JPH0374292B2 - - Google Patents

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JPH0374292B2
JPH0374292B2 JP60230594A JP23059485A JPH0374292B2 JP H0374292 B2 JPH0374292 B2 JP H0374292B2 JP 60230594 A JP60230594 A JP 60230594A JP 23059485 A JP23059485 A JP 23059485A JP H0374292 B2 JPH0374292 B2 JP H0374292B2
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switching valve
operating
oil
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hydraulic pump
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2278Hydraulic circuits
    • E02F9/2292Systems with two or more pumps
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はクローラ式の油圧シヨベルの如き全
油圧式建設機械の油圧回路に関する。
従来の技術 例えば、クローラ式の油圧シヨベルの各種アク
チユエータには2個、あるいは、それ以上の個数
の油圧ポンプからの圧油を供給し、これを切換弁
でコントロールして作動する如く構成している。
アクチユエータは通常、ブームシリンダ、バケツ
トシリンダ、旋回モータ、および、左右の走行モ
ータの6個よりなるが、これらは単独に、あるい
は、複数個が同時に作動する複合操作によつて作
動される。一般的な油圧回路においては、各アク
チユエータを作動させる切換弁を2個のグループ
に分け、各々の切換弁のグループに対して、各々
別個の油圧ポンプを接続せしめ、各々のグループ
内では切換弁をパラレルに接続せしめている。こ
のような油圧回路では、それぞれ別個の切換弁の
グループに属するアクチユエータは他の切換弁の
グループに属するアクチユエータと同時に操作し
ても、他のグループに属するアクチユエータに影
響されることはない。しかし、同一切換弁グルー
プ内のアクチユエータを同時に作動した場合は、
作動圧の低いアクチユエータのみに圧油が流れ、
作動圧の高いアクチユエータには圧油が流れず、
作動しないという好ましからざる現象が生ずる。
このために、例えば、左右の走行モータを同時に
作動させて進行しているとき、他の、より低い作
動圧となるアクチユエータを作動させた場合は、
該アクチユエータと同一グループ内にある走行モ
ータへの送油量がそのアクチユエータに取られる
ため減少し、その結果として左右の走行モータへ
の送油量が異なり、走行モータの回転速度が異な
つて走行が蛇行状態になるという好ましからぬ状
態が生ずる。それを防止する目的で、従来技術の
油圧回路では第3図に示すごとく、一方の第1油
圧ポンプ9から、第1走行モータ2操作用切換弁
1に通ずる油路10の途中にパイロツト切換弁2
6を設けた。ここで先ず、第1、第2両走行モー
タ2,15のみを作動し、他のアクチユエータは
全く作動しない単純な走行時を考えてみる。この
場合には、第1走行モータ操作用切換弁1および
第2走行モータ操作用切換弁14を同時に操作す
る。そうすると、開閉弁37,39が共に連動し
て切換わり開通する。それで第3ポンプ31から
の吐出油の一方は、油路32、絞り38を通り、
開閉弁37、油路41、開閉弁43,44,45
の内部油路を通つて油タンク42に戻り、もう一
方は油路34、絞り40を通り、開閉弁39、油
路46、開閉弁47,48,49の内部油路を通
つて油タンク42に戻る。したがつて、パイロツ
ト切換弁26にはパイロツト圧は作用せず、パイ
ロツト切換弁26はロ位置のままである。そこ
で、第1走行モータ2は第1油圧ポンプ9からの
圧油で作動し、第2走行モータ15は第2油圧ポ
ンプ21からの圧油で作動するので、車体は直進
する。
次に、第1および第2走行モータと他のアクチ
ユエータを同時に作動する場合、例えば、湿地
