JPS6238497B2 - - Google Patents
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- JPS6238497B2 JPS6238497B2 JP8510681A JP8510681A JPS6238497B2 JP S6238497 B2 JPS6238497 B2 JP S6238497B2 JP 8510681 A JP8510681 A JP 8510681A JP 8510681 A JP8510681 A JP 8510681A JP S6238497 B2 JPS6238497 B2 JP S6238497B2
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- control valve
- valve
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 14
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 230000009172 bursting Effects 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2239—Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2292—Systems with two or more pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、旋回制御性の秀れた油圧シヨベルの
油圧回路に関する。
油圧回路に関する。
従来、油圧シヨベルの油圧回路は、一般に第1
図に示すように、油圧ポンプP1,P2に、主リリー
フ弁11および左走行用、ブーム1速用、バケツ
ト用、アーム2速用の各方向制御弁12,13,
14,15を備えた主制御弁1と、主リリーフ弁
2および右走行用、旋回用、アーム1速用、ブー
ム2速用の各方向制御弁22,23,24,25
を備えた主制御弁2とを介して左走行モータ
M1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダC2お
よび右走行モータM2、旋回モータM3、アームシ
リンダC3を接続して構成されている。3はブレ
ーキ弁で、カウンタバランス弁31と、オーバー
ロードリリーフ弁32,33を有する。Tは油タ
ンクである。
図に示すように、油圧ポンプP1,P2に、主リリー
フ弁11および左走行用、ブーム1速用、バケツ
ト用、アーム2速用の各方向制御弁12,13,
14,15を備えた主制御弁1と、主リリーフ弁
2および右走行用、旋回用、アーム1速用、ブー
ム2速用の各方向制御弁22,23,24,25
を備えた主制御弁2とを介して左走行モータ
M1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダC2お
よび右走行モータM2、旋回モータM3、アームシ
リンダC3を接続して構成されている。3はブレ
ーキ弁で、カウンタバランス弁31と、オーバー
ロードリリーフ弁32,33を有する。Tは油タ
ンクである。
上記従来回路による旋回では、主制御弁2中の
旋回用方向制御弁23のON―OFF的な切換えに
よつて、該方向制御弁23とカウンタバランス弁
31とによる方向制御と、メインリリーフ弁21
とオーバーロードリリーフ弁32,33による圧
力制御で旋回体の加速および減速を制御してい
る。この場合、前記各リリーフ弁21,32,3
3が一定高圧力に設定されているため、旋回加速
および減速時に急激に圧力上昇し、旋回体にシヨ
ツクが発生するおそれがあつた。とくに、旋回の
減速、停止時には、旋回減速をゆつくり行わせる
ために、前記方向制御弁23のスプールをゆつく
り戻しても、カウンタバランス弁31のスプール
は急激に応答して旋回モータM3の戻り側が必要
以上に圧力上昇し、そのため、旋回体に急激な大
きなブレーキ力が作用し、大きなシヨツクが発生
する。また、旋回停止の瞬間に、アタツチメント
や作動油に蓄えられた弾性エネルギーにより旋回
