JPH1113091A - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動装置

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JPH1113091A
JPH1113091A JP9166034A JP16603497A JPH1113091A JP H1113091 A JPH1113091 A JP H1113091A JP 9166034 A JP9166034 A JP 9166034A JP 16603497 A JP16603497 A JP 16603497A JP H1113091 A JPH1113091 A JP H1113091A
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arm
control valve
flow control
boom
pump
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JP9166034A
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Uta Takahashi
詠 高橋
Genroku Sugiyama
玄六 杉山
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • E02F9/2296Systems with a variable displacement pump

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アタッチメントと、3つの腕部材を形成する
どの腕部材との複合操作も実現させることができる建設
機械の油圧駆動装置の提供。 【解決手段】 第1ポンプ13側に、第1ブームシリン
ダ1を制御する流量制御弁6と、これにタンデム接続さ
れ、アームシリンダ3を制御するアーム用流量制御弁9
と、この下流に接続され、第2ブームシリンダ3を制御
する第2ブーム用流量制御弁8とを配置し、第2ポンプ
14側に、アームシリンダ3を制御する別のアーム用流
量制御弁10と、第1ブームシリンダ1を制御する流量
制御弁7と、アタッチメントを駆動するアクチュエータ
5を制御する予備用流量制御弁12とをパラレルに接続
するとともに、第2ブーム用流量制御弁8を切換えるパ
イロット圧を取り出してアーム用流量制御弁9を切換
え、第2ブーム用流量制御弁8への第1ポンプ13の圧
油の供給を可能にさせるシャトル弁20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1ブーム、第2
ブーム、アームを備えた油圧ショベルのように、少なく
とも3つの腕部材を備え、腕部材の先端部分にバイブレ
ータや把持装置等のアタッチメントの装着が可能な建設
機械の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、この種の従来の建設機械の油圧
駆動装置を示す油圧回路図である。この図7に示す従来
技術は、例えば油圧ショベルに適用されるものである。
以下、この図7により従来技術を説明する。
【0003】この図7に示す油圧ショベルは、図示しな
いが例えば3つの腕部材を備えている。第1の腕部材
は、旋回体に鉛直面内の回動可能に連結される第1ブー
ムであり、第2の腕部材は、第1ブームに鉛直面内の回
動可能に連結される第2ブームであり、第3の腕部材
は、第2ブームに鉛直面内の回動可能に連結されるアー
ムである。掘削作業などの通常作業時には、アームの先
端にバケットが装着される。また、岩石や建造物の破
砕、破壊等の作業時には、バケットに代えてバイブレー
タとか把持装置等のアタッチメントがアームの先端に装
着される。
【0004】同図7に示すように、例えば、容量可変機
構13aを有する第1ポンプ13と、容量可変機構14
aを有する第2ポンプ14と、これらのポンプ13,1
4に吸い込まれる油を蓄えるタンク22とを備えてい
る。
【0005】前述した第1の腕部材つまり図示しない第
1ブームを回動させる第1腕用油圧シリンダ、すなわち
第1ブームシリンダ1と、第2の腕部材つまり図示しな
い第2ブームを回動させる第2腕用油圧シリンダ、すな
わち第2ブームシリンダ2と、第3の腕部材つまり図示
しないアームを回動させるアームシリンダ3と、図示し
ないバケットを回動させるバケットシリンダ4と、図示
しない前述したアタッチメントを回動させるアクチュエ
ータ5とを備えている。
【0006】第1ポンプ13に連絡される流量制御弁群
には例えば、センタバイパス通路を有し、第1ポンプ1
3から吐出される圧油の流れを制御して、その圧油をバ
ケットシリンダ4に供給可能なバケット用流量制御弁1
1と、第1ポンプ13に対し、バケット用流量制御弁1
1とパラレル接続されるとともに、センタバイパス通路
を有し、第1ポンプ13から吐出される圧油の流れを制
御して、その圧油を第1ブームシリンダ1に供給可能な
第1腕用流量制御弁、すなわち第1ブーム用流量制御弁
6と、センタバイパス通路を有し、第1ブーム用流量制
御弁6の下流にタンデム接続され、第1ポンプ13から
吐出される圧油の流れを制御して、その圧油をアームシ
リンダ3に供給可能な第3腕用流量制御弁、すなわちア
ーム用流量制御弁9とが含まれている。
【0007】第2ポンプ14に連結される流量制御弁群
には例えば、第2ポンプ14から吐出される圧油の流れ
を制御して、その圧油をアームシリンダ3に供給可能な
別の第3腕用流量制御弁、すなわち別のアーム用流量制
御弁10と、第2ポンプ14から吐出される圧油の流れ
を制御し、その圧油を第1ブームシリンダ1に供給可能
な別の第1腕用流量制御弁、すなわち別の第1ブーム用
流量制御弁7と、第2ポンプ14から吐出される圧油の
流れを制御して、その圧油を前述した第2ブームシリン
ダ2、前述したアタッチメントを駆動するアクチュエー
タ5のどちらかに選択的に供給可能な予備用流量制御弁
12とが含まれている。これらの別のアーム用流量制御
弁10と、別の第1ブーム用流量制御弁7と、予備用流
量制御弁12とは、第2ポンプ14に対してパラレルに
接続させてある。
【0008】前述したアーム用流量制御弁9及び別のア
ーム用流量制御弁10は、アーム用操作装置例えばパイ
ロット圧を発生させるアーム用パイロット弁15によっ
て切換えられ、予備用流量制御弁12は、第2ブーム・
アタッチメント操作装置例えばパイロット圧を発生させ
る第2ブーム・アタッチメント用パイロット弁16aに
よって切換えられ、前述した第1ブーム用流量制御弁6
及び別の第1ブーム用流量制御弁7は、第1ブーム用操
作装置例えばパイロット圧を発生させる第1ブーム用パ
イロット弁17によって切換えられ、バケット用流量制
御弁11は、バケット用操作装置、例えばパイロット圧
を発生させるバケット用パイロット弁19によって切換
えられる。
【0009】そして、予備用流量制御弁12は切換弁5
2に連絡されており、この切換弁52に第2ブームシリ
ンダ2と、アタッチメントを駆動するアクチュエータ5
とが接続されている。例えば、切換弁52が同図7に示
すように下段位置に保持されているときは、予備用流量
制御弁12と第2ブームシリンダ2とが連通し、予備用
流量制御弁12とアクチュエータ5との間が遮断される
ようになっており、切換弁52が上段位置に切換えられ
ると、予備用流量制御弁12とアクチュエータ5とが連
通し、予備用流量制御弁12と第2ブームシリンダ2と
