JP2635206B2 - 掘削作業車の油圧回路構造 - Google Patents

掘削作業車の油圧回路構造

Info

Publication number
JP2635206B2
JP2635206B2 JP2238092A JP23809290A JP2635206B2 JP 2635206 B2 JP2635206 B2 JP 2635206B2 JP 2238092 A JP2238092 A JP 2238092A JP 23809290 A JP23809290 A JP 23809290A JP 2635206 B2 JP2635206 B2 JP 2635206B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
oil
control valves
control valve
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2238092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04118428A (ja
Inventor
一善 有井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=17025047&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2635206(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2238092A priority Critical patent/JP2635206B2/ja
Publication of JPH04118428A publication Critical patent/JPH04118428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2635206B2 publication Critical patent/JP2635206B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油圧式走行装置を左右一対備えた掘削作業車
の油圧回路構造に関する。
〔従来の技術〕
前述のような掘削作業車においては、例えば特開昭57
−184137号公報の第2図に開示されているように、第1
及び第2ポンプからの作動油を先ず油圧式走行装置用の
走行制御弁に供給し、走行制御弁の下手側に掘削作業装
置用の作業制御弁を接続しているものがある。
走行しながら掘削作業装置を作動させる場合、走行制
御弁よりも上手側(第1及び第2ポンプ側)に作業制御
弁が位置していると、第1又は第2ポンプからの作動油
が作業制御側に奪われてしまうので、左右の油圧式走行
装置を作動させる直進時には片側の油圧式走行装置の回
転数が低下して、機体が斜めに向いてしまったり、片側
の油圧式走行装置のみを作動させる旋回時には、この油
圧式走行装置の回転数が低下して、旋回がうまく行えな
いようなことになる場合がある。前記公報の第2図に示
す構造では、第1及び第2ポンプからの作動油を先ず走
行制御弁に供給しており、走行時に掘削作業装置を作動
させても、油圧式走行装置の回転数が低下しないように
している。
前記公報の第2図に示す構造のように、走行制御弁を
上手側に配置し作業制御弁を下手側に配置した機体の走
行を重視する構造では、逆に走行制御弁の下手側(作業
制御弁側)が作動油の不足気味となるので、走行中に掘
削作業装置が作動し難くなる。そこで、前記公報の第2
図に示す構造では掘削作業装置の旋回用の第3ポンプを
備えて、第3ポンプからの作動油を、走行制御弁の下手
側に適時供給するように構成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記公報の第2図に示す構造では、掘削作業装置用の
一つの油圧アクチュエータに第1及び第2ポンプからの
作動油を合流させて供給する一対の作業制御弁を、右側
及び左側の油圧式走行装置用の走行制御弁の各々に複数
組接続しており、掘削作業装置用の一つの油圧アクチュ
エータを作動させる際には、この油圧アクチュエータに
対応する一対の作業制御弁を同時に操作することにな
る。これにより、機体の停止状態(左右の油圧式走行装
置を停止させた状態)で一対の作業制御弁を操作する
と、第1及び第2ポンプと言う二つのポンプからの作動
油が一対の作業制御弁から合流して、掘削作業装置用の
一つの油圧アクチュエータに供給されることになり、こ
の油圧アクチュエータが比較的高速で作動する状態とな
る。
これに対し前記公報の第2図に示す構造において、機
体の走行状態で前述のように一対の作業制御弁を操作す
ると、第1及び第2ポンプと言う二つのポンプからの合
流した作動油ではなく、第3ポンプと言う一つのポンプ
からの作動油が一方の作動制御弁に供給される状態とな
って、前述の状態よりも掘削作業装置用の油圧アクチュ
エータが比較的低速で作動する状態となる。
以上のように前記公報の第2図に示す構造では、機体
