JPS645176Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645176Y2 JPS645176Y2 JP1981110160U JP11016081U JPS645176Y2 JP S645176 Y2 JPS645176 Y2 JP S645176Y2 JP 1981110160 U JP1981110160 U JP 1981110160U JP 11016081 U JP11016081 U JP 11016081U JP S645176 Y2 JPS645176 Y2 JP S645176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap nut
- coating layer
- pipe
- synthetic resin
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は外面に合成樹脂被覆層を形成した継手
本体および袋ナツトを有する管継手の改良に関す
るものである。
本体および袋ナツトを有する管継手の改良に関す
るものである。
近年地下埋設ガス配管等に防食上外面に合成樹
脂被覆を施した鋼管が多く使用されている。その
接続手段としては、管外面の被覆層の除去が好ま
しくないため、継手本体の端部にパツキンを装着
し袋ナツトで押圧して接続する構造の管継手が用
いられる。このような管継手の本体および袋ナツ
トの材質は可鍛鋳鉄等の金属であるため、防食上
外面に合成樹脂被覆を形成する必要がある。しか
しながら、管継手の本体および袋ナツトの各被覆
層および管外面の被覆層は互に密着係合させるこ
とが困難であり、従来管路の外面を防食層で連続
させることが十分でなかつた。
脂被覆を施した鋼管が多く使用されている。その
接続手段としては、管外面の被覆層の除去が好ま
しくないため、継手本体の端部にパツキンを装着
し袋ナツトで押圧して接続する構造の管継手が用
いられる。このような管継手の本体および袋ナツ
トの材質は可鍛鋳鉄等の金属であるため、防食上
外面に合成樹脂被覆を形成する必要がある。しか
しながら、管継手の本体および袋ナツトの各被覆
層および管外面の被覆層は互に密着係合させるこ
とが困難であり、従来管路の外面を防食層で連続
させることが十分でなかつた。
本考案は上記した欠点を解消することを目的と
するものである。
するものである。
本考案は、継手本体と、前記継手本体の端部内
面に装着されたパツキンと、前記継手本体の端部
に螺合することにより前記パツキンを押圧する袋
ナツトと、前記継手本体及び前記袋ナツトの外面
に形成された合成樹脂被覆層とを有する合成樹脂
被覆鋼管接続用の管継手において、前記袋ナツト
上の前記合成樹脂被覆層は前記継手本体側に向つ
て突出する突出部を有し、前記突出部の内面と前
記継手本体の外面との間に嵌合部が形成され、前
記嵌合部の〓間および前記袋ナツトの内面と前記
合成樹脂被覆鋼管の外面との〓間にそれぞれシー
リング材が充填されることを特徴とする管継手で
ある。
面に装着されたパツキンと、前記継手本体の端部
に螺合することにより前記パツキンを押圧する袋
ナツトと、前記継手本体及び前記袋ナツトの外面
に形成された合成樹脂被覆層とを有する合成樹脂
被覆鋼管接続用の管継手において、前記袋ナツト
上の前記合成樹脂被覆層は前記継手本体側に向つ
て突出する突出部を有し、前記突出部の内面と前
記継手本体の外面との間に嵌合部が形成され、前
記嵌合部の〓間および前記袋ナツトの内面と前記
合成樹脂被覆鋼管の外面との〓間にそれぞれシー
リング材が充填されることを特徴とする管継手で
ある。
以下実施例をあげて説明する。
継手本体１および袋ナツト２は可鍛鋳鉄等の金
属製で、本体１の端部外面のおねじ１１と袋ナツ
ト２の端部内面のめねじ２１により係合してい
る。本体１の端部内径側には平行内径部１２とそ
れに続く奥細りのテーパ内径部１３からなるパツ
キン室が形成されている。該パツキン室にはゴム
等の弾性体からなるパツキン３が装着されてい
る。袋ナツト２のねじ込みにより、その環状壁面
２２と摺接する座金４を介して、パツキン３は圧
縮されて本体１内に挿入されている管７の外面と
本体１のパツキン室に圧接し、内部流体の漏れを
防止する。
属製で、本体１の端部外面のおねじ１１と袋ナツ
ト２の端部内面のめねじ２１により係合してい
る。本体１の端部内径側には平行内径部１２とそ
れに続く奥細りのテーパ内径部１３からなるパツ
キン室が形成されている。該パツキン室にはゴム
等の弾性体からなるパツキン３が装着されてい
る。袋ナツト２のねじ込みにより、その環状壁面