の間が遮断されるようになっている。切換弁52の制御
室は、切換弁50を介して油圧源51、タンク22のど
ちらかに選択的に連通するようになっている。
【0010】このように構成される従来技術では、例え
ば次に述べるような操作が実施される。
【0011】〔第2ブームの単独操作〕同図7に示すよ
うに、切換弁50が右位置に保持されるときは、切換弁
52の制御室がタンク22に連通することにより、切換
弁52は、同図7に示す下段位置に保持され、したがっ
て、予備用流量制御弁12と第2ブームシリンダ2とが
切換弁52を介して連通する。
【0012】この状態において、パイロット弁16aを
操作すると予備用流量制御弁12が切換えられ、第2ポ
ンプ14の圧油が予備用流量制御弁12、切換弁52を
介して第2ブームシリンダ2に供給され、この第2ブー
ムシリンダ2が作動して図示しない第2ブームの単独操
作が実施される。
【0013】〔アタッチメントの単独操作〕同図7に示
す切換弁50の状態から同図7の左位置に、この切換弁
50を切換えると、切換弁50を介して切換弁52の制
御室と油圧源51とが連通し、油圧源51から吐出され
る圧力が切換弁52の制御室に与えられる。これによ
り、切換弁52は、同図7に示す上段位置に切換えら
れ、予備用流量制御弁12とアクチュエータ5とが切換
弁52を介して連通する。
【0014】この状態において、パイロット弁16aを
操作すると予備用流量制御弁12が切換えられ、第2ポ
ンプ14の圧油が予備用流量制御弁12、切換弁52を
介してアクチュエータ5に供給され、このアクチュエー
タ5が作動して図示しないアタッチメントの単独操作が
実施される。
【0015】〔第1ブームと第2ブームとアームとの複
合操作〕同図7に示すように、切換弁50,52が保持
され、予備用流量制御弁12と第2ブームシリンダ2と
が連通している状態において、アーム用パイロット弁1
5と、第1ブーム用パイロット弁17と、パイロット弁
16aとを操作すると、アーム用流量制御弁9及び別の
アーム用流量制御弁10と、第1ブーム用流量制御弁6
及び別の第1ブーム用流量制御弁7と、予備用流量制御
弁12とが切換えられる。これにより、例えば、第1ポ
ンプ13の圧油が主に第1ブーム用流量制御弁6を介し
て第1ブームシリンダ1に供給され、この第1ブームシ
リンダ1が作動し、また、第2ポンプ13の圧油が主に
アーム用流量制御弁10を介してアームシリンダ3に、
また、予備用流量制御弁12を介して第2ブームシリン
ダ2にそれぞれ供給され、これらのアームシリンダ3及
び第2ブームシリンダ2が作動する。これらの動作によ
り、図示しない第1ブームと第2ブームとアームとの複
合操作が実施される。
【0016】〔第1ブームとアームとアタッチメントと
の複合操作〕同図7に示す状態から切換弁50を左位置
に、切換弁52を上段位置にそれぞれ切換え、予備用流
量制御弁12とアクチュエータ5とが連通している状態
において、アーム用パイロット弁15と、第1ブーム用
パイロット弁17と、パイロット弁16aとを操作する
と、アーム用流量制御弁9及び別のアーム用流量制御弁
10と、第1ブーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム
用流量制御弁7と、予備用流量制御弁12とが切換えら
れ、前述と同様にして、第1ブームシリンダ1、アーム
シリンダ3、及びアクチュエータ5が作動し、図示しな
い第1ブームとアームとアタッチメントとの複合操作が
実施される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、第1ブームと第2ブームとアームとの複合操作、あ
るいは第1ブームとアームとアタッチメントとの複合操
作は実施できるものの、第2ブームとアタッチメントと
の操作が含まれる複合操作を実施することができない。
例えば、アームと第2ブームとアタッチメントとの複合
操作などは不可能である。
【0018】このため、アタッチメントを活用しておこ
なわれる破砕、破壊作業等の作業可能領域が狭くなりが
ちであった。一度設定された作業可能領域を変更するた
めには、例えば一旦、切換弁50を同図7の右位置に切
換えることにより切換弁52を同図7に示す下段位置に
切換え、これにより第2ブームシリンダ2を伸長させた
後、切換弁50を同図7の左位置に切換えることにより
切換弁52を同図7に示す上段位置に切換えて、アクチ
ュエータ5を駆動しアタッチメントによる操作をおこな
ったり、逆に、一旦、切換弁50を同図7の右位置に切
換えることにより切換弁52を同図7に示す下段位置に
切換え、これにより第2ブームシリンダ2を収縮させた
後、切換弁50を同図7の左位置に切換えることにより
切換弁52を同図7に示す上段位置に切換えて、アクチ
ュエータ5を駆動しアタッチメントによる操作をおこな
うことが必要な場合があり、当該アタッチメントによる
作業の能率向上を見込めない問題があった。
【0019】また、しばしば切換弁50の切換え操作が
必要になることから、オペレータに煩わしさと疲労感を
与えやすく、これに伴い操作性が低下しやすい問題があ
った。
【0020】なお、上記従来技術にあっては、建設機械
として油圧ショベルを挙げ、第2ブームとアタッチメン
トの複合操作に係る問題について述べたが、3つ以上の
腕部材とアタッチメントを有する建設機械であって、腕
部材のうちのいずれかの腕部材とアタッチメントとを選
択的に駆動する構造の油圧駆動装置にあっては、上記と
同様に該当する腕部材とアタッチメントの複合操作に係
る問題を生じる。また、上記従来技術に類似する技術
は、例えば実開平2−15650号公報に開示されてい
る。
【0021】本発明は、上述した従来技術における実状
に鑑みてなされたもので、その目的は、少なくとも3つ
の腕部材とアタッチメントを有するものにあって、アタ
ッチメントと、3つの腕部材を形成するどの腕部材との
複合操作も実現させることができる建設機械の油圧駆動
装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1係る発明は、可変容量型の第1ポン
プ、第2ポンプと、第1の腕部材を回動させる第1腕用
油圧シリンダ、上記第1の腕部材に連結される第2の腕
部材を回動させる第2腕用油圧シリンダ、上記第2の腕
部材に連結される第3の腕部材を回動させる第3腕用油
圧シリンダ、及び上記第3の腕部材に連結可能なアタッ
チメントを駆動するアクチュエータと、センタバイパス
通路を有し、上記第1ポンプから吐出される圧油の流れ
を制御して、その圧油を上記第1腕用油圧シリンダに供
給可能な第1腕用流量制御弁、上記第1ポンプ及び第2
ポンプのいずれかから吐出される圧油の流れを制御し、
その圧油を上記第2腕用油圧シリンダに供給可能な第2
腕用流量制御弁、センタバイパス通路を有し、上記第1
腕用流量制御弁の下流にタンデム接続され、上記第1ポ
ンプから吐出される圧油の流れを制御して、その圧油を
上記第3腕用油圧シリンダに供給可能な第3腕用流量制
御弁と、上記第2ポンプから吐出される圧油の流れを制
御し、その圧油を上記第3腕用油圧シリンダに供給可能
な別の第3腕用流量制御弁、上記第2ポンプから吐出さ
れる圧油の流れを制御し、その圧油を上記第1腕用油圧
シリンダに供給可能な別の第1腕用流量制御弁、上記第
2ポンプから吐出される圧油の流れを制御し、その圧油
を上記アクチュエータに供給可能な予備用流量制御弁と
を備え、上記第2ポンプに対して、上記別の第3腕用流
量制御弁と上記別の第1腕用流量制御弁と上記予備用流
