JPH028153Y2 - - Google Patents

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JPH028153Y2
JPH028153Y2 JP1984059175U JP5917584U JPH028153Y2 JP H028153 Y2 JPH028153 Y2 JP H028153Y2 JP 1984059175 U JP1984059175 U JP 1984059175U JP 5917584 U JP5917584 U JP 5917584U JP H028153 Y2 JPH028153 Y2 JP H028153Y2
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JP
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pipe
tube
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packing
annular
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JP1984059175U
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JPS60169488U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は給排水管などの配管に使用されるメ
カニカルタイプの管接続部に関するものである。
(従来技術) 従来、メカニカルタイプの管接続部において
は、管受口と管挿口端面との間に生じる隙間から
漏水が生じたり、流水の乱れを生じるという欠点
があり、これを改良したものとして、実開昭53−
31318号公報には、リング状突出部を先端に設け
たパツキングを使用し、リング状突出部を挿口管
の管端面と管受口との間隙に挾圧させる管継手が
提案されている。
しかし、この継手においては、管挿口が管受口
内の奥部まで挿入されることが必要であるから、
管挿口を管受口に自由に挿込める接続部はよい
が、管挿口の挿込み長さを調整する場合には、管
挿口の端面とパツキングのリング状突出部との間
に隙間が生じ、挿口管が内面防錆ライニングを施
こした管などで、端面に鋼管が露出しているもの
では鋼管端面が流水により腐蝕され、給水配管で
は赤水を生ずるという欠点があつた。
(目的) この考案は、上述の欠点を解消しようとするも
ので、パツキングを挿口管の管端面に密接すると
共に薄肉部を設けて、薄肉部が伸縮することによ
り、パツキングも管端面との密接を保持し、管挿
口を管受口の奥部まで挿込まなくとも挿口管の端
面の腐蝕を防止できる管接続部を提供しようとす
るものである。
(構成) 本願考案は、管受口に管挿口が挿込まれ、受口
と挿口との間に環状パツキングが押込まれ、この
環状パツキングが押輪で押えられてなるメカニカ
ルタイプの管接続部において、環状パツキングが
管挿口の先端まで延設されて管端面に密接され、
延設部には環状の薄肉部が設けられ、この薄肉部
の対応する管受口の内周面に環状の凹溝が設けら
れていることを特徴とする管接続部に存する。
環状パツキングが管挿口の先端まで延設されて
管端面に密接されることにより、管端面が管内の
水に触れて腐食することを防ぐものである。延設
部に設けられる環状の薄肉部は管の挿入深さに対
応して環状パツキングの長さを調節するものであ
り、管が管受口の奥まで挿入された場合、薄肉部
は延びた状態であるが、管の挿入が浅い場合に
は、押輪で押えられて環状パツキングが圧縮され
ることにより、パツキングの薄肉部が折曲され
る。これにより管端面に密接された延設部は管端
面から離れることがない。又、上記薄肉部の対応
する管受口の内周面に設けられる凹溝は屈曲した
薄肉部を収納し、これによりパツキングの長さ調
節を円滑ならしめるものである。
次にこの考案を図面参照して説明する。
第1図はこの考案の一例を一部省略して示す縦
断面図で、1は受口付管、2は挿口付管、3は環
状パツキングである。受口付管1の端部には拡径
された管受口11が設けられ、その端部にフラン
ジ12が形成されており、鋳物で一体につくられ
ている。また、挿口付管2は鋼管21の内面に硬
質塩化ビニル樹脂管をライニングした樹脂層22
とからなる内面樹脂被覆鋼管で、その端部が管挿
口23となされている。
環状パツキング3は止水用として使用される合
成ゴムなどの弾性体と同じ材質からつくられてお
り、水封部となるパツキング本体31とこれから
管挿口23の管端面24まで延設される延設部3
2とからなり、延設部32の先端部33は管端面
24と対面するように内側へ折曲されて管端面2
4と密接されている。この先端部33を管挿口2
3の管端面24と密接するには、接着剤で接着し
てもよいが、管挿口23に被覆した延設部32の
外側に耐蝕性金属などからなるリング34を嵌合
してもよい。この場合、リング34は筒状のもの
でもよいが、図示のように一端に内側へ折曲げら
れた鍔35を設けておくとパツキングの先端部3
3を管端面24によりよく密接させることができ
る。
この環状パツキング3の延設部32にはパツキ
ング本体寄りに環状の薄肉部36が設けられてい
る。この薄肉部36は接続される管の挿入深さが
浅い場合、管端面24に密接して管端部を防食す
るための先端部33とパツキング本体31との間
で容易に折曲し、又、逆の場合には若干伸長して
先端部33とパツキング本体31との間隔を調整
する。この薄肉部36は折曲可能な程度であれば
よく、パツキングとして使用される合成ゴムの場
合には、1mm以下で簡単に破損しない程度の強度
を有しているものが好ましい。また、薄肉部36
は本体31に近接している方が薄肉部36の幅を
折曲して狭くする場合に管挿口との抵抗が少なく
なるため好ましく、その幅は管挿口23が管受口
11にどれだけ挿込まれるかによつて異なるが、
延設部32の長さの約半分位とするのがよい。