２２と摺接する座金４を介して、パツキン３は圧
縮されて本体１内に挿入されている管７の外面と
本体１のパツキン室に圧接し、内部流体の漏れを
防止する。
本体１の胴部外面には硬質の合成樹脂よりなる
被覆層１４が形成されている。この合成樹脂被覆
層１４の端部１５は、径方向に若干拡大されると
共に、管軸方向におねじ１１の終部との間に隙間
が形成されている。袋ナツト２の外面にも硬質の
合成樹脂よりなる被覆層２５が形成されている。
被覆層２５のめねじ２１側の端部は管軸方向に円
筒状に突出しており、該突出部２６の内径面２７
内に本体１の被覆層１４の端部１５が挿入され、
その外径面１６と弛く嵌合している。内径面２７
の外端側はテーパ面２８により拡開されている。
被覆層２５の後端部は袋ナツト２の後部壁面も覆
いその内径部は袋ナツト２の後端部内径２４と同
一径の内径面２９が形成されている。
被覆層１４が形成されている。この合成樹脂被覆
層１４の端部１５は、径方向に若干拡大されると
共に、管軸方向におねじ１１の終部との間に隙間
が形成されている。袋ナツト２の外面にも硬質の
合成樹脂よりなる被覆層２５が形成されている。
被覆層２５のめねじ２１側の端部は管軸方向に円
筒状に突出しており、該突出部２６の内径面２７
内に本体１の被覆層１４の端部１５が挿入され、
その外径面１６と弛く嵌合している。内径面２７
の外端側はテーパ面２８により拡開されている。
被覆層２５の後端部は袋ナツト２の後部壁面も覆
いその内径部は袋ナツト２の後端部内径２４と同
一径の内径面２９が形成されている。
接続すべき管７は配管用炭素鋼鋼管等の金属管
で、その外面にはポリエチレン等の合成樹脂の被
覆層７１が形成されている。
で、その外面にはポリエチレン等の合成樹脂の被
覆層７１が形成されている。
本体１の被覆層１４の端部１５の外周部および
袋ナツト２の環状壁面２２に拡開するテーパ面２
３の内部には、第２図に示すように、予めシーリ
ング材５および６が添付されている。シーリング
材は、ペースト状のものまたは軟質のゴム状物質
で耐食性のものを用いる。第２図の状態から、袋
ナツト２を本体１に強くねじ込むことにより、パ
ツキン３が圧縮されると共に、シーリング材５、
６は、第１図に示すように、袋ナツト２の回転押
圧によつてスムースに両隙間部を完全に充満す
る。シーリング材５は本体１のおねじ１１の終り
部とナツト２の端面を覆い、被覆層１４の端部１
５と被覆層２５の端部２６の間すなわち外径面１
６と内径面２７の嵌合部隙間を満たし、余剰分は
外部に押出される。シーリング材６は袋ナツト２
のテーパ面２３、座金４および管７の被覆層７１
で囲まれる空間を満たし、更にナツト２および被
覆層２５の連続する内径部２４、２９と管７の被
覆層７１との間隙部を満たして余剰分は外部に押
出される。
袋ナツト２の環状壁面２２に拡開するテーパ面２
３の内部には、第２図に示すように、予めシーリ
ング材５および６が添付されている。シーリング
材は、ペースト状のものまたは軟質のゴム状物質
で耐食性のものを用いる。第２図の状態から、袋
ナツト２を本体１に強くねじ込むことにより、パ
ツキン３が圧縮されると共に、シーリング材５、
６は、第１図に示すように、袋ナツト２の回転押
圧によつてスムースに両隙間部を完全に充満す
る。シーリング材５は本体１のおねじ１１の終り
部とナツト２の端面を覆い、被覆層１４の端部１
５と被覆層２５の端部２６の間すなわち外径面１
６と内径面２７の嵌合部隙間を満たし、余剰分は
外部に押出される。シーリング材６は袋ナツト２
のテーパ面２３、座金４および管７の被覆層７１
で囲まれる空間を満たし、更にナツト２および被
覆層２５の連続する内径部２４、２９と管７の被
覆層７１との間隙部を満たして余剰分は外部に押
出される。
かくして、本体１および袋ナツト２の地金露出
部が完全にシーリング材で覆われると共に、本体
１の被覆層１４と袋ナツト２の被覆層２５がシー
リング材５で、袋ナツト２の被覆層２５と管７の
被覆層７１がシーリング材６で接続され、管路外
面は完全に防食層で覆われる。
部が完全にシーリング材で覆われると共に、本体
１の被覆層１４と袋ナツト２の被覆層２５がシー
リング材５で、袋ナツト２の被覆層２５と管７の
被覆層７１がシーリング材６で接続され、管路外
面は完全に防食層で覆われる。
尚、袋ナツト２のテーパ面２３の内部には管の
抜け止めのためのロツクリングを装着してもよ
い。その場合、該ロツクリングが管７の被覆層７
１を被つて管の地肌に食込んでも周囲をシーリン
グ材が覆うので完全に防食される。
抜け止めのためのロツクリングを装着してもよ
い。その場合、該ロツクリングが管７の被覆層７
１を被つて管の地肌に食込んでも周囲をシーリン
