JPS6238496B2 - - Google Patents
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- JPS6238496B2 JPS6238496B2 JP7556981A JP7556981A JPS6238496B2 JP S6238496 B2 JPS6238496 B2 JP S6238496B2 JP 7556981 A JP7556981 A JP 7556981A JP 7556981 A JP7556981 A JP 7556981A JP S6238496 B2 JPS6238496 B2 JP S6238496B2
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- Japan
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- valve
- pressure
- control valve
- circuit
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2239—Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2292—Systems with two or more pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、油圧シヨベルの旋回を優先した油圧
回路に関する。
回路に関する。
従来、油圧シヨベルの油圧回路は、一般に第１
図に示すように、２個の油圧ポンプP1，P2の吐出
油を２組のコントロールバルブV1，V2′で制御す
るダブルポンプ回路となつている。なお、第１図
において、M1，M2は左右の走行モータ、M3は旋
回モータ、C1はブームシリンダ、C2はアームシ
リンダ、C3はバケツトシリンダ、Ｔは油タン
ク、１０，２０はメインリリーフ弁を示し、１１
は左走行用、１２はブーム１速用、１３はバケツ
ト用、１４はアーム２速用、２１は右走行用、２
２は旋回用、２３はアーム１速用、２４はブーム
２速用の各方向制御弁を示す。
図に示すように、２個の油圧ポンプP1，P2の吐出
油を２組のコントロールバルブV1，V2′で制御す
るダブルポンプ回路となつている。なお、第１図
において、M1，M2は左右の走行モータ、M3は旋
回モータ、C1はブームシリンダ、C2はアームシ
リンダ、C3はバケツトシリンダ、Ｔは油タン
ク、１０，２０はメインリリーフ弁を示し、１１
は左走行用、１２はブーム１速用、１３はバケツ
ト用、１４はアーム２速用、２１は右走行用、２
２は旋回用、２３はアーム１速用、２４はブーム
２速用の各方向制御弁を示す。
上記従来の油圧回路によれば、旋回時に、旋回
回路の圧力が油圧ポンプP2に接続されたメインリ
リーフ弁２０および旋回回路中のオーバーロード
リリーフ弁（図示省略）によつて決められ、各リ
リーフ弁が一定高圧力に設定されているため、旋
回加速および減速時に急激に圧力上昇し、旋回体
にシヨツクが発生するおそれがあつた。
回路の圧力が油圧ポンプP2に接続されたメインリ
リーフ弁２０および旋回回路中のオーバーロード
リリーフ弁（図示省略）によつて決められ、各リ
リーフ弁が一定高圧力に設定されているため、旋
回加速および減速時に急激に圧力上昇し、旋回体
にシヨツクが発生するおそれがあつた。
また、旋回とアーム引き（アームシリンダC2
は伸長）、旋回とブーム上げ等の同時作業時に
は、油圧ポンプP2からの吐出油を旋回回路に供給
しながら、その余剰油を下流のアーム回路または
ブーム回路に供給するが、この従来回路では、旋
回回路とアーム回路およびブーム回路を単にパラ
レルに接続したにすぎないため、上記同時作業時
には、旋回回路の圧力が下流のアーム回路または