体が反対側に揺れ戻り、さらに交互に数度揺れ動
くことになり、スムーズな停止が困難である。つ
まり、従来のように、カウンタバランス弁を使用
したのでは、減速、停止の制御性が悪い。また、
カウンタバランス弁31のパイロツト圧力は通常
5〜10Kg/cm2であるため、その作動の安全性を考
慮して弁本体とスプールのクリアランスを大きく
とつてある。このため、リーク量が大きくなり、
傾斜地での旋回の保持性能が悪いという問題もあ
つた。
旋回用方向制御弁23のON―OFF的な切換えに
よつて、該方向制御弁23とカウンタバランス弁
31とによる方向制御と、メインリリーフ弁21
とオーバーロードリリーフ弁32,33による圧
力制御で旋回体の加速および減速を制御してい
る。この場合、前記各リリーフ弁21,32,3
3が一定高圧力に設定されているため、旋回加速
および減速時に急激に圧力上昇し、旋回体にシヨ
ツクが発生するおそれがあつた。とくに、旋回の
減速、停止時には、旋回減速をゆつくり行わせる
ために、前記方向制御弁23のスプールをゆつく
り戻しても、カウンタバランス弁31のスプール
は急激に応答して旋回モータM3の戻り側が必要
以上に圧力上昇し、そのため、旋回体に急激な大
きなブレーキ力が作用し、大きなシヨツクが発生
する。また、旋回停止の瞬間に、アタツチメント
や作動油に蓄えられた弾性エネルギーにより旋回
体が反対側に揺れ戻り、さらに交互に数度揺れ動
くことになり、スムーズな停止が困難である。つ
まり、従来のように、カウンタバランス弁を使用
したのでは、減速、停止の制御性が悪い。また、
カウンタバランス弁31のパイロツト圧力は通常
5〜10Kg/cm2であるため、その作動の安全性を考
慮して弁本体とスプールのクリアランスを大きく
とつてある。このため、リーク量が大きくなり、
傾斜地での旋回の保持性能が悪いという問題もあ
つた。
なお、従来回路において、上記従来の欠点を解
消するために、カウンタバランス弁31を省略
し、旋回用方向制御弁23をABブロツクとした
ものがあるが、このような回路では、旋回加速も
しくは停止時の急激な圧力上昇およびシヨツク等
によつて旋回モータM3と旋回用方向制御弁23
との間のホース34,35が破裂したり、継手部
が外れたりする場合があり、このような場合、旋
回が停止できなくなり、非常に危険である。
消するために、カウンタバランス弁31を省略
し、旋回用方向制御弁23をABブロツクとした
ものがあるが、このような回路では、旋回加速も
しくは停止時の急激な圧力上昇およびシヨツク等
によつて旋回モータM3と旋回用方向制御弁23
との間のホース34,35が破裂したり、継手部
が外れたりする場合があり、このような場合、旋
回が停止できなくなり、非常に危険である。
また、旋回とアーム下げ(アームシリンダC2
は伸長)、旋回とブーム上げ等の同時作業時に、
油圧ポンプP2からの吐出油を旋回回路に供給しな
がら、その余剰油を下流のアーム回路またはブー
ム回路に供給する際、上記従来回路では、旋回回
路とアーム回路およびブーム回路を単にパラレル
に接続したにすぎないため、上記同時作業時に
は、旋回回路の圧力が下流のアーム回路またはブ
ーム回路の影響を受け、下流が低圧のときは旋回
も低圧となり、そのため作業内容によつては旋回
がスムーズに行われない場合があつた。
は伸長)、旋回とブーム上げ等の同時作業時に、
油圧ポンプP2からの吐出油を旋回回路に供給しな
がら、その余剰油を下流のアーム回路またはブー
ム回路に供給する際、上記従来回路では、旋回回
路とアーム回路およびブーム回路を単にパラレル
に接続したにすぎないため、上記同時作業時に
は、旋回回路の圧力が下流のアーム回路またはブ
ーム回路の影響を受け、下流が低圧のときは旋回
も低圧となり、そのため作業内容によつては旋回
がスムーズに行われない場合があつた。
本発明は、上記の点に鑑み、旋回加速時および
減速時の制御性能を向上させ、シヨツクを緩和し
てスムーズに旋回加速および減速できるようする
と共に、旋回加速時に自由にトルクコントロール
できるようにし、かつ、傾斜地等での旋回体の保
持性能を向上させて安全性を高め、さらに、旋回
とアーム引きあるいはブーム上げ等の同時作業時
