JPH03202239A - ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置 - Google Patents

ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置

Info

Publication number
JPH03202239A
JPH03202239A JP34361689A JP34361689A JPH03202239A JP H03202239 A JPH03202239 A JP H03202239A JP 34361689 A JP34361689 A JP 34361689A JP 34361689 A JP34361689 A JP 34361689A JP H03202239 A JPH03202239 A JP H03202239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
cage
cage assembly
ball
assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34361689A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0832388B2 (ja
Inventor
Sei Fukushima
聖 福島
Yasuhisa Shiragami
白神 康久
Teruaki Hamabe
浜辺 照明
Yuichi Hazaki
裕一 羽崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1343616A priority Critical patent/JPH0832388B2/ja
Publication of JPH03202239A publication Critical patent/JPH03202239A/ja
Publication of JPH0832388B2 publication Critical patent/JPH0832388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/22Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
    • F16D3/223Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2300/00Special features for couplings or clutches
    • F16D2300/12Mounting or assembling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ツェッパジョイントの自動組立機においてケ
ージアセンブリを外輪に組付ける際に適用される組付方
法と組付装置に関する。
(従来の技術) 自動車の駆動力伝達系の等速継手部に、第25図および
第26図に示されるようなツェッパジョイント1が使わ
れている。ツエツバジョイント1は、軸部2と椀状部3
を有する外輪4と、外輪4の内側に揺動自在に収容され
るケージ5と、ケージ5の内側に揺動自在に収容される
内輪6と、6個のボール7を備えて構成されている。ボ
ール7は、外輪4に設けられたボール溝8と、ケージ5
に設けられた開口窓9と、内輪6に設けられたポル溝1
0に嵌合させられる。内輪6の中心部には内歯状のセン
タ孔11が設けられている。外輪4の内周部には周方向
6箇所に等間隔で凸条12が突設されており、互いに隣
り合う凸条1212間に上記ボール溝8が形成されてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような外輪4.ケージら、内輪6等からなるツェ
ッパジョイント1を組立てるには、ある種の「二つ」が
必要であるため、機械による自動組立は困難であると考
えられていた。例えば、ケージ5を外輪4に組込む場合
、外輪4に対しケシ5を特定の方向から特定の姿勢で挿
入しないと、ケージ5が外輪4の一部に引っ掛かってし
まってうまく入らない。手作業による組付けの場合には
試行錯誤的にケージ5を動かしていればケージ5を外輪
4に入れることができるが、この組付作業を機械によっ
て自動化させることは意外に難しく、ケージ5をいかな
る挙動を伴って挿入すればよいのかを研究することによ
り、外輪4に対するケージ5の円滑かつ確実な挿入方法
