JPS6237519A - 等速ボ−ルジヨイントの自動組立方法 - Google Patents

等速ボ−ルジヨイントの自動組立方法

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JPS6237519A
JPS6237519A JP17673585A JP17673585A JPS6237519A JP S6237519 A JPS6237519 A JP S6237519A JP 17673585 A JP17673585 A JP 17673585A JP 17673585 A JP17673585 A JP 17673585A JP S6237519 A JPS6237519 A JP S6237519A
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ball
pocket
cage
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • F16D3/224Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a sphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内輪と外輪の間にトルク伝達用のボールを
介在させ、内外輪の一方から他方に、作動角が変化して
も等しい角速度で回転を伝達する等速ボールジヨイント
の自動組立方法に関するものである。
〔従来の技術〕
回転伝達の中間部材として用いられている等速ボールジ
ヨイントは、駆動軸と被駆動軸のなす作動角が変化して
も、常に等しい回転を伝達することができるため、例え
ば自動車の車輪駆動用として極めて重要なものである。
等速ボールジヨイントの基本的な描造は、第1図の如く
、外面に複数のトラック溝1を備えた内輪2と、この内
輪2に対して外嵌し、トラック溝1と等しい数のポケッ
ト3を備えたケージ4と、内輪2とケージ4の組合せ体
5を収納する内部の周壁にトラック溝6が設けられた外
輪7と、ケージ4の各ポケット3で保持された状態で内
輪と外輪のトラック溝1.6にわたって嵌合し、内外輪
の一方の回転を他方に伝えるボール8とで構成され、ケ
ージ4で保持されたボール81嗅内輪2と外輪7のトラ
ック溝1,6上をころがって内外輪のなす角の三等分面
上にあり、いかなる作動角、いかなる回転角においても
内外輪2.7が等速性をもっている。
〔発明か解決しようとする問題点〕
従来、上記のような等速ボールジヨイントの組立ては、
手作業に依存していたため、熟練した技術か必要であり
、しかも組立てに労力と時間がかかるため、生産能率が
悪く、組立てコストが高くつくという問題がある。
この発明は、上記のような問題を解決するためになされ
たものであり、手作業を必要とすることなく、自動的に
ジヨイントを組立てることができる等速ジヨイントの自
動組立方法を提供するのか目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような問題点を解決するため、この発明は、内輪
とケージをトラック溝とポケットか一致するよう嵌合し
た組合せ体に対し、一つのポケット内に基準ボールを挿
入する基準ボール挿入工程と、外輪の内部に対して前記
組合せ体を、両側の長いポケットを外輪のトラック溝間
に形成された対向位置の突条に嵌挿することにより直交
状態に組込み、この組合せ体を外輪の円周方向に一定角
度回動させた後、外輪と同軸心状となるよう倒し、基準
ボールを対応するトラック溝に嵌合する組合せ体組込み
工程と、外輪に対して組合せ体を傾動させることにより
各ポケットを順次露出させ、露出したポケットにボール
を挿入するボール組込み工程とを順次経るようにしたも
のである。
〔作用〕
内輪とケージをトラック溝とポケットが一致するように
嵌合した組合せ体に対し、一つのポケットに基準ボール
を挿入し、次にこの組合せ体を外輪の開口端面側に直交
状の配置で臨ませ、両側の長いポケットを外輪のトチツ
ク溝間に形成された対向突条に嵌合して外輪内に組合せ
体を組込む。
この状態で組合せ体を、外輪の円周方向に一定角度を回
動させ、次に伏倒させることにより基準ボールを外輪の
対応するトラック溝に嵌合し、外輪と組合せ体を同軸心
状に組合せ、この後、組合せ体を傾動させて各ポケット
を外輪から露出させ、露出したポケットに順次ボールを
挿入する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基ついて説明する
第2図乃至第5図は、等速ボールジヨイントの構成部品