に、旋回が下流の回路圧力の影響を受けずに旋回
優先で適正に作業できるようにしたものである。
減速時の制御性能を向上させ、シヨツクを緩和し
てスムーズに旋回加速および減速できるようする
と共に、旋回加速時に自由にトルクコントロール
できるようにし、かつ、傾斜地等での旋回体の保
持性能を向上させて安全性を高め、さらに、旋回
とアーム引きあるいはブーム上げ等の同時作業時
に、旋回が下流の回路圧力の影響を受けずに旋回
優先で適正に作業できるようにしたものである。
以下、本発明を第2図以降に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図において、油圧ポンプP1には従来の主制
御弁1と同様の主制御弁1を介して左走行用モー
タM1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダ
C3、アームシリンダC2を接続する。ただし、第
2図では該主制御弁1および各アクチユエータ
M1,C1,C3,C2は図示省略している。
御弁1と同様の主制御弁1を介して左走行用モー
タM1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダ
C3、アームシリンダC2を接続する。ただし、第
2図では該主制御弁1および各アクチユエータ
M1,C1,C3,C2は図示省略している。
一方、油圧ポンプP2には、管路40,50を介
して従来の主制御弁2とは異なる主制御弁4と、
旋回制御弁5とをパラレルに接続している。該主
制御弁4は、主リリーフ弁41と、可変シーケン
ス弁42と、右走行用方向制御弁43と、アーム
1速用方向制御弁44と、ブーム2速用方向制御
弁45とを有し、可変シーケンス弁42を上流に
配置し、同弁42にてブリードオフした油を下流
の方向制御弁43,44,45のアンロード通路
46とパラレル通路47,48に導くようにして
いる。
して従来の主制御弁2とは異なる主制御弁4と、
旋回制御弁5とをパラレルに接続している。該主
制御弁4は、主リリーフ弁41と、可変シーケン
ス弁42と、右走行用方向制御弁43と、アーム
1速用方向制御弁44と、ブーム2速用方向制御
弁45とを有し、可変シーケンス弁42を上流に
配置し、同弁42にてブリードオフした油を下流
の方向制御弁43,44,45のアンロード通路
46とパラレル通路47,48に導くようにして
いる。
旋回制御弁5は、弁ブロツクに旋回用方向制御
弁51と、オーバーロードリリーフ弁52,53
と、ロードチエツク弁54と、アンチキヤビテー
シヨンチエツク弁55,56とを組込んでなるも
ので、アンロード通路はなく、旋回モータM3に
直結している。
弁51と、オーバーロードリリーフ弁52,53
と、ロードチエツク弁54と、アンチキヤビテー
シヨンチエツク弁55,56とを組込んでなるも
ので、アンロード通路はなく、旋回モータM3に
直結している。
リモコン弁6は、レバー61の矢印イまたは
イ′方向の操作角に応じて油圧源(図示省略)か
ら導入した一次側圧力に対して二次側管路62,
63に導出する圧力を制御し、該管路62,63
に導出した二次側圧力を前記旋回制御弁5中の方
向制御弁51の両側パイロツトポートに導いて同
弁51を中立a位置からbまたはc位置に切換え
ると共に、該管路62,63の高圧側の圧力をシ
ヤトル弁64および管路65により前記可変シー
ケンス弁42に導いて同弁42の設定圧力を制御
できるようにしている。
イ′方向の操作角に応じて油圧源(図示省略)か
ら導入した一次側圧力に対して二次側管路62,
63に導出する圧力を制御し、該管路62,63
に導出した二次側圧力を前記旋回制御弁5中の方
向制御弁51の両側パイロツトポートに導いて同
弁51を中立a位置からbまたはc位置に切換え
ると共に、該管路62,63の高圧側の圧力をシ
ヤトル弁64および管路65により前記可変シー
ケンス弁42に導いて同弁42の設定圧力を制御
できるようにしている。
この場合、可変シーケンス弁42の設定圧力は
前記リモコン弁6の二次側管路62,63に導か
れる二次側圧力のうち高圧側の圧力によつて制御
されるが、その設定圧力は常にメインリリーフ弁
