JP2001221202A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents
建設機械の油圧回路Info
- Publication number
- JP2001221202A JP2001221202A JP2000032296A JP2000032296A JP2001221202A JP 2001221202 A JP2001221202 A JP 2001221202A JP 2000032296 A JP2000032296 A JP 2000032296A JP 2000032296 A JP2000032296 A JP 2000032296A JP 2001221202 A JP2001221202 A JP 2001221202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- switching valve
- unload
- valve
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P80/00—Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
- Y02P80/10—Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エネルギー消費を少なくし,直進時に必要な
操作が容易になる建設機械の油圧回路を提供することを
課題としている。 【解決手段】 油圧ポンプの出力油路にアクチュエータ
を制御する方向切換弁を接続し,下流を油タンクに接続
した建設機械の油圧回路において、前記方向切換弁の上
流にアンロード切換弁を設け,該アンロード切換弁の出
力側の第1ポートを方向切換弁の上流に接続し、第2ポ
ートを油タンクに直接接続し、パイロットポートにアン
ロード信号を印加したときは第2ポートに切り換わり,
ロード信号を印加したときは、前記方向切換弁が何れも
中立状態にある場合を除き、第1ポートに切り換わるよ
うに構成したことを特徴とする
操作が容易になる建設機械の油圧回路を提供することを
課題としている。 【解決手段】 油圧ポンプの出力油路にアクチュエータ
を制御する方向切換弁を接続し,下流を油タンクに接続
した建設機械の油圧回路において、前記方向切換弁の上
流にアンロード切換弁を設け,該アンロード切換弁の出
力側の第1ポートを方向切換弁の上流に接続し、第2ポ
ートを油タンクに直接接続し、パイロットポートにアン
ロード信号を印加したときは第2ポートに切り換わり,
ロード信号を印加したときは、前記方向切換弁が何れも
中立状態にある場合を除き、第1ポートに切り換わるよ
うに構成したことを特徴とする
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械の油圧
回路の技術分野に属する。更に,詳細には安全性とエネ
ルギー消費を減少させることを目的とした建設機械の油
圧回路の技術分野に属する。
回路の技術分野に属する。更に,詳細には安全性とエネ
ルギー消費を減少させることを目的とした建設機械の油
圧回路の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来装置においては,ゲートロックレバ
ーの開閉に合わせて、ゲートロックレバーの開いた状態
(乗降可能な状態)では作業機のアクチュエータを操作
不可能にし、ゲートロックレバーの閉じた状態(乗降困
難な状態)ではアクチュエータを操作可能にするロック
装置が採用されている。このために、方向切換弁のパイ
ロットポートにパイロット油圧が作用しないようにリモ
コン弁の出力ポートと方向切換弁のパイロットポートと
の間の油路を遮断する回路(以下従来回路1という。)
が利用されていた。このような回路は、例えば平成7年
公開実用新案公報第15859号に開示されている。し
かし、この種の回路では走行用方向切換弁の切換操作に
パイロット油圧を利用していないの機械では走行レバー
に誤って触れた場合でもアクチュエータ作動するので安
全が確保できなかった。
ーの開閉に合わせて、ゲートロックレバーの開いた状態
(乗降可能な状態)では作業機のアクチュエータを操作
不可能にし、ゲートロックレバーの閉じた状態(乗降困
難な状態)ではアクチュエータを操作可能にするロック
装置が採用されている。このために、方向切換弁のパイ
ロットポートにパイロット油圧が作用しないようにリモ
コン弁の出力ポートと方向切換弁のパイロットポートと
の間の油路を遮断する回路(以下従来回路1という。)
が利用されていた。このような回路は、例えば平成7年
公開実用新案公報第15859号に開示されている。し
かし、この種の回路では走行用方向切換弁の切換操作に
パイロット油圧を利用していないの機械では走行レバー
に誤って触れた場合でもアクチュエータ作動するので安
全が確保できなかった。
【0003】そこで,上記問題点を改良した建設機械の
油圧回路が、例えば平成9年公開特許公報第32910
7号に開示されている。該公報に記載されている回路
(以下従来回路2という。)は該公報の図1に示されて
いる。図4に前記図1の回路の概略を示し,図5にアン
ロード弁の詳細を示す。この回路では方向切換弁を3つ
のグループ,第1系統〜第3系統に分け,第1系統には
第1油圧ポンプP1の出力油圧が第1アンロード弁21
0を連通したのち第1系統に属する方向切換弁(上流か
ら走行用方向切換弁107、ブーム用方向切換弁108
及びバケット用方向切換弁109)を通過し、油タンク
に接続されている。第2系統に第2油圧ポンプP2の出
力油圧が第1アンロード弁を連通したのち第2系統に属
する方向切換弁(上流から走行用方向切換弁106、ア
ーム用方向切換弁105及びPTO用方向切換弁10
4)を通過し、油タンクに接続されている。第3系統に
は第3油圧ポンプP3の出力油圧が第3系統に属する方
向切換弁(上流からスイング用方向切換弁101、ブレ
ード用方向切換弁102及び旋回用方向切換弁103)
を通過した後で第2アンロード弁220を通過して油タ
ンクに接続されている。
油圧回路が、例えば平成9年公開特許公報第32910
7号に開示されている。該公報に記載されている回路
(以下従来回路2という。)は該公報の図1に示されて
いる。図4に前記図1の回路の概略を示し,図5にアン
ロード弁の詳細を示す。この回路では方向切換弁を3つ
のグループ,第1系統〜第3系統に分け,第1系統には
第1油圧ポンプP1の出力油圧が第1アンロード弁21
0を連通したのち第1系統に属する方向切換弁(上流か
ら走行用方向切換弁107、ブーム用方向切換弁108
及びバケット用方向切換弁109)を通過し、油タンク
に接続されている。第2系統に第2油圧ポンプP2の出
力油圧が第1アンロード弁を連通したのち第2系統に属
する方向切換弁(上流から走行用方向切換弁106、ア
ーム用方向切換弁105及びPTO用方向切換弁10
4)を通過し、油タンクに接続されている。第3系統に
は第3油圧ポンプP3の出力油圧が第3系統に属する方
向切換弁(上流からスイング用方向切換弁101、ブレ