量制御弁とをパラレル接続した建設機械の油圧駆動装置
において、上記第2腕用流量制御弁を上記第3腕用流量
制御弁の下流に配置し、この第2腕用流量制御弁の切換
え操作時に、上記第1ポンプの圧油を当該第2腕用流量
制御弁に導く誘導手段を設けた構成にしてある。
【0023】このように構成した請求項1に係る発明で
は、例えば、第1腕用流量制御弁及び別の第1腕用流量
制御弁をハーフ操作した状態で、第2腕用流量制御弁、
第3腕用流量制御弁及び別の第3腕用流量制御弁、予備
用流量制御弁のそれぞれを切換え操作すると、第1ポン
プの圧油は第1腕用流量制御弁に導かれる。この第1腕
用流量制御弁のハーフ操作に伴う第1ポンプの余剰油
は、前述した第2腕用流量制御弁の切換えに伴い、誘導
手段の働きにより第2腕用流量制御弁に導かれる。した
がって、第1腕用流量制御弁を介して第1腕用油圧シリ
ンダに、第1腕用流量制御弁のハーフストロークに相当
する流量が供給され、第1の腕部材を比較的遅い速度で
回動させることができ、また、第2腕用流量制御弁を介
して第2腕用油圧シリンダに、この第2腕用流量制御弁
の切換え操作量に相応する流量が供給され、第2の腕部
材を回動させることができる。また、第2ポンプの圧油
は、別の第1腕用流量制御弁と別の第3腕用流量制御弁
と予備用流量制御弁にパラレルに供給される。したがっ
て、主に別の第3腕用流量制御弁を介して第3腕用油圧
シリンダに流量が供給され、第3の腕部材を回動させる
ことができ、同時に予備用流量制御弁を介してアクチュ
エータに流量が供給され、アタッチメントを駆動するこ
とができる。各腕部材及びアタッチメントの駆動に係る
負荷圧の大小関係によっては、第2ポンプの余剰油が別
の第1腕用流量制御弁を介して、前述した第1腕用流量
制御弁から流出する圧油に合流して第1腕用油圧シリン
ダに供給され、第1の腕部材の回動に活用され、また、
第1ポンプの余剰油の一部が第3腕用流量制御弁を介し
て、前述した別の第3腕用流量制御弁から流出する圧油
に合流して第3腕用油圧シリンダに供給され、第3の腕
部材の回動に活用される。
【0024】上述のように、第1,第2,第3の腕部材
の全ての回動とアタッチメントの駆動との複合操作を実
現させることができる。
【0025】上述の状態から、第1腕用流量制御弁の操
作及び別の第1腕用流量制御弁の操作を停止させれば、
第2腕用流量制御弁、第2腕用油圧シリンダを介しての
第1ポンプの圧油による第2の腕部材の回動と、第3腕
用流量制御弁、第3腕用油圧シリンダを介しての第2ポ
ンプの圧油による第3の腕部材の回動と、予備用流量制
御弁、アクチュエータを介しての第2ポンプの圧油によ
るアタッチメントの駆動との複合操作、すなわち、第
2,第3の腕部材の回動とアタッチメントの駆動との複
合操作を実現させることができる。
【0026】同様に、上述した3つの腕部材とアタッチ
メントとの複合駆動の状態から第2腕用流量制御弁の操
作を停止させれば、第1腕用流量制御弁、第1腕用油圧
シリンダを介しての第1ポンプの圧油による第1の腕部
材の回動と、別の第3腕用流量制御弁、第3腕用油圧シ
リンダを介しての第2ポンプの圧油による第3の腕部材
の回動と、予備用流量制御弁、アクチュエータを介して
の第2ポンプの圧油によるアタッチメントの駆動との複
合操作、すなわち第1,第3の腕部材の回動とアタッチ
メントの駆動との複合操作を実現させることができる。
【0027】同様に、上述した3つの腕部材とアタッチ
メントとの複合操作の状態から第3腕用流量制御弁の操
作及び別の第3腕用流量制御弁の操作を停止させ、第1
腕用流量制御弁をハーフ操作に保てば、第1腕用流量制
御弁、第1腕用油圧シリンダを介しての第1ポンプの圧
油による第1の腕部材の回動と、第2腕用流量制御弁、
第2腕用油圧シリンダを介しての第1ポンプの圧油によ
る第2の腕部材の回動と、予備用流量制御弁、アクチュ
エータを介しての第2ポンプの圧油によるアタッチメン
トの駆動との複合操作、すなわち第1,第2の腕部材の
回動とアタッチメントの駆動との複合操作を実現させる
ことができる。
【0028】同様に、上述した3つの腕部材とアタッチ
メントとの複合駆動の状態から、第2腕用流量制御弁の
操作、第3腕用流量制御弁の操作及び別の第3腕用流量
制御弁の操作を停止させれば、第1の腕部材とアタッチ
メントの駆動との複合操作を実現できる。
【0029】同様に、上述した3つの腕部材とアタッチ
メントとの複合駆動の状態から、第1腕用流量制御弁及
び別の第1腕用流量制御弁の操作、第3腕用流量制御弁
及び別の第3腕用流量制御弁の操作を停止させれば、第
2の腕部材とアタッチメントの駆動との複合操作を実現
できる。
【0030】同様に、上述した3つの腕部材とアタッチ
メントとの複合駆動の状態から、第1腕用流量制御弁及
び別の第1腕用流量制御弁、第2腕用流量制御弁の操作
を停止させれば、第3の腕部材とアタッチメントの駆動
との複合操作を実現できる。
【0031】このようにアタッチメントと、第1,第
2,第3の腕部材を形成するどの腕部材との複合操作も
実現できる。
【0032】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、
建設機械が油圧ショベルであり、上記第1の腕部材が第
1ブーム、上記第2の腕部材が第2ブーム、上記第3の
腕部材がアームから成るとともに、上記第1腕用油圧シ
リンダが第1ブームシリンダ、上記第2腕用油圧シリン
ダが第2ブームシリンダ、上記第3腕用油圧シリンダが
アームシリンダから成り、上記第1腕用流量制御弁が第
1ブーム用流量制御弁、上記別の第1腕用流量制御弁が
別の第1ブーム用流量制御弁、上記第2腕用流量制御弁
が第2ブーム用流量制御弁、上記第3腕用流量制御弁が
アーム用流量制御弁、上記別の第3腕用流量制御弁が別
のアーム用流量制御弁から成る構成にしてある。
【0033】このように構成した請求項2に係る発明で
は、例えば第1ブーム用流量制御弁及び別の第1ブーム
用流量制御弁をハーフ操作した状態で、第2ブーム用流
量制御弁、アーム用流量制御弁及び別のアーム用流量制
御弁、予備用流量制御弁のそれぞれを切換え操作する
と、第1ポンプの圧油は第1ブーム用流量制御弁に導か
れる。この第1ブーム用流量制御弁のハーフ操作に伴う
第1ポンプの余剰油は、前述した第2ブーム用流量制御
弁の切換えに伴い、誘導手段の働きにより第2ブーム用
流量制御弁に導かれる。したがって、第1ブーム用流量
制御弁を介して第1ブームシリンダに、第1ブーム用流
量制御弁のハーフストロークに相当する流量が供給さ
れ、第1ブームを比較的遅い速度で回動させることがで
き、また、第2ブーム用流量制御弁を介して第2ブーム
シリンダに、この第2ブーム用流量制御弁の切換え操作
量に相応する流量が供給され、第2ブームを回動させる
ことができる。また、第2ポンプの圧油は、別の第1ブ
ーム用流量制御弁と別のアーム用流量制御弁と予備用流
量制御弁にパラレルに供給される。したがって主に、別
のアーム用流量制御弁を介してアームシリンダに流量が
供給され、アームを回動させることができ、同時に予備
用流量制御弁を介してアクチュエータに流量が供給さ
れ、アタッチメントを駆動することができる。第1,第
2ブーム、アーム及びアタッチメントの駆動に係る負荷
圧の大小関係によっては、第2ポンプの余剰油が別の第
1ブーム用流量制御弁を介して、前述した第1ブーム用
流量制御弁から流出する圧油に合流して第1ブームシリ
ンダに供給され、第1ブームの回動に活用され、また、
第1ポンプの余剰油の一部がアーム用流量制御弁を介し