ブーム回路の影響を受け、アーム回路またはブー
ム回路が低圧のときは旋回も低圧となり、そのた
め作業内容によつては旋回がスムーズに行なわれ
ない場合があつた。このような欠点を補うため
に、従来では、操縦者が各回路への供給油量を各
方向制御弁の開度を制御することによつて制御
し、両方の動きを適合させるように操作している
が、この操作は非常に難かしく、操縦者の期待通
りに機械を運転することは至難のわざである。
は伸長）、旋回とブーム上げ等の同時作業時に
は、油圧ポンプP2からの吐出油を旋回回路に供給
しながら、その余剰油を下流のアーム回路または
ブーム回路に供給するが、この従来回路では、旋
回回路とアーム回路およびブーム回路を単にパラ
レルに接続したにすぎないため、上記同時作業時
には、旋回回路の圧力が下流のアーム回路または
ブーム回路の影響を受け、アーム回路またはブー
ム回路が低圧のときは旋回も低圧となり、そのた
め作業内容によつては旋回がスムーズに行なわれ
ない場合があつた。このような欠点を補うため
に、従来では、操縦者が各回路への供給油量を各
方向制御弁の開度を制御することによつて制御
し、両方の動きを適合させるように操作している
が、この操作は非常に難かしく、操縦者の期待通
りに機械を運転することは至難のわざである。
本発明は、上記の点に鑑み、旋回加速時および
減速時のシヨツクを緩和し、スムーズに旋回加速
および減速できるようにすると共に、旋回とアー
ム引きあるいはブーム上げ等の同時作業時に、旋
回が下流の回路圧力の影響を受けずに、旋回優先
で適正に作業できるようにしたものである。
減速時のシヨツクを緩和し、スムーズに旋回加速
および減速できるようにすると共に、旋回とアー
ム引きあるいはブーム上げ等の同時作業時に、旋
回が下流の回路圧力の影響を受けずに、旋回優先
で適正に作業できるようにしたものである。
以下、本発明を第２図以降に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第２図において、油圧ポンプP1には、前記従来
回路と同様に、メインリリーフ弁１０と、左走行
用、ブーム１速用、バケツト用、アーム２速用の
各方向制御弁１１，１２，１３，１４を備えたコ
ントロールバルブV1を介して左走行用モータ
M1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダC3、
アームシリンダC2を接続している。
回路と同様に、メインリリーフ弁１０と、左走行
用、ブーム１速用、バケツト用、アーム２速用の
各方向制御弁１１，１２，１３，１４を備えたコ
ントロールバルブV1を介して左走行用モータ
M1、ブームシリンダC1、バケツトシリンダC3、
アームシリンダC2を接続している。
一方、油圧ポンプP2には、従来のコントロール
バルブV2′とは異なつたコントロールバルブV2を
介して旋回モータM3、右走行モータM2、アーム
シリンダC2、ブームシリンダC1を接続してい
る。
バルブV2′とは異なつたコントロールバルブV2を
介して旋回モータM3、右走行モータM2、アーム
シリンダC2、ブームシリンダC1を接続してい
る。
すなわち、コントロールバルブV2において、
旋回用方向制御弁２２は上流側に配置し、その下
流側に右走行用方向制御弁２１、アーム１速用方
向制御弁２３、ブーム２速用方向制御弁２４を順
次配置し、さらに、旋回用方向制御弁２２の入力
側通路３１から分岐させたパラレル通路３２に可
変シーケンス弁４０を接続し、かつ、該弁４０に
てブリードオフされた油の通路３３を下流側の各
方向制御弁２１，２３，２４のアンロード通路３
５およびパラレル通路３４，３６，３７に接続し
ている。
旋回用方向制御弁２２は上流側に配置し、その下
流側に右走行用方向制御弁２１、アーム１速用方
向制御弁２３、ブーム２速用方向制御弁２４を順