ード用方向切換弁102及び旋回用方向切換弁103)
を通過した後で第2アンロード弁220を通過して油タ
ンクに接続されている。
【0004】また,第3系統と第2系統との間,即ち方
向切換弁103と方向切換弁104との間に第2アンロ
ード弁220を介在させ,第1系統と第2系統の間、即
ち方向切換弁107と方向切換弁106との間に第1ア
ンロード弁210を介在させている。各方向切換弁10
1〜109は、中立位置でアンロード通路を連通し,切
換位置でアンロード通路を遮断して対応するアクチュエ
ータに圧油を供給するようになっている。
向切換弁103と方向切換弁104との間に第2アンロ
ード弁220を介在させ,第1系統と第2系統の間、即
ち方向切換弁107と方向切換弁106との間に第1ア
ンロード弁210を介在させている。各方向切換弁10
1〜109は、中立位置でアンロード通路を連通し,切
換位置でアンロード通路を遮断して対応するアクチュエ
ータに圧油を供給するようになっている。
【0005】第2アンロード弁220は、図5(A)に
示すように、パイロット信号のない状態のときに位置す
るアンロード位置aと、パイロット通路PAから送られ
るパイロット信号により切換えられる単流位置bと、パ
イロット通路PBから送られるパイロット信号により切
換えられる合流位置cとを有する。アンロード位置aで
は、第3系統と第2系統のアンロード通路203、タン
ク油路209を連通し,タンク油路に接続している。こ
れによって,方向切換弁201〜203の何れが切換位
置とされても、そのアクチュエータは作動することでき
ない。単流位置bでは、各方向切換弁101〜103が
切換えられると対応するアクチュエータが動作する。合
流位置cでは第3系統のポンプP3からの圧油が第2系
統に合流し,少なくとも第2系統の最下流の切換弁10
4に圧油を供給することができる。
示すように、パイロット信号のない状態のときに位置す
るアンロード位置aと、パイロット通路PAから送られ
るパイロット信号により切換えられる単流位置bと、パ
イロット通路PBから送られるパイロット信号により切
換えられる合流位置cとを有する。アンロード位置aで
は、第3系統と第2系統のアンロード通路203、タン
ク油路209を連通し,タンク油路に接続している。こ
れによって,方向切換弁201〜203の何れが切換位
置とされても、そのアクチュエータは作動することでき
ない。単流位置bでは、各方向切換弁101〜103が
切換えられると対応するアクチュエータが動作する。合
流位置cでは第3系統のポンプP3からの圧油が第2系
統に合流し,少なくとも第2系統の最下流の切換弁10
4に圧油を供給することができる。
【0006】第1アンロード弁210は、図5(B)に
示すように,片側に2つのパイロット部210a,21
0bを有し、パイロット通路Pp1に信号がないときに
位置するアンロード位置aと一方のパイロット部210
aに供給されるパイロット信号により切換えられる供給
位置bと、双方のパイロット部210a,210bに供
給されるパイロット信号により切換えられる直走位置c
とを有する。アンロード位置aでは、アンロード通路2
11,212が連通し,タンク通路208に接続され
る。従って,方向切換弁104〜109は何れが切換位
置とされても対応するアクチュエータは動作することが
できない。供給位置bでは,方向切換弁104〜106
及び方向切換弁107〜109が切換えられると対応す
るアクチュエータを動作させることができる。
示すように,片側に2つのパイロット部210a,21
0bを有し、パイロット通路Pp1に信号がないときに
位置するアンロード位置aと一方のパイロット部210
aに供給されるパイロット信号により切換えられる供給
位置bと、双方のパイロット部210a,210bに供
給されるパイロット信号により切換えられる直走位置c
とを有する。アンロード位置aでは、アンロード通路2
11,212が連通し,タンク通路208に接続され
る。従って,方向切換弁104〜109は何れが切換位
置とされても対応するアクチュエータは動作することが
できない。供給位置bでは,方向切換弁104〜106
及び方向切換弁107〜109が切換えられると対応す
るアクチュエータを動作させることができる。
【0007】直走位置cでは、走行状態で方向切換弁1
05、108,109の何れかが動作した場合である。
走行状態で上記の方向切換弁を作動させた場合は図示さ
れていない分岐油路(供給油路)から絞りを介して接続
され、直進状態が維持されるようになっている。図6は
ゲートレバーの位置とパイロット油圧信号との回路を示
す。乗降の邪魔する位置にゲートレバーが倒されている
場合はスイッチ151は閉じていてパイロット通路Pp
1にパイロット信号があり,パイロット通路PA、PB
の何れか一方にパイロット信号が発生している。ゲート
レバーが乗降を邪魔しない位置に起こされているときに
はスイッチ251は開いており,何れのパイロット通路
にもパイロット信号が与えられない状態になる。
05、108,109の何れかが動作した場合である。
走行状態で上記の方向切換弁を作動させた場合は図示さ
れていない分岐油路(供給油路)から絞りを介して接続
され、直進状態が維持されるようになっている。図6は
ゲートレバーの位置とパイロット油圧信号との回路を示
す。乗降の邪魔する位置にゲートレバーが倒されている
場合はスイッチ151は閉じていてパイロット通路Pp
1にパイロット信号があり,パイロット通路PA、PB
の何れか一方にパイロット信号が発生している。ゲート
レバーが乗降を邪魔しない位置に起こされているときに
はスイッチ251は開いており,何れのパイロット通路
にもパイロット信号が与えられない状態になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来回路2において
は,ゲートレバーが乗降に邪魔する位置にある場合は油
圧ポンプからの圧油は直接タンク油路に接続されず、方
向切換弁のセンタ油路を通過して油タンクに流れる。例
えばダンプトラックへの土砂積み込みを待っている間
中、各アクチュエータは何も操作していない。この場合
でも,油圧ポンプからの圧油は方向切換弁のセンタ油路
を通過し,管摩擦抵抗によりエネルギーロスが発生す
る。また,直進走行のときに油圧ポンプからの圧油が絞
りを介して分岐油路から流れるためにブーム等方向切換
弁に十分な圧油が供給されない場合も起こりうる。
は,ゲートレバーが乗降に邪魔する位置にある場合は油
圧ポンプからの圧油は直接タンク油路に接続されず、方
向切換弁のセンタ油路を通過して油タンクに流れる。例
えばダンプトラックへの土砂積み込みを待っている間
中、各アクチュエータは何も操作していない。この場合
でも,油圧ポンプからの圧油は方向切換弁のセンタ油路
を通過し,管摩擦抵抗によりエネルギーロスが発生す
る。また,直進走行のときに油圧ポンプからの圧油が絞
りを介して分岐油路から流れるためにブーム等方向切換
弁に十分な圧油が供給されない場合も起こりうる。
【0009】この発明は、上述のような背景の下になさ
れたもので、エネルギー消費を少なくし,直進時に必要
な操作が容易になる建設機械の油圧回路を提供すること