て、前述した別のアーム用流量制御弁から流出する圧油
に合流してアームシリンダに供給され、アームの回動に
活用される。
【0034】上述のように、第1,第2ブーム、アーム
の全ての回動とアタッチメントの駆動との複合操作を実
現させることができる。
【0035】上述の状態から、第1ブーム用流量制御弁
及び別のブーム用流量制御弁の操作を停止させれば、第
2ブーム用流量制御弁、第2ブームシリンダを介しての
第1ポンプの圧油による第2ブームの回動と、別のアー
ム用流量制御弁、アームシリンダを介しての第2ポンプ
の圧油によるアームの回動と、予備用流量制御弁、アク
チュエータを介しての第2ポンプの圧油によるアタッチ
メントの駆動との複合操作、すなわち、第2ブーム、ア
ームの回動とアタッチメントの駆動との複合操作を実現
させることができる。
【0036】同様に、上述した第1,第2ブーム、アー
ムとアタッチメントとの複合駆動の状態から第2ブーム
用流量制御弁の操作を停止させれば、第1ブーム用流量
制御弁、第1ブームシリンダを介しての第1ポンプの圧
油による第1ブームの回動と、別のアーム用流量制御
弁、アームシリンダを介しての第2ポンプの圧油による
アームの回動と、予備用流量制御弁、アクチュエータを
介しての第2ポンプの圧油によるアタッチメントの駆動
との複合操作、すなわち第1ブーム、アームの回動とア
タッチメントの駆動との複合操作を実現させることがで
きる。
【0037】同様に、上述した第1,第2ブーム、アー
ムとアタッチメントとの複合操作の状態からアーム用流
量制御弁及び別のアーム用流量制御弁の操作を停止させ
れば、第1ブーム用流量制御弁及び別の第1ブーム用流
量制御弁、第1ブームシリンダを介しての第1ブームの
回動と、第2ブーム用流量制御弁、第2ブームシリンダ
を介しての第2ブームの回動と、予備用流量制御弁、ア
クチュエータを介してのアタッチメントの駆動との複合
操作、すなわち第1,第2ブームの回動とアタッチメン
トの駆動との複合操作を実現させることができる。
【0038】同様に、上述した第1,第2ブーム、アー
ムとアタッチメントとの複合駆動の状態から、第2ブー
ム用流量制御弁の操作、アーム用流量制御弁及び別のア
ーム用流量制御弁の操作を停止させれば、第1ブームと
アタッチメントの駆動との複合操作を実現できる。
【0039】同様に、上述した第1,第2ブーム、アー
ムとアタッチメントとの複合駆動の状態から、第1ブー
ム用流量制御弁及び別の第1ブーム用流量制御弁の操
作、アーム用流量制御弁及び別のアーム用流量制御弁の
操作を停止させれば、第2ブームとアタッチメントの駆
動との複合操作を実現できる。
【0040】同様に、上述した第1,第2ブーム、アー
ムとアタッチメントとの複合駆動の状態から、第1ブー
ム用流量制御弁及び別の第1ブーム用流量制御弁の操
作、第2ブーム用流量制御弁の操作を停止させれば、ア
ームとアタッチメントの駆動との複合操作を実現でき
る。
【0041】このようにアタッチメントと、第1,第2
ブーム、アームのうちのどれとの複合操作も実現でき
る。
【0042】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、
上記第2ブーム用流量制御弁、及び上記アーム用流量制
御弁が、油圧パイロット操作式の流量制御弁から成ると
ともに、上記誘導手段が、上記第2ブーム用流量制御弁
を切換えるパイロット圧を取り出して上記アーム用流量
制御弁の制御室に供給し、このアーム用流量制御弁を切
換えさせるシャトル弁を含む構成にしてある。
【0043】このように構成した請求項3に係る発明で
は、第2ブーム用流量制御弁を切換え操作すると、この
第2ブーム用流量制御弁を切換えるパイロット圧がシャ
トル弁から取り出され、アーム用流量制御弁の制御室に
与えられ、このアーム用流量制御弁が所定の位置に切換
えられる。したがって、あらかじめ、この所定の位置を
連通位置に設定しておけば、第2ブーム用流量制御弁を
切換え操作した際、第1ブーム用流量制御弁から流出し
た圧油がアーム用流量制御弁の連通位置を介して第2ブ
ーム用流量制御弁に導かれ、さらに第2ブームシリンダ
に供給されて、前述のように第2ブームを回動させるこ
とができる。
【0044】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項4に係る発明は、請求項2に係る発明において、
上記誘導手段が、上記第1ポンプに対して、上記第1ブ
ーム用流量制御弁と第2ブーム用流量制御弁とをパラレ
ル接続する第1管路を含む構成にしてある。
【0045】このように構成した請求項4に係る発明で
は、第2ブーム用流量制御弁を切換え操作すると、第1
管路を介して第1ポンプの圧油が、この第2ブーム用流
量制御弁に導かれ、さらに第2ブームシリンダに供給さ
れて、前述のように第2ブームを回動させることができ
る。
【0046】したがって、第2ブーム用流量制御弁の上
流位置にある第1ブーム用流量制御弁がフルストローク
切換え操作されたときであっても、確実に第2ブーム用
流量制御弁を介して第2ブームシリンダに圧油を供給で
き、第2ブームを回動させることができる。
【0047】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項5に係る発明は、請求項3に係る発明において、
上記シャトル弁から取り出されるパイロット圧に応じて
切換えられ、上記第1ポンプ、第2ポンプから吐出され
る圧油の上記アームシリンダへの供給を選択的に停止可
能な切換弁を設けた構成にしてある。
【0048】このように構成した請求項5に係る発明で
は、第2ブーム用流量制御弁を切換え操作すると、前述
したようにこの第2ブーム用流量制御弁を切換えるパイ
ロット圧がシャトル弁から取り出され、アーム用流量制
御弁の制御室に与えられ、このアーム用流量制御弁が前
述の連通位置に切換えられる。この際、シャトル弁から
取り出される上述したパイロット圧により切換弁が切換
えられ、この切換弁によって例えばアームシリンダを伸
長させる切換位置となるようにアーム用流量制御弁及び
別のアーム用流量制御弁を切換え操作するパイロット圧
の供給が遮断され、アーム用流量制御弁を介しての第1
ポンプ吐出油のアームシリンダへの供給、及び別のアー
ム用流量制御弁を介しての第2ポンプ吐出油のアームシ
リンダへの供給が停止される。したがって、第2ブーム
を駆動させたときは、アームシリンダの伸長動作がおこ
なわれないようにアームを停止状態に保持することがで
きる。
【0049】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、
上記第1ポンプに連絡される管路と上記別のアーム用流
量制御弁の上流側とを連絡し、上記第1ポンプの圧油を
上記別のアーム用流量制御弁に供給可能な第2管路を設
けた構成にしてある。
【0050】このように構成した請求項6に係る発明で
は、アームと第2ブームの複合操作時には、第1ポンプ
の圧油を第2管路を介してアームシリンダに優先的に供
給できる。
【0051】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、
上記第2管路に固定絞りを設けた構成にしてある。
【0052】このように構成した請求項7に係る発明で
は、アームと第2ブームの複合操作時には、第1ポンプ
の圧油を第2管路を介してアームシリンダに供給可能で
あるとともに、アームシリンダへの当該第1ポンプの圧
油の供給量を固定絞りにより規定することができる。