そして、この考案では、管挿口23にパツキン
グ3を被せるようにして取付け、先端部33を管
端面24に密接させてから、管受口11に挿込ま
れ、受口付管1のフランジ12と挿口付管2にあ
らかじめはめられている押輪4とが、ボルトナツ
トで締め付けられて、パツキング本体31が挿口
付管2の外面と受口付管1のフランジ12の内面
及び押輪4の内面との間で圧縮されて受口付管1
と挿口付管2とが接続される。このとき、管挿口
23が管受口11の奥部まで挿込まれていると、
第1図に示すように、パツキング3の薄肉部36
は延設部32と一直線に伸びているが、中途まで
挿込まれたものでは第2図に示すように、折曲さ
れることになる。
この考案では薄肉部36が自由に折曲され、破
損しないように、管受口11の内周面に環状の凹
溝13が形成されている。凹溝13はパツキング
の薄肉部36に対応する部分に設けられていれば
よいが、好ましくは、薄肉部36とともに本体3
1に近い側に対応した部分である。この凹溝13
は薄肉部36が管挿口23の外周部で圧縮されず
に折曲されるだけの幅と深さを有していればよ
い。
(効果) この考案の管接続部は上述した通りに構成さ
れ、パツキングに延設部が設けられ、その先端部
が管挿口の管端面に密接されているので、管挿口
を管受口の途中まで挿込んだ状態で接続されて
も、管挿口の管端面はパツキングに覆われてお
り、端面に金属管の露出する管材であつても、管
端からの腐蝕を防止することができる。したがつ
て内面被覆鋼管などを切断した状態で使用でき、
現場での施工を簡単に行うことができる。又、パ
ツキングの延設部には環状の薄肉部が設けられ、
この薄肉部に対応する管受口の内周面に環状の凹
溝が設けられているので、管挿口が途中まで挿込
まれた状態のときには、薄肉部が管受口の凹溝に
折曲されてパツキングの延設部の長さが調節さ
れ、パツキングの先端部が管挿口の管端面から離
れるのを防止でき、管端面を腐蝕から保護できる
ものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の管接続部の接続状態の一例
を一部省略して示す縦断面図、第2図は他の接続
状態の一例を一部省略して示す縦断面図である。 1……受口付管、11……管受口、12……フ
ランジ、13……環状の凹溝、2……挿口付管、
23……管挿口、24……管端面、3……環状パ
ツキング、31……パツキング本体、32……延
設部、33……管端部、34……リング、35…
…リングの鍔、36……環状の薄肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管受口に管挿口が挿込まれ、受口と挿口との間
    に環状パツキングが押込まれ、この環状パツキン
    グが押輪で押えられてなるメカニカルタイプの管
    接続部において、環状パツキングが管挿口の先端
    まで延設されて管端面に密接され、延設部には環
    状の薄肉部が設けられ、この薄肉部の対応する管
    受口の内周面に環状の凹溝が設けられていること
    を特徴とする管接続部。
JP5917584U 1984-04-20 1984-04-20 管接続部 Granted JPS60169488U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917584U JPS60169488U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 管接続部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917584U JPS60169488U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 管接続部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60169488U JPS60169488U (ja) 1985-11-09
JPH028153Y2 true JPH028153Y2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=30585355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5917584U Granted JPS60169488U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 管接続部

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JP (1) JPS60169488U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292270A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Cosmo Koki Co Ltd 流体管の移動防止手段

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515050Y2 (ja) * 1971-09-21 1976-02-12
JPS51144823U (ja) * 1975-05-16 1976-11-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292270A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Cosmo Koki Co Ltd 流体管の移動防止手段

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Publication number Publication date
JPS60169488U (ja) 1985-11-09

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