JPH0140092Y2 - - Google Patents

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JPH0140092Y2
JPH0140092Y2 JP1984198656U JP19865684U JPH0140092Y2 JP H0140092 Y2 JPH0140092 Y2 JP H0140092Y2 JP 1984198656 U JP1984198656 U JP 1984198656U JP 19865684 U JP19865684 U JP 19865684U JP H0140092 Y2 JPH0140092 Y2 JP H0140092Y2
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JP
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lamp
lamp lens
mounting
lamp housing
lens
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、ランプレンズの取付構造に関し、
特にたとえば自動車のテールランプやターンシグ
ナルランプなど車体外面に設置される灯火具のラ
ンプレンズの取付構造に関する。
「従来技術」 従来から、この種のランプレンズの取付構造
は、たとえば、ランプハウジングの周縁に形成さ
れたフランジ状部に、同じくランプレンズの周縁
に形成された突合せ面としてのフランジ状部が重
ねられて接合されるものが知られている。このよ
うなランプレンズの取付構造は、実開昭57−
158538号公報の各図において開示されている。そ
して、この場合、一般にはそれぞれのフランジ状
部は、比較的平坦かつ突き合わす方向に垂直であ
つて、この全周に沿つて設けられるねじの締め付
けなどによつて螺着されている。
「考案が解決しようとする問題点」 このように、従来のランプレンズの取付構造で
は、その接合部分がランプハウジングに対し突き
合わせられる方向に垂直となりかつ平坦なフラン
ジ状部であるので、特にランプハウジングのフラ
ンジ状部との間には隙間が生じることを防止する
ための封止部材が介装され、接合部分の全周にわ
たつて多数のねじ締めが行われていた。しかしな
がら、これではコスト高になると共に、このラン
プレンズをランプハウジングに取り付ける際の作
業性にも問題が生じた。
「考案の目的」 それゆえに、この考案の主たる目的は、ランプ
ハウジングに一端側が螺着されただけで他端側も
このランプハウジングに固着され、かつ封止部材
を介装せずとも十分に水密が保たれる便利なラン
プレンズの取付構造を提供することである。
また、この考案の他の目的は、ランプハウジン
グに対する組付けコストを低くするばかりか、作
業性にも優れたランプレンズの取付構造を提供す
ることである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、この考案が採用する
主たる手段は、ランプレンズの一端側をランプハ
ウジングに螺着させる第1取付部と、前記ランプ
レンズの他端側を前記ランプハウジングに突き合
わせることにより接合させる第2取付部とを設け
たランプレンズの取付構造であつて、前記第1取
付部のねじを締め込んだとき、前記ランプレンズ
がねじの締め付け方向に平行移動することにより
前記第2取付部が突き合わされるランプレンズの
取付構造において、上記第2取付部が上記ランプ
レンズと上記ランプハウジングを直接係合させて
なるテーパ角30゜以下の鋭利な楔状嵌合構造によ
り構成されてなることを特徴とするランプレンズ
の取付構造点である。
「作用」 ランプハウジングにランプレンズが突き合わさ
れると、ランプレンズの一端側および他端側に
は、それぞれねじ締めによる第1取付部と接合に
よる第2取付部とが形成される。この第2取付部
は鋭利な楔状嵌合構造となつているため、ランプ
レンズの一端側に形成された上記第1取付部にお
いて、このランプレンズをランプハウジングに螺
着するためのねじが締め付けられると、ねじの締
付作用に応じて、ランプハウジングがねじの締め
付け方向に平行移動し、前記ランプハウジングお
よびランプレンズが互いに突き合わされて接合す
る。また、上記のように第2取付部が鋭利な楔状
嵌合構造となつているため、封止部材を用いなく
ともランプハウジングとランプレンズはこの接合
面において互いに押し合い、いわゆる面圧がかか
り、十分な水密性が保持される。
「考案の効果」 この考案によれば、ランプハウジングに突き合
わされた状態で、ランプレンズの第1取付部がね
じ締めされればよく、これだけで第2取付部を強
圧的に固着することができるので、この第2取付
部においては封止部材が介装されなくても十分に
水密が保たれ得る。
また、ねじ締めや封止部材の介装が第2取付部
では省略されるので、製造コストが下げられ、か
つ作業能率を向上させることができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
なお、以下の実施例はこの考案の一具体例にす
ぎず、この考案の技術的範囲がこの実施例によつ
て限定されるものではない。
「実施例」 第1図はこの考案の一実施例構造を示す要部断
面図、第2図は第1図における要部拡大断面図、
第3図〜第5図は第2図における取付部の変形例
を示す要部拡大断面図、第6図は第1図に示した
ランプレンズの取付構造の斜視図である。
第1図において、ランプレンズの取付構造10
は、たとえばターンシグナルランプAにおいて具
体化される。すなわちこの取付構造10は、ター
ンシグナルランプAの上端部に設けられる第1取
付部14と、下端部に設けられる第2取付部16
とによつて協働的に形成されている。なお、ここ
でいうターンシグナルAの上端部および下端部は
ターンシグナルランプAの車体18の取り付けに
応じて、右側端および左側端などに設計変更され
る。
この第1取付部14では、ターンシグナルラン
プAのランプハウジング12に、このランプハウ
ジング12に対する突合せ面として形成されたラ
ンプレンズ20の上端部20aがねじ22によつ
て螺着され、且つ同時に、このねじ22によつて
ランプハウジング12およびランプレンズ20が
車体18に固着されている。なお、ランプハウジ
ング12およびランプレンズ20は、共に合成樹
脂製のものであつて、たとえば、ランプハウジン
グ12はポリプロピレン系の比較的柔かい材料か
