JPS623534Y2 - - Google Patents
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- JPS623534Y2 JPS623534Y2 JP1982044048U JP4404882U JPS623534Y2 JP S623534 Y2 JPS623534 Y2 JP S623534Y2 JP 1982044048 U JP1982044048 U JP 1982044048U JP 4404882 U JP4404882 U JP 4404882U JP S623534 Y2 JPS623534 Y2 JP S623534Y2
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
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- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
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- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ロツクナツトに関し、さらに詳し
くは、緊締状態でパツキング作用、ならびに防水
シール作用を得るために、ロツクナツト本体の端
面、および端面側内周雌ネジ部に対して、ゴム、
ポリテトラフルオルエチレンなどの弾性材料から
なるシール部材を固着した、防水性ロツクナツト
の改良構造に係るものである。
くは、緊締状態でパツキング作用、ならびに防水
シール作用を得るために、ロツクナツト本体の端
面、および端面側内周雌ネジ部に対して、ゴム、
ポリテトラフルオルエチレンなどの弾性材料から
なるシール部材を固着した、防水性ロツクナツト
の改良構造に係るものである。
従来から、例えば、水道管とかケーブルコネク
タの取付け管などの接続個所において、その接続
雄ネジ部をロツクナツトで定着させる場合には、
同接続個所に防水性を与える目的をも含めて、接
続端面相互間に適宜、防水パツキングなどを介在
させる手段を講ずるようにしている。しかし、通
常の場合、このように接続端面相互間にあつて、
単に防水パツキングなどを介在させる手段では、
雄ネジ面自体の防水について、必ずしも完全さを
期待できないと云う憾みがあつた。
タの取付け管などの接続個所において、その接続
雄ネジ部をロツクナツトで定着させる場合には、
同接続個所に防水性を与える目的をも含めて、接
続端面相互間に適宜、防水パツキングなどを介在
させる手段を講ずるようにしている。しかし、通
常の場合、このように接続端面相互間にあつて、
単に防水パツキングなどを介在させる手段では、
雄ネジ面自体の防水について、必ずしも完全さを
期待できないと云う憾みがあつた。
そして、このような点を改善するため、別に例
えば、取付け部に螺合される接続パイプなどの接
続雄ネジ部に周溝を形成して、この周溝内にOリ
ングなどを介装させると共に、ロツクナツトの締
結端面側にも、このOリングなどを受入れる切欠
溝を形成して、これらの端面およびネジ面の相互
を両用にパツキング封止する手段も講じられては
いるが、この場合にあつても、各使用部品の寸法
精度を極めて厳格に規制しているのにも拘らず、
実際上、各部品の一貫した製造が困難であるなど
のために、組上げた状態で、各部に寸法誤差を生
ずることが多く、殊に取付け基端外周ネジ部に対
するロツクナツトの螺着、緊締位置については、
相互のネジ部の長さ、ならびに円周上でのネジの
切込み角度、すなわちリード角の不一致と、それ
にロツクナツト自体が受持つ役割からしても、こ
の接続個所での締結端面相互が面一に位置設定さ
れない場合が多く、その結果として、ロツクナツ
トの螺入に伴ない、これらの周溝、切欠溝間に介
装されるOリングが、いびつにゆがんだ状態で挟
圧されることになつて、ネジ面に良好かつ効果的
には密着できず、このため、所期の防水シール作
用を充分に発揮し得ないものであつた。
えば、取付け部に螺合される接続パイプなどの接
続雄ネジ部に周溝を形成して、この周溝内にOリ
ングなどを介装させると共に、ロツクナツトの締
結端面側にも、このOリングなどを受入れる切欠