【0053】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項8に係る発明は、請求項6に係る発明において、
上記第2管路に可変絞りを設けた構成にしてある。
【0054】このように構成した請求項8に係る発明で
は、アームと第2ブームの複合操作時には、第1ポンプ
の圧油を第2管路を介してアームシリンダに供給可能で
あるとともに、アームシリンダへの当該第1ポンプの圧
油の供給量を適宜可変に調整することができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の建設機械の油圧駆
動装置の実施形態について図に基づいて説明する。図1
は本発明の建設機械の油圧駆動装置の請求項1,2,3
に対応する第1の実施形態を示す油圧回路図である。こ
の図に示す第1の実施形態、及び後述の図2〜図6に示
す第2〜第6の実施形態のいずれも、例えば油圧ショベ
ルに適用させたものである。
【0056】第1の実施形態を示す図1において、前述
した図7に示すものと同等の機器、部材は同じ符号で示
してある。すなわち、図1に示す第1の実施形態にあっ
ても、図示しないが例えば3つの腕部材を備えている。
第1の腕部材は、旋回体に鉛直面内の回動可能に連結さ
れる第1ブームであり、第2の腕部材は、第1ブームに
鉛直面内の回動可能に連結される第2ブームであり、第
3の腕部材は、第2ブームに鉛直面内の回動可能に連結
されるアームである。掘削作業などの通常作業時には、
アームの先端にバケットが装着される。また、岩石や建
造物の破砕、破壊等の作業時には、バケットに代えてバ
イブレータとか把持装置等のアタッチメントがアームの
先端に装着される。また、容量可変機構13aを有する
第1ポンプ13と、容量可変機構14aを有する第2ポ
ンプ14と、これらのポンプ13,14に吸い込まれる
油を蓄えるタンク22とを備えるとともに、第1ブーム
を回動させる第1腕用油圧シリンダ、すなわち第1ブー
ムシリンダ1と、第2ブームを回動させる第2腕用油圧
シリンダ、すなわち第2ブームシリンダ2と、アームを
回動させるアームシリンダ3と、図示しないバケットを
回動させるバケットシリンダ4と、図示しない前述した
アタッチメントを回動させるアクチュエータ5とを備え
ている。
【0057】第1ポンプ13に連絡される流量制御弁群
には例えば、センタバイパス通路を有し、第1ポンプ1
3から吐出される圧油の流れを制御して、その圧油をバ
ケットシリンダ4に供給可能なバケット用流量制御弁1
1と、第1ポンプ13に対し、バケット用流量制御弁1
1とパラレル接続されるとともに、センタバイパス通路
を有し、第1ポンプ13から吐出される圧油の流れを制
御して、その圧油を第1ブームシリンダ1に供給可能な
第1腕用流量制御弁、すなわち第1ブーム用流量制御弁
6と、センタバイパス通路を有し、第1ブーム用流量制
御弁6の下流にタンデム接続され、第1ポンプ13から
吐出される圧油の流れを制御して、その圧油をアームシ
リンダ3に供給可能な第3腕用流量制御弁、すなわちア
ーム用流量制御弁9とが含まれている。
【0058】第2ポンプ14に連結される流量制御弁群
には例えば、第2ポンプ14から吐出される圧油の流れ
を制御して、その圧油をアームシリンダ3に供給可能な
別の第3腕用流量制御弁、すなわち別のアーム用流量制
御弁10と、第2ポンプ14から吐出される圧油の流れ
を制御し、その圧油を第1ブームシリンダ1に供給可能
な別の第1腕用流量制御弁、すなわち別の第1ブーム用
流量制御弁7と、第2ポンプ14から吐出される圧油の
流れを制御して、その圧油を前述したアタッチメントを
駆動するアクチュエータ5に供給可能な予備用流量制御
弁12とが含まれている。これらの別のアーム用流量制
御弁10と、別の第1ブーム用流量制御弁7と、予備用
流量制御弁12とは、第2ポンプ14に対してパラレル
に接続させてある。
【0059】前述したアーム用流量制御弁9及び別のア
ーム用流量制御弁10は、アーム用操作装置例えばパイ
ロット圧を発生させるアーム用パイロット弁15によっ
て切換えられ、予備用流量制御弁12は、アタッチメン
ト操作装置例えばパイロット圧を発生させるアタッチメ
ント用パイロット弁18によって切換えられ、前述した
第1ブーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム用流量制
御弁7は、第1ブーム用操作装置例えばパイロット圧を
発生させる第1ブーム用パイロット弁17によって切換
えられ、バケット用流量制御弁11は、バケット用操作
装置、例えばパイロット圧を発生させるバケット用パイ
ロット弁19によって切換えられる。以上の構成につい
ては、前述した図7に示す従来技術とほとんど同等であ
る。
【0060】この第1の実施形態にあっては、第2ブー
ムシリンダ2の駆動を制御する第2腕用流量制御弁、す
なわち第2ブーム用流量制御弁8をアーム用流量制御弁
9の下流に配置してある。この第2ブーム用流量制御弁
8は、第2ブーム用操作装置、例えばパイロット圧を発
生させる第2ブーム用パイロット弁16によって切換え
られる。
【0061】また、この第1の実施形態では、第2ブー
ム用流量制御弁8の切換え操作時に、第1ポンプ13の
圧油を当該第2ブーム用流量制御弁8に導く誘導手段を
備えている。この誘導手段は、例えば、第2ブーム用流
量制御弁8を切換えるパイロット圧を取り出してアーム
用流量制御弁9の一方の制御室9aに供給し、このアー
ム用流量制御弁9を同図1の左位置に切換えるシャトル
弁20と、アーム用流量制御弁9の同図1の左位置の設
定構造とを含むものである。この左位置の設定構造と
は、第1ブーム用流量制御弁6の下流と第2ブーム用流
量制御弁8の上流とを連通させる形状に設定した構造で
ある。
【0062】このように構成した第1の実施形態の動作
は、以下のとおりである。なお、今仮に、岩石等の破
壊、破砕作業などのために、アームの先端に、通常作業
である掘削作業等に活用されていたバケットに代えてバ
イブレータ、把持装置等のアタッチメントが装着されて
いるものとする。
【0063】(1)〔第1,第2ブーム、アームの3つ
の腕部材の回動と、アタッチメントの駆動との複合操
作〕 例えば第1ブーム用パイロット弁17を操作して第1ブ
ーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム用流量制御弁7
をハーフ操作した状態で、第2ブーム用パイロット弁1
6を操作して第2ブーム用流量制御弁8を切換え操作
し、アーム用パイロット弁15を操作してアーム用流量
制御弁9及び別のアーム用流量制御弁10を切換え操作
し、アタッチメント用パイロット弁18を操作して予備
用流量制御弁12を切換え操作すると、第1ポンプ13
の圧油は第1ブーム用流量制御弁6に導かれる。ここ
で、第2ブーム用流量制御弁8の切換えに伴い、第2ブ
ーム用パイロット弁16で発生させたパイロット圧がシ
ャトル弁20から取り出され、アーム用流量制御弁9の
制御室9aに与えられ、アーム用流量制御弁9は同図1
の左位置、すなわち、第1ブーム用流量制御弁6の下流
と、第2ブーム用流量制御弁8の上流とを連通させる左
位置に強制的に切換えられる。これにより、上述した第
1ブーム用流量制御弁6のハーフ操作に伴う第1ポンプ
13の余剰油は、アーム用流量制御弁9を経て第2ブー
ム用流量制御弁8に導かれる。したがって、第1ブーム
用流量制御弁6を介して第1ブームシリンダ1に、第1
ブーム用流量制御弁6のハーフストロークに相当する流
