JPH09144043A - マンホール用可撓継手 - Google Patents
マンホール用可撓継手Info
- Publication number
- JPH09144043A JPH09144043A JP7331142A JP33114295A JPH09144043A JP H09144043 A JPH09144043 A JP H09144043A JP 7331142 A JP7331142 A JP 7331142A JP 33114295 A JP33114295 A JP 33114295A JP H09144043 A JPH09144043 A JP H09144043A
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- Japan
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- outer peripheral
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- annular body
- elastic annular
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 膨出水密機構１１により弾性環状体１０の外
周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状体の外周
面を接続穴３の内周面３ａに密着させる。 【解決手段】 マンホール体の接続穴の内周面と接続管
３の外周面との間に配置される筒状の接続本体５と、外
周面の撓み弾性膨出により接続穴の内周面に密着可能な
弾性環状体と、弾性環状体を軸方向に締圧して外周面を
撓み弾性膨出させる膨出水密機構とを具備してなる。
周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状体の外周
面を接続穴３の内周面３ａに密着させる。 【解決手段】 マンホール体の接続穴の内周面と接続管
３の外周面との間に配置される筒状の接続本体５と、外
周面の撓み弾性膨出により接続穴の内周面に密着可能な
弾性環状体と、弾性環状体を軸方向に締圧して外周面を
撓み弾性膨出させる膨出水密機構とを具備してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば下水道工事に
おけるマンホールと接続管との装着接続の際に用いられ
るマンホール用可撓継手に関するものである。
おけるマンホールと接続管との装着接続の際に用いられ
るマンホール用可撓継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種のマンホール用可撓継手とし
て、マンホール体の側壁に形成された接続穴に接続管を
装着接続するに際し、地震等の振動を考慮して、接続管
の外周面にゴム等からなる筒状の可撓性部材の外方側を
縮径する外締めバンドにより嵌着固定すると共に内方側
を接続穴の内周面に挿入し、可撓性部材の内方側内周面
に拡開状態をロック保持可能な内締めバンドを装着し、
この内締めバンドを手動工具により順次拡径させ、この
拡径作用により可撓性部材の外周面を接続穴の内周面に
密着させる構造のもの知られている。
て、マンホール体の側壁に形成された接続穴に接続管を
装着接続するに際し、地震等の振動を考慮して、接続管
の外周面にゴム等からなる筒状の可撓性部材の外方側を
縮径する外締めバンドにより嵌着固定すると共に内方側
を接続穴の内周面に挿入し、可撓性部材の内方側内周面
に拡開状態をロック保持可能な内締めバンドを装着し、
この内締めバンドを手動工具により順次拡径させ、この
拡径作用により可撓性部材の外周面を接続穴の内周面に
密着させる構造のもの知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、拡開状態をロック保持可能に形成された構
造の内締めバンドを用い、この特殊な可撓性部材を特殊
な手動工具を用いて、内締めバンドにより順次拡径さ
せ、この拡径作用により可撓性部材の外周面を接続穴の
内周面に密着させる構造となっているから、製作コスト
が高くなり易いと共に装着作業時間が掛かり、作業性が
低下することがあるという不都合を有している。
構造の場合、拡開状態をロック保持可能に形成された構
造の内締めバンドを用い、この特殊な可撓性部材を特殊
な手動工具を用いて、内締めバンドにより順次拡径さ
せ、この拡径作用により可撓性部材の外周面を接続穴の
内周面に密着させる構造となっているから、製作コスト
が高くなり易いと共に装着作業時間が掛かり、作業性が
低下することがあるという不都合を有している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項１記載の発明にあっては、マンホール体の側壁に形
成された接続穴に接続管を接続する可撓継手において、
上記接続穴の内周面と上記接続管の外周面との間に配置
される筒状の接続本体と、該接続本体の外方側外周面に
一方端部が嵌着され、他方端部が上記接続管の外周面に
嵌着される可撓性部材と、該接続管の外周面と該接続本
体の内周面との間に配置されるパッキン部材と、該接続
本体の内方側外周面と接続穴の内周面との間に配置さ
れ、外周面の撓み弾性膨出により接続穴の内周面に密着
可能な弾性環状体と、該弾性環状体を軸方向に締圧して