とその構造及び組立ての順序を示している。
同図において、この発明によって組立てる等速ボールジ
ヨイントは、内輪2と、その外側(こ嵌合したケージ4
と、内輪2とケージ4の組合せ体5を収納する外輪7と
、ケージ4で保持された状態で内輪2と外輪7間に組込
まれるボール8とで構成されている。
上記内輪2は、外面が球状の円筒に形成され、外面に六
条のトラック溝1が円周方向に一定の間隔で設けられて
いる。このトラック溝1は、断面が略半円形で内輪2の
軸方向には外面に沿って球状になっている。
前記ケージ4は、内径が内輪2の外面に嵌合する球面で
、外面も内面と同軸心の球面に形成され、円周方向に一
定の間隔でトラック溝1と等しい数のボール保持用ポケ
ット3か設けられ、軸線を挾んで対向する一組のポケッ
トは径方向に長いポケツ)31.3aに形成されている
この長いポケット3a、3aは、内輪2とケージ4を組
合せるときに利用すると共に、後述する外輪7内への組
込みに用いるためのものであり、内輪2の軸方向の厚み
よりも少し長くなっている。
また、第2図乃至第5図は、室7aの開口径よりもケー
ジ4の最大径か大きな組合せ体5を外輪7内に組込む順
序を示している。
第2図と第3図の如く、外輪7に対して組合せ体5を直
交状に臨ませ、両側に位置させた長いポケット3a、3
aを外輪7のトラック溝6間に形成された対向する突条
5a、5aに嵌合せながら、室7a内に組合せ体5を挿
入し、挿入位置で組合せ体5を伏倒させれば、組合せ体
5は外輪7の内部に同軸心状態で収納されることになる
内輪2と外輪7内へのボールの組込みは、組合せ体5の
組立後において、予め長いポケット3a。
3aを除く一つのポケット3に、第2図の如く基準ボー
1vf3aを挿入し、内輪2のトラック溝1とケージ4
のポケット3の位置合せを行ない、更に組合せ体5を外
輪7内に収納したとき、この基準ボール8aを外輪7の
トラック溝6に嵌合せ、ポケット3とトラック溝6の位
置合せをし、この後残りの各ポケット3にボール8を順
次挿入するものである。
前記のように、組合せ体5に予め基準ボール8aが挿入
され、各トラック溝1.6とポケット3が60’の角度
で配置されているので、外輪7内に組合せ体5を組込む
工程において、基準ボール8aを目的のトラック溝に嵌
合するために、外輪7内に直交状態で挿入した組合せ体
5に、外輪7の円周方向への回転を付与する必要がある
即ち、第2図と第3図の如く、外輪7に対して直交状態
に挿入した組合せ体5を、外輪7と同軸心状、となるよ
うそのまま伏倒させると、基準ボール8aが位置的に突
条6aへ衝突することになる。
このため、外輪7内に直交状態で挿入した組合せ体5を
第4図に示す如く、外輪7の円周方向へ30°回動させ
、この後、組合せ体5を符倒させると、第5図のように
、基準ボール8aは目的のトラック溝6に嵌り込み、組
合せ体5が外輪7内に同軸心状態で収納され、外輪7の
トラック溝6とポケット3の位置決め状態が得られる。
上記のように、外輪7内に組合せ体5を収納した後、残
りの各ポケット3にボール8の挿入作業が行なわれる。
ポケット3へのボール8の挿入は、挿入したいポケット
が外輪7から露出するように、組合せ体5を傾動させ、
このポケットに外側からボール8を圧入すればよく、組
合せ体5を水平に戻すとボール8は、対応するトラック
溝1.6にわたって嵌り合うことになる。
上記のようなボール挿入工程において、組合せ体5の傾
動が挿入したボール8の存在によるこじれによって不可
能になるのを防ぐため、先ず基準ボール8aに対して1
20°の位置にあるポケットにボール8を挿入し、次い
で更に120°の位置の。
ポケットに挿入し、この後残りのポケットに適宜挿入す
る順序が採られる。
第6図は、上記した等速ボールジヨイントの組立てを自
動的に行なう自動組立装置の平面的なレイアウトを示し
ており、外輪搬送ラインAと組合せ体搬送ラインBが平
行して配置されている。
先ず、組合せ体搬送ラインBには、このラインに沿って
、コンベア11て送られてきた組合せ体5を1個ずつ前
方に送り出す定配機12と、定位置に供給された組合せ
体5の搬送方向に対する位相を、長いポケツ)3aを利
用して割り出すと共に、内輪2とケージ4の円周方向の
位相を一致させ、この組合せ体5を外輪搬送ラインA側
に移送する位相割出機15と、位相割出後の組合せ体5
に対し、所定のポケット3に基準ボール8aを挿入する
基準ボール挿入機16が配置されている。
次に、外輪搬送ラインAには、このラインに沿って、コ
ンベヤ20で送られてきた外輪7を1個ずつ前方に送り
出す定配機21と、定位置に供給された外輪7の上下を