量が供給され、第1ブームを比較的遅い速度で回動させ
ることができ、また、第2ブーム用流量制御弁8を介し
て第2ブームシリンダ2に、この第2ブーム用流量制御
弁8の切換え操作量に相応する流量が供給され、第2ブ
ームを回動させることができる。また、第2ポンプ14
の圧油は、別の第1ブーム用流量制御弁7と別のアーム
用流量制御弁10と予備用流量制御弁12にパラレルに
供給される。したがって、別のアーム用流量制御弁10
を介してアームシリンダ3に流量が供給され、アームを
回動させることができ、予備用流量制御弁12を介して
アクチュエータ5に流量が供給され、アタッチメントを
駆動することができる。第1,第2ブーム、アーム及び
アタッチメントの駆動に係る負荷圧の大小関係によって
は、第2ポンプ14の余剰油が別の第1ブーム用流量制
御弁7を介して、前述した第1ブーム用流量制御弁6か
ら流出する圧油に合流して第1ブームシリンダ1に供給
され、第1ブームの回動に活用され、また、第1ポンプ
13の余剰油の一部がアーム用流量制御弁9の上流から
別のアーム用流量制御弁に、第2ポンプ14の圧油に合
流するように供給され、その合流された圧油がアームシ
リンダ3に供給され、アームの回動に活用される。この
ようにして、第1,第2ブーム、アームの全ての回動と
アタッチメントの駆動との複合操作を実現させることが
できる。
【0064】(2)〔第2ブーム、アームの回動とアタ
ッチメントの駆動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
第1ブーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム用流量制
御弁7の操作を停止させれば、第1ポンプ13の圧油が
第2ブーム用流量制御弁8を介して第2ブームシリンダ
2に供給され、第2ブームを回動させることができ、第
2ポンプ14の圧油が別のアーム用流量制御弁10を介
してアームシリンダ3に供給され、アームを回動させる
ことができ、また、第2ポンプ14の圧油が、予備用流
量制御弁12を介してアクチュエータ5に供給され、ア
タッチメントを駆動することができる。すなわち、第2
ブーム、アームの回動と、アタッチメントの駆動との複
合操作を実現させることができる。
【0065】(3)〔第1ブーム、アームの回動とアタ
ッチメントの駆動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
第2ブーム用流量制御弁8の操作を停止させれば、第1
ポンプ13の圧油が第1ブーム用流量制御弁6を介して
第1ブームシリンダ1に供給され、第1ブームを回動さ
せることができ、第2ポンプ14の圧油が別のアーム用
流量制御弁10を介してアームシリンダ3に供給され、
アームを回動させることができ、また、第2ポンプ14
の圧油が予備用流量制御弁12を介してアクチュエータ
5に供給され、アタッチメントを駆動することができ
る。すなわち、第1ブーム、アームの回動と、アタッチ
メントの駆動との複合駆動を実現させることができる。
【0066】(4)〔第1,第2ブームの回動とアタッ
チメントの駆動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
アーム用流量制御弁9及び別のアーム用流量制御弁10
の操作を停止させ、第1ブーム用流量制御弁6をハーフ
操作に保てば、第1ポンプ13の圧油が第1ブーム用流
量制御弁6を介して第1ブームシリンダ1に供給され、
第1ブームを回動させることができ、第1ブーム用流量
制御弁6から流出する第1ポンプ13の余剰油が第2ブ
ーム用流量制御弁8を介して第2ブームシリンダ2に供
給され、第2ブームを回動させることができ、第2ポン
プ14の圧油が予備用流量制御弁12を介してアクチュ
エータ5に供給され、アタッチメントを駆動させること
ができる。すなわち、第1,第2ブームの回動と、アタ
ッチメントの駆動との複合操作を実現させることができ
る。
【0067】(5)〔第1ブームとアタッチメントの駆
動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
第2ブーム用流量制御弁8、アーム用流量制御弁9及び
別のアーム用流量制御弁10の操作を停止させれば、第
1ポンプ13の圧油が第1ブーム用流量制御弁6を介し
て第1ブームシリンダ1に供給され、第2ポンプ14の
圧油が主として予備用流量制御弁12を介してアクチュ
エータ5に供給され、これにより、第1ブームとアタッ
チメントの駆動との複合操作を実現できる。
【0068】(6)〔第2ブームとアタッチメントの駆
動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
第1ブーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム用流量制
御弁7、アーム用流量制御弁9及び別のアーム用流量制
御弁10の操作を停止させれば、第1ポンプ13の圧油
が第2ブーム用流量制御弁8を介して第2ブームシリン
ダ2に供給され、第2ポンプ14の圧油が予備用流量制
御弁12を介してアクチュエータ5に供給され、これに
より、第2ブームとアタッチメントの駆動との複合操作
を実現できる。
【0069】(7)〔アームの回動とアタッチメントの
駆動との複合操作〕 上述した第1,第2ブーム、アームの3つの腕部材の回
動と、アタッチメントの駆動との複合操作の状態から、
第1ブーム用流量制御弁6及び別の第1ブーム用流量制
御弁7、第2ブーム用流量制御弁8の操作を停止させれ
ば、第1ポンプ13の圧油がアーム用流量制御弁9を介
してアームシリンダ3に供給され、第2ポンプ14の圧
油が例えば主に予備用流量制御弁12を介してアクチュ
エータ5に供給され、アームとアタッチメントの駆動と
の複合操作を実現できる。
【0070】以上のように、この第1の実施形態にあつ
ては、アタッチメントと、第1,第2ブーム、アームの
うちのどれとの複合操作も実現でき、当該アタッチメン
トによる作業の能率を向上させることができる。また、
アタッチメントの駆動と第2ブームの回動のいずれかを
選択する切換弁を要さず、アタッチメント、第2ブーム
を含む複合操作を実現できるので、上述した切換弁の操
作に伴う煩わしさ及び疲労感をオペレータに与えること
がなく、これに伴い良好な操作性を確保することができ
る。
【0071】図2は本発明の請求項1,2,3,4に対
応する第2の実施形態を示す油圧回路図である。この第
2の実施形態は、第2ブーム用流量制御弁8の切換え操
作時に、第1ポンプ13の圧油を第2ブーム用流量制御
弁8に導く誘導手段が、第1ポンプ13に対して、第1
ブーム用流量制御弁6と第2ブーム用流量制御弁8とを
パラレル接続する第1管路30を含む構成にしてある。
その他の構成については、前述した図1に示す第1の実
施形態と同等である。
【0072】このように構成した第2の実施形態では、
第2ブーム用パイロット弁16を操作して第2ブーム用
流量制御弁8を切換え操作すると、この第2ブーム用流
量制御弁8の上流に位置する第1ブーム用流量制御弁6
の切換え操作の如何にかかわらず、第1管路30を介し
て第1ポンプ13の圧油を、第2ブーム用流量制御弁8
に導き、第2ブームシリンダ2に供給して第2ブームを
回動させることができる。したがって、第1ブーム用流
量制御弁6がフルストローク切換え操作されたときであ
っても、確実に第2ブーム用流量制御弁8を介して第2