41の設定圧力未満で、かつ、オーバーロードリ
リーフ弁52,53の設定圧力未満とする。たと
えば、メインリリーフ弁41の設定圧力を250
Kg/cm2とし、オーバーロードリリーフ弁52,5
3の設定圧力を220Kg/cm2とすると、リモコン弁
60の二次側圧力を0〜30Kg/cm2の範囲で制御す
ることによつて、可変シーケンス弁6の設定圧力
を第3図に示すように0.3〜210Kg/cm2の範囲で制
御できるようにする。
前記リモコン弁6の二次側管路62,63に導か
れる二次側圧力のうち高圧側の圧力によつて制御
されるが、その設定圧力は常にメインリリーフ弁
41の設定圧力未満で、かつ、オーバーロードリ
リーフ弁52,53の設定圧力未満とする。たと
えば、メインリリーフ弁41の設定圧力を250
Kg/cm2とし、オーバーロードリリーフ弁52,5
3の設定圧力を220Kg/cm2とすると、リモコン弁
60の二次側圧力を0〜30Kg/cm2の範囲で制御す
ることによつて、可変シーケンス弁6の設定圧力
を第3図に示すように0.3〜210Kg/cm2の範囲で制
御できるようにする。
また、旋回方向制御弁5にはパイロツト型スプ
ール弁を用い、そのパイロツトポートに導かれる
リモコン弁6の二次側圧力に応じてスプールのス
トロークが制御され、かつ、該スプールのストロ
ークに応じてスプールの開口面積が第4図,第5
図に示すように制御され、同弁5の各ポートへの
流れの方向、圧力、流量をそれぞれメータアウト
制御し得るものを用いる。なお第5図において、
線はポンプ側管路50からモータ側通路57、
線はモータ側通路58からタンク側通路59、
線はポンポ側管路50からモータ側通路58、
線はモータ側通路57からタンク側通路59へ
の各流れに対するスプールストロークとスプール
開口面積との関係を示す。
ール弁を用い、そのパイロツトポートに導かれる
リモコン弁6の二次側圧力に応じてスプールのス
トロークが制御され、かつ、該スプールのストロ
ークに応じてスプールの開口面積が第4図,第5
図に示すように制御され、同弁5の各ポートへの
流れの方向、圧力、流量をそれぞれメータアウト
制御し得るものを用いる。なお第5図において、
線はポンプ側管路50からモータ側通路57、
線はモータ側通路58からタンク側通路59、
線はポンポ側管路50からモータ側通路58、
線はモータ側通路57からタンク側通路59へ
の各流れに対するスプールストロークとスプール
開口面積との関係を示す。
次に、作用について説明する。
まず、レバー61を矢印イ方向に操作すると、
レバー操作角に応じてリモコン弁6の二次側管路
62に二次側圧力が導出され、その二次側圧力が
矢印ロ方向に導かれ、旋回制御弁5中の方向制御
弁51が中立a位置からb位置に切換えられ、油
圧ポンプP2の吐出油が矢印ハ方向に導かれて旋回
モータM3に流入する。このとき、油圧ポンプP2
の吐出油は主制御弁4にも流入するが、前記リモ
コン弁6の二次側圧力が管路62からシヤトル弁
63を経て矢印ニ方向にも導かれ、可変シーケン
ス弁42の設定圧力が高くなるように制御されて
いるので、該主制御弁4に流入した前記油圧ポン
プP2の吐出油はこの主制御弁4の入口で可変シー
ケンス弁42によりブロツクされると共に、該油
圧ポンプP2の吐出油が該可変シーケンス弁42の
設定圧力に対応する圧力まで上昇し、この圧力で
旋回を加速することになる。
レバー操作角に応じてリモコン弁6の二次側管路
62に二次側圧力が導出され、その二次側圧力が
矢印ロ方向に導かれ、旋回制御弁5中の方向制御
弁51が中立a位置からb位置に切換えられ、油
圧ポンプP2の吐出油が矢印ハ方向に導かれて旋回
モータM3に流入する。このとき、油圧ポンプP2
の吐出油は主制御弁4にも流入するが、前記リモ
コン弁6の二次側圧力が管路62からシヤトル弁
63を経て矢印ニ方向にも導かれ、可変シーケン
ス弁42の設定圧力が高くなるように制御されて
いるので、該主制御弁4に流入した前記油圧ポン
プP2の吐出油はこの主制御弁4の入口で可変シー
ケンス弁42によりブロツクされると共に、該油
圧ポンプP2の吐出油が該可変シーケンス弁42の
設定圧力に対応する圧力まで上昇し、この圧力で
