JPS623286Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS623286Y2 JPS623286Y2 JP15048083U JP15048083U JPS623286Y2 JP S623286 Y2 JPS623286 Y2 JP S623286Y2 JP 15048083 U JP15048083 U JP 15048083U JP 15048083 U JP15048083 U JP 15048083U JP S623286 Y2 JPS623286 Y2 JP S623286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined surface
- louver
- ventilator
- blades
- convex portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車室内を換気するベンチレータに
関するものである。
関するものである。
自動車のベンチレータの通風口には第1図に示
すように、多数枚のブレードからなる横スリツト
のルーバ1、すなわち、よろい窓が形成されてい
る。
すように、多数枚のブレードからなる横スリツト
のルーバ1、すなわち、よろい窓が形成されてい
る。
従来のルーバ1は第2図に示すように、通風口
2に所要の間隔でよろい重ねとするブレード3は
車室外側下向きに傾斜角度を持たせたものであ
る。
2に所要の間隔でよろい重ねとするブレード3は
車室外側下向きに傾斜角度を持たせたものであ
る。
この場合、特に高圧洗車機等による洗車時に水
平方向の噴射水はブレード3の傾斜面に沿つて上
向き流に誘導され通風口2の奥部の車室内側に進
入することがある。また、車の外側から横スリツ
トを通して通風口内部が視認されることのないよ
うに、よろい重ねのブレード3のピツチを小さく
しているため、ブレード3の傾斜面間に表面張力
によつて水玉4が付着して溜り、これがドアを閉
めたときのシヨツク等で飛散して人にかかるおそ
れもあつた。
平方向の噴射水はブレード3の傾斜面に沿つて上
向き流に誘導され通風口2の奥部の車室内側に進
入することがある。また、車の外側から横スリツ
トを通して通風口内部が視認されることのないよ
うに、よろい重ねのブレード3のピツチを小さく
しているため、ブレード3の傾斜面間に表面張力
によつて水玉4が付着して溜り、これがドアを閉
めたときのシヨツク等で飛散して人にかかるおそ
れもあつた。
本考案の目的は、上記従来の問題を解決したル
ーバを備えて成るベンチレータを提供するもので
ある。
ーバを備えて成るベンチレータを提供するもので
ある。
本考案の構成要旨は、多数枚のブレードを所要
の間隔でよろい重ねとして横方向のスリツトを形
成する通風口のルーバにおいて、前記ブレードは
車室内側下向きに傾斜角度を持たせた傾斜面部
と、この傾斜面部の上端に上向きに屈曲した上方
凸部と、また下端に下向きに屈曲した下方凸部と
が形成され、下方凸部の下端縁は次段のブレード
の上方凸部の上端縁と同一線上に配置し、上方凸
部には車室外側下向きに傾斜角度を持つた傾斜面
を形成した自動車用ベンチレータに係るものであ
る。
の間隔でよろい重ねとして横方向のスリツトを形
成する通風口のルーバにおいて、前記ブレードは
車室内側下向きに傾斜角度を持たせた傾斜面部
と、この傾斜面部の上端に上向きに屈曲した上方
凸部と、また下端に下向きに屈曲した下方凸部と
が形成され、下方凸部の下端縁は次段のブレード
の上方凸部の上端縁と同一線上に配置し、上方凸
部には車室外側下向きに傾斜角度を持つた傾斜面
を形成した自動車用ベンチレータに係るものであ
る。
以下本考案の実施例を第3図及び第4図によつ
て説明する。第3図において、1は通風口2に設
けられたルーバであり、多数枚のブレード3を所
要間隔でよろい重ねとして横方向のスリツトを形
成しているものである。
て説明する。第3図において、1は通風口2に設
けられたルーバであり、多数枚のブレード3を所
要間隔でよろい重ねとして横方向のスリツトを形
成しているものである。
本考案におけるベンチレータに備えられている
前記ルーバ1は第4図の詳細図で示すように次の
ような形状、構造である。
前記ルーバ1は第4図の詳細図で示すように次の
ような形状、構造である。
すなわち、ルーバ1を構成するブレード3は車
室内側下向きに傾斜角度θ1を持たせた傾斜面部
5と、この傾斜面部5の上端に上向きに屈曲した
上方凸部6と、下端に下向きに屈曲した下方凸部
7とが形成され、下方凸部7の下端縁8は次段の
ブレード3の上方凸部6の上端縁9と同一線A上
に配置され、しかも下方凸部7は上方凸部6の上
端縁9に対し幅Bの寸法(約0.5mm以上)で屈曲
されている。また、上方凸部6の上端縁9には車
室外側下向きに傾斜角度θ2を持つた傾斜面10
を形成したものである。
室内側下向きに傾斜角度θ1を持たせた傾斜面部
5と、この傾斜面部5の上端に上向きに屈曲した
上方凸部6と、下端に下向きに屈曲した下方凸部
7とが形成され、下方凸部7の下端縁8は次段の
ブレード3の上方凸部6の上端縁9と同一線A上
に配置され、しかも下方凸部7は上方凸部6の上
端縁9に対し幅Bの寸法(約0.5mm以上)で屈曲
されている。また、上方凸部6の上端縁9には車
室外側下向きに傾斜角度θ2を持つた傾斜面10
を形成したものである。
尚、前記傾斜面部5の傾斜角度θ1は車両水平
状態に対し30〜60゜以内、また前記傾斜面10の
傾斜角度θ2は車両水平状態に対し5゜以上が適
当である。
状態に対し30〜60゜以内、また前記傾斜面10の
傾斜角度θ2は車両水平状態に対し5゜以上が適
