JP2003003506A - リブパイプとマンホールの接続構造及び拡径バンド - Google Patents

リブパイプとマンホールの接続構造及び拡径バンド

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JP2003003506A
JP2003003506A JP2001194918A JP2001194918A JP2003003506A JP 2003003506 A JP2003003506 A JP 2003003506A JP 2001194918 A JP2001194918 A JP 2001194918A JP 2001194918 A JP2001194918 A JP 2001194918A JP 2003003506 A JP2003003506 A JP 2003003506A
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manhole
pipe
diameter
flexible joint
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JP2001194918A
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Satoshi Saito
聡 斎藤
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Mitsubishi Plastics Inc
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リブ付きパイプとマンホールを確実且つ簡単に
接続し、止水性に優れた接続構造を得ることを課題とす
る。 【解決手段】マンホール開口11に接合する本体部31
とリブパイプ2が挿通する受口部32が湾曲部を介して
一体に成形された可撓性継手3を用い、外周に水膨張性
ゴムリング4が装着された本体部をマンホール開口の内
面に拡径バンド5により圧接固定し、リブ山の間に止水
リング8が装着されたリブパイプの管端を、外周に剛性
を有する幅広バンド6が装着された受口部に挿通し、止
水リングの両側のリブ上に沿って幅広バンドに巻かれた
締結バンド7で締め付けて固定し、さらにマンホール開
口と受口部の間隙に目地材9を装填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性継手を用い
て外周面にリブが突設されたパイプをマンホールに接続
する構造、及びこれに用いる拡径バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、ゴムや軟質プラスチックにより
成形された可撓性継手を用いてマンホールにパイプを接
続する従来構造の一例を示している。これは、可撓性継
手100が大径部101と小径部102を有してラッパ
状に形成され、大径部101をマンホール側壁に形成さ
れた開口103の内面に拡張リング104と特殊なジャ
ッキ(図示せず)を使用して拡張し取り付け、パイプ1
05を可撓性継手100の小径部102に止水性を保っ
て挿通し、マンホールに接続するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の構造で
は、ラッパ状の可撓性継手100の剛性が不足し、埋め
戻しの際の土圧により、継手が弾性変形してパイプ10
5を沈下させることがあった。また、大径部101をマ
ンホールの開口103に取り付けるには特殊な器具が必
要とされ、取り付けが面倒であった。さらに、取り付け
るパイプが、リブ付きパイプの場合、小径部102とパ
イプ周面との密着が不十分となり、十分な止水性が得ら
れないという問題があった。
【0004】本発明は従来技術の有するこのような問題
点に鑑み、リブ付きパイプとマンホールを確実且つ簡単
に接続し、止水性に優れた接続構造を得ることを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、可撓性継手を用いてリブパイプをマンホールに接続
する本発明の接続構造は、マンホール開口に接合する本
体部とリブパイプが挿通する受口部が湾曲部を介して一
体に形成された可撓性継手を用い、外周に水膨張性ゴム
リングが装着された可撓性継手の本体部がマンホール開
口の内面に拡径バンドにより圧接固定され、リブ山の間
に止水リングが装着されたリブパイプの管端が、外周に
剛性を有する幅広バンドが装着された可撓性継手の受口
部に挿通されるとともに、前記止水リングの両側のリブ
上に沿って幅広バンドに巻かれた締結バンドで締め付け
て当該受口部に固定されることを特徴とする。
【0006】また、前記接続構造に用いられる本発明の
拡径バンドは、両端を適宜な長さ噛合わせて摺動自在に
円形に保持された帯状の鋼板からなり、当該噛合わさっ
た両端部近傍に貫通孔を備えた連結体がそれぞれ固着さ
れ、且つ両連結体は周方向に沿って離れたときは円形が
縮径し、近づいたときには拡径するように配置して構成
されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の接続構造の一実施形
態の断面図、図2は図1の構造のマンホール外側の平面
図、図3は図1の構造で用いる可撓性継手の要部断面
図、図4は本発明の拡径バンドの一実施形態の外観図、
図5は図4の拡径バンドの両端噛合い部の斜視図であ
る。
【0008】図1に示されるように、本発明の接続構造
は、マンホールの側壁1に穿設された開口11に、接続
管として外周面にリブが突設されたパイプ2を可撓性継
手3を用いて接続するものである。図中、符号4はゴム
リング、5は拡径バンド、6は幅広バンド、7は締結バ
ンド、8は止水リング、9は目地材である。
【0009】可撓性継手3は、SBRなどの合成ゴムや
天然ゴム、軟質樹脂材など弾性材を用い、図3に示され
るように、マンホール開口11に接合する大きさの略円
環状の本体部31と、リブパイプ2が挿通する大きさの
略円環状の受口部32を、湾曲部33を介して軸芯方向
に一体に連ねて成形してある。本体部31は、マンホー
ル側壁の幅よりも若干短い長さを有し、マンホール開口
11の内径とほぼ等しい外径に設けてある。本体部31
の内周面には拡径バンド5が嵌まる凹溝31aが形成さ
れ、外周面には少なくとも二本の凹筋31bが形成さ
れ、各凹筋に水膨張性ゴムからなるゴムリング4が装着
してある。受口部32は、四本以上のリブ21を含んで
リブパイプ2の端部が差し入る長さを有し、リブ21の
外径とほぼ等しい内径に設けてある。受口部32の外周
面には幅広バンド6が嵌まる凹部32aが形成されてい
る。湾曲部33は、本体部31の端部と、本体部31内
に位置する受口部32の端部とを連結する、断面Z字状
に湾曲して折り重なった折れ部となっており、この折れ
部が弾性変形することにより、本体部31と受口部32
の変位を吸収できるようになっている。
【0010】拡径バンド5は、前記本体部31の内周面
に接合する幅及び長さを有する帯状ステンレス板などの
鋼板により形成されている。詳しくは、図4に示される
ように、両端を適宜な長さ噛合わせて摺動自在に円形に
保持され、当該噛合わさった両端部近傍には貫通孔51
a、52aを備えたブロック状の連結体51、52がそ
れぞれ固着されている。即ち、図5に示されるように、
拡径バンド5の端部には狭幅の端部5aが形成され、該
端部5aが他端部5bに設けられた切欠溝5cと係合し
て摺動自在に噛合っている。そして、連結体51が拡径
バンド5の一方の端部5aの先端部内側に、連結体52
が他方の端部5bの先端部内側にそれぞれ貫通孔51
a、52aの軸芯を合わせて固着されており、拡径バン
ド5の両端を摺動させたときに、両連結体が周方向に沿
って離れたときは円形に保持された拡径バンド5の径が
縮小し、近づいたときには径が拡大するように構成して
ある。なお、拡径バンド5の両端部5a,5bの先端外
周側に補強板を固着して剛性を高めるようにしておくの
が好ましい。両連結体51、52は、マンホール開口1
1の内周の長さと略同じ長さを有する拡径バンド5の両
端部に所定の間隔を開けて取り付けられており、マンホ
ール開口11の内面に可撓性継手3の本体部31をセッ
トした状態で、拡径バンド5の両端を連結体51、52
が近づく方向に摺動させて拡径バンド5の径を拡大させ
ることにより本体部31をマンホール開口11の内周に
圧接し、ボルト53とナット54で両連結体を締め付け
連結することにより、可撓性継手3をマンホール開口1
1に固定できるようになっている。
【0011】幅広バンド6は、前記受口部32の周囲の
長さよりも若干長い、ステンレス板などの剛性を有する
鋼板により形成されており、リブパイプ2が挿通された
受口部32の外周面に密着して凹部32aに装着してあ
る。また、締結バンド7は、固着部材を備えたステンレ
ス製のバンドであり、幅広バンド6の周囲に巻かれて幅
広バンド6の外周を締め付け、幅広バンド6と受口部3
2とを強固に固定している。この幅広バンド6が受口部
32の外周面に一体に装着されていることにより、リブ
パイプ2が挿通された受口部32の剛性を高めて土圧な
どの外力が加わった場合の変形を防止している。また、
リブパイプ2は、リブ21間に止水リング8を装着して
受口部32に差し入れられるが、締結バンド7、7で止
水リング8の両側のリブ21、21上に沿って締め付け
ることにより止水性を向上させている。
【0012】このように構成される本発明の接続構造
は、以下の手順により施工される。先ず、マンホールの
側壁に開口11を形成し、必要に応じ、内周面を平滑化
し、汚れを拭き取る。続いて、外周に水膨張性ゴムリン
グ4を、内周に拡径バンド5をそれぞれ装着した可撓性
継手3の本体部31を、その端面とマンホール開口11
の内面とが一致するようにしてマンホール開口11内に
装着する。このとき、拡径バンド5は最小径の状態で挿
入しておく。そして、拡径バンド5の両端を径が拡大す
る方向に摺動させ、ボルト53をスパナで締め付け、連
結体51、52を連結して、本体部31の外周面をハン
ドホール開口11の内周面に圧着し固定する。
【0013】次に、リブパイプ2の管端から三つ目のリ
ブ21と四つ目のリブ21の間に止水リング8を装着す