反転し、これを搬送パレット93のチャック22に載置
する反転機23と、反転後の外輪7の位相割出しを行な
う外輪位相割出機24と、組合せ体搬送ラインBの位相
割出機5から組合せ体5を受取り、これを外輪7内に挿
入する組合せ体組込機25と、外輪7内に挿入された組
合せ体5のポケット3にボール8を挿入するボール挿入
機26と、組上ったジヨイントの検査を行なう検査機2
7とが並べて配置されている。
前記両搬送ラインAとBに沿って配置されている土たる
各機器の具体的な構造と作用を、第7図乃至第17図の
詳細図を参酌して説明する。
位相割出機15は、搬送機13で位置Yに送り込まれた
組合せ体5に臨むよう配置されており、第7図に示す如
く、位置Yに送り込まれた組合せ体5を受取る支持台6
1を垂直の軸心を中心に回動自在となるよう設け、この
支持台6の直上に、シリンダ62による上下動とモータ
63による正逆回転が付与される垂直軸64が配置され
、垂直軸64の下端に、下降時内輪2内へ嵌入する位置
決軸65と、同じく下降時に内輪2のトラック溝1に掛
合するピン66を備えた押え軸6アが取付けられている
上記支持台61の下部で外輪搬送ラインA側の位置に、
この搬送ラインAと直角の方向にシリンダ6日で進退動
が付与される水平台69が配置され、この水平台69上
に、支持台61上の組合せ体5を挟持して外輪搬送ライ
ンA側に移送する位置決用のチャック機構70が取付け
られている。
チャック機構70は、水平台69上にモータ71で駆動
される回転軸72を設け、回転軸72の両端に固定した
アーム73の先端間で水平軸74を支持し、この水平軸
74に軸方向への移動が自在となるよう取付けた一対の
挾持腕75.75に第8図の如くばね76で組合せ体5
の挟持弾性を付与している。
両挾持腕75.75の先端対向面に長いポケット3aに
一致する形状の突起77が設けられていると共に、両ア
ーム73間に取付けたシリンダ78のコーン79により
、両挾持腕75.75に押拡げられ、組合せ体5の挟持
を解くようになっている。
上記のような構成の位相割出′a15は、支持台61上
に組合せ体5か供給されると、先ず垂直軸64が下降し
て押え軸67が組合せ体5を押圧し、位置決軸65が内
輪2内に嵌入すると共に、ピン66かトラック溝1に掛
合し、次に、チャック機構70が支持台61側に、接近
し、開離状態の挾持腕75.75が第7図実線のように
組合せ体5の両側に外嵌し、コーン79が退勤して挾持
腕75゜75は閉じ、組合せ体5を弾力的に挾持する。
この状態てモータ63か正転し、組合せ体5(こ回転を
与えると、ケージ4の長いポケット3aが挟持腕75.
75に臨んだとき、突起77.77が長いポケット3a
に嵌合し、ケージ4を位置決固定化する。(第8図参照
) 内輪2が一定回転後、モータ63は予め設定した角度だ
け逆転することにより、内輪2も同角度だけ逆転し、ケ
ージ4のポケット3にトラック溝1が臨むように位置決
めがなされる。
前記基準ボール挿入機16は、上記位相割出機15の支
持台61上において内輪2とケージ4の位相か合わされ
てチャック機構70で保持された組合せ体5に対し、第
z8  図の如く、一つの短かいポケット3に基準ボー
ル8aを押込むものである。
従って、チャック機構70で外輪搬送ラインAの受取位
置に待機保持される組合せ体5は、基準ボール8aが嵌
込まれ、内輪2とケージ4の円周方向の位相が固定化さ
れ、しかも、長いポケット3aが外輪搬送ラインAの搬
送方向に沿う位置決めがなされる。
第16図と第17図は、基準ボール押入機16の具体的
な構造を示しており、支持台61上で位置決めされた組
合せ体5の一つのポケット3に先端を臨ませた供給筒8
1の後端に押出しシリンダ82を配置し、供給筒81の
先端上部に接続した誘導路83の途中に押上げシリンダ
84を設け、誘導路83の途中に設けた段部85に当接
する最前部の基準ボール8aをシリンダ84で押上げる
ことによりこれを供給筒81の先端に転動させ、これを
押出しシリンダ42てポケット3とこれに対応するトラ
ック溝1内に押込むようになっている。
(外輪搬送ライン側の構造と作用) 外輪7は、開口側の端面が下向きの状態でコンベヤ20
に供給され、定配機21で一個ずつコンベヤ20の先端
に送られた外輪7は、反転機23のチャック9で挾持さ
れ、コンベヤ20の前方へ延長状に配置したパレット循
環路92のパレット93上に反転状態で供給される。
外輪7は、回転可能なパレット93のチャック22でシ
ャフトが固持され、循環路92に沿って、次の位相割出
機24に臨む位置へ送られる。