を目的としている。
れたもので、エネルギー消費を少なくし,直進時に必要
な操作が容易になる建設機械の油圧回路を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、油圧ポンプの出力油路に作業機の各種ア
クチュエータを制御する方向切換弁を接続し,該方向切
換弁の下流を油タンクを接続した建設機械の油圧回路に
おいて、前記方向切換弁の上流にアンロード切換弁を設
け,該アンロード切換弁の出力側の第1ポートを該方向
切換弁の上流側に接続し、第2ポートを油タンクに接続
し、かつ、該アンロード弁のパイロットポートに信号油
路を接続し、かつ、該信号油路に分岐油路を設けて該分
岐油路は前記各方向切換弁が何れも中立状態にあるとき
に該方向切換弁を通って油タンクと連通するように構成
し,該パイロットポートにアンロード信号を印加したと
きは第2ポートに切り換わり,ロード信号を印加したと
きは、前記方向切換弁が何れも中立状態にある場合は第
2ポートに切り換わり,その他の場合は第1ポートに切
り換わるように構成したことを特徴としている。
に本発明は以下の手段を採用している。即ち、請求項1
記載の発明は、油圧ポンプの出力油路に作業機の各種ア
クチュエータを制御する方向切換弁を接続し,該方向切
換弁の下流を油タンクを接続した建設機械の油圧回路に
おいて、前記方向切換弁の上流にアンロード切換弁を設
け,該アンロード切換弁の出力側の第1ポートを該方向
切換弁の上流側に接続し、第2ポートを油タンクに接続
し、かつ、該アンロード弁のパイロットポートに信号油
路を接続し、かつ、該信号油路に分岐油路を設けて該分
岐油路は前記各方向切換弁が何れも中立状態にあるとき
に該方向切換弁を通って油タンクと連通するように構成
し,該パイロットポートにアンロード信号を印加したと
きは第2ポートに切り換わり,ロード信号を印加したと
きは、前記方向切換弁が何れも中立状態にある場合は第
2ポートに切り換わり,その他の場合は第1ポートに切
り換わるように構成したことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記アンロ
ード切換弁のパイロットポートに接続し,かつ該電磁切
換弁のソレノイドにゲートロックレバーからの信号線を
接続して、ゲートロックレバー信号が開信号のときは該
電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信号のときは
ロード信号を出力するように構成したことを特徴として
いる。
発明において、パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記アンロ
ード切換弁のパイロットポートに接続し,かつ該電磁切
換弁のソレノイドにゲートロックレバーからの信号線を
接続して、ゲートロックレバー信号が開信号のときは該
電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信号のときは
ロード信号を出力するように構成したことを特徴として
いる。
【0012】請求項3記載の発明は、作業機を作動させ
るアクチュエータの方向切換弁を第1〜第3のグループ
に分けて第1〜第3の油圧ポンプの出力油路に接続し,
第1,第2グループの先頭に走行用方向切換弁を配置
し、該第1,第2グループの下流を油タンクに接続し,
第3グループの下流を該第1又は第2グループに合流す
る油路を設けた建設機械の油圧回路において,第1グル
ープ及び第2グループの方向切換弁の上流に第1アンロ
ード切換弁を挿入し,第3グループに配置した方向切換
弁の上流には2個のパイロットポートを持つ第2アンロ
ード切換弁を挿入し,第1アンロード切換弁の入力側ポ
ートに各々第1及び第2の油圧ポンプの出力油路を接続
し,出力側の第1Lポート,第1Rポートの各々を第
1、第2グループの上流側と接続し、第2Lポート、第
2Rポートを油タンクに接続し、第2アンロード切換弁
の出力側の第1ポートを第3グループの上流側と接続
し,第2ポートを油タンクに接続し,第3ポートを第1
グループ又は第2グループの方向切換弁の入力油路に合
流する合流油路に接続し,かつ,第1アンロード切換弁
のパイロットポートと第2アンロード切換弁の第1、第
2パイロットポートの各々に第1〜第3信号油路を接続
し,更に、第1信号油路に前記第1及び第2のグループ
の各方向切換弁が中立状態にあるときに該方向切換弁を
通って油タンクと連通する分岐油路を設け,第2信号油
路に前記第3グループの各方向切換弁が中立状態にある
ときに該方向切換弁を通って油タンクと連通する分岐油
路を設け,第3信号油路に前記走行用方向切換弁が中立
状態にあるときに該各切換弁を通って油タンクと連通す
る分岐油路を設け、第1〜第3信号油路にアンロード信
号を印加したときは第1アンロード弁、第2アンロード
弁の各々は第2Lポート、第2Rポート、第2ポートに
切り換わり,ロード信号を印加したときは、第1アンロ
ード弁は第1グループ及び第2グループの方向切換弁が
何れも中立状態である場合を除き、第1Lポート、第1
Rポートに切り換わり,第2アンロード弁は第3グルー
プの方向切換弁の何れもが中立状態である場合は第2ポ
ートに切り換わり,前記両走行用方向切換弁が中立状態
にない場合は第3ポートに切り換わり,それ以外の場合
は第1ポートに切り換わるように構成したことを特徴と
している。
るアクチュエータの方向切換弁を第1〜第3のグループ
に分けて第1〜第3の油圧ポンプの出力油路に接続し,
第1,第2グループの先頭に走行用方向切換弁を配置
し、該第1,第2グループの下流を油タンクに接続し,
第3グループの下流を該第1又は第2グループに合流す
る油路を設けた建設機械の油圧回路において,第1グル
ープ及び第2グループの方向切換弁の上流に第1アンロ
ード切換弁を挿入し,第3グループに配置した方向切換
弁の上流には2個のパイロットポートを持つ第2アンロ
ード切換弁を挿入し,第1アンロード切換弁の入力側ポ
ートに各々第1及び第2の油圧ポンプの出力油路を接続
し,出力側の第1Lポート,第1Rポートの各々を第
1、第2グループの上流側と接続し、第2Lポート、第
2Rポートを油タンクに接続し、第2アンロード切換弁
の出力側の第1ポートを第3グループの上流側と接続
し,第2ポートを油タンクに接続し,第3ポートを第1
グループ又は第2グループの方向切換弁の入力油路に合
流する合流油路に接続し,かつ,第1アンロード切換弁
のパイロットポートと第2アンロード切換弁の第1、第
2パイロットポートの各々に第1〜第3信号油路を接続
し,更に、第1信号油路に前記第1及び第2のグループ
の各方向切換弁が中立状態にあるときに該方向切換弁を
通って油タンクと連通する分岐油路を設け,第2信号油
路に前記第3グループの各方向切換弁が中立状態にある
ときに該方向切換弁を通って油タンクと連通する分岐油
路を設け,第3信号油路に前記走行用方向切換弁が中立
状態にあるときに該各切換弁を通って油タンクと連通す
る分岐油路を設け、第1〜第3信号油路にアンロード信
号を印加したときは第1アンロード弁、第2アンロード
