JPH0647194Y2 - 電気絶縁フレキシブル管継手 - Google Patents

電気絶縁フレキシブル管継手

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JPH0647194Y2
JPH0647194Y2 JP1988137272U JP13727288U JPH0647194Y2 JP H0647194 Y2 JPH0647194 Y2 JP H0647194Y2 JP 1988137272 U JP1988137272 U JP 1988137272U JP 13727288 U JP13727288 U JP 13727288U JP H0647194 Y2 JPH0647194 Y2 JP H0647194Y2
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JP
Japan
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flexible pipe
sleeve
diameter hole
joint
nut
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JP1988137272U
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JPH0258196U (ja
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多加志 徳
稔 藤吉
幸吉 柴山
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Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、外面が波形のフレキシブル管を一端に接続す
るフレキシブル管継手に関し、特に電気絶縁性を有する
フレキシブル管継手に関する。
[従来の技術] フレキシブル管を現場などで任意の長さに切断して接続
するためのフレキシブル管継手としては、実開昭60-731
93号公報に開示されたものがあり、この継手は第2図に
示すように、フレキシブル管1の波形外面に係合する波
形内面を有し、軸線方向に切り割りを設けてフレキシブ
ル管1に装着可能としたスリーブ70と、スリーブ70の後
端面(図では左端面)に係合するツバ82を後端(左端)
の内側に設け、前部(右部)にめねじ81を刻設した袋ナ
ット80と、袋ナットのめねじ81に螺合するおねじ62とス
リーブの前部(右部)を嵌入する大径孔64とを前部(左
部)に設け、後部(右部)には小径孔65を設けて大径孔
64との間で段差面66を形成した継手本体60と、継手本体
の段差面66上に装着したガスケット20とからなり、スリ
ーブ70の前端(右端)より突出したフレキシブル管1を
スリーブ70の前端面(右端面)とガスケット20との間で
圧着して接続するフレキシブル管継手である。またスリ
ーブ70はフレキシブル管1に装着できるように、第3図
に示すように軸線方向に2個の切り割り72,73が設けて
あり、一方の切り割り73は薄肉部74によって連結してい
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のフレキシブル管継手では、スリーブ70を合成
樹脂やセラミックス等の非金属によって形成する場合に
はフレキシブル管1とスリーブ70とは通電しない。しか
しスリーブ70を銅合金等の金属によって形成する場合に
はフレキシブル管1とスリーブ70とが通電し、スリーブ
70と継手本体60とが直接又は袋ナット80を介して通電す
るから、継手本体の後部に接続される被接続体とフレキ
シブル管とは電気絶縁性がない。したがって本考案は電
気絶縁性を有するフレキシブル管継手を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記課題を解決するために成されたものであ
り、すなわち本考案は、フレキシブル管の波形外面の山
部を中心とするほぼ1ピッチ分と係合する波形内面を有
し、軸線方向に切り割りを設けたスリーブと、該スリー
ブの後端面に当接する前端面とフレキシブル管を挿通で
きる内径とを有し、前部におねじを刻設したナットと、
前記スリーブを奥側に嵌入し前記ナットのおねじに螺合
するめねじを入口側に刻設した大径孔を前部に設け、後
部にはおねじと小径孔とを設け、該小径孔と大径孔との
間でフレキシブル管の先端を押し潰す段差面を形成し、
スリーブを嵌入する大径孔の前記奥側部分を奥に向って