を確立する必要があった。
また、外輪4とケージ5は互いに微妙な寸法関係にある
ため、機械によってケージ5を外輪4に挿入する場合、
外輪4に対するケージ5の位置、特に周方向の位置を正
確に規制しておかないと、外輪4にケージ5を挿入する
ことができない。しかし従来はこのような要望に答える
ことのできる適当な装置が無く、その開発が望まれてい
た。
従って本発明の目的は、ツェッパジョイントの自動組立
機において、ケージと内輪を含むケージアセンブリを外
輪の内部に円滑かつ確実に挿入できるようなケージアセ
ンブリの組付方法と組付装置を提供することにある。
[発明の構成] (3題を解決するための手段) 上記目的を果たすために開発された本発明装置は、内輪
のセンタ孔に挿入可能なチャックを備えたヘッドユニッ
トと、上記チャックによって保持されたケージアセンブ
リのボールを押えることによってヘッドユニットに対す
るケージアセンブリの位置決めをなすボール押え機構と
、上記チャックによって保持されたケージアセンブリの
ケージを外輪に対し立てた姿勢でかつ上記ボールを上に
向けかつケージの開口窓が外輪内面の凸条を通るように
して外輪の内部にケージアセンブリを落し込むケージ挿
入手段と、上記ボールを外輪のボール溝に対応させる位
置まで外輪をケージアセンブリに対し相対的に回転させ
る回転機構と、上記ヘッドユニットに保持されたケージ
アセンブリを上記ボールが外輪のボール溝に嵌合する方
向に倒すヘッド回動手段とを具備している。
(作用) 本発明によるケージアセンブリの組付方法は、ケージ挿
入工程と、予備倒し工程と、ボール溝合わせ工程と、ケ
ージ倒し工程とを含んでいる。
ケージ挿入工程においては、ケージアセンブリのケージ
を外輪に対し立てた姿勢でかつボールを上に向けかつケ
ージの開口窓が外輪内面の凸条を通るようにして、外輪
の内部にケージアセンブリが落し込まれる。予備倒し工
程においては、外輪内に挿入された上記ケージアセンブ
リが外輪に対して斜めに傾けられる。ボール溝合わせ工
程においては、上記ボールの位置が外輪のボール溝に対
応するように、外輪が相対的に回転させられる。
ケージ倒し工程において、ケージアセンブリが外輪内で
倒されることにより、上記ボールが外輪のボール溝に嵌
合させられる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
まず、第1図ないし第9図を参照しながら、ケージアセ
ンブリ13と外輪4の組付方法について説明する。
第1図に示されるように、ケージアセンブリ13は、開
口窓9を有するケージ5と、このケージ5に組込まれた
内輪6と、1個のボール7とからなっている。ボール7
はケージ5の開口窓9と内輪6のボール溝10の双方に
嵌合しているため、このボール7によってケージ5と内
輪6の周方向相対位置が規制されている。
第2図に示されるように、外輪4に対してケージアセン
ブリ13を立てた姿勢、すなわち外輪4の軸線O−Oに
対しケージ5の軸線o’−o’を直交させかつボール7
を上に向けた姿勢にするとともに、第3図に示されるよ
うに一対の開口窓9.9が水平線上に並ぶようにして、
外輪4の上方からケージアセンブリ13を外輪4の内部
に落し込む。しかもこの時、第4図に示されるように開
口窓9,9が外輪4の凸条12,12を通るような位置
関係にしてケージアセンブリ13を外輪4に落し込む。
第2図に示されるように、開口窓9の開口寸法Hは凸条
12の最大幅Wよりも若干大きいため、上記位置関係を
保ってケージアセンブリ13を落し込むことにより、ケ
ージ5が外輪4に引っ掛かる゛ことなく、第5図に示さ
れる位置までケージアセンブリ13を円滑に挿入するこ
とができる。この明細書では以上の一連の工程をケージ
挿入工程と呼ぶ。
ケージ挿入工程終了後、ボール7を外輪4のボール溝8
に嵌合させる方向にケージアセンブリ13を倒す訳であ
るが、第4図中の矢印A方向にそのままケージ5を倒す
とボール7が外輪4の端面4aに当たってしまう。従っ
てケージアセンブリ13に対して外輪4を矢印B方向に
θ1−30°だけ回転させる必要がある。
ところが前述したケージ挿入工程修了後のケージアセン
ブリ13は、第5図に示されるように、開口窓9の内側
に凸条12が位置しているため、このままの状態で外輪
4を上記B方向に回転させると、凸条12の縁12aが
開口窓9の縁9aに引っ掛かり易く、外輪4を回転させ
ることができなくなることがある。
そこで、外輪4を上記B方向に回転させる前に、第6図
に示されるように、ケージアセンブリ13を外輪4に対