る。このとき、管端から五つ目のリブ21には挿入標識
を記入しておく。続いて、リブパイプ2を水平に保ち、
挿入標識を受口部32の端部の位置に合うまでリブパイ
プ2を受口部32に差し入れる。そして、受口部32の
外周に装着された幅広バンド6を、ドライバーを用いて
締結バンド7、7で均等に締め付ける。このとき、締結
バンド7、7の位置は、受口部32内に装填された前記
三つ目のリブ21と四つ目のリブ21上に沿った位置と
する。
【0014】そして、マンホール開口11と受口部3の
間隙にクッション材などの目地材9を装填し、可撓性継
手3の周囲のマンホール開口11との隙間を密閉して土
砂等の侵入を防止することにより、マンホールへのリブ
パイプ2の接続が完了する。
【0015】本発明の接続構造によれば、可撓性継手3
をマンホール開口11に特殊な器具を用いることなく容
易に接続することができ、また、リブパイプ2と可撓性
継手3の接続も、締結バンド7を締め付けるという簡単
な操作で行うことができる。また、可撓性継手3が本体
部31と受口部32を湾曲部33を介して連結してある
ので、土圧や地震などによりリブパイプ2に外力が加わ
っても、本体部31と受口部32の変位や歪みを湾曲部
33が変形して吸収し、良好な接続状態を維持すること
ができる。また、受口部32の外周に剛性を有する幅広
バンド6が装着してあるので、リブパイプ2に外力が加
わっても受口部32との連結状態を強固に維持でき、リ
ブパイプ2と受口部32の間に隙間ができたり、リブパ
イプ2が外れてしまったりするようなことはない。さら
に、締結バンド7で止水リング8が装着された両側のリ
ブ21、21を締め付けているから、受口部32とリブ
パイプ2との間の止水性に優れ、さらに、水膨張性ゴム
リング4により可撓性継手3とマンホール開口11の間
を良好な止水性に維持することできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、リブ付きパイプとマン
ホールを確実且つ簡単に接続することができ、リブ付き
パイプに作用する外力に対して追随し、良好な止水性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続構造の一実施形態の断面図であ
る。
【図2】図1の構造のマンホール外側の平面図である。
【図3】図1の構造で用いる可撓性継手の要部断面図で
ある。
【図4】本発明の拡径バンドの一実施形態の外観図であ
る。
【図5】図4の拡径バンドの両端噛合い部の斜視図であ
る。
【図6】従来の接続構造の一例の断面図である。
【符号の説明】
1 マンホール側壁 2 リブパイプ 21 リブ 3 可撓性継手 31 本体部 32 受口部 4 ゴムリング 5 拡径バンド 51、52 連結体 53 ボルト 54 ナット 6 幅広バンド 7 締結バンド 8 止水リング 9 目地材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性継手を用いてリブパイプをマンホ
    ールに接続する構造において、 可撓性継手はマンホール開口に接合する本体部とリブパ
    イプが挿通する受口部が湾曲部を介して一体に形成され
    てなり、 外周に水膨張性ゴムリングが装着された可撓性継手の本
    体部がマンホール開口の内面に拡径バンドにより圧接固
    定され、 リブ山の間に止水リングが装着されたリブパイプの管端
    が、外周に剛性を有する幅広バンドが装着された可撓性
    継手の受口部に挿通されるとともに、前記止水リングの
    両側のリブ上に沿って幅広バンドに巻かれた締結バンド
    で締め付けて当該受口部に固定されることを特徴とする
    リブパイプとマンホールの接続構造。
  2. 【請求項2】 拡径バンドは、両端を適宜な長さ噛合わ
    せて摺動自在に円形に保持された帯状の鋼板からなり、
    当該噛合わさった両端部近傍に貫通孔を備えた連結体が
    それぞれ固着され、且つ両連結体は周方向に沿って離れ
    たときは円形が縮径し、近づいたときには拡径するよう
    に配置して構成されていることを特徴とする拡径バン
    ド。
JP2001194918A 2001-06-27 2001-06-27 リブパイプとマンホールの接続構造及び拡径バンド Pending JP2003003506A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101200039B1 (ko) 2012-05-25 2012-11-12 최승선 각도 조절형 콘크리트 맨홀
JP2014051853A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Sanritsu Corp 耐震可撓継手による軟接合構造と、その施工方法
KR102254019B1 (ko) * 2020-03-20 2021-05-20 주식회사 모현씨앤디 하수도 가지관 연결구 및 이를 이용한 하수도 가지관 연결방법

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