弁の各々は第2Lポート、第2Rポート、第2ポートに
切り換わり,ロード信号を印加したときは、第1アンロ
ード弁は第1グループ及び第2グループの方向切換弁が
何れも中立状態である場合を除き、第1Lポート、第1
Rポートに切り換わり,第2アンロード弁は第3グルー
プの方向切換弁の何れもが中立状態である場合は第2ポ
ートに切り換わり,前記両走行用方向切換弁が中立状態
にない場合は第3ポートに切り換わり,それ以外の場合
は第1ポートに切り換わるように構成したことを特徴と
している。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
発明において、パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記第1ア
ンロード切換弁のパイロットポートと第2アンロード切
換弁の第1,第2パイロットポートに並列に接続し,か
つ該電磁切換弁のソレノイドにゲートロックレバーから
の信号線を接続して、ゲートロックレバー信号が開信号
のときは該電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信
号のときはロード信号を出力するように構成したことを
特徴としている。
発明において、パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記第1ア
ンロード切換弁のパイロットポートと第2アンロード切
換弁の第1,第2パイロットポートに並列に接続し,か
つ該電磁切換弁のソレノイドにゲートロックレバーから
の信号線を接続して、ゲートロックレバー信号が開信号
のときは該電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信
号のときはロード信号を出力するように構成したことを
特徴としている。
【0014】
【発明の実施形態】図1は本発明の実施形態の全体回路
構成概略を示し,図2,図3はアンロード弁の詳細説明
図である。以下、図面を参照してこの発明の実施形態に
ついて説明する。図1〜図3において,方向切換弁は第
1グループ〜第3グルプに分けて油圧ポンプに接続され
ている。即ち,第1グループには上流から走行用方向切
換弁15、ブーム用方向切換弁16及びバケット用方向
切換弁17が接続されており,第2グループには上流か
ら走行用方向切換弁18、アーム用方向切換弁19及び
予備用方向切換弁20が接続されている。第3グループ
にはオフセット用方向切換弁24、旋回用方向切換弁2
5及びブレード用方向切換弁26が接続されている。
構成概略を示し,図2,図3はアンロード弁の詳細説明
図である。以下、図面を参照してこの発明の実施形態に
ついて説明する。図1〜図3において,方向切換弁は第
1グループ〜第3グルプに分けて油圧ポンプに接続され
ている。即ち,第1グループには上流から走行用方向切
換弁15、ブーム用方向切換弁16及びバケット用方向
切換弁17が接続されており,第2グループには上流か
ら走行用方向切換弁18、アーム用方向切換弁19及び
予備用方向切換弁20が接続されている。第3グループ
にはオフセット用方向切換弁24、旋回用方向切換弁2
5及びブレード用方向切換弁26が接続されている。
【0015】油圧ポンプ10の出力油路11、油圧ポン
プ12の出力油路13は第1アンロード弁14に入力
し,第1アンロード弁14の状態イ、ロにより接続油路
は以下のように切り換わる。即ち,状態イの場合(図2
(B))は、出力油路11,13は第1アンロード弁1
4を通過した後、油路62又は油路64により、第1グ
ループの方向切換弁又は第2グループの方向切換弁を通
過して油タンクに流れるように接続されている。状態ロ
の場合(図2(A))は、出力油路11,13は油路6
1、63により出力油路11,13は直接油タンクに接
続される。
プ12の出力油路13は第1アンロード弁14に入力
し,第1アンロード弁14の状態イ、ロにより接続油路
は以下のように切り換わる。即ち,状態イの場合(図2
(B))は、出力油路11,13は第1アンロード弁1
4を通過した後、油路62又は油路64により、第1グ
ループの方向切換弁又は第2グループの方向切換弁を通
過して油タンクに流れるように接続されている。状態ロ
の場合(図2(A))は、出力油路11,13は油路6
1、63により出力油路11,13は直接油タンクに接
続される。
【0016】また,油圧ポンプ21の出力油路22は第
2アンロード切換弁23の状態イ、ロ、ハによって接続
油路が以下のように切り換わる。即ち,状態ロの場合
(図3(B))は油路22が連通し,第2アンロード切
換弁23を通過し、第3グループの方向切換弁を通過し
た後、油路27によりアーム方向切換弁19の上流のセ
ンタ油路に合流する。また、上記油路の他に、更に第2
アンロード切換弁23内に設けられている分岐油路によ
り油路52にも流れる。分岐油路52は絞りを介してア
ーム用方向切換弁19の入力油路に合流する。
2アンロード切換弁23の状態イ、ロ、ハによって接続
油路が以下のように切り換わる。即ち,状態ロの場合
(図3(B))は油路22が連通し,第2アンロード切
換弁23を通過し、第3グループの方向切換弁を通過し
た後、油路27によりアーム方向切換弁19の上流のセ
ンタ油路に合流する。また、上記油路の他に、更に第2
アンロード切換弁23内に設けられている分岐油路によ
り油路52にも流れる。分岐油路52は絞りを介してア
ーム用方向切換弁19の入力油路に合流する。
【0017】また,状態ハの場合(図3(A))は油圧
ポンプ21の出力油路22は油路51により直接油タン
クと連通する。また、状態イの場合(図3(C))は第
2アンロード切換弁23内に設けられている分岐油路に
より油路52と油路53に分岐する。分岐油路52は、
前記したように,絞りを介してアーム用方向切換弁19
の入力油路に合流している。油路53は更に分岐し、各
分岐油路はブーム用方向切換弁16の入力油路とバケッ
ト用方向切換弁17の入力油路とに合流している。
ポンプ21の出力油路22は油路51により直接油タン
クと連通する。また、状態イの場合(図3(C))は第
2アンロード切換弁23内に設けられている分岐油路に
より油路52と油路53に分岐する。分岐油路52は、
前記したように,絞りを介してアーム用方向切換弁19
の入力油路に合流している。油路53は更に分岐し、各
分岐油路はブーム用方向切換弁16の入力油路とバケッ
ト用方向切換弁17の入力油路とに合流している。
【0018】次に,油圧ポンプ30はパイロット圧用の
油圧ポンプで、切換弁31を通過した後に油路32と油
路33に分岐する。分岐油路32は絞りを介して第1ア
ンロード弁14のパイロットポート14aに接続されて
いる(図2(A)参照)。第1アンロード弁14のパイ
ロットポート14aに接続されている油路32から分岐
した油路50は第1グループの各方向切換弁15〜17
のセンタ(中立状態)を連通し,第2グループの各方向
切換弁18〜20のセンタ(中立状態)を連通し、油路
40により油タンクに接続されている。従って,分岐油
路50は方向切換弁15〜20の全てが中立状態(非操
作状態)にあるときのみ油タンクと連通し,それ以外の