の停止状態及び走行状態で作業制御弁を操作すると、掘
削作業装置用の油圧アクチュエータの作動速度が違うも
のとなってしまうので、慣れていない作業者では違和感
を持ってしまうことがある。
本発明は、前述のように機体の走行状態で掘削作業装
置用の作業制御弁を操作した際、掘削作業装置の旋回用
の第3ポンプからの作動油を掘削作業装置用の作業装置
弁に供給するように構成した掘削作業車の油圧回路構造
において、機体の停止状態及び走行状態に関係なく、掘
削作業装置用の油圧アクチュエータの作動速度が略同じ
になるように構成することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は掘削作業車の油圧回路構造において、
次のように構成することにある。
(1) 第1ポンプ及び第2ポンプの最上手側部の各々に、左
右一対の油圧式走行装置用の走行制御弁を接続し、走行
制御弁の下手側の各々に、掘削作業装置用の複数の油圧
アクチュエータの各々に対応して作動油を供給する複数
の作業制御弁を接続して、 走行制御弁を油圧式走行装置に作動油を供給する走行
装置、及び作業制御弁に作動油を供給する停止位置に操
作自在に構成すると共に、 第3ポンプに掘削作業装置の旋回用の油圧アクチュエ
ータの旋回制御弁を接続し、第3ポンプからの作動油を
作業制御弁に供給可能な切換弁を備えて、 走行制御弁が走行位置に操作され、且つ、作業制御弁
が油圧アクチュエータへの作動油の供給位置に操作され
ると、切換弁を作業制御弁への作動油の供給側に操作す
る操作手段を備えてある。
(2) 第1ポンプ及び第2ポンプの最上手側部の各々に、左
右一対の油圧式走行装置用の走行制御弁を接続し、走行
制御弁の下手側の各々に、掘削作業装置用の複数の油圧
アクチュエータの各々に対応して作動油を供給する複数
の作業制御弁を接続して、 走行制御弁を油圧式走行装置に作動油を供給する走行
装置、及び作業制御弁に作動油を供給する停止位置に操
作自在に構成すると共に、 中立位置にバイパス部を備えたセンターバイパス型式
で、掘削作業装置の旋回用の油圧アクチュエータの旋回
制御弁を備えて、第3ポンプからの第1油路を、旋回制
御弁のバイパス部及び作動油給排用のポートに並列的に
接続し、 第1油路から分岐して旋回制御弁を迂回する第2油路
と、旋回制御弁のバイパス部からの第3油路とにおい
て、第3油路を遮断し且つ第2油路からの作動油を、作
業制御弁に供給可能な切換弁を備えて、 走行制御弁が走行位置に操作され、且つ、作業制御弁
が油圧アクチュエータへの作動油の供給位置に操作され
ると、切換弁を作業制御弁への作動油の供給側に操作す
る操作手段を備えてある。
(3) 前項(2)の構成において切換弁を、第3油路を遮断
し且つ第2油路からの作動油を作業制御弁に供給する状
態と、第3油路を遮断し且つ第2油路からの作動油をサ
ービスポートに供給する状態とに操作可能に構成してあ
る。
〔作 用〕
(i) 請求項1.の特徴によると例えば第1図に示すように、
機体の停止状態(走行制御弁(13a),(13b)の停止装
置)で、一つの作業制御弁(15),(19),(21)を供
給位置に操作すると、第1ポンプ(10)からの作動油
が、走行制御弁(13a)から作動制御弁(15)を介し
て、掘削作業装置用の一つの油圧アクチュエータ(8)
に供給される状態となるか、第2ポンプ(16)からの作
動油が、走行制御弁(13b)から作業制御弁(19)又は
(21)を介して、掘削作業装置用の一つの油圧アクチュ
エータ(9)又は(7)に供給される状態となる。この
ように、機体の停止状態で作業制御弁を供給位置に操作
した際、第1又は第2ポンプと言う一つのポンプからの
作動油が、掘削作業装置用の油圧アクチュエータに供給
される状態となる。
これに対して、機体の走行状態(走行制御弁(13
a),(13b)の走行位置)で、前述のように一つの作業
制御弁(15),(19),(21)を供給位置に操作する
と、第3ポンプ(27)と言う一つのポンプからの作動油
が、切換弁(31)を介して作業制御弁(15),(19),
(21)に供給される状態となる。この場合、機体の走行
状態において掘削作業装置の旋回用の油圧アクチュエー
タを作動させることは少ないので、機体の走行状態にお
いて、第3ポンプからの作動油を作業制御弁に供給して
も特に支障はない。
以上のように請求項1.の特徴によると、機体の停止状
態で作業制御弁を供給位置に操作しても、機体の走行状
態で作業制御弁を供給位置に操作しても、掘削作業装置
用の油圧アクチュエータに、第1,2,3ポンプのうちいず
れか一つのポンプからの作動油が供給されると言う状態
となり、機体の停止状態及び走行状態に関係なく、掘削
作業装置用の油圧アクチュエータの作動速度が略同じも
のになる。
(ii) 請求項1.の特徴によると、機体の走行状態で作業制御
弁を供給位置に操作すると、第3ポンプからの作動油が
切換弁を介して作業制御弁に供給される。
このように第3ポンプからの作動油を作業制御弁に供
給する際、多数の開閉弁等を使用することなく、一つの
