JPH0137276Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137276Y2 JPH0137276Y2 JP12000585U JP12000585U JPH0137276Y2 JP H0137276 Y2 JPH0137276 Y2 JP H0137276Y2 JP 12000585 U JP12000585 U JP 12000585U JP 12000585 U JP12000585 U JP 12000585U JP H0137276 Y2 JPH0137276 Y2 JP H0137276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- joint
- resin layer
- metal
- corrosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 9
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
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- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は建築配管、給水配管等の各種配管に用
いる防食継手に関し、特にニツプル等の内外面を
合成樹脂で被覆したものである。
いる防食継手に関し、特にニツプル等の内外面を
合成樹脂で被覆したものである。
(従来の技術とその問題点)
従来、雄ネジ部を有する金属製継手の内面を合
成樹脂で被覆した継手は開示されているが、雄ネ
ジ部を有する継手端部とネジを有しない本体部と
はほぼ同じ径をなした構成であつた。例えば、第
5図に示す如くバレルニツプル21(JISB2302)
乃至クローズニツプル、或いはバレルニツプル
(JISB2301)の内面に塩化ビニールライニング2
2を施したもの等である。
成樹脂で被覆した継手は開示されているが、雄ネ
ジ部を有する継手端部とネジを有しない本体部と
はほぼ同じ径をなした構成であつた。例えば、第
5図に示す如くバレルニツプル21(JISB2302)
乃至クローズニツプル、或いはバレルニツプル
(JISB2301)の内面に塩化ビニールライニング2
2を施したもの等である。
しかし、このように継手本体部の外径とネジ外
径とがほぼ同じようであると、配管時にパイプレ
ンチ等の工具でネジを潰してしまう等の損傷を起
こしやすく、漏水の原因となつたり、締付荷重で
変形を起こさせてしまう原因ともなつていた。
径とがほぼ同じようであると、配管時にパイプレ
ンチ等の工具でネジを潰してしまう等の損傷を起
こしやすく、漏水の原因となつたり、締付荷重で
変形を起こさせてしまう原因ともなつていた。
本考案はこのような欠点を改良すべくなしたも
のである。
のである。
(問題を解決するための手段)
この目的を達成するために、本考案は、略中央
部において内外面に貫通した貫通孔を設けた金属
製継手の外面ネジ部以外の内外面に、該貫通孔を
通して一体となつた合成樹脂層を形成し、外面の
合成樹脂層にはナツト形部分を形成したことを特
徴とする。
部において内外面に貫通した貫通孔を設けた金属
製継手の外面ネジ部以外の内外面に、該貫通孔を
通して一体となつた合成樹脂層を形成し、外面の
合成樹脂層にはナツト形部分を形成したことを特
徴とする。
(作用)
上記構成の継手によれば、外面の合成樹脂層の
ナツト形部分を利用して締付作業を行うことがで
き、ネジ部に損傷を与えない。
ナツト形部分を利用して締付作業を行うことがで
き、ネジ部に損傷を与えない。
(実施例)
次に、一実施例として示した図面によつて本考
案を説明する。
案を説明する。
第1図は本考案に係る防食継手の半切断正面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案継手を構成する金属製継手の半切断正面
図、第4図は別の継手との接続例を示す断面図で
ある。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案継手を構成する金属製継手の半切断正面
図、第4図は別の継手との接続例を示す断面図で
ある。
本考案継手は、第1〜3図に示されるように、
外面中央の非ネジ部2の両端部にテーパネジ3,
4が形成され、該非ネジ部2の中央部に数個の内
外貫通孔5が形成されたねじ込み形金属製ニツプ
ル1の該非ネジ部2と内面6全体に及んで、貫通
孔5を通して一体にライニングされた合成樹脂層
7が形成されている。外面の合成樹脂層7aは外
形が6角形のナツト形に形成され、内面の合成樹
脂層7bは第4図に示されているように雌ネジ部
を有する防食ソケツト継手11の内部間隙12を
形成する合成樹脂層15aの外面に密着するよう
な内径に形成されてなつている。
外面中央の非ネジ部2の両端部にテーパネジ3,
4が形成され、該非ネジ部2の中央部に数個の内
外貫通孔5が形成されたねじ込み形金属製ニツプ
ル1の該非ネジ部2と内面6全体に及んで、貫通
孔5を通して一体にライニングされた合成樹脂層
7が形成されている。外面の合成樹脂層7aは外
形が6角形のナツト形に形成され、内面の合成樹
脂層7bは第4図に示されているように雌ネジ部
を有する防食ソケツト継手11の内部間隙12を
形成する合成樹脂層15aの外面に密着するよう
な内径に形成されてなつている。
上記合成樹脂は硬質PVC,PE等の熱可塑性樹
脂が好ましく、合成樹脂層7に相当する部分がキ
ヤビテイとして形成された金型(図示せず)内に
金属製ニツプル1を装填し、キヤビテイ外面から
合成樹脂を射出成形すれば、合成樹脂は貫通孔5
を通じて内方のキヤビテイに連通して充填されて
上記構成の防食継手が成形されることになる。こ
の際、合成樹脂層7と金属製ニツプル1との密
着、水密性をよくし、配管締付時に充分な回転ト
ルクを付与できるようにするために金属製ニツプ
ル1のネジ部以外の内外面には予めゴム或いは溶
剤型合成樹脂系接着剤が塗着されていることが好
ましい。また、貫通孔5は内外面に合成樹脂層が
一体に成形され得るに充分な適数個でよく、ナツ
ト形は合成樹脂層7a全体外形として形成しても
