部と、 前記演算部に設けられ、前記伸長値を前記乗算
    結果により減衰しかつ合成されたPCM符号デー
    タを出力するレジスタと を具えることを特徴とするADPCM多チヤネル合
    成装置。 2 前記桁上げ部、減衰率決定部及び乗算部をリ
    ードオンリーメモリで構成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のADPCM多チヤネル
    合成装置。
JP60269067A 1985-11-29 1985-11-29 Adpcm多チヤネル合成装置 Granted JPS62127897A (ja)

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