JPS64604Y2 - - Google Patents

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JPS64604Y2
JPS64604Y2 JP1982162485U JP16248582U JPS64604Y2 JP S64604 Y2 JPS64604 Y2 JP S64604Y2 JP 1982162485 U JP1982162485 U JP 1982162485U JP 16248582 U JP16248582 U JP 16248582U JP S64604 Y2 JPS64604 Y2 JP S64604Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鍛造加工にて製造されるボールスタツ
ド等の回転体形状をなす物体を被検査物とし、こ
れを回転しながらその回転域にプローブを臨ませ
て渦流探傷等の検査を行う検査装置に関する。
各種部品の表面には製造過程において不可避の
諸欠陥を生じ、この欠陥は肉眼では確認し難く、
また欠陥の大きさが一定程度以上、若しくは一定
数以上存在すると強度にも影響を与えることとな
り、その検査は不可欠である。
第1図は鍛造にて製造されたボールスタツド5
0であつて、頭部51がその中央部に帯状突出部
を有し、この突出部に関して略対称な部分を切除
した略球状をなし、胴部52,足部53が径、高
さの異なる円柱状で全体として回転体形状をなす
ものであり、鍛造による頭部51の加工度が高い
ため、その部分の渦流探傷が行われているが、そ
の検査装置としては第2図に示すようなものが公
知である。即ち、胴部52を通過させ得るように
適長離隔させて対設した2枚の板からなるシユー
ト61にボールスタツド50を導き入れ、シユー
ト61の板間に胴部52を位置させ、頭部51の
下部を板の上面に摺接させる如くに滑降させるよ
うにしており、シユート61の中途には前後左右
合計4個のピンチロール62(図面には3個だけ
が現れている)を配したものであり、このピンチ
ロール62は左右の対設部間を広狭に変じて、こ
れを狭く設定した場合にはボールスタツド50を
狭圧し、いずれかのピンチロール62の回転駆動
によりボールスタツド50を軸心回りに回転さ
せ、またこれを広く設定した場合にはボールスタ
ツド50を解放して滑降移動させ得るようになつ
ている。そしてピンチロール62によつて回転駆
動されるボールスタツド50の頭部51の回転域
に渦流探傷のプローブ63を望ませ得るようにし
てある。ボールスタツド50は順次ピンチロール
62に挾圧され、回転される間プローブ63にて
探傷されるが、この装置はボールスタツド50相
互の接触、干渉を避ける必要上、検査位置、つま
りピンチロール62の配設位置への送り込み速度
に限度があり、その結果、時間当たりの検査処理
能力が低いという難点がある。
本考案は上記難点を解消するためになされたも
のであつて、前後の被検査物の相互の干渉なし
に、高速にて被検査物を移送する手段を備え、検
査処理能力にすぐれ、しかも検査のための位置決
めを正確に行い得る検査装置を提供することを目
的とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第3図は本考案に係る検査装置(以下本案装
置という)の実施例を示す一部破断斜視図であ
る。この装置はボールスタツド50の移送装置A
とこれから排出されるボールスタツド50を受載
して回転させる受けロール5,5,6,6と、こ
の回転しているボールスタツド50に望ませたプ
ローブ等を主要構成部材としている。まず移送装
置Aについて説明すると、この装置は移動載台
1、その両側の固定載台2l,2rを備え、移動
載台1をウオーキングビームの様に移動させて図
の白抜矢符方向にボールスタツド50を順次移送
する構成としている。移動載台1は側面視で長方
形の枠組より構成されていて、枠組の上辺にあた
る載台部11が他の辺と比して広幅の部材を用い
て構成してある。該載台部11の上面(以下移送
面という)にはボールスタツド50の胴部52を
横置き定置するための位置決め凹部1aが移送方
向に等ピツチで複数個(実施例では4個)設けら
れている。移動載台1の枠組の両下隅部の一側面
には水平方向にピン13f,13bが突設してあ
り、同一レベルにて軸支された同径のプーリ14
f,14bの同位相部位が該ピン13f,13b
に回動可能に枢着されている。プーリ14bはベ
ルト16、減速機17を介してモータ18により
回転駆動されるようにしてある。またプーリ14
f,14bの中心軸は図示しない軸受に支持され
ており、従つて移動載台1は鉛直面内で回転する
ことになる。一方、固定載台2l,2rは夫々ボ
ールスタツド50の頭部51、足部53を載せ得
る幅の厚板にて構成されており、その上面(以下
受載面という)にボールスタツド50の頭部5
1、足部53を夫々横置き定置する位置決め凹部
2la,2raが移送方向に位置決め凹部1aと等ピ
ツチで複数個(実施例では3個)設けられてい
る。固定載台2l,2rは移動載台1と僅かな間
隙を隔ててその両側に配して、移動載台1の回転
に支障がない様にしてある。また外側面には薄板
のガイド板21l,21rが上端を受載面より稍
突出した状態で添着してあつて、ボールスタツド
50がその軸長方向にずれるのを防いでいる。
以上の様に構成された移送装置Aの位置決め凹
部1aと位置決め凹部2la,2raとの関係につい
て説明すると、まず第3図に示す状態では移動載
台1の移送面と固定載台2l,2rの受載面とが
面一となり、位置決め凹部1aの後2個と位置決
め凹部2la,2raの前2個とが前後方向位置及び
上下方向位置とも一致する。そしてこの場合に前