帯、あるいは、坂道などで、走行しながらブー
ム、アームなどを使つて進行を容易にする場合に
ついて述べる。例えば、走行中にブームシリンダ
6を作動する場合について説明する。前記のよう
に、第3図において、第1、第2走行モータ操作
用切換弁1,14が操作され、第1走行モータ2
と第2走行モータ15は作動しており、更に、ブ
ームシリンダ6操作用切換弁5を操作してこれを
切換える。そうすると、切換弁5と連動した開閉
弁44が切換えられ、油タンク42に通じたバイ
パス油路41が該開閉弁44で遮断されるため、
第3ポンプ31からの吐出油は、絞り38、油路
33、開閉弁37、シヤトル弁35、油路36を
通つてパイロツト圧としてパイロツト切換弁26
に達し、該パイロツト切換弁26をイ位置に切換
える。したがつて、第2油圧ポンプ21の圧油は
油路22を通つて第2走行モータ操作用切換弁1
4に流れる以外に、分岐油路27、パイロツト切
換弁26イ位置、油路10を通つて第1走行モー
タ操作用切換弁1にも流入する。すなわち、2個
の走行モータ2,15は共に第2油圧ポンプ21
から圧油の供給を受け、同じ回転数で回転するの
で、蛇行せずに直進する。また、走行中に操作作
動させたブームなど、走行モータ以外の他のアク
チユエータはいずれも第1油圧ポンプ9に並列に
接続されることになるから、それらの作動は、第
1、第2両走行モータ2,15の作動に影響され
ない。
発明が解決しようとする課題 上記従来の方法は、第1、第2の2個の走行モ
ータとそれ以外の他のアクチユエータを同時に操
作しても、両者はそれぞれ別個の油圧ポンプから
圧油を供給されることになるので、走行時に蛇行
することなく直進する。また、走行時に操作する
他のアクチユエータは、別個の単独の油圧ポンプ
から圧油を供給されるので、走行モータ側の作動
圧に関係なく作動される。ところが、例示したク
ローラ式油圧シヨベルは2個の走行モータを作動
させながら、他のアクチユエータを作動させる場
合がかなりある。例えば、油圧シヨベルが湿地帯
から脱出したり、あるいは、急勾配の傾斜地を登
りきる場合に、ブーム、アームなどを使つて前進
する。そしてその時、ブーム、アームなどの作動
速度を速くしようとしても、ブーム、アームなど
のアクチユエータ操作用切換弁のグループ側の油
圧ポンプの吐出能力に限度があつて、作動速度を
上げることができない。
この発明は上記の問題を解決し、走行しながら
走行モータ以外の他のアクチユエータを作動させ
た時、操作するアクチユエータの作動速度を上げ
ることの可能なクローラ式油圧シヨベル類似の全
油圧式建設機械の油圧回路を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの発明の
手段は、 (イ) 複数のアクチユエータ操作用切換弁を2個の
グループに分け、おのおの別個の油圧ポンプの
圧油を供給し、上記切換弁の各グループの最上
流側に走行モータ操作用切換弁を設け、その下
流側に走行モータ以外のアクチユエータ操作用
切換弁を並列に配置した油圧回路であつて、 (ロ) 一方の油圧ポンプから、一方の切換弁グルー
プに属する走行モータ操作用切換弁に通じる油
路の中間に、 (ハ) 常時は、上記一方の油圧ポンプから一方の走
行モータ操作用切換弁に通じる油路を開路し、
他方の走行モータ操作用切換弁に通じる他方の
油圧ポンプからの油路の分岐油路を閉路してい
るが、パイロツト信号により切換えると、一方
の油圧ポンプの吐出油路を、2つの切換弁グル
ープの走行モータ操作用切換弁の下流側から、
走行モータ以外のアクチユエータ操作用切換弁
に圧油を供給する油路に接続し、他方の油圧ポ
ンプの吐出油路を、両方の走行モータ操作用切
換弁に同時に通じさせる機能のパイロツト切換
弁を備え、 (ニ) 該パイロツト切換弁には、走行モータ操作用
切換弁が操作され、なおかつ、その切換弁グル
ープに属する走行モータ以外にアクチユエータ
操作用切換弁を同時に操作したときにパイロツ
ト信号を発生する手段からの信号を導き、 (ホ) さらに、上記パイロツト切換弁が切換わつた
とき、2つの油圧ポンプの吐出油路を絞りを介
して連通させる如き油路を設ける。
作 用 走行モータとそれ以外の他のアクチユエータを
同時に操作すると、パイロツト切換弁は切換わつ
て、両者はそれぞれ別個の油圧ポンプから圧油を
供給される。そして本発明の油圧回路では、同時
に2つの油圧ポンプの吐出油路は、絞りを介して