切換弁により第3ポンプからの作動油を作業制御弁に供
給するように構成することが可能になる。
(iii) 請求項2.の特徴によると、請求項1.の場合と同様に前
項(i)(ii)に記載の「作用」を備えており、これに
加えて以下のような「作用」を備えている。
請求項2.の特徴によると例えば第1図に示すように、
第3ポンプ(27)からの第1油路(28)に接続されるセ
ンターバイパス型式の旋回制御弁(25)に対して、旋回
制御弁(25)を迂回するように第2油路(29)が第1油
落(28)から分岐しており、機体の走行状態で前述のよ
うに作業制御弁(15),(19),(21)を供給位置に操
作すると、第3ポンプ(27)と言う一つのポンプからの
作動油が、旋回制御弁(25)のバイパス部(25a)を介
してではなく、第2油路(29)多び切換弁(31)を介し
て、作業制御弁(15),(19),(21)に供給される。
この場合、第3ポンプからの作動油を、旋回制御弁の
バイパス部を介して作業制御弁に供給するように構成す
ると、旋回制御弁のバイパス部での圧力損失が考えられ
るが、請求項2.の特徴によると旋回制御弁のバイパス部
ではなく、通常の油路(第2油路)を介して、第3ポン
プからの作動油を作業制御弁に供給するように構成して
いるので、圧力損圧を伴うものではない。
第3ポンプに接続される旋回制御弁が、中立位置にバ
イパス部を備えたセンターバイパス型式なので、この旋
回制御弁に同様なセンターバイパス型式の別の制御弁を
多く接続することが容易に行える。
(iv) 請求項3.の特徴によると、請求項1.及び2.の場合と同
様に前項(i)(ii)(iii)に記載の「作用」を備え
ており、これに加えて以下のような「作用」を備えてい
る。
請求項3.の特徴によると例えば第3図に示すように、
サービスポートを備えた掘削作業車において、切換弁
(31)が作業制御弁(15),(19),(21)に作動油を
供給する為のものであると同時に、サービスポート(3
8)に作動油を供給するものにも兼用される。
〔発明の効果〕
請求項1.記載の特徴によると、機体の走行状態で掘削
作業装置用の作業制御弁を供給位置に操作した際、掘削
作業装置の旋回用の第3ポンプからの作動油を掘削作業
装置用の作業制御弁に供給するように構成した掘削作業
車の油圧回路構造において、機体の停止状態で作業制御
弁を供給位置に操作しても、機体の走行状態で作業制御
弁を供給位置に操作しても、これに関係なく掘削作業装
置用の油圧アクチュエータの作動速度が略同じものにな
る。これにより、機体の停止状態及び走行状態で掘削作
業装置用の油圧アクチュエータの作動速度が違うことに
より作業者が違和感を持ち、この違和感による思い違い
によって、作業者が誤動作を行ってしまうと言うような
状態を未然に防止することができる。
さらに請求項1.の特徴によると、第3ポンプからの作
動油を作業制御弁に供給する際、多数の開閉弁等を使用
することなく、一つの切換弁により第3ポンプからの作
動油を作業制御弁に供給するように構成することが可能
になるので、構造の簡素化の面でも有利なものとなる。
請求項2.の特徴によると、請求項1.の場合と同様に前
述の請求項1.の「発明の効果」を備えており、これに加
えて以下のような「発明の効果」を備えている。
請求項2.の特徴によると、第3ポンプからの作動油を
旋回制御弁のバイパス部を介してではなく、通常の油路
(第2油路)を介して作業制御弁に供給するように構成
し圧力損失を抑えているので、圧力損失に伴う不具合を
抑えると言う面で有利なものとなる。
請求項2.の特徴のように第3ポンプに供給される旋回
制御弁を、中立位置にバイパス部を備えたセンターバイ
パス型式に構成することにより、この旋回制御弁に同様
なセンターバイパス型式の別の制御弁を多く接続するこ
とが容易に行えるので、第3ポンプに種々の機能の油圧
アクチュエータを装備し易い油圧回路構造が得られる。
請求項3.の特徴によると、請求項1.及び2.の場合と同
様に前述の請求項1.及び2.の「発明の効果」を備えてお
り、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えて
いる。
請求項3.の特徴によると、第3ポンプからの作動油を
作業制御弁に供給する切換弁を、サービスポート用にも
兼用するように構成しているので、さらに機能の向上及
び構造の簡素化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はバックホウの全体側面を示しており、左右一
対のクローラ走行装置(1a),(1b)(油圧式走行装置
に相当)の上部に旋回台(2)が支持され、旋回台
(2)の前部にバックホウ装置(3)(掘削作業装置に
相当)が備えられている。
バックホウ装置(3)は、第1油圧シリンダ(7)
(油圧アクチュエータに相当)により上下に揺動駆動さ
れるブーム(4)、第2油圧シリンダ(8)(油圧アク
チュエータに相当)により前後に揺動駆動されるアーム
(5)、及び第3油圧シリンダ(9)(油圧アクチュエ
ータに相当)により掻き込み揺動駆動されるバケット
(6)等で構成されている。