場合は油タンクとの油路は遮断される。
油圧ポンプで、切換弁31を通過した後に油路32と油
路33に分岐する。分岐油路32は絞りを介して第1ア
ンロード弁14のパイロットポート14aに接続されて
いる(図2(A)参照)。第1アンロード弁14のパイ
ロットポート14aに接続されている油路32から分岐
した油路50は第1グループの各方向切換弁15〜17
のセンタ(中立状態)を連通し,第2グループの各方向
切換弁18〜20のセンタ(中立状態)を連通し、油路
40により油タンクに接続されている。従って,分岐油
路50は方向切換弁15〜20の全てが中立状態(非操
作状態)にあるときのみ油タンクと連通し,それ以外の
場合は油タンクとの油路は遮断される。
【0019】分岐油路33は更に油路34と35に分岐
され,油路34は第2アンロード弁23の第1パイロッ
トポート23aに接続され、油路35は第2アンロード
弁23の第2パイロットポート23bに接続されている
(図3(A)参照)。第2アンロード弁23のパイロッ
トポート23aに接続されている油路34から分岐した
油路55は第3グループの各方向切換弁24〜26のセ
ンタを連通し,油路40により油タンクに接続されてい
る。また,パイロットポート23bに接続されている油
路35から分岐した油路56は更に油路57と油路58
に分岐し,分岐油路58は第2グループの走行用方向切
換弁18のセンタを連通し,油タンクに接続されてい
る。分岐油路57は第1グループのブーム用方向切換弁
16のセンタ及びバケット用方向切換弁17のセンタを
連通し,油タンクに接続されている。
され,油路34は第2アンロード弁23の第1パイロッ
トポート23aに接続され、油路35は第2アンロード
弁23の第2パイロットポート23bに接続されている
(図3(A)参照)。第2アンロード弁23のパイロッ
トポート23aに接続されている油路34から分岐した
油路55は第3グループの各方向切換弁24〜26のセ
ンタを連通し,油路40により油タンクに接続されてい
る。また,パイロットポート23bに接続されている油
路35から分岐した油路56は更に油路57と油路58
に分岐し,分岐油路58は第2グループの走行用方向切
換弁18のセンタを連通し,油タンクに接続されてい
る。分岐油路57は第1グループのブーム用方向切換弁
16のセンタ及びバケット用方向切換弁17のセンタを
連通し,油タンクに接続されている。
【0020】なお、第2アンロード弁23はパイロット
ポート23bにパイロット圧が作用したときに状態イに
切り換わり,パイロットポート23aにパイロット圧が
作用したときに状態ロに切り換わり,パイロットポート
23a、23bの双方にパイロット圧が作用しないとき
は状態ハに切り換わるように構成されている。アンロー
ド弁23のパイロットポートの構成は並列に設ける場合
に限られず、直列に構成してもよい。
ポート23bにパイロット圧が作用したときに状態イに
切り換わり,パイロットポート23aにパイロット圧が
作用したときに状態ロに切り換わり,パイロットポート
23a、23bの双方にパイロット圧が作用しないとき
は状態ハに切り換わるように構成されている。アンロー
ド弁23のパイロットポートの構成は並列に設ける場合
に限られず、直列に構成してもよい。
【0021】切換弁31のソレノイド31aはキャブ内
に設けているゲートロックレバー(図示省略)のゲート
信号発生装置41に接続されている。ゲートロックレバ
ーが閉じているときゲート信号発生装置41はロード信
号を出力し,切換弁31は状態イに切り換わる。ゲート
ロックレバーが開いているときはアンロード信号を発生
し,切換弁31は状態ロに切り換わる。状態イの場合は
油圧ポンプ30の出力油路と油路32、油路33とが連
通する。逆に状態ロの場合は油路32及び油路33は油
タンクと連通し,第1アンロード弁14のパイロットポ
ート14a並びに第2アンロード弁23のパイロットポ
ート23a、23bは油タンク圧となり、パイロット圧
は何れのパイロットポートにも印加されない。
に設けているゲートロックレバー(図示省略)のゲート
信号発生装置41に接続されている。ゲートロックレバ
ーが閉じているときゲート信号発生装置41はロード信
号を出力し,切換弁31は状態イに切り換わる。ゲート
ロックレバーが開いているときはアンロード信号を発生
し,切換弁31は状態ロに切り換わる。状態イの場合は
油圧ポンプ30の出力油路と油路32、油路33とが連
通する。逆に状態ロの場合は油路32及び油路33は油
タンクと連通し,第1アンロード弁14のパイロットポ
ート14a並びに第2アンロード弁23のパイロットポ
ート23a、23bは油タンク圧となり、パイロット圧
は何れのパイロットポートにも印加されない。
【0022】本実施形態は上記した構成であるから以下
のように機能する。即ち,ゲートロックレバーが開いて
昇降可能な状態ではゲート信号発生装置41はアンロー
ド信号を発生し,切換弁31は状態ロに切り換わる。従
って,第1アンロード弁14のパイロットポート14
a、第2アンロード弁23のパイロットポート23a、
23bは油タンク圧となる。これによって、図2(A)
に示すように,第1アンロード弁14は状態が「ロ」と
なり、第1油圧ポンプ10並びに第2油圧ポンプ12の
出力油路11,13は直接油タンクと連通する。従っ
て,方向切換弁15〜20には作動油が流れないので操
作不能な状態になる。同様に、図3(A)第2アンロー
ド弁23は状態が「ハ」になり、油圧ポンプ21の出力
油路22は油タンクと直接連通し,方向切換弁24〜2
6は操作不能な状態になる。これにより,ゲートレバー
が開いている場合は操作レバーに触っても作業機は作動
せず,危険が防止される。
のように機能する。即ち,ゲートロックレバーが開いて
昇降可能な状態ではゲート信号発生装置41はアンロー
ド信号を発生し,切換弁31は状態ロに切り換わる。従
って,第1アンロード弁14のパイロットポート14
a、第2アンロード弁23のパイロットポート23a、
23bは油タンク圧となる。これによって、図2(A)
に示すように,第1アンロード弁14は状態が「ロ」と
なり、第1油圧ポンプ10並びに第2油圧ポンプ12の
出力油路11,13は直接油タンクと連通する。従っ
て,方向切換弁15〜20には作動油が流れないので操
作不能な状態になる。同様に、図3(A)第2アンロー
ド弁23は状態が「ハ」になり、油圧ポンプ21の出力
油路22は油タンクと直接連通し,方向切換弁24〜2
6は操作不能な状態になる。これにより,ゲートレバー
が開いている場合は操作レバーに触っても作業機は作動
せず,危険が防止される。
【0023】次に,ゲートロックレバーを閉じて昇降不
能な状態にすると、ゲート信号発生装置41はロード信
号を発生し,切換弁31は状態イに切り換わり,油圧ポ
ンプ30のパイロット油圧は油路32,33に流れる。
しかし、この場合常に第1,第2アンロード弁14,2
3のパイロットポート14a、23a、23bにパイロ
ット圧が作用するとは限らない。以下に場合に分けて説
明する。
能な状態にすると、ゲート信号発生装置41はロード信
号を発生し,切換弁31は状態イに切り換わり,油圧ポ