に互に連通されているので、走行モータ側か、他
のアクチユエータ側か、いずれか油圧の高い方側
から低い方側へ圧油の一部が流れる。通常、走行
モータ側の作動圧が高いので、他のアクチユエー
タに圧油を供給する油圧ポンプからの圧油の一部
は絞りを通つて、他のアクチユエータ側へ送油さ
れる。したがつて、他のアクチユエータの作動速
度は上昇する。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は、この発明をクローラ式油圧シヨベル
に適用した時の油圧系統図であり、図において、
1は第1走行モータ2操作用の切換弁であり、3
は旋回モータ4操作用の切換弁であり、5はブー
ムシリンダ6操作用の切換弁であり、7はアーム
シリンダ8操作用の切換弁であるが、これらの切
換弁1,3,5,7は切換弁グループAを形成
し、最上流側の第1走行モータ操作用切換弁1に
は第1油圧ポンプ9から油路10が通じ、第1走
行モータ操作用切換弁1と他の切換弁3,5,7
とはタンデムに連結され、他の切換弁3,5,7
はそれぞれ並列に連結され、第1走行モータ操作
用切換弁1の下流側から各切換弁3,5,7へ油
路11,12,13が通じている。
14は第2走行モータ15操作用切換弁であ
り、16はバケツトシリンダ17操作用切換弁で
あり、18は前記ブームシリンダ操作用切換弁5
と連動し、ブームシリンダ6に合流油路19を形
成した切換弁であり、20は前記アームシリンダ
操作用切換弁7と連動し、アームシリンダ8に合
流油路53を形成した切換弁であるが、これらの
切換弁14,16,18,20は切換弁グループ
Bを形成し、最上流側の第2走行モータ操作用切
換弁14には第2油圧ポンプ21から油路22が
通じ、該第2走行モータ操作用切換弁14と他の
切換弁16,18,20とはタンデムに連結さ
れ、他の切換弁16,18,20はそれぞれ並列
に連結され第2走行モータ操作用切換弁14の下
流側から各切換弁16,18,20へ油路23,
24,25が通じている。
26は第1油圧ポンプ9から第1走行モータ操
作用切換弁1に通ずる油路10に設けたパイロツ
ト切換弁で、両グループA,Bの第1、第2走行
モータ操作用切換弁1,14とそれ以外の切換弁
のいずれか1個あるいは複数個を操作した時に、
第2油圧ポンプ21を第1走行モータ操作用切換
弁1と第2走行モータ操作用切換弁14に並列に
通ぜしめ、第1油圧ポンプ9を両切換弁グループ
A,Bの前記以外の切換弁3,5,7,16,1
8,20に並列に通ぜしめるためのもので、該パ
イロツト切換弁26には第2油圧ポンプ21の吐
出側油路22から分岐油路27が通じている。ま
た、該パイロツト切換弁26から切換弁グループ
Aの第1走行モータ操作用切換弁1以外の切換弁
3,5,7へ油路28,29が、切換弁グループ
Bの第2走行モータ操作用切換弁14以外の切換
弁16,18,20に油路28,30が、それぞ
れ、チエツク弁50,50を介して通じている。
31は第3油圧ポンプで、該油圧ポンプ31か
らの吐出圧油はパイロツト油路32を経て分岐
し、並行するパイロツト油路33,34を形成
し、該パイロツト油路33,34はシヤトル弁3
5、パイロツト油路36を経てパイロツト切換弁
26に通じている。37はパイロツト油路33に
設けた開閉弁で、該開閉弁37は第1走行モータ
操作用切換弁1と連動しており、該第1走行モー
タ操作用切換弁1が中立以外に切換えられたとき
のみ該パイロツト油路33を開通せしめるための
ものであり、該開閉弁37の上流側の油路33に
は絞り38を設けている。同様に39はパイロツ
ト油路34に設けた開閉弁で、該開閉弁39は第
2走行モータ操作用切換弁14と連動しており、
該第2走行モータ操作用切換弁14が中立以外に
切換えられたときのみパイロツト油路34を開通
せしめるためのもので、該開閉弁39の上流側の
パイロツト油路34には絞り40が設けられてあ
る。41は開閉弁37の下流側で、パイロツト油
路33から分岐して油タンク42に通ずるバイパ
ス油路で、該バイパス油路41には3個の開閉弁
43,44,45を直列に設けている。開閉弁4
3は旋回モータ操作用切換弁3と連動する開閉弁
であり、開閉弁44はブーム操作用切換弁5と連
動する開閉弁であり、開閉弁45はアーム操作用
切換弁7と連動する開閉弁であり、これらの切換
弁3,5,7が中立位置にあるときのみ、開閉弁
43,44,45をそれぞれ開通するもので、そ