旋回を加速することになる。
この場合、レバー61の矢印イ方向への操作角
によつてリモコン弁6の二次側圧力が制御され、
この二次側圧力によつて可変シーケンス弁42の
設定圧力が制御され、さらにこの設定圧力によつ
て油圧ポンプP2の吐出圧力が制御される。従つ
て、レバー61の矢印イ方向への操作角が小さい
ときは油圧ポンプP2の吐出圧力が低圧となり、低
圧で旋回を加速し、該操作角を大きくすれば、油
圧ポンプP2の吐出圧力が高圧となり、高圧で旋回
を加速でき、さらに、該操作角を中立から次第に
大きくすることによつて旋回を徐々に加速し、シ
ヨツクが少なく、スムーズに加速でき、レバー6
1の操作によつて旋回加速時のトルクコントロー
ルを行うことができる。
によつてリモコン弁6の二次側圧力が制御され、
この二次側圧力によつて可変シーケンス弁42の
設定圧力が制御され、さらにこの設定圧力によつ
て油圧ポンプP2の吐出圧力が制御される。従つ
て、レバー61の矢印イ方向への操作角が小さい
ときは油圧ポンプP2の吐出圧力が低圧となり、低
圧で旋回を加速し、該操作角を大きくすれば、油
圧ポンプP2の吐出圧力が高圧となり、高圧で旋回
を加速でき、さらに、該操作角を中立から次第に
大きくすることによつて旋回を徐々に加速し、シ
ヨツクが少なく、スムーズに加速でき、レバー6
1の操作によつて旋回加速時のトルクコントロー
ルを行うことができる。
上記旋回加速時において、旋回制御弁5中の方
向制御弁51のスプール開口面積は、前記リモコ
ン弁6の二次側圧力によつて制御され、油圧ポン
プP2の吐出油のうち該弁51のスプール開口面積
と可変シーケンス弁42の設定圧力に見合つた流
量および圧力の吐出油が前記旋回モータM3に優
先的に流入し、その余剰油が矢印ホ方向に導か
れ、可変シーケンス弁42により同弁の設定圧力
でブリードオフされ、通路42bを経てアンロー
ド通路46およびパラレル通路47,48に流入
する。このとき、下流の各方向制御弁43,4
4,45が中立位置にあれば、該余剰油はアンロ
ード通路49a,49bを経て油タンクTに還流
される。
向制御弁51のスプール開口面積は、前記リモコ
ン弁6の二次側圧力によつて制御され、油圧ポン
プP2の吐出油のうち該弁51のスプール開口面積
と可変シーケンス弁42の設定圧力に見合つた流
量および圧力の吐出油が前記旋回モータM3に優
先的に流入し、その余剰油が矢印ホ方向に導か
れ、可変シーケンス弁42により同弁の設定圧力
でブリードオフされ、通路42bを経てアンロー
ド通路46およびパラレル通路47,48に流入
する。このとき、下流の各方向制御弁43,4
4,45が中立位置にあれば、該余剰油はアンロ
ード通路49a,49bを経て油タンクTに還流
される。
次に、上記旋回加速と同時に、アーム1速用方
向制御弁44を上位置に切換えると、前記可変シ
ーケンス弁42にてブリードオフされた余剰油が
矢印トに導かれてアームシリンダに流入し、以つ
て、油圧ポンプP2の吐出油を旋回加速とアーム押
し(シリンダ縮み)の双方に有効に利用でき、エ
ネルギーロスをなくすことができる。さらにこの
場合、アーム回路圧力が低くても、主制御弁4の
入口側に可変シーケンス弁42を設けてあるの
で、油圧ポンプP2の吐出油の下流のアーム回路の
圧力の影響を受けずに、可変シーケンス弁42の
設定圧力に対応する圧力で旋回回路に優先的に流
入し、適正に旋回加速でき、旋回加速とアーム引
きの同時作業を効率よく行わせることができる。
なお、アーム回路の圧力が高い場合には、前記可
変シーケンス弁42はその機能を失い、前記ポン
プP2の吐出圧力は下流のアーム回路圧力に対応し
て上昇するが、このときの旋回圧力の最大値は旋
回ブレーキ弁5中のオーバーロードリリーフ弁5
3の設定値で決まる最高圧力によつて保証され
る。
向制御弁44を上位置に切換えると、前記可変シ
ーケンス弁42にてブリードオフされた余剰油が
矢印トに導かれてアームシリンダに流入し、以つ
て、油圧ポンプP2の吐出油を旋回加速とアーム押
し(シリンダ縮み)の双方に有効に利用でき、エ
ネルギーロスをなくすことができる。さらにこの
場合、アーム回路圧力が低くても、主制御弁4の