外周面を撓み弾性膨出させる膨出水密機構とを具備して
なるマンホール用可撓継手にある。
を解決することを目的とするもので、本発明のうち、請
求項１記載の発明にあっては、マンホール体の側壁に形
成された接続穴に接続管を接続する可撓継手において、
上記接続穴の内周面と上記接続管の外周面との間に配置
される筒状の接続本体と、該接続本体の外方側外周面に
一方端部が嵌着され、他方端部が上記接続管の外周面に
嵌着される可撓性部材と、該接続管の外周面と該接続本
体の内周面との間に配置されるパッキン部材と、該接続
本体の内方側外周面と接続穴の内周面との間に配置さ
れ、外周面の撓み弾性膨出により接続穴の内周面に密着
可能な弾性環状体と、該弾性環状体を軸方向に締圧して
外周面を撓み弾性膨出させる膨出水密機構とを具備して
なるマンホール用可撓継手にある。
【０００５】又、請求項２記載の発明にあっては、請求
項１記載の膨出水密機構として、弾性環状体に弾性環状
体を軸方向に締圧可能な複数個の締圧ボルトを装着して
なることを特徴とするものであり、又、請求項３記載の
発明にあっては、請求項１記載の膨出水密機構として、
上記接続本体に上記弾性環状体を軸方向に締圧可能な締
圧ナットを螺着してなることを特徴とするものである。
項１記載の膨出水密機構として、弾性環状体に弾性環状
体を軸方向に締圧可能な複数個の締圧ボルトを装着して
なることを特徴とするものであり、又、請求項３記載の
発明にあっては、請求項１記載の膨出水密機構として、
上記接続本体に上記弾性環状体を軸方向に締圧可能な締
圧ナットを螺着してなることを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１乃至図４は本発明の実施の形
態例を示し、図１乃至図３は実施の第一形態例、図４は
実施の第二形態例である。
態例を示し、図１乃至図３は実施の第一形態例、図４は
実施の第二形態例である。
【０００７】図１乃至図３の実施の第一形態例におい
て、１はマンホール体であって、コンクリート製にして
マンホール蓋付容器状に製作され、地中に埋設され、側
壁２に接続穴３が形成され、この接続穴３に集水や排水
用の通水路としての接続管４が接続される。
て、１はマンホール体であって、コンクリート製にして
マンホール蓋付容器状に製作され、地中に埋設され、側
壁２に接続穴３が形成され、この接続穴３に集水や排水
用の通水路としての接続管４が接続される。
【０００８】５は接続本体であって、この場合金属製の
管体により製作され、上記接続穴３の内周面３ａと上記
接続管４の外周面４ａとの間に配置される。
管体により製作され、上記接続穴３の内周面３ａと上記
接続管４の外周面４ａとの間に配置される。
【０００９】６は可撓性部材であって、ゴムや樹脂等の
等の弾性体により筒状に製作され、接続本体５の外方側
外周面５ａに一方端部が嵌着され、この場合略Ｃ形状に
して開口端部が重合し、開口端部間に架設された図外の
締付ボルトにより重合部が引き寄せられる構造の外締め
バンド８を用い、この外締めバンド８を図外の締付ボル
トの螺着により縮径させ、接続本体５の外方側外周面５
ａに可撓性部材６の一方端部を密着凹凸部６ｂをもって
嵌着固定するように構成され、又、可撓性部材６の他方
端部は上記接続管４の外周面４ａに嵌着され、この場合
上記同様にして、略Ｃ形状にして開口端部が重合し、開
口端部間に架設された図外の締付ボルトにより重合部が
引き寄せられる構造の外締めバンド７を用い、この外締
めバンド７を図外の締付ボルトの螺着により縮径させ、
接続管４の外周面４ａに可撓性部材６の他方端部を密着
凹凸部６ａをもって嵌着固定して構成されている。
等の弾性体により筒状に製作され、接続本体５の外方側
外周面５ａに一方端部が嵌着され、この場合略Ｃ形状に
して開口端部が重合し、開口端部間に架設された図外の
締付ボルトにより重合部が引き寄せられる構造の外締め
バンド８を用い、この外締めバンド８を図外の締付ボル
トの螺着により縮径させ、接続本体５の外方側外周面５
ａに可撓性部材６の一方端部を密着凹凸部６ｂをもって
嵌着固定するように構成され、又、可撓性部材６の他方
端部は上記接続管４の外周面４ａに嵌着され、この場合
上記同様にして、略Ｃ形状にして開口端部が重合し、開
口端部間に架設された図外の締付ボルトにより重合部が
引き寄せられる構造の外締めバンド７を用い、この外締
めバンド７を図外の締付ボルトの螺着により縮径させ、
接続管４の外周面４ａに可撓性部材６の他方端部を密着
凹凸部６ａをもって嵌着固定して構成されている。
【００１０】９はパッキン部材であって、ゴムや樹脂等
の弾性体により筒状に製作され、上記接続管４の外周面
４ａと接続本体５の内周面５ｂとの間に撓み変形状態で
配置される。
の弾性体により筒状に製作され、上記接続管４の外周面
４ａと接続本体５の内周面５ｂとの間に撓み変形状態で
配置される。
【００１１】１０は弾性環状体であって、ゴムや樹脂等
の弾性体によりリング状に製作され、接続本体５の内方
側外周面５ａと接続穴３の内周面３ａとの間に締圧間隙
Ｒを存して遊挿状態で配置され、軸方向に締圧して外周
面１０ａの撓み弾性膨出により接続穴３の内周面３ａに
密着可能に形成されている。
の弾性体によりリング状に製作され、接続本体５の内方
側外周面５ａと接続穴３の内周面３ａとの間に締圧間隙
Ｒを存して遊挿状態で配置され、軸方向に締圧して外周