して矢印C方向に角度θ2だけ傾ける。この傾斜角度θ
2は、ボール7が外輪4の端面4aに当たらないような
角度(456以内)であればよい。図示例ではθ2−3
0@程度としている。以上の一連の工程が予備倒し工程
である。
予備倒し工程終了後に、ケージアセンブリ13を停止さ
せた状態で外輪4を前記矢印B方向に30″相対回転さ
せることにより、第7図に示されるようにボール7とボ
ール溝8の位置を対応させる。以上がボール溝合わせ工
程である。
次に、ケージアセンブリ13が水平となるように矢印り
方向に60″程度倒すことによって、第8図に示される
ようにボール7がボール溝8に嵌合するとともに、ケー
ジアセンブリ13が外輪4の所定位置に収まる。以上の
工程がケージ倒し工程である。
上記ケージ倒し工程が終了したのち、外輪4を前記B方
向とは逆向き(第4図中の矢印E方向)に30″回転さ
せることによって、第9図に示されるように外輪4が元
の基準位置に戻る。
上述した一連の工程は、第10図ないし第24図に示さ
れた本発明の一実施例装置20によって遂行することが
できる。以下この装置20について説明する。
第10図に示されるように、外輪4は外輪ホルダ21に
よって端面4aを上に向けた姿勢で保持されている。外
輪4は図示しない位置決め機構によって、一対の凸条1
2,12が第10図において紙面と直交する方向に位置
するように、予め周方向の位置決めがなされている。外
輪ホルダ21は、第15図に一例を示した回転機構22
によって垂直軸回りに30’の角度範囲で往復回動させ
られるように構成されている。
一方、ケージアセンブリ13はケージホルダ25によっ
て、ケージ5の端面5aを上に向けた姿勢で保持される
。第14図に示されるように、ケージホルダ25の周方
向の一部にボール挿通部26が設けられている。ボール
挿通部26は、ケージホルダ25の前後方向の軸線x−
xに対してα−30°だけ斜め方向を向いている。ケー
ジアセンブリ13に保持されている1個のボール7は、
図示しないボール打込み機構によって予めケージ5の開
口窓つと内輪6のボール溝10とにわたって挿入されて
いる。従ってこのボール7は、ボール挿通部26のとこ
ろに位置している。各ホルダ21.25は、水平面内で
間欠的に回転する夕〜ンテーブル27に取付けられてい
る。
ターンテーブル27の側方に固定ベース30が設けられ
ている。固定ベース30に左右一対の水平方向に延びる
ガイドレール31.32が設けられている。ガイドレー
ル31.32上に、スライドベース33を備えたスライ
ドユニット34が水平方向に往復移動自在に乗っている
。スライドユニット34は、エアシリンダ等の流体式直
動形アクチュエータ35によって、ガイドレール31゜
32に沿って前進および後退させられるようになってい
る。スライドベース33の後退側ストロークエンドと前
進側ストロークエンドは、それぞれストシバ36(後退
側のみ図示)によって規制される。37.38は衝撃吸
収用のショックキラーである。
スライドベース33の上に基体41が立設されている。
基体41の前面側に、左右一対の垂直方向のガイド部材
42.43が設けられている。ガイド部材42.43に
沿って、昇降ユニット45が昇降自在に設けられている
。昇降ユニット45は、エアシリンダ等の流体式直動形
アクチュエタ46によって、所定のストロークで昇降駆
動される。昇降ユニット45の下限側ストロークエンド
は、ストッパ47によって規制される。昇降用アクチュ
エータ46は、ケージ挿入工程においてケージアセンブ
リ13を外輪4に挿入するためのケージ挿入手段として
使われる。
昇降ユニット45は水平方向に延びるベース構体50を
有しており、このベース構体50の下面側に、下方に延
びる左右一対の脚部材51.52が設けられている。第
11図に示されるように、脚部材51.52に水平方向
の軸受53,54が設けられており、この軸受53,5
4によってヘッドユニット55が水平軸回りに回動可能
に支持されている。
ヘッドユニット55は、軸受53,54によって回転自
在に支持された左右一対の軸58.59と、これらの軸
58.59間に設けられた逆U形のブリッジ構体60と
、このブリッジ構体60にインデックスプランジャ61
によって着脱可能に取付けられたチャック機構62など
を備えて構成されている。チャック機構62は、ブリッ
ジ構体60の孔63に挿着される軸部6′4と、この軸
部64に取着されたチャックベース65と、圧縮はね6
6によって開方向に付勢される一対のチャック爪からな