次配置し、さらに、旋回用方向制御弁２２の入力
側通路３１から分岐させたパラレル通路３２に可
変シーケンス弁４０を接続し、かつ、該弁４０に
てブリードオフされた油の通路３３を下流側の各
方向制御弁２１，２３，２４のアンロード通路３
５およびパラレル通路３４，３６，３７に接続し
ている。
可変シーケンス弁４０は、第３図に示すように
弁本体４１内に摺動自在に設けたスプール４２を
ばね４３により上流側の通路３２の開口端に設け
た弁シート４４に圧接させ、該スプール４２のま
わりに下流側の通路３３を臨ませて、前記通路３
２側が通路３３側の圧力の影響を受けないように
構成し、前記ばね４３側にリモコン弁５０の二次
側圧力を導くパイロツトポート４５を設けてい
る。
弁本体４１内に摺動自在に設けたスプール４２を
ばね４３により上流側の通路３２の開口端に設け
た弁シート４４に圧接させ、該スプール４２のま
わりに下流側の通路３３を臨ませて、前記通路３
２側が通路３３側の圧力の影響を受けないように
構成し、前記ばね４３側にリモコン弁５０の二次
側圧力を導くパイロツトポート４５を設けてい
る。
リモコン弁５０は、レバー５１の矢印Ａまたは
Ｂ方向への操作角に応じて、油圧源５２から導入
した一次側の圧力に対して二次側に導出される圧
力ＰiA，ＰiBが制御される一対の可変減圧弁５３
ａ，５３ｂを有し、各可変減圧弁５３ａ，５３ｂ
の二次側圧力ＰiA，ＰiBを管路５４ａ，５４ｂに
より旋回用方向制御弁２２の両端のパイロツトポ
ート２２ａ，２２ｂに導いて該弁２２を切換える
ようにし、かつ、両管路５４ａ，５４ｂの圧力の
うち、高圧側の圧力をシヤトル弁５５および管路
５６を経て可変シーケンス弁４０のパイロツトポ
ート４５に導き、同弁４０の設定圧力Ｐaを第４
図に示す如く制御できるようにしている。
Ｂ方向への操作角に応じて、油圧源５２から導入
した一次側の圧力に対して二次側に導出される圧
力ＰiA，ＰiBが制御される一対の可変減圧弁５３
ａ，５３ｂを有し、各可変減圧弁５３ａ，５３ｂ
の二次側圧力ＰiA，ＰiBを管路５４ａ，５４ｂに
より旋回用方向制御弁２２の両端のパイロツトポ
ート２２ａ，２２ｂに導いて該弁２２を切換える
ようにし、かつ、両管路５４ａ，５４ｂの圧力の
うち、高圧側の圧力をシヤトル弁５５および管路
５６を経て可変シーケンス弁４０のパイロツトポ
ート４５に導き、同弁４０の設定圧力Ｐaを第４
図に示す如く制御できるようにしている。
旋回モータM3の両側管路には、設定圧力制御
器６１ａ，６１ｂを備えた設定圧力可変のオーバ
ーロードリリーフ弁６２ａ，６２ｂを設け、前記
リリーフ弁５０の二次側圧力ＰiA，ＰiBを管路５
４ａ，５４ｂから管路５７ａ，５７ｂを経て設定
圧力制御器６１ａ，６１ｂに導くことにより、オ
ーバーロードリリーフ弁６２ａ，６２ｂの設定圧
力ＰRA，ＰRBを第５図に示す如く制御できるよう
にしている。６３はカウンタバランス弁である
が、この弁６３は省略してもよい。たゞしその場
合には旋回用方向制御弁２２は、アクチユエータ
ポートは中立オープンではなく、中立ブロツクに
する必要がある。
器６１ａ，６１ｂを備えた設定圧力可変のオーバ
ーロードリリーフ弁６２ａ，６２ｂを設け、前記
リリーフ弁５０の二次側圧力ＰiA，ＰiBを管路５
４ａ，５４ｂから管路５７ａ，５７ｂを経て設定
圧力制御器６１ａ，６１ｂに導くことにより、オ
ーバーロードリリーフ弁６２ａ，６２ｂの設定圧
力ＰRA，ＰRBを第５図に示す如く制御できるよう
にしている。６３はカウンタバランス弁である
が、この弁６３は省略してもよい。たゞしその場
合には旋回用方向制御弁２２は、アクチユエータ
ポートは中立オープンではなく、中立ブロツクに
する必要がある。
上記回路において、シーケンス弁４０の設定圧
力Ｐaは常にオーバーロードリリーフ弁６２ａ，
６２ｂの設定圧力ＰRA，ＰRBよりも小さくなるよ