次に、第1,2,3油圧シリンダ(7),(8),(9)
に対する油圧回路構造について説明する。第1図に示す
ように、第1ポンプ(10)からの油路(11)が、右のク
ローラ走行装置(1a)の油圧モータ(12a)に対するセ
ンターバイパス型式の制御弁(13a)(走行制御弁に相
当)に接続され、制御弁(13a)からの油路(14)が、
アーム(5)用の第2油圧シリンダ(8)に対するセン
ターバイパス型式の制御弁(15)(作業制御弁に相当)
に接続されている。
第2ポンプ(16)からの油路(17)が、左のクローラ
走行装置(1b)の油圧モータ(12b)に対するセンター
バイパス型式の制御弁(13b)(走行制御弁に相当)に
接続されている。制御弁(13b)からの油路(18)が、
バケット(6)用の第3油圧シリンダ(9)に対するセ
ンターバイパス型式の制御弁(19)(作業制御弁に相
当)に接続され、油路(18)から分岐した油路(20)
が、ブーム(4)用の第1油圧シリンダ(7)に対する
センターバイパス型式の制御弁(21)(作業制御弁に相
当)に接続されている。
第1図に示すように、旋回台(2)の旋回駆動用の油
圧モータ(22)(油圧アクチュエータに相当)、及び第
2図のドーザ(23)用の第4油圧シリンダ(24)に対し
て、中立位置(25N),(26N)に、バイパス部(25
a),(26a)を備えたセンターバイパス型式の制御弁
(25)(旋回制御弁に相当)及び制御弁(26)が備えら
れている。制御弁(25),(26)の中立位置(25N),
(26N)において、第3ポンプ(27)からの第1油路(2
8)が、制御弁(25),(26)のバイパス部(25a),
(26a)及び制御弁(25),(26)における作動油給排
用の各ポートに並列的に接続されている。
第1油路(28)から分岐した第2油路(29)と、最下
手側の制御弁(26)のバイパス部(26a)からの第3油
路(30)とが切換弁(31)に接続されており、切換弁
(31)からの油路(32)が油路(14)及び油路(18),
(20)に並列的に接続されている。
切換弁(31)はパイロット操作式であり、第1,2,3油
圧シリンダ(7),(8),(9)の何れかに作動油が
給排操作されると、そこからのパイロット圧を切換弁
(31)に供給するパイロット油路(33)が設けられ、パ
イロット油路(33)に電磁操作式の開閉弁(34)が設け
られている。クローラ走行装置(1a),(1b)用の制御
弁(13a),(13b)において、中立位置(停止位置に相
当)から正転位置(走行位置に相当)、又は逆転位置
(走行位置に相当)に操作されたことを検出するリミッ
トスイッチ(35a),(35b)が設けられており、両方の
リミットスイッチ(35a),(35b)のうちの少なくとも
一方から信号が入力されると(制御弁(13a),(13b)
のうちの少なくとも一方が正転又は逆転位置に操作され
た状態)、開閉弁(34)を開操作する制御装置(36)が
備えられている。
以上の構造により、通常の状態では切換弁(31)は第
1図に示す中立位置(31N)に位置しており、第2油路
(29)が遮断されて第3油路(30)がタンク(37)に連
通している。制御弁(13a),(13b)のうちの少なくと
も一方が、正転又は逆転位置に操作されると(左右のク
ローラ走行装置(1a),(1b)のうちの少なくとも一方
が作動する状態)、開閉弁(34)が開操作される。この
状態において制御弁(15),(19),(21)のうちの何
れかを操作(供給位置)すると、第1,2,3油圧シリンダ
(7),(8),(9)への作動油供給系からパイロッ
ト圧が発生し、このパイロット圧によって切換弁(31)
が第1位置(31a)に操作される。
これにより、第3油路(30)が遮断されて第2油路
(29)が油路(32)に連通し、第3ポンプ(27)からの
作動油が第2油路(29)及び油路(32)を介して、制御
弁(15),(19),(21)の油路(14),(18),(2
0)に供給される。
〔別実施例〕
油圧式のプレーカ等の他の油圧装置接続用のサービス
ポート(38)を備えた機体の場合、第3図に示すよう
に、サービスポート(38)への作動油の給排方向を切換
操作するセンターバイパス型式の制御弁(39)を切換弁
(31)に接続する。
この構造では切換弁(31)の中立位置(31N)にて第
2油路(29)、制御弁(15),(19),(21)への油路
(32)及びサービスポート(38)用の制御弁(39)への
油路(40)が遮断され、第3油路(30)がタンク(37)
に連通する。切換弁(31)の第1位置(31a)にて第2
油路(29)と油路(32)が連通し、第3油路(30)及び
油路(40)が遮断される。切換弁(31)の第2位置(31
b)にて第3油路(30)及び油路(32)が遮断され、第
2油路(29)がサービスポート(38)用の制御弁(39)
への油路(40)に連通する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る掘削作業車の油圧回路構造の実施例
を示し、第1図は第1〜4油圧シリンダ、油圧モータ及