れ以外に切換えられたときには閉鎖するものであ
る。同様に、46は開閉弁39の下流側で、パイ
ロツト油路34から分岐して油タンク42に通ず
る油路で、該バイパス油路46には3個の開閉弁
47,48,49を直列に設けている。開閉弁4
7はバケツト操作用切換弁16と連動する開閉弁
であり、開閉弁48はブームシリンダの合流操作
用切換弁18と連動する開閉弁であり、49はア
ームシリンダの合流操作用切換弁20と連動する
開閉弁である。そして、切換弁16,18,20
が中立位置にあるときのみ、これらの開閉弁4
7,48,49はそれぞれ開通するもので、それ
以外に切換えられたときには閉鎖するものであ
る。そして本発明においては、第1油圧ポンプ9
と第1走行モータ操作用切換弁1の上流側の油路
10との間に、油路55を設け、該油路55の途
中に絞り56を、パイロツト切換弁26を経由す
る油路10と並列に付加設定した。なお、第1図
において、50,54はいずれもチエツク弁であ
り、51はリリーフ弁、52は戻り油路である。
本発明は上記の如く構成しているが、実際に作
動する場合について説明する。
引例のクローラ式油圧シヨベルにおいて、第
1、第2両走行モータと他のアクチユエータを同
時に作動する場合の本油圧回路の作動機能は、走
行中に旋回モータ4を作動する場合も、あるいは
それ以外に、走行中にブームシリンダ6、アーム
シリンダ8、バケツトシリンダ17を作動する場
合も同様である。従つて、以下は、油圧シヨベル
が湿地帯、あるいは、坂道などで、走行しながら
ブームを使つて前進を容易にする場合を想定して
説明する。前記のように走行モータ操作用切換弁
1,14が操作され、第1、第2両走行モータ
2,15が作動しており、更にブームシリンダ6
操作用切換弁5を操作してこれを切換える。該切
換弁5と連動した開閉弁44が切換えられ、油圧
タンク42に通じたバイパス油路41が遮断され
る。該バイパス油路41が閉ざされるため、油路
33のパイロツト油は開閉弁37、シヤトル弁3
5、油路36を通つてパイロツト切換弁26に達
し、該パイロツト切換弁26をイ位置に切換え
る。したがつて、第2油圧ポンプ21の圧油は油
路22を通つて第2走行モータ15操作用切換弁
14に流れる以外に、分岐回路27、パイロツト
切換弁26のイ位置、油路10を通つて第1走行
モータ2操作用切換弁1に流れる。すなわち、2
個の走行モータ2,15は共に第2油圧ポンプ2
1から圧油の供給を受ける。一方、第1油圧ポン
プ9の圧油は、パイロツト切換弁26のイ位置、
油路28、チエツク弁50、油路29、油路1
2、チエツク弁54、更に、ブームシリンダ6操
作用切換弁5を通つてブームシリンダ6に達し、
戻り油は該切換弁5、油路52を通つて油タンク
42に戻り、該ブームシリンダ6が作動する。こ
のように走行モータ2,15とそれ以外の他のア
クチユエータを同時に作動させる場合には、それ
ぞれ別個の油圧ポンプで作動させることになり、
走行モータ2,15がそれ以外の他のアクチユエ
ータの影響を受けることがなく、油圧シヨベルは
直進を確保する。そうして本発明にては、第1油
圧ポンプ9からパイロツト切換弁26を経由する
油路10と並列に、絞り56を有する油路55に
より、上記第1油圧ポンプ9の吐出口側油路と油
路10とが連通されている。これは、パイロツト
切換弁26がイ位置に切換わつている時には、第
1油圧ポンプ9と第2油圧ポンプ21の吐出口側
を絞り56を介して連通させているものである。
そのために、第2油圧ポンプ21が吐出油を供給
する走行モータ側か、第1油圧ポンプ9が吐出油
を供給する他のアクチユエータ側か、いずれか油
圧の高い方側から低い方側へ所定量の圧油が絞り
56を通つて流れ、相互に、その不足分を補うこ
とにより同時操作時の作業性能の向上を計るもの
である。本実施例においては、通常走行モータ側
の作動圧が高いので、第2油圧ポンプ21からの
圧油は、走行モータ2,15に供給されるととも
に、その一部は、油路27、パイロツト切換弁2
6右側油路、絞り56、油路55、パイロツト切
換弁26イ位置左側油路、油路28、チエツク弁
50、油路29、油路12、チエツク弁54、切
換弁5を経て、ブームシリンダ6へ送油される。
したがつて、ブームシリンダ6の作動速度は上昇
する。
なお、第2図に示す図は本発明の他の実施例で
あるが、第1図における油路55、絞り56をや