うに設定し、かつ、該シーケンス弁４０の最高設
定圧力Ｐa naxはメインリリーフ弁２０の設定圧
力ＰRMよりも小さくなるように設定する。さらに
具体的には、たとえば、メインリリーフ弁２０の
設定圧力ＰRMを250Kg／cm2とし、リモコン弁５０
の二次側圧力ＰiA，ＰiBを０〜30Kg／cm2の範囲で
制御し、可変シーケンス弁４０の設定圧力Ｐaを
0.3〜210Kg／cm2の範囲で制御し、オーバーロード
リリーフ弁６２ａ，６２ｂの設定圧力ＰRA，ＰRB
を220〜30Kg／cm2の範囲で制御する。
力Ｐaは常にオーバーロードリリーフ弁６２ａ，
６２ｂの設定圧力ＰRA，ＰRBよりも小さくなるよ
うに設定し、かつ、該シーケンス弁４０の最高設
定圧力Ｐa naxはメインリリーフ弁２０の設定圧
力ＰRMよりも小さくなるように設定する。さらに
具体的には、たとえば、メインリリーフ弁２０の
設定圧力ＰRMを250Kg／cm2とし、リモコン弁５０
の二次側圧力ＰiA，ＰiBを０〜30Kg／cm2の範囲で
制御し、可変シーケンス弁４０の設定圧力Ｐaを
0.3〜210Kg／cm2の範囲で制御し、オーバーロード
リリーフ弁６２ａ，６２ｂの設定圧力ＰRA，ＰRB
を220〜30Kg／cm2の範囲で制御する。
次に上記回路の作動について説明する。
旋回を使わない場合
レバー５１は中立位置にあるので、リモコン弁
５０の二次側圧力ＰiA，ＰiBはいずれも０であ
り、旋回用方向制御弁２２は中立位置にあり、可
変シーケンス弁４０の設定圧力Ｐaは0.3Kg／cm2で
ある。従つて、油圧ポンプP2の吐出油は旋回回路
には流れず、可変シーケンス弁４０に流入し、そ
の全量がブリードオフされて通路３３または３５
に流入し、右走行、アーム１速、ブーム２速を従
来回路と同様に使用できる。この場合、前記弁４
０の圧力損失分だけ圧力が下がるが、その圧力損
失分は0.3Kg／cm2程度であり、実用上はほとんど
支障はない。
５０の二次側圧力ＰiA，ＰiBはいずれも０であ
り、旋回用方向制御弁２２は中立位置にあり、可
変シーケンス弁４０の設定圧力Ｐaは0.3Kg／cm2で
ある。従つて、油圧ポンプP2の吐出油は旋回回路
には流れず、可変シーケンス弁４０に流入し、そ
の全量がブリードオフされて通路３３または３５
に流入し、右走行、アーム１速、ブーム２速を従
来回路と同様に使用できる。この場合、前記弁４
０の圧力損失分だけ圧力が下がるが、その圧力損
失分は0.3Kg／cm2程度であり、実用上はほとんど
支障はない。
旋回を使う場合
レバー５１を矢印Ａ方向に倒すと、リモコン弁
５０中の可変減圧弁５３ａの二次側に圧力が発生
し、この二次側圧力ＰiAが矢印A1方向に導かれ、
旋回用方向制御弁２２が上位置に切換えられ、油
圧ポンプP2の吐出油が矢印A2方向に導かれ、カ
ウンタバランス弁６３を経て旋回モータM3に流
入する通路が構成できると同時に、前記弁５３ａ
の二次側圧力ＰiAはシヤトル弁５５を経て矢印A3
方向にも導かれ、可変シーケンス弁４０の設定圧
力が上昇し、これに伴つて油圧ポンプP2の吐出圧
力が上昇し、この圧力で旋回を加速する。
５０中の可変減圧弁５３ａの二次側に圧力が発生
し、この二次側圧力ＰiAが矢印A1方向に導かれ、
旋回用方向制御弁２２が上位置に切換えられ、油
圧ポンプP2の吐出油が矢印A2方向に導かれ、カ
ウンタバランス弁６３を経て旋回モータM3に流
入する通路が構成できると同時に、前記弁５３ａ
の二次側圧力ＰiAはシヤトル弁５５を経て矢印A3
方向にも導かれ、可変シーケンス弁４０の設定圧
力が上昇し、これに伴つて油圧ポンプP2の吐出圧
力が上昇し、この圧力で旋回を加速する。
この場合、レバー５１の矢印Ａ方向への操作角
によつて前記弁５３ａの二次側圧力ＰiAが制御さ
れ、またこの二次側圧力ＰiAによつて可変シーケ
ンス弁４０の設定圧力Ｐaが制御され、さらにこ
の圧力Ｐaによつて油圧ポンプP2の吐出圧力が制