縮径するテーパ孔に形成した継手本体と、該継手本体の
小径孔に連通する貫通孔を有し、前記継手本体のおねじ
に螺合するめねじを前部に刻設した継手部材と、該継手
部材のめねじと前記継手本体のおねじとの間に介在させ
た電気絶縁部材とからなる電気絶縁フレキシブル管継手
である。
[作用] フレキシブル管にナットを挿通し、フレキシブル管の先
端を突出させて切り割りを開いたスリーブをフレキシブ
ル管に装着し、切り割りを閉じた後スリーブとフレキシ
ブル管とを継手本体の大径孔に嵌入し、ナットのおねじ
を継手本体のめねじに螺合させてナットを締め付ける
と、ナットの前端面に当接したスリーブは継手本体の大
径孔の奥に向って移動し、スリーブの波形内面に係合し
たフレキシブル管も大径孔の奥に向って移動し、フレキ
シブル管の突出部はスリーブの前端面と継手本体の段差
面との間で圧着され、こうしてフレキシブル管はシール
性をもって継手本体に接続される。他方継手本体と継手
部材とは電気的に絶縁されているから、継手部材の後部
に接続される被接続体は、本継手を介してフレキシブル
管と接続され、かつ電気的に絶縁して接続される。
[実施例] 本考案のフレキシブル管継手の一実施例の上半縦断面下
半正面図を第1図に示す。
筒状をした継手本体10の外面は、スパナ等の工具を係合
させる平行二平面11を有し、その後部(図では右部)に
継手部材50のめねじ51に螺合するおねじ12が刻設されて
いる。他方、継手本体10は軸方向に貫通孔を有し、該貫
通孔は前部(左部)の大径孔と後部(右部)の小径孔13
とからなり、小径孔13と大径孔との間で段差面14を形成
している。大径孔の奥側は、奥に向かって縮径するテー
パ孔15が形成されており、入口側にはナット40のおねじ
41に螺合するめねじ16が刻設されており、また小径孔13
の内径は、フレキシブル管1の径よりも小さい。
パッキン20は、円板リング状をしたガスケットであり、
継手本体の前記段差面14上に装着されている。
ほぼ円筒状をしたスリーブ30の内面は、フレキシブル管
1の波形外面の山部を中心とした1ピッチほどの凹凸に
係合する波形内面を有し、従来例のときと同様に軸線方
向に2個の切り割りが設けてあり、一方の切り割りは薄
肉部によって連結している。すなわちスリーブ30は、フ
レキシブル管1の谷の底部から次の谷の底部までに係合
しているが、1ピッチ分よりも若干広く又は狭く形成し
てもよい。またフレキシブル管には外径がほぼ同じでピ
ッチの異なる第1種と第2種とがあるが、広いほうのピ
ッチに合わせて形成すれば、両種のフレキシブル管に共
通に使用できることとなり、融通性に富む。
ナット40は、前部(右部)に継手本体のめねじ16に螺合
するおねじ41が刻設されており、後部(左部)にはスパ
ナ等の工具が係合する平行二平面が形成されている。ナ
ット40はフレキシブル管1を挿通できる内径を有し、後
部内面に周溝を設け、該周溝内にパッキン25を装着し、
前記おねじ41の奥側にもパッキン26を装着している。
継手部材50は、前部(左部)に継手本体の後部(右部)
おねじ12と螺合するめねじ51が刻設されており、後部
(右部)にはソケット等の被接続体(図示せず)を接続
するための管継手部52が設けられている。本実施例では
管継手部52はおねじによって形成されている。継手部材
50は、継手本体の小径孔13に連通する貫通孔53を有す
る。
継手本体の後部おねじ12と継手部材のめねじ51との螺着
は、配管現場ではなく工場サイドで行われ、その際継手
本体の後部おねじ12と継手部材のめねじ51とのいずれか
一方又は両方に電気絶縁部材55を塗布し、更に螺着を完
全にするために接着剤を介在させて螺着されている。
本実施例は以上のように構成されており、フレキシブル
管1の外面を被覆している被覆管2をフレキシブル管1
の先端より数山ほど除去した後にフレキシブル管1にナ
ット40を挿通する。次いでフレキシブル管1の先端の凹
凸の山2つほどを突出させて切り割りを開いたスリーブ
30をフレキシブル管1に装着し、切り割りを閉じた後ス
リーブ30とフレキシブル管1とを一体に継手本体の大径
孔に嵌入し、ナットのおねじ41を継手本体のめねじ16に
螺合させてナット40を締め付けると、ナットの前端面に
当接したスリーブ30は継手本体の大径孔の奥に向って移
動し、大径孔のテーパ孔15は奥に向かって縮径している
からスリーブ30は圧縮されてフレキシブル管1の表面に
圧着され、スリーブの波形内面に係合したフレキシブル
管1も大径孔の奥に向って移動し、スリーブ30の前端面
より突出した2山ほどのフレキシブル管1の突出部はス
リーブの前端面と継手本体の段差面14上に装着したパッ