よく、合成樹脂層7a内の一部に周設してもよ
く、その外形はスパナ等よつて締付可能な適宜多
角形でよい。
脂が好ましく、合成樹脂層7に相当する部分がキ
ヤビテイとして形成された金型(図示せず)内に
金属製ニツプル1を装填し、キヤビテイ外面から
合成樹脂を射出成形すれば、合成樹脂は貫通孔5
を通じて内方のキヤビテイに連通して充填されて
上記構成の防食継手が成形されることになる。こ
の際、合成樹脂層7と金属製ニツプル1との密
着、水密性をよくし、配管締付時に充分な回転ト
ルクを付与できるようにするために金属製ニツプ
ル1のネジ部以外の内外面には予めゴム或いは溶
剤型合成樹脂系接着剤が塗着されていることが好
ましい。また、貫通孔5は内外面に合成樹脂層が
一体に成形され得るに充分な適数個でよく、ナツ
ト形は合成樹脂層7a全体外形として形成しても
よく、合成樹脂層7a内の一部に周設してもよ
く、その外形はスパナ等よつて締付可能な適宜多
角形でよい。
なお、第4図に示されている防食ソケツト継手
11は、金属製継手本体13の端部内面に雌テー
パネジ部14が形成され、内外面が合成樹脂層1
5でライニングされ、該雄テーパネジ部14は合
成樹脂層15aが浮いた状態で被層してその間に
間隙12が形成され、該間隙12部に接続体(図
では本考案継手)の端部が挿入密着して水密性を
保てるようになつているものである。
11は、金属製継手本体13の端部内面に雌テー
パネジ部14が形成され、内外面が合成樹脂層1
5でライニングされ、該雄テーパネジ部14は合
成樹脂層15aが浮いた状態で被層してその間に
間隙12が形成され、該間隙12部に接続体(図
では本考案継手)の端部が挿入密着して水密性を
保てるようになつているものである。
(考案の効果)
こうして本考案によれば、簡便に成形できる防
食継手を提供でき、この継手によれば、外面の合
成樹脂層にナツト形部分が形成されていることに
より、施工時に締付作業がしやすくなり、ネジ部
を潰したり、管部を変形させたりするおそれを解
消でき、貫通孔によつて内外面の合成樹脂層が一
体となつて金属製継手面に密着しているので、施
工時に必要な充分な締付トルクを得ることがで
き、かつナツト形部分と合わせて大きな偏平荷重
に耐えることができ、また、合成樹脂で被覆され
ていてその密着性もよいので、水密防食性にすぐ
れている。
食継手を提供でき、この継手によれば、外面の合
成樹脂層にナツト形部分が形成されていることに
より、施工時に締付作業がしやすくなり、ネジ部
を潰したり、管部を変形させたりするおそれを解
消でき、貫通孔によつて内外面の合成樹脂層が一
体となつて金属製継手面に密着しているので、施
工時に必要な充分な締付トルクを得ることがで
き、かつナツト形部分と合わせて大きな偏平荷重
に耐えることができ、また、合成樹脂で被覆され
ていてその密着性もよいので、水密防食性にすぐ
れている。
なお、内面の合成樹脂層は接続体との水密性を
保つために所望の内径に設定することができ、ま
た金属製継手と合成樹脂層間にゴム或いは溶剤型
合成樹脂系接着剤等を介在させれば、上記効果は
一層優れたものとなる。
保つために所望の内径に設定することができ、ま
た金属製継手と合成樹脂層間にゴム或いは溶剤型
合成樹脂系接着剤等を介在させれば、上記効果は
一層優れたものとなる。
第1図は本考案に係る防食継手の半切断正面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案継手を構成する金属製継手の半切断正面
図、第4図は別の継手との接続例を示す断面図、
第5図は従来例を示す継手の断面図である。 1……金属製継手、2……非ネジ部、3,4…
…テーパネジ部、5……貫通孔、6……内面、7
……合成樹脂層。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案継手を構成する金属製継手の半切断正面
図、第4図は別の継手との接続例を示す断面図、
第5図は従来例を示す継手の断面図である。 1……金属製継手、2……非ネジ部、3,4…
…テーパネジ部、5……貫通孔、6……内面、7
……合成樹脂層。
Claims (1)
- 略中央部において内外面に貫通した貫通孔を設
けた金属製継手の外面ネジ部以外の内外面に、該
貫通孔を通して一体となつた合成樹脂層を形成
し、外面の合成樹脂層にはナツト形部分を形成し
てなる防食継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000585U JPH0137276Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12000585U JPH0137276Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227281U JPS6227281U (ja) | 1987-02-19 |
JPH0137276Y2 true JPH0137276Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=31007915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12000585U Expired JPH0137276Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0137276Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006214463A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Ogawa Pipe:Kk | 管継手の製造方法 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP12000585U patent/JPH0137276Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227281U (ja) | 1987-02-19 |
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