めて、パイロツト切換弁26′内に絞り56′を設
けたものである。
発明の効果 上記のように、本発明は油圧シヨベルの如き全
油圧式建設機械のアクチユエータを2組のグルー
プに分け、それぞれ別個の油圧ポンプで作動する
如くし、第1、第2両走行モータとそれ以外の他
のアクチユエータを同時に作動させる操作をした
ときは、パイロツト切換弁の切換わり作用によつ
て、第1、第2油圧ポンプの吐出圧油を、それぞ
れ、左右の走行モータと、該走行モータ以外のア
クチユエータとへ専用的に供給する回路を形成す
るとともに、該第1油圧ポンプと第2油圧ポンプ
の吐出口側の油路の間に絞り部を有する連通油路
を設けた。従来技術の油圧回路にては、上記のよ
うな絞り部を設けていないので、2個の走行モー
タとそれ以外の他のアクチユエータを同時操作し
た場合に、両者はそれぞれ単独の油圧ポンプから
別個に圧油を供給されていた。それで、運転者が
他のアクチユエータの作動速度の上昇を必要とし
ても、その側の単独の油圧ポンプの吐出油量の限
度しか対応できないので、必要とする速度上昇は
得られず、作業上不具合の状況も多かつた。しか
し、絞り部を付加設定した本発明の油圧回路を持
つ全油圧式建設機械、例えば、クローラ式油圧シ
ヨベルが、沼地を前進する場合でも、ブーム、ア
ームなどを同時に操作作動すると、走行モータ側
の高圧圧油の一部は絞り部を通つてブーム、アー
ムなど低圧側アクチユエータに合流するので、ブ
ーム、アームなどの作動速度を上昇させることが
可能となつた。したがつて、油圧シヨベルを走行
させて、旋回したり、あるいは作業アタツチメン
トを操作作動させた場合でも、それらアクチユエ
ータの作動速度上昇が可能となり、油圧シヨベル
或いは、全油圧式建設機械の作業性を向上させ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧回路図、第2図は第1図
の他の実施例、第3図は従来技術の油圧回路図で
ある。 2……第1走行モータ、4……旋回モータ、6
……ブームシリンダ、8……アームシリンダ、9
……第1油圧ポンプ、10……油路、15……第
2走行モータ、21……第2油圧ポンプ、26,
26′……パイロツト切換弁、31……第3油圧
ポンプ、32……パイロツト油路、35……シヤ
トル弁、37……開閉弁、38……絞り、39…
…開閉弁、55……油路、56,56′……絞り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のアクチユエータ操作用切換弁を2個の
    切換弁グループに分け、それぞれ別個の油圧ポン
    プの圧油を供給し、各切換弁グループの最上流側
    に、走行モータ操作用切換弁を設け、その下流側
    に走行モータ以外のアクチユエータ操作用切換弁
    を並列に配置した油圧回路において、一方の油圧
    ポンプから一方の切換弁グループの走行モータ操
    作用切換弁に通じる油路の中間に設け、常時は、
    上記一方の油圧ポンプから一方の走行モータ操作
    用切換弁に通じる油路を開路し、他方の走行モー
    タ操作用切換弁に通じる他方の油圧ポンプからの
    油路の分岐油路を閉路しているが、パイロツト信
    号により切換わると、一方の油圧ポンプからの油
    路を、2つの切換弁グループの走行モータ操作用
    切換弁の下流側から、走行モータ以外のアクチユ
    エータ操作用切換弁に、同時に通じさせる油路お
    よび他方の油圧ポンプからの油路を、他方の走行
    モータ操作用切換弁と同時に、一方の走行モータ
    操作用切換弁にも通じさせる機能のパイロツト切
    換弁と、走行モータ操作用切換弁およびその切換
    弁グループに属する走行モータ以外のアクチユエ
    ータ操作用切換弁が同時に操作されると、上記パ
    イロツト切換弁に信号を発する手段と、上記パイ
    ロツト切換弁が切換わつたとき、2つの油圧ポン
    プの吐出油路が、絞りを介して連通されるが如き
    油路と、からなる建設機械の油圧回路。
JP23059485A 1985-10-15 1985-10-15 建設機械の油圧回路 Granted JPS62107124A (ja)

Priority Applications (1)

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