ンプ30のパイロット油圧は油路32,33に流れる。
しかし、この場合常に第1,第2アンロード弁14,2
3のパイロットポート14a、23a、23bにパイロ
ット圧が作用するとは限らない。以下に場合に分けて説
明する。
【0024】グループの全ての方向切換弁が非操作(中
立)状態にある場合。第1及び第2グループの全ての制
御弁が中立状態にあるときは、油路32に流入したパイ
ロット油圧は油路50を通って油タンクに逃げてしまう
ため、第1アンロード弁14のパイロットポートは油タ
ンク圧となり,第1アンロード弁14は状態がロとな
り、油圧ポンプ10並びに油圧ポンプ12の圧油は直接
油タンクに流れる。同様に、第3グループの全ての制御
弁が中立状態にあるときは、油路33に流入したパイロ
ット油圧は油路34、油路55,40を通って油タンク
に逃げてしまうため、第2アンロード弁23のパイロッ
トポート23aは油タンク圧となる。また、油路35の
圧油は油路56、57を通り油タンクに連通するため
に、パイロットポート23bも油タンク圧となる。従っ
て,第2アンロード弁23は状態がハとなり、油圧ポン
プ21の圧油は直接油タンクに流れる。従って,全ての
方向切換弁15〜20及び24〜26が非操作の場合は
油圧ポンプ10,12,21の作動油圧は直接油タンク
に流れる。
立)状態にある場合。第1及び第2グループの全ての制
御弁が中立状態にあるときは、油路32に流入したパイ
ロット油圧は油路50を通って油タンクに逃げてしまう
ため、第1アンロード弁14のパイロットポートは油タ
ンク圧となり,第1アンロード弁14は状態がロとな
り、油圧ポンプ10並びに油圧ポンプ12の圧油は直接
油タンクに流れる。同様に、第3グループの全ての制御
弁が中立状態にあるときは、油路33に流入したパイロ
ット油圧は油路34、油路55,40を通って油タンク
に逃げてしまうため、第2アンロード弁23のパイロッ
トポート23aは油タンク圧となる。また、油路35の
圧油は油路56、57を通り油タンクに連通するため
に、パイロットポート23bも油タンク圧となる。従っ
て,第2アンロード弁23は状態がハとなり、油圧ポン
プ21の圧油は直接油タンクに流れる。従って,全ての
方向切換弁15〜20及び24〜26が非操作の場合は
油圧ポンプ10,12,21の作動油圧は直接油タンク
に流れる。
【0025】直進走行の場合。この場合は第1アンロー
ド弁14のパイロットポート14aにパイロット圧が印
加されるので、状態がイに切り換わり,図2(B)に示
すように第1油圧ポンプ10の油圧は油路11、油路6
2に流れ,第1グループの方向切換弁が作動可能な状態
になり,同時に第2油圧ポンプ12の油圧も油路13、
油路64に流れ第2グループの方向切換弁が作動可能な
状態になる。この場合油路58は遮断され、油タンクと
は連通しない。従って,ブーム操作又はバケット操作を
すると油路57も遮断されるので,第2アンロード弁2
3のパイロットポート23bにパイロット圧が印加さ
れ,第2アンロード弁23は状態がイに切り換わる。こ
の結果油圧ポンプ21からの圧油が油路52,53に流
れ,アーム操作並びにブーム操作が容易となる。
ド弁14のパイロットポート14aにパイロット圧が印
加されるので、状態がイに切り換わり,図2(B)に示
すように第1油圧ポンプ10の油圧は油路11、油路6
2に流れ,第1グループの方向切換弁が作動可能な状態
になり,同時に第2油圧ポンプ12の油圧も油路13、
油路64に流れ第2グループの方向切換弁が作動可能な
状態になる。この場合油路58は遮断され、油タンクと
は連通しない。従って,ブーム操作又はバケット操作を
すると油路57も遮断されるので,第2アンロード弁2
3のパイロットポート23bにパイロット圧が印加さ
れ,第2アンロード弁23は状態がイに切り換わる。こ
の結果油圧ポンプ21からの圧油が油路52,53に流
れ,アーム操作並びにブーム操作が容易となる。
【0026】走行以外の作業機の操作をする場合。第1
グループの方向切換弁15〜17又は第2グループの方
向切換弁18〜20の何れかを使用するときは、油路5
0は遮断され,パイロットポート14aにパイロット油
圧が印加され,第1アンロード弁14は状態がイにな
る。従って,第1油圧ポンプ10又は第2油圧ポンプ1
2からの作動圧油が流れ,通常の作業が可能になる。ま
た、第3グループの方向切換弁24〜26の何れかを使
用するときは、油路55は遮断され,第2アンロード弁
23は状態ロになる。従って,第3油圧ポンプ21から
の作動油圧は第3グループの方向切換弁18〜20に流
れ,通常の作業が可能となる。この場合、作動油の一部
はアーム用方向切換弁19の上流油路に合流される。
グループの方向切換弁15〜17又は第2グループの方
向切換弁18〜20の何れかを使用するときは、油路5
0は遮断され,パイロットポート14aにパイロット油
圧が印加され,第1アンロード弁14は状態がイにな
る。従って,第1油圧ポンプ10又は第2油圧ポンプ1
2からの作動圧油が流れ,通常の作業が可能になる。ま
た、第3グループの方向切換弁24〜26の何れかを使
用するときは、油路55は遮断され,第2アンロード弁
23は状態ロになる。従って,第3油圧ポンプ21から
の作動油圧は第3グループの方向切換弁18〜20に流
れ,通常の作業が可能となる。この場合、作動油の一部
はアーム用方向切換弁19の上流油路に合流される。
【0027】本実施形態は上記の構成、機能から分かる
ように以下の効果を有する。即ち,第1及び第2グルー
プの全ての方向切換弁を操作しないときは第1,第2油
圧ポンプ10、12の出力圧油は直接油タンクに流れる
ため,方向切換弁のセンタ油路を流れる場合に比べて抵
抗によるロスが少なくなり,ランニングコストが低くな
るという効果が得られる。さらに,方向切換弁をグルー
プにまとめてグループごとにアンロード弁を設けて、直
接油タンクに流すように構成すれば更にロスを低くする
ことができる。なお、方向切換弁をグループに分けない
で1個のアンロード弁を利用した場合も同様な効果を得
ることができ,幅広く活用できるという効果もある。
ように以下の効果を有する。即ち,第1及び第2グルー
プの全ての方向切換弁を操作しないときは第1,第2油
圧ポンプ10、12の出力圧油は直接油タンクに流れる
ため,方向切換弁のセンタ油路を流れる場合に比べて抵
抗によるロスが少なくなり,ランニングコストが低くな
るという効果が得られる。さらに,方向切換弁をグルー
プにまとめてグループごとにアンロード弁を設けて、直
接油タンクに流すように構成すれば更にロスを低くする
ことができる。なお、方向切換弁をグループに分けない
で1個のアンロード弁を利用した場合も同様な効果を得
ることができ,幅広く活用できるという効果もある。
【0028】また、直進走行の場合は第3油圧ポンプか
らの出力圧油がブーム、アーム操作の切換制弁に第2ア
ンロード弁から直接流れるように構成しているので排土
板を利用した整地その他の直進作業に適した操作に対し
て駆動力をアップしており、直進作業が容易になるとい
う効果も得られる。
らの出力圧油がブーム、アーム操作の切換制弁に第2ア