端の位置決め凹部1aは後述する排出シユート4
0に嵌合した状態となり、前から2番目の位置決
め凹部1aは後述する受けロール5,5、6,6
のボールスタツド50の載置レベルより僅かに下
のレベルに整合するようにしてある。これよりも
90゜回動すると移動載台1の移送面は固定載台2
l,2rの受載面より下方に位置し、固定載台2
l,2rの前2個の位置決め凹部2la,2raによ
つてのみボールスタツド50が支持される。さら
に90゜回動すると再び移動載台1の移送面と固定
載台2l,2rの受載面は面一となるが、この場
合は移動載台1の位置決め凹部1aが後方に1ピ
ツチ戻つており、位置決め凹部後3個が固定載台
2l,2rの位置決め凹部2la,2raの3個と前
後位置,上下位置とも一致するようになつてい
る。また前端の位置決め凹部1aは受けロール
5,5、6,6の位置に整合される。更に90゜回
動すると移動載台1の移送面は固定載台2l,2
rの受載面より高くなり、ボールスタツド50を
その位置決め凹部1aによつてのみ支持する状態
となる。そして更に90゜回動して第3図の状態に
戻る。つまり、第3図の実施例ではプーリ14
f,14b夫々の中心とピン13f,13b夫々
の中心との距離の2倍を位置決め凹部1a,2
la,2raの1ピツチに定めている。この場合、位
置決め凹部でのボールスタツド静止時間と移動載
台での移送時間の比は1対1である。ボールスタ
ツド静止時間と移送時間との比はプーリ14f,
14b夫々の中心とピン13f,13b夫々の中
心との距離と、位置決め凹部1a,2la,2raの
1ピツチとの比を変えることにより選択可能であ
る。
受けロール5,5、6,6は夫々の軸方向を位
置決め凹部1a,2la,2raの延設方向として支
持されており、最前部の2la,2raより1ピツチ
分前方に配されていて、受けロール5,5は頭部
51の載置に適するように鼓形とし、また受けロ
ール6,6は足部53の載置に適するように円柱
形とし、夫々の対設間隔も頭部51、足部53に
応じて定められている。受けロール5,5は図示
しないモータによつて共に同方向に常時回転駆動
され、受けロール6,6はボールスタツド50を
介して回転される。
40は排出シユートであつて、前方即ちボール
スタツド50の移送方向に下降傾斜した面を備え
ており、移送台1の前端部が出入自在に嵌合する
ように受けロール5,5、6,6に面した部分が
切欠いてあつて、受けロール5,5、6,6にて
検査を終えたボールスタツド50を、移動載台1
が前端の位置決め凹部1aに受載して切欠き部に
係合したのち下降することによつて、斜面上に載
置されたボールスタツド50が係止部を失つて斜
面上を下降転落する構成としてある。
排出シユート40の外側方には側面視でF字型
の支柱33が固定されており、その水平部33
a,33bには円柱状のカムフオロワ32を摺動
自在に鉛直方向に嵌挿している。プーリ14fは
前述した如く、プーリ14bと共に回転駆動され
るが、プーリ14fの回転軸には移動載台1のピ
ン13f取付面と同側にカム30が固定されてい
る。カム30は円盤から第3図の状態で上120゜程
度を平坦に切除いた形状をなし、カムフオロワ3
2の下端に回動可能に枢支されたローラ31がそ
の周面を転動する。支柱33の水平部33aと3
3bとの間には、平面視でL字型のプローブ支持
板34の肉厚の基端部が上記カムフオロワ32に
外嵌固着してあり、水平部33aとプローブ支持
板34の基端部間に介装したバネ35によりカム
フオロワ32と共に下方に付勢されている。プロ
ーブ支持板34の先端部下面には押えローラ36
が取付けられていて、前述した移送装置Aの動作
により順次移送されて受けロール5,5、6,6
上に載置されたボールスタツド50の軸方向と一
致させてその回動中心軸が設けられている。また
プローブ支持板34下面で押えローラ36よりも
カムフオロワ32寄りの位置には、渦流探傷用の
プローブ37がその探傷面をボールスタツド50
の検査部(本実施例では頭部51中央の帯状部)
に対置できるように下方に向けて取付けられてい
て、これらカムフオロワ32、プローブ支持板3
4、押えローラ36、プローブヘツド37等が一
体となつて上下動を繰り返すようになつており、
カム30の平坦周面にローラ31が転接している
間、押えローラ36は圧接されたボールスタツド
50を受けロール5,5、6,6に向けて圧接
し、これを回転させる一方、プローブ37をボー
ルスタツド50の頭部51に接近させて検査を行
わせ、またローラ31がカムの円周部を転接して
いる間、押えローラ36、プローブ37は上方へ
退避して移動載台1の前端の位置決め凹部1aに
よる、受けロール5,5、6,6上のボールスタ
ツド50の排出を可能としている。
叙上のように構成された本案装置の動作を説明
する。まずモータ18により減速機17、ベルト
16を介してプーリ14bを矢符方向に回転駆動
する。これにより移動載台1が回転すると同時に
プーリ14fも回転を開始し、検査可能な状態と
なる。そこで図示しないボールスタツド50供給
装置により、ボールスタツド50を最後部の位置
決め凹部2la,2ra間に載置せしめる。そうする
と移動載台1の回転により、ボールスタツド50
は1ピツチずつ送られ、やがて受けロール5,
5、6,6に受載される状態になる。これに同期
して押えローラ36、プローブ37が下降し、ボ
ールスタツド50を圧接回転させ、この間にプロ
ーブ37による検査を行わせる。検査開始後、プ
ーリ14f、カム30が凡そ60゜回転すると、押
えローラ36、プローブ37が上方へ退避し、更
にそれより約120゜回転すると最前端の位置決め凹
部1aが受けロール5,5、6,6上のボールス
タツド50を受載し、次の2分の1回転でこれを