御される。従つて、レバー５１の矢印Ａ方向への
操作角が小さいときは、油圧ポンプP2の吐出圧力
が低圧となり、低圧で旋回を加速し、該操作角を
大きくすれば油圧ポンプP2の吐出圧力が高圧とな
り、高圧で旋回を加速でき、さらに、該操作角を
中立から次第に大きくすることによつて、旋回を
徐々に加速し、シヨツクが少なくスムーズに加速
でき、かつ、該レバー５１の操作によつて旋回加
速時のトルクコントロールを行なうことができ
る。
によつて前記弁５３ａの二次側圧力ＰiAが制御さ
れ、またこの二次側圧力ＰiAによつて可変シーケ
ンス弁４０の設定圧力Ｐaが制御され、さらにこ
の圧力Ｐaによつて油圧ポンプP2の吐出圧力が制
御される。従つて、レバー５１の矢印Ａ方向への
操作角が小さいときは、油圧ポンプP2の吐出圧力
が低圧となり、低圧で旋回を加速し、該操作角を
大きくすれば油圧ポンプP2の吐出圧力が高圧とな
り、高圧で旋回を加速でき、さらに、該操作角を
中立から次第に大きくすることによつて、旋回を
徐々に加速し、シヨツクが少なくスムーズに加速
でき、かつ、該レバー５１の操作によつて旋回加
速時のトルクコントロールを行なうことができ
る。
なお、上記旋回加速時において、前記弁５３ａ
の二次側圧力ＰiAは矢印A4方向にも導かれ、オー
バーロードリリーフ弁６２ａの設定圧力ＰRAが低
くなるが、このオーバーロードリリーフ弁６２ａ
は旋回モータM3の戻り側に位置することにな
り、また、オーバーロードリリーフ弁６２ｂには
前記二次側圧力は導かれないので、該弁６２ｂは
初期設定圧力（210Kg／cm2）に保持されており、
旋回加速に影響はない。
の二次側圧力ＰiAは矢印A4方向にも導かれ、オー
バーロードリリーフ弁６２ａの設定圧力ＰRAが低
くなるが、このオーバーロードリリーフ弁６２ａ
は旋回モータM3の戻り側に位置することにな
り、また、オーバーロードリリーフ弁６２ｂには
前記二次側圧力は導かれないので、該弁６２ｂは
初期設定圧力（210Kg／cm2）に保持されており、
旋回加速に影響はない。
次に、上記旋回加速時において、前記油圧ポン
プP2の吐出油のうち旋回モータM3の回転数に見
合つた流量の吐出油が該旋回モータM3に優先的
に流入し、その余剰油が可変シーケンス弁４０に
より前記設定圧力Ｐaでブリードオフされ、通路
３３を経てパラレル通路３４，３６，３７および
アンロード通路３５に流入する。
プP2の吐出油のうち旋回モータM3の回転数に見
合つた流量の吐出油が該旋回モータM3に優先的
に流入し、その余剰油が可変シーケンス弁４０に
より前記設定圧力Ｐaでブリードオフされ、通路
３３を経てパラレル通路３４，３６，３７および
アンロード通路３５に流入する。
このとき、下流のたとえばアーム１速用方向制
御弁２３を上位置に切換えれば、前記弁４０にて
ブリードオフされた余剰油が矢印A5方向に導か
れ、アームシリンダC2に流入し、アーム押し用
として利用でき、前記油圧ポンプP2の吐出油を有
効に利用でき、エネルギーロスをなくすことがで
きる。さらにこの場合、可変シーケンス弁４０の
存在により、油圧ポンプP2の吐出油は下流のアー
ム回路の圧力の影響を受けずに、可変シーケンス
弁４０の設定圧力Ｐaに対応する圧力で旋回回路
に優先的に流入し、適正に旋回加速でき、旋回加
速とアーム引きの同時作業を効率よく行なわせる
ことができる。
御弁２３を上位置に切換えれば、前記弁４０にて
ブリードオフされた余剰油が矢印A5方向に導か
れ、アームシリンダC2に流入し、アーム押し用
として利用でき、前記油圧ポンプP2の吐出油を有
効に利用でき、エネルギーロスをなくすことがで
きる。さらにこの場合、可変シーケンス弁４０の
存在により、油圧ポンプP2の吐出油は下流のアー
ム回路の圧力の影響を受けずに、可変シーケンス
弁４０の設定圧力Ｐaに対応する圧力で旋回回路