キン20との間で押しつぶされて圧着し、こうしてフレキ
シブル管1はシール性をもって継手本体10に接続され
る。他方継手本体10と継手部材50とは電気的に絶縁され
ているから、継手部材の管継手部52に接続される被接続
体(図示せず)は、本継手を介してフレキシブル管1と
接続され、かつ電気的に絶縁して接続される。
なお本実施例では最も外径が大きくなる箇所でも、ナッ
トの前部とスリーブ30とかなる第1層と、継手本体の前
部よりなる第2層との都合2層で形成されているから、
都合3層で形成される従来例のときよりも外径を小さく
することができる。
また本実施例ではパッキン25,26を装着しているから、
外部からの水の進入を阻止できるようになっている。他
方、本実施例ではパッキン20を装着したが、パッキン20
をなくしてもフレキシブル管1の先端が押しつぶされて
継手本体の段差面に圧着されてシールされ、特に問題は
ない。
本実施例の継手本体の大径孔の奥側はテーパ状に形成さ
れているから、スリーブはこの奥側とフレキシブル管と
の間で圧迫されて、ナットの締め付けに際して回転しな
くなり、したがってフレキシブル管も回転しなくなる。
[考案の効果] 本考案によるフレキシブル管継手によって、フレキシブ
ル管と継手部材の後部に接続される被接続体とは、電気
的に絶縁されて接続される。また最も外径が大きくなる
箇所でも都合2層で形成されているから、小型軽量化し
た継手となる。
更に本考案のスリーブは縮径するから、フレキシブル管
の引抜き阻止力が強固となり、且つフレキシブル管の共
回りが防止される。またこのスリーブの内面は幅がほぼ
1ピッチ分しかないから、小型にして融通性に富む管継
手となり、スリーブの内面が谷部から谷部までに形成さ
れているから、スリーブの逆転使用が可能となる。更に
このスリーブは縮径作用を受けるが、山部にまたがって
いるから、フレキシブル管の半径方向の潰れを招くこと
がなく、スリーブの前端部をフレキシブル管の谷部深く
に食い込ませることができるから、引抜き阻止力を一層
強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるフレキシブル管継手の一実施例を
示す上半縦断面下半正面図、第2図は従来例を示す上半
縦断面下半正面図、第3図は従来例のスリーブを示す側
面図である。 1……フレキシブル管、2……被覆管、10……継手本体 20,25,26……パッキン、30……スリーブ、40……ナット 50……継手部材、55……電気絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 柴山 幸吉 東京都中野区本町3―2―5 コーポ紅花 B―202号 (56)参考文献 特開 昭60−136693(JP,A) 実開 昭61−75587(JP,U) 実願 昭62−1033号(実開 昭63− 110788号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブル管の波形外面の山部を中心と
    するほぼ1ピッチ分と係合する波形内面を有し、軸線方
    向に切り割りを設けたスリーブと、 該スリーブの後端面に当接する前端面とフレキシブル管
    を挿通できる内径とを有し、前部におねじを刻設したナ
    ットと、 前記スリーブを奥側に嵌入し前記ナットのおねじに螺合
    するめねじを入口側に刻設した大径孔を前部に設け、後
    部にはおねじと小径孔とを設け、該小径孔と大径孔との
    間でフレキシブル管の先端を押し潰す段差面を形成し、
    スリーブを嵌入する大径孔の前記奥側部分を奥に向って
    縮径するテーパ孔に形成した継手本体と、 該継手本体の小径孔に連通する貫通孔を有し、前記継手
    本体のおねじに螺合するめねじを前部に刻設した継手部
    材と、 該継手部材のめねじと前記継手本体のおねじとの間に介
    在させた電気絶縁部材とからなる電気絶縁フレキシブル
    管継手。
JP1988137272U 1988-10-20 1988-10-20 電気絶縁フレキシブル管継手 Expired - Lifetime JPH0647194Y2 (ja)

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JPH0542311Y2 (ja) * 1984-10-25 1993-10-25
JPS63110788U (ja) * 1987-01-09 1988-07-16

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