グ材が覆うので完全に防食される。
また、管継手の構造としては、継手本体の端部
にめねじ、袋ナツトの端部におねじを形成して係
合させることもできる。
にめねじ、袋ナツトの端部におねじを形成して係
合させることもできる。
以上説明したように、本考案による外面樹脂被
覆管継手は、管路外面を完全に防食層で連続させ
るものであり、外面樹脂被覆鋼管の接続に好適で
ある。
覆管継手は、管路外面を完全に防食層で連続させ
るものであり、外面樹脂被覆鋼管の接続に好適で
ある。
第１図は本考案の実施例による外面樹脂被覆管
継手の管接続後の状態を示す一部縦断面とした正
面図、第２図は接続準備状態を示す部分断面図で
ある。 １：本体、１４：被覆層、１５：端部、２：袋
ナツト、２５：被覆層、２６：突出部、３：パツ
キン、４：座金、５，６：シーリング材。
継手の管接続後の状態を示す一部縦断面とした正
面図、第２図は接続準備状態を示す部分断面図で
ある。 １：本体、１４：被覆層、１５：端部、２：袋
ナツト、２５：被覆層、２６：突出部、３：パツ
キン、４：座金、５，６：シーリング材。
Claims (1)
- 継手本体と、前記継手本体の端部内面に装着さ
れたパツキンと、前記継手本体の端部に螺合する
ことにより前記パツキンを押圧する袋ナツトと、
前記継手本体及び前記袋ナツトの外面に形成され
た合成樹脂被覆層とを有する合成樹脂被覆鋼管接
続用の管継手において、前記袋ナツト上の前記合
成樹脂被覆層は前記継手本体側に向つて突出する
突出部を有し、前記突出部の内面と前記継手本体
の外面との間に嵌合部が形成され、前記嵌合部の
〓間および前記袋ナツトの内面と前記合成樹脂被
覆鋼管の外面との〓間にそれぞれシーリング材が
充填されることを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016081U JPS5816485U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 外面樹脂被覆管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11016081U JPS5816485U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 外面樹脂被覆管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816485U JPS5816485U (ja) | 1983-02-01 |
| JPS645176Y2 true JPS645176Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=29904517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11016081U Granted JPS5816485U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 外面樹脂被覆管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816485U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251112A (en) * | 1975-10-22 | 1977-04-23 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Steel pipe connecting unit using a connecting member |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP11016081U patent/JPS5816485U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251112A (en) * | 1975-10-22 | 1977-04-23 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Steel pipe connecting unit using a connecting member |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5816485U (ja) | 1983-02-01 |
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