第9図は位相割出機24の構造を示しており、シリンダ
101で上下動する昇降体102に、モータ103で正
逆回転する垂直の回転軸104を取付け、この回転軸1
04の下端に、外輪7内の底面中央へ弾力的に当接する
センター軸105と、対向するトラック溝6の端部に掛
合するピン106を備えた押え部材107を取付けて形
成されている。
パレット93上に外輪7が回転軸104の直下に臨むと
、昇降体102か下降してセンター軸105が外輪7内
に進入し、モータ103が正転して回転軸104か回転
するとピン106がトラック溝6に掛合し、外輪7に強
制的な回転を与える。
モータ103は一定正転後に所定角度を逆転することに
より、外輪7の位相、即ち、外輪7の搬送方向に対する
トラック溝6の配置を一定化するものである。
位相割出後の外輪7は、循環路92に沿って次の組合せ
体組込機25の直下位置に送られる。
第10図と第11図は、この組込機25の構造と、前記
した組込み体位相割出機15の関係を示している。
組込機25は、シリンダ111によって上下動する昇降
体112の前面に、モータ113で回転するコ字状枠1
14を取付け、このコ字状枠114の内部にシリンダ1
15と連動した回動台116を組込み、回動台116の
前面に組合せ体5の内輪2が嵌入する受取軸117と突
設し、受取軸117の直上にシリンダ118で揺動する
組合せ体保持爪119を回動台116に取付けて形成さ
れている。
組込機25は、昇降体112が上昇し、受取軸117が
水平で保持爪119が開放位置にあるとき、受取軸11
7が組合せ体5の受取待機位置となり、第11図に示す
ように位相割出機15のチャック機構70で搬送ライン
A側に送られた組合せ体5が、自動的に受取軸117へ
嵌挿供給される。
受取軸117に供給された組合せ体5は、保持爪119
によって抜止状態に保持され、この後、昇降体112が
下降し、組合せ体5は直下に待機する外輪7内に挿入さ
れる。
このとき、前の位相割出工程において、組合せ体5は両
側に長いポケツ)3aが位置し、基準ボール8aが上部
位置のポケット3に嵌合していると共に、外輪7は、搬
送方向に対して対向する一組の突条6aが直角の位置関
係になるよう設定されている。
従って、組合せ体5は、両側の長いポケット3aが対向
する一組の突条6aに嵌合しながら外輪7内に直角の位
置関係で嵌り込み、最大直径が外輪7の開口径よりも大
きな組合せ体5を外輪7内に嵌挿することができる(第
2図と第3図参照)外輪7内に組合せ体5か直角に嵌り
込むと、モータ113が起動してコ字状枠114が回転
し、組合せ体5を水平方向に3σ回動させる。(第4図
膠原) 次に、保持爪119が開放位置に開き、シリンダ115
が収縮して回動台116が90°回動し、組合ぜ体5を
この回動台116で押し倒すことにより、外輪7の内部
に同軸心状となるよう納める。
このとき、組合せ体5は予め30’回動変位させである
ため、組合せ体5を白心の軸心方向に倒した場合、基準
ボール8aを外輪7の対応するトラック溝6へ確実に嵌
合させることができる(第5図参照) 外輪7内に組合せ体5が嵌合すると、昇降体112は上
昇し、保持爪119が解放位置のまま受取軸117゛は
水平に復帰し、次の組合せ体受取に備えるものである。
組合せ体5が同軸心状に組込まれた外輪7は、次のボー
ル挿入機26の位置に送られ、各ポケット3内にボール
8が組込まれる。
第12図乃至第15図はボール挿入機26の構造を示し
ており、シリンダ121で上下動する昇降台122の前
面にケージ押えレバー123を上下に揺動自在となるよ
う取付け、シリンダ124て下方に揺動したレバー12
3の先端でケージ4の上端面を押下げ、外輪7内におい
てケージ4を傾斜させることにより、押下げと反対側の
位置にあるポケット3を外輪7の外部に露出させるよう
になっている。
上記昇降体122の前面に一対の軸受125で下向きコ
字状枠126を回動自在に支持し、このコ字状枠126
の中央部に下向きの内輪揺動ピン127を固定し、コ字
状枠126はアーム128を介して運動したシリンダ1
29によって前後方向の揺動か付与される。
内輪揺動ピン127は、昇降体122の下降時に、直下
に待機する内輪2の内部に嵌入し、その途中に設けたケ
ージ押えピン130がケージ4の上端面の両側を押圧す
る(第13図参照) この状態でシリンダ124が作動し、ケージ押えレバー
123がケージ4を押下け、上端面の押えピン130が
当接する部分を中心に、ケージ4は傾斜する(第13図
参照) 次に、シリンダ129が作動してコ字状枠126と共に
内輪揺動ピン127がケージ4の傾斜方向に傾動し、内
輪2を所定角度傾斜させる。