に優先的に流入し、適正に旋回加速でき、旋回加
速とアーム引きの同時作業を効率よく行なわせる
ことができる。
また、旋回加速とブーム上げの同時作業時に、
ブーム２速用方向制御弁２４を操作しても、上記
旋回加速とアーム引きの同時作業時と同様に、前
記可変シーケンス弁４０により油圧ポンプP2の吐
出油が旋回回路に優先的に流入し、かつ、該弁４
０にてブリードオフされた余剰油がブーム回路に
流入し、該ポンプP2の吐出油を有効に利用でき、
しかも、ブーム回路圧力に影響されることなく、
旋回回路を独立させて、前記弁４０の設定圧力Ｐ
aに対応する圧力で旋回を加速できる。
ブーム２速用方向制御弁２４を操作しても、上記
旋回加速とアーム引きの同時作業時と同様に、前
記可変シーケンス弁４０により油圧ポンプP2の吐
出油が旋回回路に優先的に流入し、かつ、該弁４
０にてブリードオフされた余剰油がブーム回路に
流入し、該ポンプP2の吐出油を有効に利用でき、
しかも、ブーム回路圧力に影響されることなく、
旋回回路を独立させて、前記弁４０の設定圧力Ｐ
aに対応する圧力で旋回を加速できる。
なお、上記旋回加速時において、下流の右走
行、アーム１速およびブーム２速を使わない場合
は、前記可変シーケンス弁４０でブリードオフさ
れた余剰油は通路３３からアンロード通路３５を
経てタンクＴに環流される。
行、アーム１速およびブーム２速を使わない場合
は、前記可変シーケンス弁４０でブリードオフさ
れた余剰油は通路３３からアンロード通路３５を
経てタンクＴに環流される。
次に、上記旋回を停止する時は、レバー５１を
中立位置に戻すことにより、前記二次側圧力ＰiA
が０となり、旋回用方向制御弁２２が中立位置に
戻され、油圧ポンプP2から旋回モータM3への圧
油の供給は停止され、旋回モータM3はカウンタ
バランス弁６３とオーバーロードリリーフ弁６２
ａによつてブレーキがかけられる。このとき、オ
ーバーロードリリーフ弁６２ａの設定圧力ＰRAが
上記旋回時の低圧（最低で30Kg／cm2）から初期設
定圧力（220Kg／cm2）に戻され、この圧力で旋回
モータM3にブレーキをかけることになる。ま
た、該弁６２ａの設定圧力ＰRAすなわちブレーキ
圧力は、前記二次側圧力ＰiAによつて制御される
ので、レバー５１を徐々に中立位置に戻して前記
二次側圧力ＰiAを徐々に小さくすることにより、
旋回を徐々に減速でき、シヨツクが少なくスムー
ズに減速でき、かつ、該レバー５１の操作によつ
て旋回減速時のトルクコントロールを行なうこと
もできる。
中立位置に戻すことにより、前記二次側圧力ＰiA
が０となり、旋回用方向制御弁２２が中立位置に
戻され、油圧ポンプP2から旋回モータM3への圧
油の供給は停止され、旋回モータM3はカウンタ
バランス弁６３とオーバーロードリリーフ弁６２
ａによつてブレーキがかけられる。このとき、オ
ーバーロードリリーフ弁６２ａの設定圧力ＰRAが
上記旋回時の低圧（最低で30Kg／cm2）から初期設
定圧力（220Kg／cm2）に戻され、この圧力で旋回
モータM3にブレーキをかけることになる。ま
た、該弁６２ａの設定圧力ＰRAすなわちブレーキ
圧力は、前記二次側圧力ＰiAによつて制御される
ので、レバー５１を徐々に中立位置に戻して前記
二次側圧力ＰiAを徐々に小さくすることにより、
旋回を徐々に減速でき、シヨツクが少なくスムー
ズに減速でき、かつ、該レバー５１の操作によつ
て旋回減速時のトルクコントロールを行なうこと
もできる。
旋回を早く停止させたい時は、レバー５１を早
く中立に戻し、さらに必要とあれば矢印Ｂ方向に
いわゆる逆レバー操作すればよい。
く中立に戻し、さらに必要とあれば矢印Ｂ方向に
いわゆる逆レバー操作すればよい。
上記実施例では、２ポンプ方式の油圧回路につ
いて説明したが、本発明は、３ポンプ方式の油圧
回路にも適用できることはいうまでもない。
いて説明したが、本発明は、３ポンプ方式の油圧