ら成型され、ランプレンズ20にはABS樹脂な
どが選ばれる。
次に第2取付部16では、第2図から分かるよ
うに、ランプハウジング12の下端およびランプ
レンズ20の下端それぞれに、互いに突き合わさ
れる方向Bに突出して形成された凸起24および
凹部26からなる鋭利な楔状嵌合構造が形成され
ている。したがつて、第2取付部16には、凸起
24と凹部26とによる接合面28,29が形成
されるが、この接合面28,29のうち少なくと
も一方は第1取付部14のねじ22のねじ込み方
向Cに交差する角度に形成されている。すなわ
ち、これら接合面28,29の傾斜角度は、互い
にテーパ形成された凸起24および凹部26との
嵌合によつて形成されている。ただし、上述した
ランプハウジング12とランプレンズ20との突
合せ方向Bの傾斜角度と第1取付部14のねじ2
2のねじ込み方向Cの傾斜角度とは、必要に応じ
て一致されてもよい。
このようにして、第2取付部16において形成
された鋭利な楔状嵌合構造の接合面28,29は
第1取付部14におけるねじ22の締付け方向C
の角度に交差することになるので、たとえば、ね
じ22をランプハウジング12側に締め込んでゆ
くと、ランプレンズ20はねじ22の締め付け方
向に平行移動し、凸起24と凹部26とは、これ
ら接合面28,29において互いに押圧し合う。
とくに、この実施例では、ランプハウジング12
およびランプレンズ20共に、比較的弾性を有す
る合成樹脂材によつて、一体的に、形成されてい
るので、接合面28,29では強圧的な面接合に
対応して撓み得、上記接合面28,29がより強
固に封止される。上記接合面28,29の方向は
例えば射出成型時の型の抜き勾配の方向を適当に
設定することにより決定することができる。
次に、第3図〜第5図において、第2図に示す
第2取付部16の変形例を説明する。第3図に示
される例では、ランプレンズ20の下端に形成さ
れた凹部26は、ランプハウジング12の下端に
形成された凸起24と嵌合した状態で、その一部
26aをランプハウジング12に貫通させてい
る。この場合、凹部26の一部26aに貫通され
る孔30は、この一部26aと交差するようにラ
ンプハウジング12に形成され、この一部26a
を凸起24側に押圧する。したがつて、この孔3
0を貫通する凹部26の一部26aには、凸起2
4と嵌合したときに、嵌合面28,29に生じる
面圧と共に、この孔30によつてさらに強い押圧
が加えられる。
第4図に示す例では、ランプハウジング12の
下端に形成された凸起24と協働的に接合面2
8′を形成する凸部32がランプレンズ20の下
端に形成されている。この接合面28′は、これ
までの実施例で示されたテーパ嵌合の場合とは異
なり、凸起24の上に凸部32が接合するが、第
1取付部14(第1図)におけるねじ22のねじ
込み方向Cの傾斜角度に対しては、同様に交差す
る角度に形成されている。したがつてこの接合面
28′でも強い面圧により、凸起24と凸部32
間が封止される。
第5図の例では、第2図に示される第2取付部
16に比べ、ランプハウジング12の下端に凹部
34が形成され、ランプレンズ20の下端には、
この凹部34に、上述のように嵌合される凸部3
6が形成されている点で異なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例構造を示す要部断
面図、第2図は第1図における要部拡大断面図、
第3図〜第5図は第2図における取付部の変形例
を示す要部拡大断面図、第6図は第1図に示した
実施例構造の斜視図である。 符号の説明、10……ランプレンズの取付構
造、12……ランプハウジング、14……第1取
付部、16……第2取付部、20……ランプレン
ズ、28,29……接合面、A……ターンシグナ
ルランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ランプレンズの一端側をランプハウジングに螺
    着させる第1取付部と、前記ランプレンズの他端
    側を前記ランプハウジングに突き合わせることに
    より接合させる第2取付部とを設けたランプレン
    ズの取付構造であつて、前記第1取付部のねじを
    締め込んだとき、前記ランプレンズがねじの締め
    付け方向に平行移動することにより前記第2取付
    部が突き合わされるランプレンズの取付構造にお
    いて、 上記第2取付部が上記ランプレンズと上記ラン
    プハウジングを直接係合させてなるテーパ角30゜
    以下の鋭利な楔状嵌合構造により構成されてなる
    ことを特徴とするランプレンズの取付構造。
JP1984198656U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0140092Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984198656U JPH0140092Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP1984198656U JPH0140092Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS61114703U JPS61114703U (ja) 1986-07-19
JPH0140092Y2 true JPH0140092Y2 (ja) 1989-12-01

Family

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JP1984198656U Expired JPH0140092Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459169B1 (ko) * 2001-11-26 2004-12-03 엘지전자 주식회사 유기 전계 발광 소자의 수분 투과 억제 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646003Y2 (ja) * 1989-11-29 1994-11-24 市光工業株式会社 車両用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836082U (ja) * 1981-08-29 1983-03-09 日野自動車株式会社 オイル・シ−ル・プ−ラ

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