面１０ａの撓み弾性膨出により接続穴３の内周面３ａに
密着可能に形成されている。
【００１２】１１は膨出水密機構であって、この場合上
記接続本体５の外周面５ａにリングブラケット１２を固
着し、弾性環状体１０に六個のボルト穴１０ｂを形成
し、ボルト穴１０ｂ締圧ボルト１３を挿通し、この締圧
ボルト１３の先端部をリングブラケット１２に挿通して
止着ナット１４に螺着し、締圧ボルト１３の締付け回動
により座金１４とリングブラケット１２により弾性環状
体１０を軸方向に締圧し、この軸方向の締圧作用により
弾性環状体１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、こ
れにより弾性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内
周面３ａに密着させるように構成されている。
記接続本体５の外周面５ａにリングブラケット１２を固
着し、弾性環状体１０に六個のボルト穴１０ｂを形成
し、ボルト穴１０ｂ締圧ボルト１３を挿通し、この締圧
ボルト１３の先端部をリングブラケット１２に挿通して
止着ナット１４に螺着し、締圧ボルト１３の締付け回動
により座金１４とリングブラケット１２により弾性環状
体１０を軸方向に締圧し、この軸方向の締圧作用により
弾性環状体１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、こ
れにより弾性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内
周面３ａに密着させるように構成されている。
【００１３】この実施の第一形態例は上記構成であるか
ら、図１の如く、可撓性部材６の一方端部を接続本体５
の外方側外周面５ａに嵌着固定すると共に可撓性部材６
の他方端部を上記接続管４の外周面４ａに嵌着固定し、
この状態で接続管４及び接続本体５を接続穴３に挿入
し、そして、膨出水密機構１１としての六個の締圧ボル
ト１３を締付回動することにより座金１４とリングブラ
ケット１２により弾性環状体１０を軸方向に締圧し、図
３の如く、この軸方向の締圧作用により弾性環状体１０
の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これにより弾性環
状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面３ａに密着
させることができ、よってマンホール体１の側壁２に形
成された接続穴３に接続管４をフレキシブルな可撓状態
で装着接続することができる。
ら、図１の如く、可撓性部材６の一方端部を接続本体５
の外方側外周面５ａに嵌着固定すると共に可撓性部材６
の他方端部を上記接続管４の外周面４ａに嵌着固定し、
この状態で接続管４及び接続本体５を接続穴３に挿入
し、そして、膨出水密機構１１としての六個の締圧ボル
ト１３を締付回動することにより座金１４とリングブラ
ケット１２により弾性環状体１０を軸方向に締圧し、図
３の如く、この軸方向の締圧作用により弾性環状体１０
の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これにより弾性環
状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面３ａに密着
させることができ、よってマンホール体１の側壁２に形
成された接続穴３に接続管４をフレキシブルな可撓状態
で装着接続することができる。
【００１４】したがって、膨出水密機構１１により弾性
環状体１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これに
より弾性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面
３ａに密着させる構造であるから、構造が簡素化して製
作コストを低減することができると共に接続管４の装着
が容易となって作業時間を短縮することができ、それだ
け作業性を向上することができる。
環状体１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これに
より弾性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面
３ａに密着させる構造であるから、構造が簡素化して製
作コストを低減することができると共に接続管４の装着
が容易となって作業時間を短縮することができ、それだ
け作業性を向上することができる。
【００１５】又、この場合膨出水密機構１１は弾性環状
体１０を軸方向に締圧可能な締圧ボルト１３からなるの
で、締圧ボルト１３の締付回動により弾性環状体１０は
軸方向に締圧され、軸方向の締圧作用により弾性環状体
１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これにより弾
性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面３ａに
密着させることができ、一層容易に装着作業を行うこと
ができる。
体１０を軸方向に締圧可能な締圧ボルト１３からなるの
で、締圧ボルト１３の締付回動により弾性環状体１０は
軸方向に締圧され、軸方向の締圧作用により弾性環状体
１０の外周面１０ａを撓み弾性膨出させ、これにより弾
性環状体１０の外周面１０ａを接続穴３の内周面３ａに