このとき、内輪2と共にケージ4は一体に傾動すること
になるので、ケージ4の方が余分に傾斜し、ポケット3
が外輪7の外部に露出することになる(第15図参照) なお、ケージ4と内輪2の傾斜角度に差を与えるのは、
トラック溝1の曲面中心と内輪2の曲面中心の違いを利
用し、トラック溝1の深い部分をポケット3に臨ませ、
次のボール挿入工程が円滑に行なえるようにするためで
ある。
前記ケージ押えレバー123と外輪7を挾んで対向する
位置の上部にボール供給筒131の先端が臨み、シリン
ダ132でボール8を一つだけ押出し、露出したポケッ
ト3にこのボール8を押込むようになっている。
上記ポケット3に対するボール8の挿入は、基準ボール
8aに対して120°の位置のポケットから行ない、内
輪2及びケージ4の傾動に支障を与えないようにしてお
り、このような挿入位置の選択は、パレット93のチャ
ックにより外輪7を回転させることによって得られる。
基準ボール8aに対して120°の位置にあるポケット
にボールが挿入されると、ケージ押えレバー123はケ
ージ4の押圧を解き、内輪揺動ピン127が垂直に復帰
し、内輪2を水平状態に戻す。
この後、パレットのチャックによって外輪7が120°
回転し、次のポケット3がボール供給筒131に向き、
ゲージ押えピン130による上端面の押圧で、ケージ4
も水平に戻る。
次に、ケージ押えレバー123と内輪揺動ピン127が
上述したと同様ζこ作動し、露出したポケットにボール
が挿入されることになる。
このように、基準ボール82kに対して120゜240
0の位置関係にあるポケットにボール8が挿入されると
、それ以降のボール挿入はどのポケットに行なってもよ
く、また、円周方向にボールが均一に配置されるため、
内輪2及びケージ4の傾動が円滑になり、ケージ押えレ
バー123で予めケージ4を傾斜させる動作は省くこと
ができる。
すべてのポケットにボールが挿入されると昇降体122
は上昇して内輪揺動ピン127が内輪2から抜け、組上
ったジヨイントは次の検量工程へと送られ、検査を受け
た後、循環器92の端部でパレット93から取り出され
、上下反転状態にして排ジ、外輪及びボールによって構
成される等速ボールジヨイントの組立てが自動的に行な
えるようになり、省力化と能率向上とによって、製作コ
ストの低減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は等速ボールジヨイントの構造を示す断面図、第
2図乃至第5図の各々は上記ジヨイント縦断面図、第1
0図は組合せ体組込機の斜視図、第11図は内輪位相割
出機と組込機の関係を示す側面図、第12図はボール挿
入機の縦断側面図、1.6はトラック溝1.2は内輪、
3はポケット、3aは長いポケット、4はケージ、5は
組合せ体、1は外輪、8はボール、8aは基準ボール、
15は位相割出機、16は基準ボール挿入機、21は定
配機、23は反転機、24は外輪位相割出機、25は組
合ぜ体組込機、26はボール挿入機間 代理人    
鎌 1)文 二 第9図 第13図 第14図 りm−」 第15図 :、、41δしj 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 球状外面に軸方向のトラック溝を円周方向に等間隔で複
    数設けた内輪と、このトラック溝と等しい数のボール保
    持ポケットを備えたケージと、前記内輪とケージの組合
    せ体を収納する内部の球状内面にポケットと等しい数の
    トラック溝を一定の間隔で設けた外輪と、ケージの各ポ
    ケット内に収納された状態で内輪と外輪のトラック溝に
    わたつて嵌合し、内外輪の一方から他方に回転を伝達す
    るボールとで構成した等速ボールジョイントの自動組立
    方法であつて、内輪とケージを嵌合した組合せ体に対し
    、一つのポケット内に基準ボールを挿入する基準ボール
    挿入工程と、外輪の内部に対して前記組合せ体をポケッ
    トを外輪のトラック溝間形成された対向位置の突条に嵌
    挿することにより直交状態に組込み、この組合せ体を外
    輪の円周方向に一定角度回動させた後、外輪と同軸心状
    となるよう倒す組合せ体組込み工程と、外輪に対して組
    合せ体を傾動させることにより各ポケットを順次露出さ
    せ、露出したポケットにボールを挿入するボール組込み
    工程とを順次経ることを特徴とする等速ボールジョイン
    トの自動組立方法。
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