回路にも適用できることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、旋回加
速時および減速時に自由にトルクコントロールで
き、シヨツクを緩和してスムーズに旋回加速なら
びに減速でき、旋回操作性を向上できる。また、
旋回とアームおよびブームの同時作業時には、旋
回回路をアーム回路およびブーム回路に対して優
先させて、旋回を常に適正に行なわせることがで
き、上記同時作業を効率よく行なうことができ
る。
速時および減速時に自由にトルクコントロールで
き、シヨツクを緩和してスムーズに旋回加速なら
びに減速でき、旋回操作性を向上できる。また、
旋回とアームおよびブームの同時作業時には、旋
回回路をアーム回路およびブーム回路に対して優
先させて、旋回を常に適正に行なわせることがで
き、上記同時作業を効率よく行なうことができ
る。
第１図は従来の油圧シヨベルの油圧回路図、第
２図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第３図
は可変シーケンス弁の一例を示す断面図、第４図
はリモコン弁の二次側圧力と可変シーケンス弁の
設定圧力との関係を示す説明図、第５図ａはリモ
コン弁の二次側圧力とオーバーロードリリーフ弁
の設定圧力との関係を示す説明図、同図ｂはその
別の実施例を示す説明図である。 P1，P2…油圧ポンプ、M1，M2…走行モータ、
M3…旋回モータ、C1…ブームシリンダ、C2…ア
ームシリンダ、C3…バケツトシリンダ、Ｔ…油
タンク、１０…メインリリーフ弁、１１…左走行
用方向制御弁、１２…ブーム１速用方向制御弁、
１３…バケツト用方向制御弁、１４…アーム２速
用方向制御弁、２０…メインリリーフ弁、２１…
右走行用方向制御弁、２２…旋回用方向制御弁、
２３…アーム１速用方向制御弁、２４…ブーム２
速用方向制御弁、３１…入力側通路、３２，３
４，３６，３７…パラレル通路、３３…ブリード
オフ通路、３５…アンロード通路、４０…可変シ
ーケンス弁、５０…リモコン弁、５１…レバー、
５３ａ，５３ｂ…可変減圧弁、５５…シヤトル
弁、６１ａ，６１ｂ…設定圧力制御器、６２ａ，
６２ｂ…オーバーロードリリーフ弁。
２図は本発明の実施例を示す油圧回路図、第３図
は可変シーケンス弁の一例を示す断面図、第４図
はリモコン弁の二次側圧力と可変シーケンス弁の
設定圧力との関係を示す説明図、第５図ａはリモ
コン弁の二次側圧力とオーバーロードリリーフ弁
の設定圧力との関係を示す説明図、同図ｂはその
別の実施例を示す説明図である。 P1，P2…油圧ポンプ、M1，M2…走行モータ、
M3…旋回モータ、C1…ブームシリンダ、C2…ア
ームシリンダ、C3…バケツトシリンダ、Ｔ…油
タンク、１０…メインリリーフ弁、１１…左走行
用方向制御弁、１２…ブーム１速用方向制御弁、
１３…バケツト用方向制御弁、１４…アーム２速
用方向制御弁、２０…メインリリーフ弁、２１…
右走行用方向制御弁、２２…旋回用方向制御弁、
２３…アーム１速用方向制御弁、２４…ブーム２
速用方向制御弁、３１…入力側通路、３２，３
４，３６，３７…パラレル通路、３３…ブリード
オフ通路、３５…アンロード通路、４０…可変シ
ーケンス弁、５０…リモコン弁、５１…レバー、
５３ａ，５３ｂ…可変減圧弁、５５…シヤトル
弁、６１ａ，６１ｂ…設定圧力制御器、６２ａ，
６２ｂ…オーバーロードリリーフ弁。
Claims (1)
- １ 油圧シヨベルの油圧回路において、油圧ポン
プに接続した旋回用方向制御弁の入力側通路から
分岐させたパラレル通路に、可変シーケンス弁を
接続し、該可変シーケンス弁のブリードオフ油の
通路を前記旋回用方向制御弁の下流側に配置した
走行用、アーム用、ブーム用等の各方向制御弁の
アンロード通路とパラレル通路とに接続し、一
方、一次側から導入した圧力に対してレバーの操