入口側に可変シーケンス弁42を設けてあるの
で、油圧ポンプP2の吐出油の下流のアーム回路の
圧力の影響を受けずに、可変シーケンス弁42の
設定圧力に対応する圧力で旋回回路に優先的に流
入し、適正に旋回加速でき、旋回加速とアーム引
きの同時作業を効率よく行わせることができる。
なお、アーム回路の圧力が高い場合には、前記可
変シーケンス弁42はその機能を失い、前記ポン
プP2の吐出圧力は下流のアーム回路圧力に対応し
て上昇するが、このときの旋回圧力の最大値は旋
回ブレーキ弁5中のオーバーロードリリーフ弁5
3の設定値で決まる最高圧力によつて保証され
る。
また、旋回加速とブーム上げの同時作業時に、
ブーム2速用方向制御弁45を操作しても、上記
旋回加速とアーム引きの同時作業時と同様に、前
記可変シーケンス弁42により油圧ポンプP2の吐
出油が旋回回路に優先的に流入し、かつ、該弁4
2にてブリードオフされた余剰油がブーム回路に
流入し、該ポンプP2の吐出油を有効に利用でき、
しかも、ブーム回路圧力に影響されることなく、
旋回回路を優先させて、前記弁42の設定圧力に
対応する圧力で旋回を加速できる。
ブーム2速用方向制御弁45を操作しても、上記
旋回加速とアーム引きの同時作業時と同様に、前
記可変シーケンス弁42により油圧ポンプP2の吐
出油が旋回回路に優先的に流入し、かつ、該弁4
2にてブリードオフされた余剰油がブーム回路に
流入し、該ポンプP2の吐出油を有効に利用でき、
しかも、ブーム回路圧力に影響されることなく、
旋回回路を優先させて、前記弁42の設定圧力に
対応する圧力で旋回を加速できる。
次に、上記旋回を停止するときは、レバー61
を中立位置に戻すことにより、リモコン弁6の二
次側圧が0となり、旋回用方向制御弁51が中立
a位置に戻され、油圧ポンプP2から旋回モータ
M3への圧油の供給が停止されると共に、戻り側
の通路58がブロツクされ、旋回モータM3はオ
ーバーロードリリーフ弁52によりブレーキがか
けられやがて停止する。これと同時に可変シーケ
ンス弁42の圧力は最低値になり、油圧ポンプP2
はアンロードする。
を中立位置に戻すことにより、リモコン弁6の二
次側圧が0となり、旋回用方向制御弁51が中立
a位置に戻され、油圧ポンプP2から旋回モータ
M3への圧油の供給が停止されると共に、戻り側
の通路58がブロツクされ、旋回モータM3はオ
ーバーロードリリーフ弁52によりブレーキがか
けられやがて停止する。これと同時に可変シーケ
ンス弁42の圧力は最低値になり、油圧ポンプP2
はアンロードする。
このとき、レバー61をゆつくり中立位置に戻
すと、リモコン弁6の二次側圧力が徐々に低下
し、旋回用方向制御弁51が徐々に中立位置に戻
され、旋回モータM3の吸込側への油の流れに対
するスプール開口面積および出口側から油タンク
Tへの油の流れに対するスプール開口面積が徐々
に小さくなり、旋回モータM3に対して徐々にブ
レーキ力を働かせ、旋回モータM3をスムーズに
停止させることができる。なお、上記レバー61
を急速に中立位置に戻すと、旋回用方向制御弁5
1が急速に中立a位置に戻され、モータ出口側通
路58内の圧力が急上昇するが、この通路58は
旋回モータM3に直結した旋回制御弁5の弁ブロ
ツク内に設けてあるので、前述した従来のホース
で接続した場合のようにホースが破裂する等のお
それがなく、旋回モータM3を確実に停止させる
ことができる。さらにまた、上記旋回用方向制御
弁51によれば、従来のカウンタバランス弁に比
べてパイロツト圧力を大きくすることができるた
めスプールクリアランスを小さくしてリーク量を
少なくでき、傾斜地等における旋回停止時の保持
性能を向上でき、安全性を向上できる。
すと、リモコン弁6の二次側圧力が徐々に低下
し、旋回用方向制御弁51が徐々に中立位置に戻
され、旋回モータM3の吸込側への油の流れに対
するスプール開口面積および出口側から油タンク
Tへの油の流れに対するスプール開口面積が徐々
に小さくなり、旋回モータM3に対して徐々にブ
レーキ力を働かせ、旋回モータM3をスムーズに
停止させることができる。なお、上記レバー61
を急速に中立位置に戻すと、旋回用方向制御弁5
1が急速に中立a位置に戻され、モータ出口側通