るツヤツク67などを備えている。チャック67が内輪
6のセンタ孔11に挿入されると、ばね66が撓むこと
により、チャック67によって内輪6が保持される構造
である。チャック67の中心C8は、軸58.59の中
心線上にある。
第10図等に示されるように、軸58.59にそれぞれ
ロアアーム70が取付けられている。ロアアーム70は
垂直方向に延びる連動部材71の下端に接続されている
。連動部材71の上端はアツバアーム72に連結されて
いる。アッパアーム72の基部は駆動軸73に固定され
ている。この駆動軸73は、エアシリンダ等の直動形ア
クチュエータ74によって回動させられるようになって
いる。すなわちアクチュエータ74のロッド75が伸び
側に動くと、アッパアーム72が回動降下し、連動部材
71が降下することによって、ロアアーム70が回動降
下し、ヘッドユニット55が第12図に示される位置、
すなわちチャック67が下を向く姿勢まで回動する。ア
クチュエータ74のロッド75が縮み側に動くと、ヘッ
ドユニット55が第10図に示される位置、すなわちチ
ャック67が水平方向を向く位置まで回動するといった
構成である。
このように、ヘッドユニット55はチャック67を中心
に水平軸回りに90°の角度範囲で回動する。この回動
範囲は、第13図に示されるストッパ76.77によっ
て規制される。上述したアクチュエータ74やアーム7
0.72および連動部材71等は、ヘッド回動手段78
を構成する。
チャック機構62は、インデックスプランジャ61を引
くことによってブリッジ構体60から取外すことができ
る。
第16図および第17図等に示されるように、ヘッドユ
ニット55にボール押え機構81が設けられている。こ
の機構81は、ブリッジ構体60に設けられた左右一対
の軸82.83を中心に回動する揺動リンク84.85
と、これら揺動リンク84.85の先端部を互いにつな
ぐ連結リンク86と、この連結リンク86に設けられた
カムフォロア87と、一方の揺動リンク84の基部に連
結されたボール押えアーム88などを備えて構成されて
いる。アーム8・8の先端に設けられた端部材8つの端
面に、ボール7が丁度嵌合する形状の凹部90が設けら
れている。ボール押えアーム88は、第17図に示すア
ンクランプ位置から第19図に示すクランプ位置にわた
る範囲を回動できるようになっている。
上記カムフォロア87は、ガイドレール95に係合させ
られている。ガイドレール95は、第20図等に示され
るようにヘッドユニット55の前後方向に延びていると
ともに、側面視において上に凸の円弧状をなしている。
このガイドレール95の前後両端部は、水平方向に延び
る前後一対のスライドシャフト96.97に固定されて
いる。
スライドシャフト96.97は、軸受98.99によっ
て軸線方向に移動自在に支持されている。
各スライドシャフト96.97は、アクチュエータ10
0(第11図に一部のみ図示)によって上記方向に同時
に駆動されるようになっている。
すなわち、第16図に示されるように、スライドシャフ
ト96.97が図示左方向に動いた時にはボール押えア
ーム88の端部材89がボール7から離れる方向(アン
クランプ方向)に回動し、第18図に示されるようにス
ライドシャフト96゜97が図示右方向に動いた時には
ボール押えアム88の端部材89がボール7を押える方
向(クランプ方向)に回動するといった構成である。
次に上記構成の一実施例装置20の作用について説明す
る。
第10図に示されるように、外輪4とケージアセンブリ
13とがそれぞれホルダ21.25によって保持された
状態で、ケージアセンブリ組付装置20のところまで移
送されてくる。ケージ5の外周部に予めグリスが塗布さ
れている。
第12図に示されるように、チャック67が下を向くよ
うにアクチュエータ74によってヘッドユニット55が
回動させられるとともに、水平方向駆動用アクチュエー
タ35によってスライドユニット34が前進させられる
。これにより、ケージホルダ25の真上にチャック67
が下を向いた姿勢で位置させられる。昇降用アクチュエ
ータ46が作動し、昇降ユニット45が降下することに
より、ヘッドユニット55が降下する。これにより、第
20図に示されるようにチャック67が内輪6のセンタ
孔11に挿入させられ、チャック67によって内輪6が
保持される。
また、ボール押え用アクチュエータ100が作動するこ
とによって、ボール押えアーム88がクランプ方向に動
くことにより、第18図および第19図に示されるよう
にボール7がクランプされる。こうすることにより、ケ