密着させることができ、一層容易に装着作業を行うこと
ができる。
【００１６】図４の実施の第二形態例は別例構造を示
し、この場合接続本体５を塩化ビニール樹脂製の管体に
より製作し、上記同様の可撓性部材６の一方端部を接続
本体５の外方側外周面５ａに嵌着固定すると共に接続管
４の外周面４ａに可撓性部材６の他方端部を嵌着固定
し、接続本体５を接続穴３の内周面３ａと上記接続管４
の外周面４ａとの間に配置し、上記同様にパッキン部材
９を上記接続管４の外周面４ａと接続本体５の内周面５
ｂとの間に撓み変形状態で配置し、上記同様の弾性環状
体１０を接続本体５の内方側外周面５ａと接続穴３の内
周面３ａとの間に締圧間隙Ｒを存して遊挿状態で配置
し、弾性環状体１０を軸方向に締圧して外周面１０ａの
撓み弾性膨出により接続穴３の内周面３ａに密着可能に
形成して構成されている。
し、この場合接続本体５を塩化ビニール樹脂製の管体に
より製作し、上記同様の可撓性部材６の一方端部を接続
本体５の外方側外周面５ａに嵌着固定すると共に接続管
４の外周面４ａに可撓性部材６の他方端部を嵌着固定
し、接続本体５を接続穴３の内周面３ａと上記接続管４
の外周面４ａとの間に配置し、上記同様にパッキン部材
９を上記接続管４の外周面４ａと接続本体５の内周面５
ｂとの間に撓み変形状態で配置し、上記同様の弾性環状
体１０を接続本体５の内方側外周面５ａと接続穴３の内
周面３ａとの間に締圧間隙Ｒを存して遊挿状態で配置
し、弾性環状体１０を軸方向に締圧して外周面１０ａの
撓み弾性膨出により接続穴３の内周面３ａに密着可能に
形成して構成されている。
【００１７】１１は膨出水密機構であって、この場合上
記接続本体５の外周面５ａにリング突出部１５を突出形
成し、接続本体５の外周面に螺子部５ｃを形成し、締圧
ナット１６を螺子部５ｃに螺着し、締圧回動ナット１６
の締付け回動により締圧ナット１６とリング突出部１５
とにより弾性環状体１０を軸方向に締圧し、この軸方向
の締圧作用により弾性環状体１０の外周面１０ａを撓み
弾性膨出させ、これにより弾性環状体１０の外周面１０
ａを接続穴３の内周面３ａに密着させるように構成され
ている。
記接続本体５の外周面５ａにリング突出部１５を突出形
成し、接続本体５の外周面に螺子部５ｃを形成し、締圧
ナット１６を螺子部５ｃに螺着し、締圧回動ナット１６
の締付け回動により締圧ナット１６とリング突出部１５
とにより弾性環状体１０を軸方向に締圧し、この軸方向
の締圧作用により弾性環状体１０の外周面１０ａを撓み
弾性膨出させ、これにより弾性環状体１０の外周面１０
ａを接続穴３の内周面３ａに密着させるように構成され
ている。
【００１８】この第二形態例にあっても、上記実施の第
一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
一形態例と同様な作用効果を得ることができる。
【００１９】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、接続本体５、可撓性部材６、膨出水密機
構１１の構造や形態並びに材質等は適宜変更して設計さ
れるものである。
ものではなく、接続本体５、可撓性部材６、膨出水密機
構１１の構造や形態並びに材質等は適宜変更して設計さ
れるものである。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項１記載の発
明にあっては、マンホール体の側壁に形成された接続穴
に接続管を接続するに際し、膨出水密機構により弾性環
状体の外周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状
体の外周面を接続穴の内周面に密着させる構造であるか
ら、構造が簡素化して製作コストを低減することができ
ると共に接続管４の装着が容易となって作業時間を短縮
することができ、それだけ作業性を向上することができ
る。
明にあっては、マンホール体の側壁に形成された接続穴
に接続管を接続するに際し、膨出水密機構により弾性環
状体の外周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状
体の外周面を接続穴の内周面に密着させる構造であるか
ら、構造が簡素化して製作コストを低減することができ
ると共に接続管４の装着が容易となって作業時間を短縮
することができ、それだけ作業性を向上することができ
る。
【００２１】又、請求項２記載の発明にあっては、膨出
水密機構としての締圧ボルトの締付回動により弾性環状
体は軸方向に締圧され、軸方向の締圧作用により弾性環
状体の外周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状
体の外周面を接続穴の内周面に密着させることができ、
又、請求項３記載の発明にあっては、締圧ナットの締付
け回動により弾性環状体を軸方向に締圧し、この軸方向
の締圧作用により弾性環状体の外周面を撓み弾性膨出さ
せ、これにより弾性環状体の外周面を接続穴の内周面に
密着させることができ、一層容易に装着作業を行うこと
ができる。
水密機構としての締圧ボルトの締付回動により弾性環状
体は軸方向に締圧され、軸方向の締圧作用により弾性環
状体の外周面を撓み弾性膨出させ、これにより弾性環状
体の外周面を接続穴の内周面に密着させることができ、
又、請求項３記載の発明にあっては、締圧ナットの締付