溝を形成して、これらの端面およびネジ面の相互
を両用にパツキング封止する手段も講じられては
いるが、この場合にあつても、各使用部品の寸法
精度を極めて厳格に規制しているのにも拘らず、
実際上、各部品の一貫した製造が困難であるなど
のために、組上げた状態で、各部に寸法誤差を生
ずることが多く、殊に取付け基端外周ネジ部に対
するロツクナツトの螺着、緊締位置については、
相互のネジ部の長さ、ならびに円周上でのネジの
切込み角度、すなわちリード角の不一致と、それ
にロツクナツト自体が受持つ役割からしても、こ
の接続個所での締結端面相互が面一に位置設定さ
れない場合が多く、その結果として、ロツクナツ
トの螺入に伴ない、これらの周溝、切欠溝間に介
装されるOリングが、いびつにゆがんだ状態で挟
圧されることになつて、ネジ面に良好かつ効果的
には密着できず、このため、所期の防水シール作
用を充分に発揮し得ないものであつた。
また一方、この種のロツクナツトにおいて、そ
の雌ネジ面に合成樹脂被膜を被着させて、同ネジ
面でのシール作用を得るようにした手段も従来か
ら知られているが、この場合は、通常、加熱され
たネジ面に合成樹脂粉末を吹付けるか、あるいは
これを合成樹脂粉末内に浸漬させることによつて
被膜形成させており、これらの吹付け、浸漬の各
手段では、鋭利な先端部、こゝではネジ山先端部
への放熱集中の原則からして、同先端部への被膜
が多く形成され易く、その形成膜厚の制御が不可
能で、均質かつ均厚の被膜を良好には形成し得な
いと云う不利がある。
の雌ネジ面に合成樹脂被膜を被着させて、同ネジ
面でのシール作用を得るようにした手段も従来か
ら知られているが、この場合は、通常、加熱され
たネジ面に合成樹脂粉末を吹付けるか、あるいは
これを合成樹脂粉末内に浸漬させることによつて
被膜形成させており、これらの吹付け、浸漬の各
手段では、鋭利な先端部、こゝではネジ山先端部
への放熱集中の原則からして、同先端部への被膜
が多く形成され易く、その形成膜厚の制御が不可
能で、均質かつ均厚の被膜を良好には形成し得な
いと云う不利がある。
さらに、前記ロツクナツトの締付け側端面部に
形成した切欠溝内に、内周ネジ面のある合成樹脂
製のシール部材を圧入した構成も提案されてはい
るが、この場合には、ロツクナツトとシール部材
との各ネジ山の切り口面相互が、かならずしも一
致すると云う保証がなくて、ネジ山が一連に連接
されなくなることが多く、このために良好かつ円
滑なネジの螺入作用が得られないこともあり、し
かもこれらの各場合共に、その形成した樹脂被膜
によるシール部が、鋭利な切り口をもつネジ山、
ネジ溝に螺入されるので、折角形成した被膜部が
切り裂かれて、パツキングとしては役立たなくな
る惧れがあるなどの、実用上好ましくない欠点を
有するものであつた。
形成した切欠溝内に、内周ネジ面のある合成樹脂
製のシール部材を圧入した構成も提案されてはい
るが、この場合には、ロツクナツトとシール部材
との各ネジ山の切り口面相互が、かならずしも一
致すると云う保証がなくて、ネジ山が一連に連接
されなくなることが多く、このために良好かつ円
滑なネジの螺入作用が得られないこともあり、し
かもこれらの各場合共に、その形成した樹脂被膜
によるシール部が、鋭利な切り口をもつネジ山、
ネジ溝に螺入されるので、折角形成した被膜部が
切り裂かれて、パツキングとしては役立たなくな
る惧れがあるなどの、実用上好ましくない欠点を
有するものであつた。
この考案は、従来構造でのこのような実情に鑑
み、雄ネジ部における周溝の有無、ならびにその
位置に関係、あるいは影響されずに、効果的かつ
円滑な締結と共に、良好な防水シール作用を得ら
れるロツクナツトの構造を新規に提供しようとす
るものである。
み、雄ネジ部における周溝の有無、ならびにその
位置に関係、あるいは影響されずに、効果的かつ
円滑な締結と共に、良好な防水シール作用を得ら
れるロツクナツトの構造を新規に提供しようとす
るものである。
すなわち、この考案は、内周に雌ネジ面を形成
したロツクナツト本体を設け、このロツクナツト
本体には、少なくとも何れか一方の端面側の内周
部に、切欠部を形成すると共に、ゴム、ポリテト
ラフルオルエチレンなどの弾性材料を用いたシー
ル部材をして、外端弧状面にされた膨出部が、前
記切欠部に埋め込まれ、幾分小径にされた膨出部
の内周雌ネジ面が、前記雌ネジ面に次第に一致さ
れ、膨出部から延びる延長部が、前記端面に当接
されるように、熱融着、接着剤などにより一体的
に固着させたことを特徴とするロツクナツトであ
る。
したロツクナツト本体を設け、このロツクナツト
本体には、少なくとも何れか一方の端面側の内周
部に、切欠部を形成すると共に、ゴム、ポリテト
ラフルオルエチレンなどの弾性材料を用いたシー
ル部材をして、外端弧状面にされた膨出部が、前
記切欠部に埋め込まれ、幾分小径にされた膨出部
の内周雌ネジ面が、前記雌ネジ面に次第に一致さ
れ、膨出部から延びる延長部が、前記端面に当接
されるように、熱融着、接着剤などにより一体的
に固着させたことを特徴とするロツクナツトであ
る。
以下、この考案に係るロツクナツトの実施例に
つき、第1図ないし第5図を参照して詳細に説明
する。
つき、第1図ないし第5図を参照して詳細に説明
する。
第1図および第2図はこの考案の一実施例によ
るロツクナツトを示す側面図および要部の縦断面
図であり、また第3図は同上他の実施例による要
部の縦断面図である。
るロツクナツトを示す側面図および要部の縦断面
図であり、また第3図は同上他の実施例による要
部の縦断面図である。
これらの実施例各図において、金属材料、また
は硬質合成樹脂材料などを用い、内周に雌ネジ面
1aを形成したロツクナツト本体1には、少なく
ともその何れか一方の端面1bの内周部(第2図
では一方の端面内周部、第3図では双方の端面内
周部に相当し、以下の記述についても同様)に対
して切欠部1cを形成してある。
は硬質合成樹脂材料などを用い、内周に雌ネジ面
1aを形成したロツクナツト本体1には、少なく
ともその何れか一方の端面1bの内周部(第2図
では一方の端面内周部、第3図では双方の端面内
周部に相当し、以下の記述についても同様)に対
して切欠部1cを形成してある。
しかして、前記ロツクナツト本体1の少なくと
も何れか一方の端部側にあつて、ゴム、ポリテト
ラフルオルエチレン(商品名テフロン)などの弾
性材料を用いたシール部材2を、外端弧状面2b
とした膨出部2aが、前記切欠部1cに埋め込ま
れ、端面側で幾分か小径にされた膨出部2aの内
周の雌ネジ面2cが、前記雌ネジ面1aに次第に
一致され、膨出部2aから延びる延長部2dが、
前記端面1bに接するようにして、熱融着、ある
いは接着剤により一体的に固着させたものであ
る。
も何れか一方の端部側にあつて、ゴム、ポリテト
ラフルオルエチレン(商品名テフロン)などの弾
性材料を用いたシール部材2を、外端弧状面2b
とした膨出部2aが、前記切欠部1cに埋め込ま
れ、端面側で幾分か小径にされた膨出部2aの内
周の雌ネジ面2cが、前記雌ネジ面1aに次第に
一致され、膨出部2aから延びる延長部2dが、
前記端面1bに接するようにして、熱融着、ある
いは接着剤により一体的に固着させたものであ
る。
従つて、前記実施例構成によるロツクナツトに
おいては、第4図および第5図に示されているよ
うに、適宜、接続雄ネジ部3へのロツクナツト本
体1の締結時にあつて、このロツクナツト本体1
の少なくとも何れか一方の端部側、つまりこゝで
は、接続雄ネジ部3を介した接続部4の端面4a
に対応する端部側に固着された弾性材料からなる
シール部材2のうち、本体内周の雌ネジ面1aに
併せて内周の雌ネジ面2cが、その螺進につれて
接続雄ネジ部3の雄ネジ面3aに強力にくい込
み、かつまた膨出部2aおよび延長部2dが、相
互に協働して接続部4の端面4aに強力に密着さ
れ、特に膨出部2aでは、外端弧状面2bに対応
する突出相当部分が、切欠部1c内に効果的に押
し込まれて、第4図の場合は、そのまゝ、第5図
の場合は、雌ネジ面3aに形成されている周溝3
bが、端面4aの位置に一致していないときで
も、この周溝3b内に確実にくい込まれ、このよ
うにして、共に螺着を終了した時点では、締結さ
れた接続部4の接続雄ネジ部3を含む接続個所
を、完全でかつ確実にシールできて、何等の無理
もなくパツキング作用、ならびに防水作用をそれ
ぞれ良好に達成し得るのであり、また第3図実施
例では、これらの作用、効果をその両端部で果す
ことができる。
おいては、第4図および第5図に示されているよ
うに、適宜、接続雄ネジ部3へのロツクナツト本
体1の締結時にあつて、このロツクナツト本体1
の少なくとも何れか一方の端部側、つまりこゝで
は、接続雄ネジ部3を介した接続部4の端面4a
に対応する端部側に固着された弾性材料からなる
シール部材2のうち、本体内周の雌ネジ面1aに
併せて内周の雌ネジ面2cが、その螺進につれて
接続雄ネジ部3の雄ネジ面3aに強力にくい込
み、かつまた膨出部2aおよび延長部2dが、相
互に協働して接続部4の端面4aに強力に密着さ
れ、特に膨出部2aでは、外端弧状面2bに対応
する突出相当部分が、切欠部1c内に効果的に押
し込まれて、第4図の場合は、そのまゝ、第5図
の場合は、雌ネジ面3aに形成されている周溝3
bが、端面4aの位置に一致していないときで
も、この周溝3b内に確実にくい込まれ、このよ
うにして、共に螺着を終了した時点では、締結さ
れた接続部4の接続雄ネジ部3を含む接続個所
を、完全でかつ確実にシールできて、何等の無理
もなくパツキング作用、ならびに防水作用をそれ
ぞれ良好に達成し得るのであり、また第3図実施
例では、これらの作用、効果をその両端部で果す
ことができる。
以上詳述したように、この考案によれば、ロツ
クナツト本体の端面内周部に切欠部を形成し、ま
たゴム、ポリテトラフルオルエチレンなどの弾性
材料を用いたシール部材を、外端弧状面にされた
膨出部が、切欠部に埋め込まれ、また幾分小径に
された膨出部の内周雌ネジ面が、本体雌ネジ面に
次第に一致され、さらに膨出部から延びる延長部
が、端面に当接されるように、熱融着、あるいは
接着剤により一体的に固着させて構成したから、
接続部の雄ネジ面への締結に際し、ロツクナツト
本体に固着されたシール部材での、内周の雌ネジ
面が、その螺進につれて雄ネジ面に強力にくい込
まれると共に、膨出部および延長部が、相互共々
に協働して接続部の端面に強力に密着されること
になり、特に膨出部においては、外端弧状面に対
応する突出相当部分が、切欠部内に効果的に押し
込まれて、螺着を終了した時点では、締結された
接続部の接続雄ネジ部を含む接続個所を、完全か
つ確実にシールでき、所期のパツキング作用、な
らびに防水作用を達成し得るのであり、またロツ
クナツト本体に対するシール部材の形成手段は、
別途形成させたシール部材をロツクナツト本体に
熱融着とか接着剤により一体的に固着させている
ので、従来のように、加熱されたネジ面に樹脂粉
末を吹き付けたり、あるいはこれを樹脂粉末内に
浸漬して被膜形成するのとは異なつて、構造面で
の相違は勿論のこと、材料の均質化が可能になる
ほか、製造作業を容易にし得る利点を有し、しか
も構造的にも比較的簡単で、容易かつ安価に提供
できるなどの実用上有益な諸効果を有するもので
ある。
クナツト本体の端面内周部に切欠部を形成し、ま
たゴム、ポリテトラフルオルエチレンなどの弾性
材料を用いたシール部材を、外端弧状面にされた
膨出部が、切欠部に埋め込まれ、また幾分小径に
された膨出部の内周雌ネジ面が、本体雌ネジ面に
次第に一致され、さらに膨出部から延びる延長部
が、端面に当接されるように、熱融着、あるいは
接着剤により一体的に固着させて構成したから、
接続部の雄ネジ面への締結に際し、ロツクナツト
本体に固着されたシール部材での、内周の雌ネジ
面が、その螺進につれて雄ネジ面に強力にくい込
まれると共に、膨出部および延長部が、相互共々
に協働して接続部の端面に強力に密着されること
になり、特に膨出部においては、外端弧状面に対
応する突出相当部分が、切欠部内に効果的に押し
込まれて、螺着を終了した時点では、締結された
接続部の接続雄ネジ部を含む接続個所を、完全か
つ確実にシールでき、所期のパツキング作用、な
らびに防水作用を達成し得るのであり、またロツ
クナツト本体に対するシール部材の形成手段は、
別途形成させたシール部材をロツクナツト本体に
熱融着とか接着剤により一体的に固着させている
ので、従来のように、加熱されたネジ面に樹脂粉
末を吹き付けたり、あるいはこれを樹脂粉末内に
浸漬して被膜形成するのとは異なつて、構造面で
の相違は勿論のこと、材料の均質化が可能になる
ほか、製造作業を容易にし得る利点を有し、しか
も構造的にも比較的簡単で、容易かつ安価に提供
できるなどの実用上有益な諸効果を有するもので
ある。
第1図および第2図はこの考案に係るロツクナ
ツトの一実施例を示す側面図および要部の縦断面
図、第3図は同上他の実施例による要部の縦断面
図であり、また第4図および第5図は同上ロツク
ナツトを各別の接続部の締結に適用した場合の態
様をそれぞれに示す要部の縦断面図である。 1……ロツクナツト本体、1a……内周雌ネジ
面、1b……端面、1c……切欠部。2……シー
ル部材、2a……膨出部、2b……外端弧状面、
2c……内周雌ネジ面、2d……延長部、3……
接続雄ネジ部、3a……雄ネジ面、4……接続
部、4a……端面。
ツトの一実施例を示す側面図および要部の縦断面
図、第3図は同上他の実施例による要部の縦断面
図であり、また第4図および第5図は同上ロツク
ナツトを各別の接続部の締結に適用した場合の態
様をそれぞれに示す要部の縦断面図である。 1……ロツクナツト本体、1a……内周雌ネジ
面、1b……端面、1c……切欠部。2……シー
ル部材、2a……膨出部、2b……外端弧状面、
2c……内周雌ネジ面、2d……延長部、3……
接続雄ネジ部、3a……雄ネジ面、4……接続
部、4a……端面。
Claims (1)
- 内周に雌ネジ面1aを形成したロツクナツト本
体1を設け、このロツクナツト本体1には、少な
くとも何れか一方の端面1b側の内周部に、切欠
部1cを形成すると共に、ゴム、ポリテトラフル
オルエチレンなどの弾性材料を用いたシール部材
2をして、外端弧状面2bにされた膨出部2a
が、前記切欠部1cに埋め込まれ、幾分小径にさ
れた膨出部2aの内周雌ネジ面2cが、前記雌ネ
ジ面1aに次第に一致され、膨出部2aから延び
る延長部2dが、前記端面1bに当接されるよう
に、熱融着、接着剤などにより一体的に固着させ
たことを特徴とするロツクナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4404882U JPS58148317U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ロツクナツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4404882U JPS58148317U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ロツクナツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58148317U JPS58148317U (ja) | 1983-10-05 |
JPS623534Y2 true JPS623534Y2 (ja) | 1987-01-27 |
Family
ID=30055116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4404882U Granted JPS58148317U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | ロツクナツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58148317U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5530298B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-06-25 | 住友精密工業株式会社 | 降着装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115009U (ja) * | 1974-07-20 | 1976-02-03 |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP4404882U patent/JPS58148317U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115009U (ja) * | 1974-07-20 | 1976-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58148317U (ja) | 1983-10-05 |
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