ブームシリンダ2に圧油を供給でき、第2ブームを回動
させることができる。その他の作用効果については、前
述した第1の実施形態と同等である。
【0073】図3は本発明の請求項1,2,3,5に対
応する第3の実施形態を示す油圧回路図である。この第
3の実施形態は、シャトル弁2から取り出されるパイロ
ット圧に応じて切換えられ、第1ポンプ13、第2ポン
プ14から吐出される圧油のアームシリンダ3への供給
を選択的に停止可能な切換弁21を設けた構成にしてあ
る。その他の構成については、前述した図1に示す第2
の実施形態と同等である。このように構成した第3の実
施形態では、第2ブーム用パイロット弁16の操作によ
り第2ブーム用流量制御弁8を切換えるパイロット圧が
シャトル弁20から取り出され、アーム用流量制御弁9
の一方の制御室9aに与えられ、このアーム用流量制御
弁9が同図3の左位置に切換えられる。このとき、シャ
トル弁20から取り出される上述したパイロット圧によ
り切換弁21が切換えられ、アーム用流量制御弁9の他
方の制御室9bが切換弁21を介してタンク22に連通
する。したがって、上述の一方の制御室9aに与えられ
るパイロット圧により、アーム用流量制御弁9は同図3
の左位置に確実に切換えられる。また、第2ポンプ14
側の別のアーム用流量制御弁10が同図3の左位置、す
なわち、アームシリンダ3を伸長させる切換位置に切換
えられているときは、この別のアーム用流量制御弁10
は強制的に中立状態に復帰させられる。これにより、ア
ーム用流量制御弁9を介しての、すなわち、アーム用流
量制御弁9の上流側からの第1ポンプ13の吐出油のア
ームシリンダ3への供給、及び別のアーム用流量制御弁
10を介しての第2ポンプ14の吐出油のアームシリン
ダ3への供給が停止される。つまり、アームが停止状態
に保持され、第2ブーム用流量制御弁8を介して供給さ
れる第1ポンプ13の圧油による第2ブームシリンダ2
の駆動に伴う第2ブームの回動だけが実施される。な
お、アームシリンダ3を収縮させる動作と、第2ブーム
の回動との複合動作については、切換弁21の切換え操
作は別のアーム用流量制御弁10の切換えに関与するこ
とがなく、したがって、この場合にはアームシリンダ3
の収縮に伴うアームの回動と、第2ブームの回動との複
合操作を実施できるとともに、それぞれの操作の独立性
を確保することができる。その他の作用効果について
は、前述した第2の実施形態と同等である。
【0074】図4は本発明の請求項1,2,3,5,6
に対応する第4の実施形態を示す油圧回路図である。こ
の第4の実施形態は、第1ポンプ13に連絡される管路
と第2ポンプ14側の別のアーム用流量制御弁10の上
流側とを連絡し、第1ポンプ13の圧油を別のアーム用
流量制御弁10に供給可能な第2管路40を設けた構成
にしてある。その他の構成については、前述した図3に
示す第3の実施形態と同等である。
【0075】このように構成した第4の実施形態では、
アーム用パイロット弁15と第2ブーム用パイロット弁
16とを操作しておこなわれるアームと第2ブームの複
合操作時には、すなわち、アームシリンダ3を収縮させ
るアームの回動と第2ブームの回動との複合操作時に
は、第1ポンプ13から吐出される圧油を第2管路40
を介して、別のアーム用流量制御弁10に、第2ポンプ
14から吐出される圧油と合流させるように供給するこ
とができ、これにより第1ポンプ13の圧油を第2ブー
ムシリンダ2よりもアームシリンダ3に優先的に供給さ
せることができ、このようなアームシリンダ3を収縮さ
せるアームの回動と第2ブームの回動との複合操作に際
し、アームの回動を優先させたい作業を能率よく実施で
きる。その他の作用効果は、前述した図3に示す第3の
実施形態と同等である。
【0076】図5は本発明の請求項1,2,3,5,
6,7に対応する第5の実施形態を示す油圧回路図であ
る。この第5の実施形態は、第2管路40に固定絞り4
1を設けた構成にしてある。その他の構成については、
前述した図4に示す第4の実施形態と同等である。
【0077】このように構成した第5の実施形態では、
アームシリンダ3を収縮させるアームの回動と第2ブー
ムの回動との複合操作時には、前述した第4の実施形態
と同様に、第1ポンプ13の圧油を第2管路40を介し
てアームシリンダ3に供給可能であるとともに、アーム
シリンダ3への当該第1ポンプ13の圧油の供給を固定
絞り41により一義的に規定することができる。したが
って、第1管路30、第2ブーム用流量制御弁8を介し
ての第2ブームシリンダ2への第1ポンプ13の圧油の
供給量と、第2管路40、別のアーム用流量制御弁10
を介してのアームシリンダ3への第1ポンプ13の圧油
の供給量の割合を、アクチュエータ5の作動に伴うアタ
ッチメントの駆動を介しておこなわれる作業の種類に好
適なものに設定することができ、これにより当該アタッ
チメントの駆動を介しておこなわれる作業の能率を向上
させることができる。その他の作用効果は、前述した図
4に示す第4の実施形態と同等である。
【0078】図6は本発明の請求項1,2,3,5,
6,8に対応する第6の実施形態を示す油圧回路図であ
る。この第6の実施形態は第2管路40に可変絞り42
を設けた構成にしてある。この可変絞り42は、アーム
シリンダ3を収縮させるようにアーム用パイロット弁1
5を操作したとき、そのアーム用パイロット弁15の操
作量が大きくなるにしたがって絞り量が大きくなるよう
に、つまり開口面積が小さくなるように変化させ、第2
管路40への第1ポンプ13の圧油の流通を規制気味に
動作する。その他の構成については、前述した図4に示
す第4の実施形態と同等である。
【0079】このように構成した第6の実施形態では、
アームシリンダ3を収縮させるアームの回動と第2ブー
ムの回動との複合操作に際して、別のアーム用流量制御
弁10を同図6の右位置に切換えるようにアーム用パイ
ロット弁15を操作したとき、アーム用パイロット弁1
5の操作量に対応して可変絞り42が同図6の右位置側
に切換えられ、この可変絞り42の開口量が小さくなる
ように変化する。したがって、このときは第1ポンプ1
3の圧油が可変絞り42で流れにくくなり、この第1ポ
ンプ13の圧油が、第1管路30、第2ブーム用流量制
御弁8を介して第2ブームシリンダ2側に多く導かれる
傾向となる。すなわち、アーム用パイロット弁15の操
作量を調整することによりアームの回動速度、第2ブー
ムの回動速度を適宜変え、最適なマッチングを確保する
ことができ、この観点から作業の能率を向上させること
ができる。
【0080】なお、上記では、建設機械の油圧駆動装置
として油圧ショベルの油圧駆動装置を挙げたが、腕部材
のうちのいずれかの腕部材とアタッチメントとを複合操
作させる構造の油圧駆動装置であれば、本発明は適用が
可能である。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明の各請求項に係る
発明によれば、少なくとも3つの腕部材とアタッチメン
トを有するものにあって、アタッチメントと、3つの腕
部材を形成するどの腕部材との複合操作も実現させるこ
とができ、当該アタッチメントによる作業の能率を従来
に比べて向上させることができる。
【0082】また、従来備えられていたようなアタッチ
メントの駆動と第2の腕部材の回動のいずれかを選択す
る切換弁を要さずに、アタッチメント、第2の腕部材を
含む複合操作を実現できるので、上述した切換弁の操作
に伴う煩わしさ及び疲労感をオペレータに与えることが