ージアセンブリ13はヘッドユニット55に対し所定位
置に保持される。
以上の状態で昇降ユニット45がアクチュエータ46に
よって上昇させられるとともに、ヘッド回動用アクチュ
エータ74が作動してヘッドユニット55が90″回動
することにより、第21図に示されるようにケージアセ
ンブリ13が垂直に立った姿勢になる。
こうしてケージアセンブリ13がケージホルダ25から
取出されるとともに、水平方向駆動用アクチュエータ3
5が縮み側に作動し、スライドユニット34が所定位置
まで後退することにより、外輪4の真上にケージアセン
ブリ13が移送され、第2図に示されるような姿勢にな
る。しかもこのケージアセンブリ13は、一対の開口窓
9.9が水平線上に並び、しかも開口窓9,9が外輪4
の凸条12,12の真上にくるような位置に保持される
。以上がケージアセンブリ13のセツティング工程であ
る。
そののち、昇降用アクチュエータ46によって昇降ユニ
ット45が所定量降下させられることにより、第22図
に示されるようにケージアセンブリ13が外輪4の内部
に落し込まれる。以上がケージ挿入工程である。このケ
ージ挿入工程においては、ボール押え機構81によって
ケージアセンブリ13が所定位置に正確に保持されてい
るため、外輪4に対しケージアセンブリ13を円滑に挿
入することができる。
上記工程を経たのち、第23図に示されるようにヘッド
ユニット55が30@程度傾斜させられる。この工程が
予備倒し工程に相当する。
そののち、外輪回転機構22(第15図参照)によって
、外輪4が垂直軸回りに第4図中のB方向に30@回転
させられることにより、外輪4のボール溝8の位置がボ
ール7の位置に合わせられる。これがボール溝合わせ工
程である。
ボール溝合わせ工程に先立って、前記予備倒し工程にお
いて開口窓9が凸条12に対し30″程度傾斜させられ
ており、開口窓9の縁9aと凸条12の縁12aの一部
が互いに重なっているため、外輪4を回転させる際に開
口窓9の縁9aが凸条12の縁12aに引っ掛かるとい
った不具合は生じない。従って外輪4とケージアセンブ
リ13とを円滑に相対回転させることができる。
上記ボール溝合わせ工程が終了したのち、ポル押え用ア
クチュエータ100がアンクランプ方向に駆動され、ボ
ール押えアーム88が第16図および第17図に示され
るようにボール7から離れる。そののち、ヘッド回動用
アクチュエータ74によってケージアセンブリ13が第
24図に示されるように外輪4の内部で水平に倒される
以上がケージ倒し工程である。
そののち、昇降用アクチュエータ46が縮み側に動作す
ることにより、昇降ユニット45と一体にヘッドユニッ
ト55が上昇させられる。この時、外輪4は図示しない
クランプ機構によって外輪ホルダ21に固定されており
、しかもケージアセンブリ13は外輪4に対して抜出不
能に組付けられているから、ヘッドユニット55が上昇
することによって、チャック67のばね66が撓みつつ
チャック67が内輪6のセンタ孔11から抜は出る。
また、外輪4が第4図に示されるE方向に30″回転す
ることにより、外輪4が元の基準位置に戻る。
こうして一連のケージアセンブリ組付サイクルが終了す
るとともに、新たな外輪4とケージアセンブリ13が保
持されたホルダ21.25が本実施例装置20の下まで
移動してくることにより、第10図に示される初期状態
に戻り、新たなケージアセンブリ組付サイクルが繰返さ
れる。
[発明の効果] 本発明によれば、ツェッパジョイントのケージアセンブ
リを外輪に円滑かつ確実に組付けることができ、従来不
可能とされていたケージアセンブリの外輪への組付作業
を機械によって自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はケーシアセン
ブリの斜視図、第2図はケージアセンブリを外輪に挿入
する前の状態を一部断面で示す正面図、第3図はケージ
アセンブリを外輪に挿入する途中の状態を一部断面で示
す側面図、第4図は外輪にケージアセンブリを挿入した
状態の平面図、第5図は第4図中のv−V線に沿う断面
図、第6図は予備倒し工程においてケージアセンブリを
傾けた状態を示す断面図、第7図は外輪を30″回転さ
せた状態の断面図、第8図はケージアセンブリを倒した
状態の断面図、第9図は外輪をM、準位蓋に戻した状態
を示す断面図、第10図は本発明の一実施例装置を一部
断面で示す側面図、第11図は第10図に示された装置
を一部断面で示す正面図、第12図はヘッドユニットが
ケージホルダのところまで移動した状態を一部断面で示