び制御弁の油圧回路図、第2図はバックホウの全体側面
図、第3図は別実施例における切換弁付近の油圧回路図
である。 (1a),(1b)……油圧式走行装置、(3)……掘削作
業装置、 (7),(8),(9)……掘削作業装置用の油圧アク
チュエータ、(10)……第1ポンプ、 (13a),(13b)……走行制御弁、(15),(19),
(21)……作業制御弁、 (16)……第2ポンプ、(22)……掘削作業装置の旋回
用の油圧アクチュエータ、 (25)……旋回制御弁、(25N)……旋回制御弁の中立
位置、 (25a)……旋回制御弁のバイパス部、(27)……第3
ポンプ、(28)……第1油路、 (29)……第2油路、(30)……第3油路、(31)……
切換弁、 (38)……サービスポート。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ポンプ(10)及び第2ポンプ(16)の
    最上手側部の各々に、左右一対の油圧式走行装置(1
    a),(1b)用の走行制御弁(13a),(13b)を接続
    し、前記走行制御弁(13a),(13b)の下手側の各々
    に、掘削作業装置(3)用の複数の油圧アクチュエータ
    (7),(8),(9)の各々に対応して作動油を供給
    する複数の作業制御弁(15),(19),(21)を接続し
    て、 前記走行制御弁(13a),(13b)を前記油圧式走行装置
    (1a),(1b)に作動油を供給する走行装置、及び前記
    作業制御弁(15),(19),(21)に作動油を供給する
    停止位置に操作自在に構成すると共に、 第3ポンプ(27)に前記掘削作業装置(3)の旋回用の
    油圧アクチュエータ(22)の旋回制御弁(25)を接続
    し、前記第3ポンプ(27)からの作動油を前記作業制御
    弁(15),(19),(21)に供給可能な切換弁(31)を
    備えて、 前記走行制御弁(13a),(13b)が走行位置に操作さ
    れ、且つ、前記作業制御弁(15),(19),(21)が前
    記油圧アクチュエータ(7),(8),(9)への作動
    油の供給位置に操作されると、前記切換弁(31)を前記
    作業制御弁(15),(19),(21)への作動油の供給側
    に操作する操作手段を備えてある掘削作業車の油圧回路
    構造。
  2. 【請求項2】第1ポンプ(10)及び第2ポンプ(16)の
    最上手側部の各々に、左右一対の油圧式走行装置(1
    a),(1b)用の走行制御弁(13a),(13b)を接続
    し、前記走行制御弁(13a),(13b)の下手側の各々
    に、掘削作業装置(3)用の複数の油圧アクチュエータ
    (7),(8),(9)の各々に対応して作動油を供給
    する複数の作業制御弁(15),(19),(21)を接続し
    て、 前記走行制御弁(13a),(13b)を前記油圧式走行装置
    (1a),(1b)に作動油を供給する走行装置、及び前記
    作業制御弁(15),(19),(21)に作動油を供給する
    停止位置に操作自在に構成すると共に、 中立位置(25N)にバイパス部(25a)を備えたセンター
    バイパス型式で、前記掘削作業装置(3)の旋回用の油
    圧アクチュエータ(22)の旋回制御弁(25)を備えて、
    第3ポンプ(27)からの第1油路(28)を、前記旋回制
    御弁(25)のバイパス部(25a)及び作動油給排用のポ
    ートに並列的に接続し、 前記第1油路(28)から分岐して前記旋回制御弁(25)
    を迂回する第2油路(29)と、前記旋回制御弁(25)の
    バイパス部(25a)からの第3油路(30)とにおいて、
    前記第3油路(30)を遮断し且つ前記第2油路(29)か
    らの作動油を、前記作業制御弁(15),(19),(21)
    に供給可能な切換弁(31)を備えて、 前記走行制御弁(13a),(13b)が走行位置に操作さ
    れ、且つ、前記作業制御弁(15),(19),(21)が前
    記油圧アクチュエータ(7),(8),(9)への作動
    油の供給位置に操作されると、前記切換弁(31)を前記
    作業制御弁(15),(19),(21)への作動油の供給側
    に操作する操作手段を備えてある掘削作業車の油圧回路
    構造。
  3. 【請求項3】前記切換弁(31)を、前記第3油路(30)
    を遮断し且つ前記第2油路(29)からの作動油を前記作
    業制御弁(15),(19),(21)に供給する状態と、前
    記第3油路(30)を遮断し且つ前記第2油路(29)から
    の作動油をサービスポート(38)に供給する状態とに操
    作可能に構成してある請求項2.記載の掘削作業車の油圧
    回路構造。