なく、これに伴い従来に比べて優れた操作性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第1の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図2】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第2の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図3】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第3の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図4】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第4の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図5】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第5の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図6】本発明の建設機械の油圧駆動装置の第6の実施
形態を示す油圧回路図である。
【図7】従来の建設機械の油圧駆動装置を示す油圧回路
図である。
【符号の説明】
1 第1ブームシリンダ(第1腕用油圧シリンダ) 2 第2ブームシリンダ(第2腕用油圧シリンダ) 3 アームシリンダ(第3腕用油圧シリンダ) 4 バケットシリンダ 5 アクチュエータ 6 第1ブーム用流量制御弁(第1腕用流量制御弁) 7 別の第1ブーム用流量制御弁(別の第1腕用流量
制御弁) 8 第2ブーム用流量制御弁(第2腕用流量制御弁) 9 アーム用流量制御弁(第3腕用流量制御弁) 9a 一方の制御室 9b 他方の制御室 10 別のアーム用流量制御弁(別の第3腕用流量制御
弁) 11 バケット用流量制御弁 12 予備用流量制御弁 13 第1ポンプ 13a 容量可変機構 14 第2ポンプ 14a 容量可変機構 15 アーム用パイロット弁 16 第2ブーム用パイロット弁 17 第1ブーム用パイロット弁 18 アタッチメント用パイロット弁 19 バケット用パイロット弁 20 シャトル弁(誘導手段) 21 切換弁 22 タンク 30 第1管路(誘導手段) 40 第2管路 41 固定絞り 42 可変絞り

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変容量型の第1ポンプ、第2ポンプ
    と、 第1の腕部材を回動させる第1腕用油圧シリンダ、上記
    第1の腕部材に連結される第2の腕部材を回動させる第
    2腕用油圧シリンダ、上記第2の腕部材に連結される第
    3の腕部材を回動させる第3腕用油圧シリンダ、及び上
    記第3の腕部材に連結可能なアタッチメントを駆動する
    アクチュエータと、 センタバイパス通路を有し、上記第1ポンプから吐出さ
    れる圧油の流れを制御して、その圧油を上記第1腕用油
    圧シリンダに供給可能な第1腕用流量制御弁、上記第1
    ポンプ及び第2ポンプのいずれかから吐出される圧油の
    流れを制御し、その圧油を上記第2腕用油圧シリンダに
    供給可能な第2腕用流量制御弁、センタバイパス通路を
    有し、上記第1腕用流量制御弁の下流にタンデム接続さ
    れ、上記第1ポンプから吐出される圧油の流れを制御し
    て、その圧油を上記第3腕用油圧シリンダに供給可能な
    第3腕用流量制御弁と、 上記第2ポンプから吐出される圧油の流れを制御し、そ
    の圧油を上記第3腕用油圧シリンダに供給可能な別の第
    3腕用流量制御弁、上記第2ポンプから吐出される圧油
    の流れを制御し、その圧油を上記第1腕用油圧シリンダ
    に供給可能な別の第1腕用流量制御弁、上記第2ポンプ
    から吐出される圧油の流れを制御し、その圧油を上記ア
    クチュエータに供給可能な予備用流量制御弁とを備え、 上記第2ポンプに対して、上記別の第3腕用流量制御弁
    と上記別の第1腕用流量制御弁と上記予備用流量制御弁
    とをパラレル接続した建設機械の油圧駆動装置におい
    て、 上記第2腕用流量制御弁を上記第3腕用流量制御弁の下
    流に配置し、 この第2腕用流量制御弁の切換え操作時に、上記第1ポ
    ンプの圧油を当該第2腕用流量制御弁に導く誘導手段を
    設けたことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 建設機械が油圧ショベルであり、 上記第1の腕部材が第1ブーム、上記第2の腕部材が第
    2ブーム、上記第3の腕部材がアームから成るととも
    に、上記第1腕用油圧シリンダが第1ブームシリンダ、
    上記第2腕用油圧シリンダが第2ブームシリンダ、上記
    第3腕用油圧シリンダがアームシリンダから成り、 上記第1腕用流量制御弁が第1ブーム用流量制御弁、 上記別の第1腕用流量制御弁が別の第1ブーム用流量制
    御弁、 上記第2腕用流量制御弁が第2ブーム用流量制御弁、 上記第3腕用流量制御弁がアーム用流量制御弁、 上記別の第3腕用流量制御弁が別のアーム用流量制御弁
    から成ることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油
    圧駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記第2ブーム用流量制御弁、及び上記
    アーム用流量制御弁が、油圧パイロット操作式の流量制
    御弁から成るとともに、 上記誘導手段が、上記第2ブーム用流量制御弁を切換え
    るパイロット圧を取り出して上記アーム用流量制御弁の
    制御室に供給し、このアーム用流量制御弁を切換えさせ
    るシャトル弁を含むことを特徴とする請求項2記載の建
    設機械の油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記誘導手段が、上記第1ポンプに対し
    て、上記第1ブーム用流量制御弁と第2ブーム用流量制
    御弁とをパラレル接続する第1管路を含むことを特徴と
    する請求項2記載の建設機械の油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記シャトル弁から取り出されるパイロ
    ット圧に応じて切換えられ、上記第1ポンプ、第2ポン
    プから吐出される圧油の上記アームシリンダへの供給を
    選択的に停止可能な切換弁を設けたことを特徴とする請
    求項3記載の建設機械の油圧駆動装置。
  6. 【請求項6】 上記第1ポンプに連絡される管路と、上
    記別のアーム用流量制御弁の上流側とを連絡し、上記第
    1ポンプの圧油を上記別のアーム用流量制御弁に供給可
    能な第2管路を設けたことを特徴とする請求項5記載の
    建設機械の油圧駆動装置。
  7. 【請求項7】 上記第2管路に固定絞りを設けたことを
    特徴とする請求項6記載の建設機械の油圧駆動装置。
  8. 【請求項8】 上記第2管路に可変絞りを設けたことを
    特徴とする請求項6記載の建設機械の油圧駆動装置。
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