す側面図、第13図はストッパ部分を示す側面図、第1
4図はケージホルダを第10図中のa−a線方向から見
た平面図、第15図は外輪回転機構の正面図、第16図
はヘッドユニットの正面図、第17図はヘッドユニット
を一部断面で示す背面図、第18図はボールをクランプ
した状態のへッドユニソトの正面図、第19図はボール
をクランプした状態のヘッドユニットを一部断面で示す
背面図、第20図はチャックがケージアセンブリに挿入
された状態を示すヘッドユニットの断面図、第21図は
ヘッドユニットが回動した状態を示す断面図、第22図
はケージアセンブリが外輪に挿入された状態を示す断面
図、第23図はケージアセンブリを傾けた状態を示す断
面図、第24図はケージアセンブリを倒した状態を示す
断面図、第25図はツエツバジョイントの斜視図、第2
6図はツェッパジョイントの分解斜視図である。 1・・・ツエツバジョイント、4・・・外輪、5・・・
ケシ、6・・・内輪、7・・・ボール、8・・・ボール
溝、9・・・開口窓、10・・・ボール溝、11・・・
センタ孔、12・・・凸条、13・・・ケージアセンブ
リ、20・・・ケージアセンブリ組付装置、21・・・
外輪ホルダ、22・・・外輪回転機構、25・・・ケー
ジホルダ、35−1.水平方向駆動用アクチュエータ、
45・・・昇降ユニット、46・・・昇降用アクチュエ
ータ(ケージ挿入手段)、55・・・ヘッドユニット、
67・・・チャック、74・・・ヘッド回動用アクチュ
エータ、78・・・ヘッド回動手段、81・・・ボール
押え機構、95・・・ガイドレール、100・・・ボー
ル押え用アクチュエータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口窓を有するケージとこのケージに組込まれた
    内輪と上記ケージの開口窓と内輪のボール溝の双方に嵌
    合させられた1個のボールとからなるケージアセンブリ
    を外輪に組付けるための方法であって、 上記ケージアセンブリのケージを外輪に対し立てた姿勢
    でかつ上記ボールを上に向けかつケージの開口窓が外輪
    内面の凸条を通るようにして外輪の内部にケージアセン
    ブリを落し込むケージ挿入工程と、 外輪内に挿入されたケージアセンブリを外輪に対し斜め
    に傾ける予備倒し工程と、 上記ボールを外輪のボール溝に対応させる位置まで外輪
    をケージアセンブリに対し相対的に回転させるボール溝
    合わせ工程と、 上記ケージアセンブリを上記ボールが外輪のボール溝に
    嵌合する方向に倒すケージ倒し工程と、を具備したこと
    を特徴とするツェッパジョイントのケージアセンブリと
    外輪の組付方法。
  2. (2)開口窓を有するケージとこのケージに組込まれた
    内輪と上記ケージの開口窓と内輪のボール溝の双方に嵌
    合させられた1個のボールとからなるケージアセンブリ
    を外輪に組付けるための装置であって、 上記内輪のセンタ孔に挿入可能なチャックを備えたヘッ
    ドユニットと、 上記チャックによって保持されたケージアセンブリの上
    記ボールを押えることによってヘッドユニットに対する
    ケージアセンブリの位置決めをなすボール押え機構と、 上記チャックによって保持されたケージアセンブリのケ
    ージを外輪に対し立てた姿勢でかつ上記ボールを上に向
    けかつケージの開口窓が外輪内面の凸条を通るようにし
    て外輪の内部にケージアセンブリを落し込むケージ挿入
    手段と、 上記ボールを外輪のボール溝に対応させる位置まで外輪
    をケージアセンブリに対し相対的に回転させる回転機構
    と、 上記ヘッドユニットに保持されたケージアセンブリを上
    記ボールが外輪のボール溝に嵌合する方向に倒すヘッド
    回動手段とを具備したことを特徴とするツェッパジョイ
    ントのケージアセンブリと外輪の組付装置。
JP1343616A 1989-12-28 1989-12-28 ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置 Expired - Fee Related JPH0832388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1343616A JPH0832388B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1343616A JPH0832388B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03202239A true JPH03202239A (ja) 1991-09-04