路58内の圧力が急上昇するが、この通路58は
旋回モータM3に直結した旋回制御弁5の弁ブロ
ツク内に設けてあるので、前述した従来のホース
で接続した場合のようにホースが破裂する等のお
それがなく、旋回モータM3を確実に停止させる
ことができる。さらにまた、上記旋回用方向制御
弁51によれば、従来のカウンタバランス弁に比
べてパイロツト圧力を大きくすることができるた
めスプールクリアランスを小さくしてリーク量を
少なくでき、傾斜地等における旋回停止時の保持
性能を向上でき、安全性を向上できる。
以上説明したように、本発明によれば、旋回加
速ならびに減速をスムーズに行わせることがで
き、旋回制御性能を向上できる。しかも、旋回加
速時にはレバー操作によつて旋回を自由にトルク
コントロールでき、かつ、減速停止時に旋回モー
タの出口側の圧力が急上昇してもホースが破裂し
たり継手部が外れたりするおそれがなく、旋回を
確実に減速停止させることができると共に、傾斜
地等での旋回体の保持性能を向上でき、安全性を
大巾に向上できる。また、旋回とアームおよびブ
ームの同時作業時には、旋回回路をアーム回路お
よびブーム回路に対して優先させ、旋回を常に適
正に行わせることができ、上記同時作業を効率よ
く行うことができる。
速ならびに減速をスムーズに行わせることがで
き、旋回制御性能を向上できる。しかも、旋回加
速時にはレバー操作によつて旋回を自由にトルク
コントロールでき、かつ、減速停止時に旋回モー
タの出口側の圧力が急上昇してもホースが破裂し
たり継手部が外れたりするおそれがなく、旋回を
確実に減速停止させることができると共に、傾斜
地等での旋回体の保持性能を向上でき、安全性を
大巾に向上できる。また、旋回とアームおよびブ
ームの同時作業時には、旋回回路をアーム回路お
よびブーム回路に対して優先させ、旋回を常に適
正に行わせることができ、上記同時作業を効率よ
く行うことができる。
第1図は従来の油圧シヨベルの油圧回路図、第
2図は本発明の実施例を示す主要部の油圧回路
図、第3図はリモコン弁の二次側圧力と可変シー
ケンス弁の設定圧力との関係の一例を示す制御特
性図、第4図は旋回用方向制御弁のスプールの一
例を示す模式図、第5図は旋回用方向制御弁のス
トロークとスプール開口面積との関係の一例を示
す制御特性図である。 P1,P2…油圧ポンプ、M1…左走行モータ、M2
…右走行モータ、M3…旋回モータ、C1…ブーム
シリンダ、C2…バケツトシリンダ、C3…アーム
シリンダ、1,4…主制御弁、11…主リリーフ
弁、12…左走行モータ用方向制御弁、13…ブ
ーム1速用方向制御弁、15…アーム2速用方向
制御弁、41…主リリーフ弁、42…可変シーケ
ンス弁、43…右走行モータ用方向制御弁、44
…アーム1速用方向制御弁、45…ブーム2速用
方向制御弁、5…旋回制御弁、51…旋回用方向
制御弁、52,53…オーバーロードリリーフ
弁、6…リモコン弁、61…レバー。
2図は本発明の実施例を示す主要部の油圧回路
図、第3図はリモコン弁の二次側圧力と可変シー
ケンス弁の設定圧力との関係の一例を示す制御特
性図、第4図は旋回用方向制御弁のスプールの一
例を示す模式図、第5図は旋回用方向制御弁のス
トロークとスプール開口面積との関係の一例を示
す制御特性図である。 P1,P2…油圧ポンプ、M1…左走行モータ、M2
…右走行モータ、M3…旋回モータ、C1…ブーム
シリンダ、C2…バケツトシリンダ、C3…アーム
シリンダ、1,4…主制御弁、11…主リリーフ
弁、12…左走行モータ用方向制御弁、13…ブ
ーム1速用方向制御弁、15…アーム2速用方向
制御弁、41…主リリーフ弁、42…可変シーケ
ンス弁、43…右走行モータ用方向制御弁、44
…アーム1速用方向制御弁、45…ブーム2速用
方向制御弁、5…旋回制御弁、51…旋回用方向
制御弁、52,53…オーバーロードリリーフ
弁、6…リモコン弁、61…レバー。
Claims (1)
- 1 油圧シヨベルの油圧回路において、油圧ポン
プに対し、旋回制御弁と主制御弁とをパラレルに
接続し、旋回制御弁はアンロード通路なしに構成
して旋回モータに直結し、主制御弁は最上流に可
変シーケンス弁を有し、その下流に旋回以外のア
クチユエータ用制御弁を具備して前記可変シーケ
ンス弁によりブリードオフした油を下流のアクチ
ユエータ用制御弁に導くように構成してなり、一
方、レバー操作によつて二次側圧力が制御される
リモコン弁の該二次側圧力により、前記旋回制御
弁を切換えて旋回モータへの油の流入を制御する
と共に、可変シーケンス弁の設定圧力を制御して
旋回圧力を制御しそのブリードオフ油を下流のア
クチユエータ用制御弁に流入するようにしたこと
を特徴とする油圧シヨベルの油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8510681A JPS57201434A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Oil-pressure circuit for hydraulic shovel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8510681A JPS57201434A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Oil-pressure circuit for hydraulic shovel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57201434A JPS57201434A (en) | 1982-12-09 |
JPS6238497B2 true JPS6238497B2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=13849356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8510681A Granted JPS57201434A (en) | 1981-06-02 | 1981-06-02 | Oil-pressure circuit for hydraulic shovel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57201434A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627522B2 (ja) * | 1984-10-08 | 1994-04-13 | カヤバ工業株式会社 | 油圧制御装置 |
JPS62165003A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-21 | Tech Res Assoc Openair Coal Min Mach | 油圧シヨベル等の油圧回路における作動油配分装置 |
JPS62225633A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-03 | Tech Res Assoc Openair Coal Min Mach | 油圧シヨベル等の油圧回路における作動油配分装置 |
JPH07116731B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1995-12-13 | 油谷重工株式会社 | 油圧式建設・作業用機械の油圧回路 |
JP2009156323A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Kubota Corp | 制御弁装置 |
JP2015206420A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 日立建機株式会社 | 建設機械の油圧駆動装置 |
-
1981
- 1981-06-02 JP JP8510681A patent/JPS57201434A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57201434A (en) | 1982-12-09 |
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