け回動により弾性環状体を軸方向に締圧し、この軸方向
の締圧作用により弾性環状体の外周面を撓み弾性膨出さ
せ、これにより弾性環状体の外周面を接続穴の内周面に
密着させることができ、一層容易に装着作業を行うこと
ができる。
【００２２】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
きる。
【図１】本発明の実施の第一形態例の断面図である。
【図２】本発明の実施の第一形態例の部分側断面図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施の第一形態例の使用状態の部分断
面図である。
面図である。
【図４】本発明の実施の第二形態例の断面図である。
１ マンホール体 ２ 側壁 ３ 接続穴 ３ａ 内周面 ４ 接続管 ４ａ 外周面 ５ 接続本体 ５ａ 外周面 ５ｂ 内周面 ６ 可撓性部材 ９ パッキン部材 １０ 弾性環状体 １１ 膨出水密機構 １３ 締圧ボルト １６ 締圧ナット
Claims (3)
- 【請求項１】 マンホール体の側壁に形成された接続穴
に接続管を接続する可撓継手において、上記接続穴の内
周面と上記接続管の外周面との間に配置される筒状の接
続本体と、該接続本体の外方側外周面に一方端部が嵌着
され、他方端部が上記接続管の外周面に嵌着される可撓
性部材と、該接続管の外周面と該接続本体の内周面との
間に配置されるパッキン部材と、該接続本体の内方側外
周面と接続穴の内周面との間に配置され、外周面の撓み
弾性膨出により接続穴の内周面に密着可能な弾性環状体
と、該弾性環状体を軸方向に締圧して外周面を撓み弾性
膨出させる膨出水密機構とを具備してなるマンホール用
可撓継手。 - 【請求項２】 上記膨出水密機構として、上記弾性環状
体に弾性環状体を軸方向に締圧可能な複数個の締圧ボル
トを装着してなる請求項１記載のマンホール用可撓継
手。 - 【請求項３】 上記膨出水密機構として、上記接続本体
に上記弾性環状体を軸方向に締圧可能な締圧ナットを螺
着してなる請求項１記載のマンホール用可撓継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331142A JPH09144043A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | マンホール用可撓継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331142A JPH09144043A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | マンホール用可撓継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09144043A true JPH09144043A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18240346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331142A Pending JPH09144043A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | マンホール用可撓継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09144043A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002294727A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-10-09 | Hayakawa Rubber Co Ltd | マンホール構造、マンホール構造用止水可とう継手及びマンホール構造の施工方法 |
| JP2002309599A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Shinmei Sangyo:Kk | 既設マンホール等の取付管継手部の内部からの修理装置および現場打ちマンホール等の傾斜角を自在とする大口径管継手部の構造 |
| KR20040083555A (ko) * | 2003-03-22 | 2004-10-06 | 영풍산업 주식회사 | 누수 방지를 위한 조립식 콘크리트 맨홀의 접속관연결방법 및 장치 |
| US7143481B2 (en) | 2004-01-15 | 2006-12-05 | Miki Manufacturing Co., Ltd. | Fixing ring for flexible pipe to manhole joint |
| JP2008255581A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Sanritsu:Kk | マンホールと下水道管との連結構造 |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7331142A patent/JPH09144043A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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