JPH0135998Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0135998Y2
JPH0135998Y2 JP15676984U JP15676984U JPH0135998Y2 JP H0135998 Y2 JPH0135998 Y2 JP H0135998Y2 JP 15676984 U JP15676984 U JP 15676984U JP 15676984 U JP15676984 U JP 15676984U JP H0135998 Y2 JPH0135998 Y2 JP H0135998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
faucet
gasket
joint pipe
outer end
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15676984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6170680U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15676984U priority Critical patent/JPH0135998Y2/ja
Publication of JPS6170680U publication Critical patent/JPS6170680U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0135998Y2 publication Critical patent/JPH0135998Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、蛇口を有する水栓を接手管に取付け
る際、水栓の接手管との間をシールするために用
いる水栓取付け用パツキン、詳しくは、水栓のフ
ランジと接手管の外端面との間にパツキンを介在
した状態で、前記水栓の雄ねじを接手管の雌ねじ
に螺合して締付けることにより、前記パツキンを
押圧挾持してシールするように構成した水栓取付
け用パツキンに関する。
(従来の技術) 一般に、水栓の雄ねじを接手管の雌ねじに螺合
して取付ける際、水栓の雄ねじ周りにシールテー
プを巻付けて螺合するのであるが、それだけでは
不十分なところから、水栓のフランジと接手管の
外端面との間にパツキンを押圧挾持させてシール
していた。そのパツキン10′としては、従来、
皮製のものが用いられ、その形状は、第4図に示
すように、断面が矩形のものであつた。
ところが、水栓を接手管にねじ込んで取付ける
際、ねじ込みが完了した時点で必ずしも水栓の蛇
口が真下を向くとは限らず、このため、水栓をさ
らに強くねじ込んで蛇口を真下に向けなければな
らぬ場合が多々生ずる。
この場合、従来のパツキン10′は皮製であり、
それに加えて、断面形状が比較的変形しにくい矩
形であつたため、水栓をさらに一回転近くねじ込
むことが不可能で、やむを得ず、逆に、蛇口が真
下を向くように水栓のねじ込みを少し緩めて取付
けているのが現状で、そのため、所望通りのパツ
キン10′によるシール効果が得られないという
欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、このような従来欠点を除去するため
のもので、パツキンそのものを変形しやすいもの
に構成するとともに、水栓のねじ込み量に若干の
バラツキが生じようとも、常に良好なシール効果
の得られる実用的なパツキンを提供しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案による水栓取
付け用パツキンは、パツキンそのものを弾性体に
より形成するとともに、その断面形状を、内側の
突出部の方が外側の突出部よりもやや長くなるよ
うなほぼV字形に形成し、前記水栓の締付けに伴
うパツキンの弾性変形により、前記内側突出部が
接手管の外端側の拡径凹部内に嵌入して、このパ
ツキンが前記フランジと接手管外端との対向面の
みならず、接手管の外端面と前記拡径凹部との角
部と、水栓の取付け管外周面にも接当するように
したことを特徴とする。
(作用) このように、パツキンが弾性体よりなり、か
つ、断面形状がほぼV字形であるため、水栓を接
手管にねじ込んで締付けた際、このパツキンは比
較的容易に変形し、しかも、その変形量をかなり
大きくとることができる。それでいて外側突出部
より長い内側突出部が、接手管の拡径凹部に嵌入
し、更に、接続管外端面と拡径凹部との角部と、
水栓の取付け管外周面にも接当するので、水栓の
ねじ込み量に多少バラツキがあろうとも、このパ
ツキンを水栓のフランジと接手管外端との対向面
のみならず、前記角部と水栓の取付け管外周面に
も接当させて、常に確実なシール効果が得られ
る。
(考案の効果) したがつて、水栓を接手管にねじ込んで取付け
た際、仮に水栓の蛇口が真下を向かない場合であ
つても、パツキンの大きな変形量を利用して、さ
らにねじ込んで締付けることが可能である。ま
た、それ以上ねじ込むことに多少困難がある場合
には、逆にねじ込みを緩めても、良好なシール効
果が得られるので、常に所望通りのシール効果を
発揮しながら、蛇口が真下を向くようにして水栓
を接手管に取付けることができるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第2図は接手管に水栓を取付けるところを
示し、図において、1は接手管で、フランジ4と
雌ねじ5、ならびにフランジ4内側に形成された
拡径凹部6を有している。2は蛇口3を有する水
栓である。前記接手管1は、図示したようなフラ
ンジ付き直管の他、フランジ無しのエルボ管など
種々の市販のものが使用できる。
水栓2も市販のものが使用でき、フランジ7と
取付け管8とを有し、この取付け管8の先端側に
は、接手管1の雌ねじ5に螺合する雄ねじ9が設