ンロード弁から直接流れるように構成しているので排土
板を利用した整地その他の直進作業に適した操作に対し
て駆動力をアップしており、直進作業が容易になるとい
う効果も得られる。
【0029】また,ゲートレバーを開いて昇降可能にし
た場合はパイロット信号で制御している操作レバーだけ
でなく直接手動で制御している走行用等の方向切換弁に
も作業用の圧油が流れないためにゲートレバーの開いた
場合は安全性がより確保できるという効果もある。
た場合はパイロット信号で制御している操作レバーだけ
でなく直接手動で制御している走行用等の方向切換弁に
も作業用の圧油が流れないためにゲートレバーの開いた
場合は安全性がより確保できるという効果もある。
【0030】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、3個のメイン油圧ポンプを具備した回路について述
べたが、メイン油圧ポンプは1個とし,これを分流して
使用することもできる。また、第1アンロード弁は油路
11と油路13の切換を兼用しているが、別々にアンロ
ード弁を使用してもよい。更には全体の方向切換弁に1
個のアンロード弁を使用するようにしてもよい。また、
方向切換弁のグループの分類は上記の実施形態に限定さ
れず、適宜変更をしてもよい。また、分岐油路50は走
行用方向切換弁15、18を連通するようにしている
が、2個の並列に接続された分岐油路を設けて各々の走
行用方向切換弁15、18を連通するようにしてもよ
い。
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、3個のメイン油圧ポンプを具備した回路について述
べたが、メイン油圧ポンプは1個とし,これを分流して
使用することもできる。また、第1アンロード弁は油路
11と油路13の切換を兼用しているが、別々にアンロ
ード弁を使用してもよい。更には全体の方向切換弁に1
個のアンロード弁を使用するようにしてもよい。また、
方向切換弁のグループの分類は上記の実施形態に限定さ
れず、適宜変更をしてもよい。また、分岐油路50は走
行用方向切換弁15、18を連通するようにしている
が、2個の並列に接続された分岐油路を設けて各々の走
行用方向切換弁15、18を連通するようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、方向切換弁を非操作状態(中立状態)にしてお
くときはアンロード弁からの作動油を方向切換弁のセン
タ油路を連通させず直接油タンクに流出するように接続
したのでエネルギーロスが少なく運転中のランニングコ
ストを安価にすることができるという効果が得られる。
請求項2の発明では、更にゲートレバーを開いたときは
走行用方向切換弁のような直接手動操作する方向切換弁
にも作業用圧油が流れないのでより昇降がより安全に行
えるという効果も得られる。請求項3の発明では、更に
グループごとにもランニングコストを節約できるという
効果が得られる。また、直進走行の際は油圧ポンプから
の圧油ブーム等の方向切換弁に流れるように構成したの
で直進作業が容易に行えるという効果が得られる。
よれば、方向切換弁を非操作状態(中立状態)にしてお
くときはアンロード弁からの作動油を方向切換弁のセン
タ油路を連通させず直接油タンクに流出するように接続
したのでエネルギーロスが少なく運転中のランニングコ
ストを安価にすることができるという効果が得られる。
請求項2の発明では、更にゲートレバーを開いたときは
走行用方向切換弁のような直接手動操作する方向切換弁
にも作業用圧油が流れないのでより昇降がより安全に行
えるという効果も得られる。請求項3の発明では、更に
グループごとにもランニングコストを節約できるという
効果が得られる。また、直進走行の際は油圧ポンプから
の圧油ブーム等の方向切換弁に流れるように構成したの
で直進作業が容易に行えるという効果が得られる。
【図1】 本発明の実施形態の構成全体を表した回路図
である。
である。
【図2】 第1アンロード弁の詳細を説明した図であ
る。
る。
【図3】 第2アンロード弁の詳細を説明した図であ
る。
る。
【図4】 従来回路の全体構成の簡略を説明した図であ
る。
る。
【図5】 従来回路のアンロード弁の機能を説明した
図である。
図である。
【図6】 従来回路のパイロット信号の発生回路を示し
た図である。
た図である。
10 第1油圧ポンプ 12 第2油圧ポンプ 14 第1アンロード切換弁 15、18 走行用方向切換弁 16 ブーム用方向切換弁 17 バケット用方向切換弁 19 アーム用方向切換弁 20 予備用方向切換弁 21 第3油圧ポンプ 23 第2アンロード弁切換弁 24 オフセット用方向切換弁 25 旋回用方向切換弁 26 ブレード用方向切換弁 30 パイロット用油圧ポンプ 31 電磁切換弁 41 ゲート信号発生装置
Claims (4)
- 【請求項1】 油圧ポンプの出力油路に作業機の各種ア
クチュエータを制御する方向切換弁を接続し,該方向切
換弁の下流を油タンクを接続した建設機械の油圧回路に
おいて、前記方向切換弁の上流にアンロード切換弁を設
け,該アンロード切換弁の出力側の第1ポートを該方向
切換弁の上流側に接続し、第2ポートを油タンクに接続
し、かつ、該アンロード弁のパイロットポートに信号油
路を接続し、かつ、該信号油路に分岐油路を設けて該分
岐油路は前記各方向切換弁が何れも中立状態にあるとき
に該方向切換弁を通って油タンクと連通するように構成
し,該パイロットポートにアンロード信号を印加したと
きは第2ポートに切り換わり,ロード信号を印加したと
きは、前記方向切換弁が何れも中立状態にある場合は第
2ポートに切り換わり,その他の場合は第1ポートに切
り換わるように構成したことを特徴とする建設機械の油
圧回路。 - 【請求項2】 パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記アンロ
ード切換弁のパイロットポートに接続し,かつ該電磁切
換弁のソレノイドにゲートロックレバーからの信号線を
接続して、ゲートロックレバー信号が開信号のときは該
電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信号のときは
ロード信号を出力するように構成したことを特徴とする
請求項1に記載の建設機械の油圧回路。 - 【請求項3】 作業機を作動させるアクチュエータの方
向切換弁を第1〜第3のグループに分けて第1〜第3の
油圧ポンプの出力油路に接続し,第1,第2グループの
先頭に走行用方向切換弁を配置し、該第1,第2グルー
プの下流を油タンクに接続し,第3グループの下流を該
第1又は第2グループに合流する油路を設けた建設機械
の油圧回路において,第1グループ及び第2グループの
方向切換弁の上流に第1アンロード切換弁を挿入し,第
3グループに配置した方向切換弁の上流には2個のパイ
ロットポートを持つ第2アンロード切換弁を挿入し,第
1アンロード切換弁の入力側ポートに各々第1及び第2
の油圧ポンプの出力油路を接続し,出力側の第1Lポー
ト,第1Rポートの各々を第1、第2グループの上流側
と接続し、第2Lポート、第2Rポートを油タンクに接