JPH0832388B2 JPH0832388B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=18362912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1343616A Expired - Fee Related JPH0832388B2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0832388B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121742A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Ntn Corp 固定式等速自在継手及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237519A (ja) * 1985-08-09 1987-02-18 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 等速ボ−ルジヨイントの自動組立方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237519A (ja) * 1985-08-09 1987-02-18 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 等速ボ−ルジヨイントの自動組立方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121742A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Ntn Corp 固定式等速自在継手及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0832388B2 (ja) 1996-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI716887B (zh) 換刀單元及具有該換刀單元之換刀裝置
JPH0259118A (ja) 板材曲げ加工機械
JPH03202239A (ja) ツェッパジョイントのケージアセンブリと外輪の組付方法および組付装置
US4480383A (en) Automatic assembling apparatus for uniform-speed joint
JP3438548B2 (ja) スポット溶接用ロボットハンドおよびこのロボットハンドによるワーク把持方法
JPH0515385Y2 (ja)
JP3626122B2 (ja) タンクの部品取り付け装置
JPH03256627A (ja) ツェッパジョイントの自動組立機
JPH03213230A (ja) ツェッパジョイントのボールの組付方法および組付装置
GB2112502A (en) Assembling constant velocity joints
JPH0659248B2 (ja) スライドファスナ−の部品取付け装置
JPS61284336A (ja) 鏡枠へのレンズ插入方法
JPH01210234A (ja) 等速ジョイントの組立方法
JPH0730254Y2 (ja) 複数ポジション位置決め装置
JPH0829465B2 (ja) ツェッパジョイントのケージと内輪の組付方法および組付装置
CN218383661U (zh) 一种pin钉自动对位压板装置
JPH07204851A (ja) 折り曲げひだ板重ね自動溶接装置
CN212577711U (zh) 一种火炬头的加工工装
CN219504079U (zh) 一种用于调整产品放置角度的纠偏机构
JPH0527222Y2 (ja)
JP4629216B2 (ja) レーザ溶接における突き合わせ部の固定装置
JPH03256628A (ja) ツェッパジョイントの自動組立機
JPS63209907A (ja) ワ−ク移送ロボツト装置
CN118023470A (zh) 一种油锯链自动环接机
JPH06126865A (ja) コンテナバッグの縫製装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees