JP2547051Y2 - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2547051Y2
JP2547051Y2 JP1990117276U JP11727690U JP2547051Y2 JP 2547051 Y2 JP2547051 Y2 JP 2547051Y2 JP 1990117276 U JP1990117276 U JP 1990117276U JP 11727690 U JP11727690 U JP 11727690U JP 2547051 Y2 JP2547051 Y2 JP 2547051Y2
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JP
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packing
annular
joint
joint body
conduit
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JP1990117276U
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JPH0473687U (ja
Inventor
功 大谷
Original Assignee
株式会社三桂製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電線管等の管体をリミットスイッチや制御盤
等の取付体に水密的に連結するための管継手に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の管継手は、継手本体の軸線方向ほぼ中
央部に半径方向に膨出したフランジ部を有し、このフラ
ンジ部の軸方向一方の側から突出した取付筒部を制御盤
等の取付体の壁板に形成された取付穴に貫通させ、盤板
の後方においてこの取付筒部にロックナットを螺合さ
せ、壁板を挟んで締め付けることにより継手本体を壁板
に固定する。かかる継手において、継手本体と取付体と
の連結部の水密性を得るために、継手本体のフランジ部
の側面と取付体の側面との間には取付筒部を囲って環状
のパッキングが配置されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで前記パッキングはその水密性の向上を図るた
め比較的柔軟なゴム材が用いられている。このため、ロ
ックナットの締め付け時にナットを過大にねじ込んでし
まった場合、それによって挟圧されたパッキングが半径
方向外方へと圧力を受け、継手本体のフランジ部側面か
ら抜け出てしまい該部分におけるシール機能を損なうと
いう問題がある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、連結すべき取付体の面と環状パッキングを
介して対向する継手本体の環状フランジ部側面に、該パ
ッキングの外周面の外側に当接する半径方向外側の部分
に位置する環状の突起と、該パッキングの側面に当接す
る半径方向内側の部分に位置する環状の突起とからなる
内外複数の環状の突起を有していることを特徴とする。
[作用] このような手段によれば、ロックナットを過度に締め
付けた場合においても、フランジ部側面に設けられた環
状突起が環状パッキングの側面と係合してパッキングの
半径方向への抜け出しを防止する。
[実施例] 以下、図面を参照として本考案を説明する。
第1図において、符号1は連結すべき管体、この例で
は電線管を示し、電線管1は、薄肉ウェブを螺旋状に巻
回して形成した金属可撓管の外表面に軟質合成樹脂被覆
層を有する構造よりなる。電線管1の端部にはそれを制
御盤等の取付体に連結するための管継手2が取り付けら
れる。
管継手2は、第2図に特に示すように、継手本体3、
締付ナット4、シール体5、中リング6、環状パッキン
グ7およびロックナット8を有する。
締付ナット4は、電線管1の外径よりも僅かに大きい
径の開口4aを形成する小径筒部4bと、小径筒部4bに対し
大きな内径の大径筒部4cとを有する環状ナットであり、
大径筒部4cの内周面には雌ネジ4dが形成されている。
継手本体3は、大径の筒部3aと筒部3aに対し小径の取
付筒部3bとを一体に有する筒体よりなり、軸線方向ほぼ
中央部には半径方向外側に膨出したフランジ部3cを有し
ている。筒部3aの外周面には締付ナット4の大径部4bの
内周面に形成された雌ネジ4dと螺合する雄ネジ3dが形成
され、他方の取付筒部3bの外周面には継手本体を制御盤
などの取付体に取り付けるためにロックナット8と螺合
する雄ネジ3eが形成されている。筒部3aの内周は取付筒
部3bの内周よりも大径に形成されて、それらの間に段部
3fを形成し、筒部3a内に中リング6が収納される。
継手本体3のフランジ部3cの、取付体20の面と対向す
る側面3gは、継手本体3の軸線方向に対してほぼ垂直に
切り立った面を形成しており、この面に継手本体3とほ
ぼ同軸に形成された複数の、例えば二重の環状の突起3h
を有している。半径方向外側の部分に位置する突起3hは
環状パッキング7の外周面の外側と当接しており、ロッ
クナット8による締付時にパッキング7をガイドし、ま
た、半径方向内側の部分に位置する突起8hは環状パッキ
ング7の側面と当接している。これにより、複数に形成
した突起3hは、パッキング7の位置ズレを防止するとと
もにロックナット8の過度の締付に起因するパッキング
7の半径方向外方への抜け出しを防止する。このため、
突起3hの断面形状はこのようなパッキング7の抜け出し
を防止する作用をなすものであれば特に限定されない。
図示例では環状の突起3hを半径方向に大小複数に形成し
てなる。
継手本体3は例えば合成樹脂材料を一体成形すること
により作製したものであっても良く、この場合、突起3h
は容易に形成される。
中リング6は、薄厚の金属板をプレス加工して二重の
筒状に形成され、電線管の合成樹脂被覆層の外表面を覆
う外筒6aと、電線管1の内表面の螺旋部と係合する螺旋
状凸部を端縁に形成した内筒6bとを一体に形成してな
る。中リング6は、螺旋状凸部を電線管1の内表面に螺
着させて電線管1に固定され、電線管の軸方向の引っ張
りに対しシール体5に当接することにより継手からの抜
け落ちを防止するように作用する。
シール体5は、締付ナット4を継手本体3に螺合し締
め付けたときに、それに圧せられて強制的に変形し得る
程度の適度の軟性を有する合成樹脂により作製され、環
状の1ケ所5aで切断された断面略三角形状のリングより
なり、電線管1を挿通して継手本体3の筒部3aの端面お
よびこれと対峙する締付ナット4の内端面との間に配置
される。
環状パッキング7は、適宜な弾性を有するゴム材によ
り形成され、継手本体3の取付筒部3bの外径とほぼ同径
の貫通穴7aを有する平板状よりなる。
次に、継手2の取付方法について述べる。締付ナット
4の開口4aおよびシール体5に電線管1を通し、中リン
グ6を電線管1の端部に螺着する。シール体5は前記し
たように環状の一部で切断されて半径方向外方に広がり
得るように構成されているため、電線管の挿通を容易に
行なうことができる。次いで、中リング6を継手本体3
の筒部3aの内部に位置させ、締付ナット4を継手本体3
に螺着させ、シール体5を継手本体3の筒部3aの端面お
よび締付ナット4の内端面に圧接し、電線管1を継手2
に水密的に連結する。次いで継手本体3の取付筒部3bに
環状パッキング7を通した後取付体の壁板20の取付穴21
内に挿入し、壁板20の後方において取付筒部3bにロック
ナット8を螺合してパッキング7および壁板20を挟んで
継手本体3のフランジ部の側面3gとの間で締付け、パッ
キング7を壁板20および側面3gに圧接してそれらの間の
水密性を保つ。このときフランジ部の側面3gの内外複数
の突起3hは、半径方向外側の部分に位置する突起がパッ
キング7の外周面の外側と当接してパッキング7をガイ
ドしながら押さえ、また、半径方向内側の部分に位置す
る突起がパッキング7の側面に圧接してパッキング7の
半径方向への抜け出しを防止する。
また上述の作用をなすものであれば、パッキング7は
平板状に限定されない。
[考案の効果] 以上本考案によれば、継手本体のフランジ部の側面に
パッキングと当接する突起を設けるという簡単な構成に
よりパッキングの半径方向への抜け出しを防止すること
ができる。このため、従来に比べて薄肉および/または
柔軟なパッキングを用いることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による管継手の一例の縦断面図、第2図
は第1図の管継手の一部断面の分解図である。 2…管継手、3…継手本体、4…締付ナット、5…シー
ル体、6…中リング、7…パッキング、8…ロックナッ
ト、21…取付体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結すべき取付体の面と環状パッキングを
    介して対向する継手本体の環状フランジ部側面に、該パ
    ッキングの外周面の外側に当接する半径方向外側の部分
    に位置する環状の突起と、該パッキングの側面に当接す
    る半径方向内側の部分に位置する環状の突起とからなる
    内外複数の環状の突起を有していることを特徴とする管
    継手。
JP1990117276U 1990-11-08 1990-11-08 管継手 Expired - Lifetime JP2547051Y2 (ja)

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JPH0473687U JPH0473687U (ja) 1992-06-29
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