続し、第2アンロード切換弁の出力側の第1ポートを第
3グループの上流側と接続し,第2ポートを油タンクに
接続し,第3ポートを第1グループ又は第2グループの
方向切換弁の入力油路に合流する合流油路に接続し,か
つ,第1アンロード切換弁のパイロットポートと第2ア
ンロード切換弁の第1、第2パイロットポートの各々に
第1〜第3信号油路を接続し,更に、第1信号油路に前
記第1及び第2のグループの各方向切換弁が中立状態に
あるときに該方向切換弁を通って油タンクと連通する分
岐油路を設け,第2信号油路に前記第3グループの各方
向切換弁が中立状態にあるときに該方向切換弁を通って
油タンクと連通する分岐油路を設け,第3信号油路に前
記走行用方向切換弁が中立状態にあるときに該各切換弁
を通って油タンクと連通する分岐油路を設け、第1〜第
3信号油路にアンロード信号を印加したときは第1アン
ロード弁、第2アンロード弁の各々は第2Lポート、第
2Rポート、第2ポートに切り換わり,ロード信号を印
加したときは、第1アンロード弁は第1グループ及び第
2グループの方向切換弁が何れも中立状態である場合を
除き、第1Lポート、第1Rポートに切り換わり,第2
アンロード弁は第3グループの方向切換弁の何れもが中
立状態である場合は第2ポートに切り換わり,前記両走
行用方向切換弁が中立状態にない場合は第3ポートに切
り換わり,それ以外の場合は第1ポートに切り換わるよ
うに構成したことを特徴とする建設機械の油圧回路。 - 【請求項4】 パイロット用油圧ポンプの出力油路に電
磁切換弁を接続し,該電磁切換弁の出力側を前記第1ア
ンロード切換弁のパイロットポートと第2アンロード切
換弁の第1,第2パイロットポートに並列に接続し,か
つ該電磁切換弁のソレノイドにゲートロックレバーから
の信号線を接続して、ゲートロックレバー信号が開信号
のときは該電磁切換弁がアンロード信号を出力し,閉信
号のときはロード信号を出力するように構成したことを
特徴とする請求項3に記載の建設機械の油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032296A JP2001221202A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 建設機械の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032296A JP2001221202A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 建設機械の油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221202A true JP2001221202A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18556918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000032296A Pending JP2001221202A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 建設機械の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001221202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114033767A (zh) * | 2021-09-13 | 2022-02-11 | 中国北方车辆研究所 | 一种制动卸荷充液阀组的控制方法 |
CN115338213A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-11-15 | 上海科进生物技术有限公司 | 一种细胞培养皿的清洗方法 |
-
2000
- 2000-02-09 JP JP2000032296A patent/JP2001221202A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114033767A (zh) * | 2021-09-13 | 2022-02-11 | 中国北方车辆研究所 | 一种制动卸荷充液阀组的控制方法 |
CN114033767B (zh) * | 2021-09-13 | 2023-12-12 | 中国北方车辆研究所 | 一种制动卸荷充液阀组的控制方法 |
CN115338213A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-11-15 | 上海科进生物技术有限公司 | 一种细胞培养皿的清洗方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3689211B2 (ja) | 重装備用の流量合流装置 | |
JP4232784B2 (ja) | 作業機械の油圧制御装置 | |
KR100906228B1 (ko) | 건설중장비용 유압회로 | |
JPH1096402A (ja) | 油圧回路 | |
KR100627627B1 (ko) | 건설기계의 유압회로 | |
JPH076530B2 (ja) | 油圧ショベルの油圧回路 | |
JP3153118B2 (ja) | 油圧式作業機械の油圧回路 | |
WO2020031816A1 (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP4106011B2 (ja) | 油圧回路及びその合流弁 | |
JP3730715B2 (ja) | 油圧制御弁装置 | |
JP2002181008A (ja) | 油圧制御装置 | |
JP2003184815A (ja) | 建設機械の油圧制御装置及び油圧ショベルの油圧制御装置 | |
JP4819510B2 (ja) | 作業機械の油圧制御装置 | |
JP2007120512A (ja) | 作業機械の油圧制御装置 | |
JP2001221202A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP2002339908A (ja) | 建設機械におけるアタッチメント用油圧制御回路 | |
JP2635206B2 (ja) | 掘削作業車の油圧回路構造 | |
JP3139792B2 (ja) | 建設車両の直進走行回路 | |
JPH0374292B2 (ja) | ||
KR20080050697A (ko) | 소형 굴삭기용 컨트롤밸브의 신호장치 | |
JP3532833B2 (ja) | 油圧ショベルの制御回路 | |
JP2001311407A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
KR100532176B1 (ko) | 중장비의 주행직진 유압회로 | |
JPH116174A (ja) | 建設車両のアクチュエータ作動回路 | |
JPH04312630A (ja) | 建設機械の油圧回路 |