JP2238092A 1990-09-06 1990-09-06 掘削作業車の油圧回路構造 Expired - Lifetime JP2635206B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2238092A JP2635206B2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 掘削作業車の油圧回路構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2238092A JP2635206B2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 掘削作業車の油圧回路構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04118428A JPH04118428A (ja) 1992-04-20
JP2635206B2 true JP2635206B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=17025047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2238092A Expired - Lifetime JP2635206B2 (ja) 1990-09-06 1990-09-06 掘削作業車の油圧回路構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2635206B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4137431B2 (ja) 2001-11-09 2008-08-20 ナブテスコ株式会社 油圧回路
KR100656046B1 (ko) * 2002-11-25 2006-12-08 두산인프라코어 주식회사 소형 굴삭기의 암속도 제어장치
JP3992612B2 (ja) * 2002-12-26 2007-10-17 株式会社クボタ バックホウの油圧回路構造
JP4262213B2 (ja) * 2005-03-14 2009-05-13 ヤンマー株式会社 バックホーローダの油圧回路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184137A (en) * 1981-05-06 1982-11-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd Oil-pressure circuit for oil-pressure working machine
JPH0216221A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Kubota Ltd 作業車の油圧構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04118428A (ja) 1992-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101932304B1 (ko) 작업 기계의 유압 구동 장치
EP0927794B1 (en) Turning excavator comprising a hydraulic circuit
JPH1113091A (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JPH0791846B2 (ja) 油圧パワーショベルのサービス弁回路
JP2003148407A (ja) 油圧回路
JP2635206B2 (ja) 掘削作業車の油圧回路構造
JP2003184815A (ja) 建設機械の油圧制御装置及び油圧ショベルの油圧制御装置
JPH0216416B2 (ja)
JPH0374292B2 (ja)
JP3764249B2 (ja) 建設車両のアクチュエータ作動回路
JP3061529B2 (ja) ローダフロント付き油圧ショベルの油圧駆動装置
JP2000220168A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JPH09165791A (ja) 作業機械の油圧回路
JP2624268B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JP3724187B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JPS6340531Y2 (ja)
JP2001221202A (ja) 建設機械の油圧回路
JPS61113932A (ja) 建設機械の補助作業機用油圧回路
JPH09165796A (ja) 作業機械の油圧回路
JPS6078022A (ja) 油圧ショベルの油圧回路
JPS60133128A (ja) 油圧掘削機の油圧回路
JPS5961633A (ja) 油圧作業機の油圧回路
JPH0643259Y2 (ja) 建設機械の油圧装置
JPH0633009Y2 (ja) 油圧ショベルの油圧回路
JPS6238499B2 (ja)