排出シユート40に移す。この間、後方のボール
スタツド50は1ピツチずつ送られ、次のボール
スタツド50が検査される。
なお、前述の実施例では移動載台1、固定載台
2l,2rにおけるボールスタツド50の位置を
決めて定置する部分を凹溝状としたが、これに限
らず、移動載台1、固定載台2l,2rの上面に
おける前記位置決め凹部1a,2la,2raの縁部
相当位置に突条を延設して、その突条間にボール
スタツド50を位置せしめる構造としてもよい。
またプローブ支持板34には第4図に示すように
複数部位の探傷のために複数のプローブ37,3
7′を設けてもよい。更に本考案は渦流探傷に限
らず、磁気探傷等、他の探傷にも適用できる。更
にまた、移動載台1の駆動手段としては複数のエ
アシリンダを利用して同様の動作を行わせるよう
にしてもよい。
以上詳述した如く本考案にあつてはウオーキン
グビーム式搬送装置を用いるから、被検査物を他
の部材と摺動、転接させることなく搬送すること
が出来て、被検査物を損傷することがなく、しか
も高速で検査することが可能となる。また、本考
案にあつては受けロールを備えており、ここに載
置された被検査物は自転せしめられて周面をプロ
ーブに対向せしめられ、検査を自動的に行うこと
が出来、更にプローブは被検査物の回転中これに
臨むよう位置せしめられるから、必要時のみ被検
査物と対向せしめ得て、受けロール上への被検査
物の載置、取り出し動作に支障が生じることがな
く、保守,点検も容易に行い得るなど本考案は優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はボールスタツドの正面図、第2図は従
来の検査装置を示す斜視図、第3図は本案装置の
一部破断斜視図、第4図は複数のプローブの取付
状態を示す正面図である。 1……移動載台、2l,2r……固定載台、
5,5、6,6……受けロール、1a,2la,2
ra……位置決め凹部、14f,14b……プー
リ、21l,21r……ガイド板、30……カ
ム、32……カムフオロワ、34……プローブ支
持板、35……バネ、36……押えローラ、37
……プローブ、40……排出シユート、50……
ボールスタツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも被検査部分が回転体形状をなす被検査
    物を横置き定置する位置決め部を被検査物の移送
    方向に等ピツチで複数個備えた固定載台及び該固
    定載台に並設され、被検査物を横置き定置する位
    置決め部を固定載台の位置決め部1ピツチ分移動
    させるように揺動せしめる駆動装置に連結された
    移動載台を有する連続運転されるウオーキングビ
    ーム式移送装置と、該移送装置から排出された被
    検査物を受載して回転させる受けロールと、ウオ
    ーキングビーム式移送装置とカム機構を介して連
    繋され、被検査物が受けロールで回転中に受けロ
    ール上の被検査物の被検査部回転域に臨むプロー
    ブとを具備することを特徴とする検査装置。
JP16248582U 1982-10-26 1982-10-26 検査装置 Granted JPS5966142U (ja)

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JP16248582U JPS5966142U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 検査装置

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JP16248582U JPS5966142U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 検査装置

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JPS5966142U JPS5966142U (ja) 1984-05-02
JPS64604Y2 true JPS64604Y2 (ja) 1989-01-09

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JP16248582U Granted JPS5966142U (ja) 1982-10-26 1982-10-26 検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145301A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Sanyo Special Steel Co Ltd 渦電流を用いた鍛造リング状素材の表面欠陥の検査方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54121779A (en) * 1978-03-15 1979-09-21 Hitachi Metals Ltd Automatic magnetic sorter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54121779A (en) * 1978-03-15 1979-09-21 Hitachi Metals Ltd Automatic magnetic sorter

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JPS5966142U (ja) 1984-05-02

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