けられている。10がパッキンで、従来のものと
同様に環状ではあるが、合成ゴムなどの弾性体に
より形成され、かつ、その断面形状が、第3図に
示すように、ほぼV字形で、内側の突出部10a
の方が外側の突出部10bよりもやや長く形成さ
れている。そして、このパツキン10は、その外
径が接手管1のフランジ4の外径よりも小さく、
かつ、フランジ4の内径よりも大きい径に、ま
た、その内径がフランジ4の内径よりも小さい径
に形成され、パツキン10の内側突出部10aが
前述の拡径凹部6内に嵌入するように構成されて
いる。
したがつて、水栓2の取付け管8にパツキン1
0を外嵌合して、この水栓2の雄ねじ9を接手管
1の雌ねじ5に螺合して締付けると、第1図に示
すように、パツキン10の弾性変形によつて、こ
のパツキン10が両フランジ4,7の対向面のみ
ならず、接手管1のフランジ4の外端面と拡径凹
部6との角部aと、水栓2の取付け管8外周面に
も接当し、良好なシール効果が得られる。しか
も、この状態においても、パツキン10の断面が
ほぼV字形であるから、まだまだ弾性変形するだ
けの余裕があり、水栓2をさらにねじ込んで、蛇
口3を真下に向けることができるのである。
なお、本考案のパツキン10を用いれば、十分
なシール効果が期待できるので、従来のようなシ
ールテープを用いる必要は必ずしもないが、シー
ルテープを併用すれば、さらに良好なシール効果
が得られるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、本考案による水栓取付け用
パツキンの実施例を示し、第1図は水栓を接手管
に取付けた状態を示す部分断面図、第2図は水栓
取付け前を示す一部断面図、第3図はパツキンの
一部切欠き斜視図である。そして第4図は従来の
パツキンを示す一部切欠き斜視図である。 1……接手管、2……水栓、5……雌ねじ、6
……拡径凹部、7……水栓のフランジ、8……取
付け管、9……雄ねじ、10……パツキン、10
a……パツキンの内側突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水栓のフランジと接手管の外端面との間にパツ
    キンを介在した状態で、前記水栓の雄ねじを接手
    管の雌ねじに螺合して締付けることにより、前記
    パツキンを押圧挾持してシールするように構成し
    た水栓取付け用パツキンにおいて、このパツキン
    を弾性体により形成するとともに、その断面形状
    を、内側の突出部の方が外側の突出部よりもやや
    長くなるようなほぼV字形に形成し、前記水栓の
    締付けに伴うパツキンの弾性変形により、前記内
    側突出部が前記接手管の外端側の拡径凹部内に嵌
    入して、このパツキンが前記フランジと接手管外
    端との対向面のみならず、接手管の外端面と前記
    拡径凹部との角部と、水栓の取付け管外周面にも
    接当するようにしてある水栓取付け用パツキン。
JP15676984U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0135998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15676984U JPH0135998Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15676984U JPH0135998Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170680U JPS6170680U (ja) 1986-05-14
JPH0135998Y2 true JPH0135998Y2 (ja) 1989-11-01

Family

ID=30714775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15676984U Expired JPH0135998Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0135998Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4644113B2 (ja) * 2005-12-26 2011-03-02 積水化学工業株式会社 管継手

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6170680U (ja) 1986-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0135998Y2 (ja)
JPH01203788A (ja) 樹脂管と継手本体との接続構造
JPH0735875B2 (ja) 管継手
JP2590835Y2 (ja) 管継手
JPH0410466Y2 (ja)
JPH0135105Y2 (ja)
JP2504715Y2 (ja) 管継手
JPS5827186Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPH0237014Y2 (ja)
JPH0235108Y2 (ja)
JPS5832069Y2 (ja) 管継手
JP3201459B2 (ja) 異径管の接続構造
JPH0134792Y2 (ja)
JPH0333906Y2 (ja)
JP2547051Y2 (ja) 管継手
JPS5832068Y2 (ja) 管継手
JPS5832067Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JPH0355017Y2 (ja)
JPS626380Y2 (ja)
JPH0336607Y2 (ja)
JPH041420Y2 (ja)
JPH0210876Y2 (ja)
JP2003003506A (ja) リブパイプとマンホールの接続構造及び拡径バンド
JPH0212379Y2 (ja)
JPH028153Y2 (ja)