作角に応じて二次側に導出する圧力を制御するリ
モコン弁の二次側圧力によつて、前記可変シーケ
ンス弁の設定圧力を制御すると共に、旋回回路に
設けたオーバーロードリリーフ弁の設定圧力を制
御するように構成したことを特徴とする油圧シヨ
ベルの油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7556981A JPS57190845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7556981A JPS57190845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190845A JPS57190845A (en) | 1982-11-24 |
| JPS6238496B2 true JPS6238496B2 (ja) | 1987-08-18 |
Family
ID=13579937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7556981A Granted JPS57190845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57190845A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994010456A1 (en) * | 1992-10-29 | 1994-05-11 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control valve device and hydaulically driving device |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627522B2 (ja) * | 1984-10-08 | 1994-04-13 | カヤバ工業株式会社 | 油圧制御装置 |
| JPS6427504U (ja) * | 1987-08-09 | 1989-02-16 | ||
| JPH1113091A (ja) * | 1997-06-23 | 1999-01-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の油圧駆動装置 |
| KR101144396B1 (ko) | 2004-12-16 | 2012-05-11 | 두산인프라코어 주식회사 | 굴삭기의 선회복합작업용 유압제어장치 |
| CN108916141B (zh) * | 2018-05-29 | 2019-11-15 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种具有多档载荷及速度的高压拖缆机液压控制系统 |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP7556981A patent/JPS57190845A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994010456A1 (en) * | 1992-10-29 | 1994-05-11 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic control valve device and hydaulically driving device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190845A (en) | 1982-11-24 |
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