当である。
上記本考案によると、水平方向の噴射水はブレ
ード3の下方凸部7の幅Bの面に当つて次段のブ
レード3の傾斜面部5に落され、さらに傾斜面部
5の車室内側下向きの傾斜角度θ1によつて全て
下方に誘導し、車室内に進入することなくルーバ
1の下側と通風口2との間に設けられている排水
通路11(第3図参照)より車外に排出される。
また、上方凸部6の上端縁9には車室外側下方に
傾斜角度θ2を有した傾斜面10によつてブレー
ド3間は大きなピツチを有しているため、水の表
面張力によつて水玉が付着することがなく、傾斜
面10により水溜りを防止するものである。
ード3の下方凸部7の幅Bの面に当つて次段のブ
レード3の傾斜面部5に落され、さらに傾斜面部
5の車室内側下向きの傾斜角度θ1によつて全て
下方に誘導し、車室内に進入することなくルーバ
1の下側と通風口2との間に設けられている排水
通路11(第3図参照)より車外に排出される。
また、上方凸部6の上端縁9には車室外側下方に
傾斜角度θ2を有した傾斜面10によつてブレー
ド3間は大きなピツチを有しているため、水の表
面張力によつて水玉が付着することがなく、傾斜
面10により水溜りを防止するものである。
このように本考案では、ルーバのブレード形
状、構成により従来の洗車水の進入ならびに水溜
りの不都合を解消し、しかもベンチレータのルー
バとしての目的、機能を充分果している利点を有
するものである。
状、構成により従来の洗車水の進入ならびに水溜
りの不都合を解消し、しかもベンチレータのルー
バとしての目的、機能を充分果している利点を有
するものである。
第1図は自動車用ベンチレータを示す側面図、
第2図は従来のベンチレータを示す第1図A−A
線断面図、第3図は本考案のベンチレータを示す
第1図A−A線断面図、第4図は第3図の要部拡
大断面図である。 1……ルーバ、2……通風口、3……ブレー
ド、5……傾斜面部、6……上方凸部、7……下
方凸部、8……下端縁、9……上端縁、10……
傾斜面、11……排水通路。
第2図は従来のベンチレータを示す第1図A−A
線断面図、第3図は本考案のベンチレータを示す
第1図A−A線断面図、第4図は第3図の要部拡
大断面図である。 1……ルーバ、2……通風口、3……ブレー
ド、5……傾斜面部、6……上方凸部、7……下
方凸部、8……下端縁、9……上端縁、10……
傾斜面、11……排水通路。
Claims (1)
- 多数枚のブレードを所要の間隔でよろい重ねと
して横方向のスリツトを形成する通風口のルーバ
において、前記ブレードは車室内側下向きの傾斜
角度を持たせた傾斜面部と、この傾斜面部の上端
に上向きに屈曲した上方凸部と、また下端に下向
きに屈曲した下方凸部とが形成され、下方凸部の
下端縁は次段のブレードの上方凸部の上端縁と同
一線上に配置し、上方凸部には車室外側下向きに
傾斜角度を持つた傾斜面を形成したことを特徴と
する自動車用ベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048083U JPS6058414U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動車用ベンチレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15048083U JPS6058414U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動車用ベンチレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6058414U JPS6058414U (ja) | 1985-04-23 |
JPS623286Y2 true JPS623286Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=30333749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15048083U Granted JPS6058414U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 自動車用ベンチレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6058414U (ja) |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15048083U patent/JPS6058414U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6058414U (ja) | 1985-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6138424A (en) | Vent apparatus for attachment to a building structure | |
CN211494255U (zh) | 用于车辆的通风盖板总成、前围组件和车辆 | |
US5309972A (en) | Air vent cover | |
JP4104392B2 (ja) | 外気導入部の水入り防止構造 | |
JPS623286Y2 (ja) | ||
CN218536581U (zh) | 挡水结构、排水装置及车辆 | |
WO2017086261A1 (ja) | 吸気ダクト | |
JP3983538B2 (ja) | 屋外フード | |
JP2000204857A (ja) | ガラリ用羽板並びにガラリ | |
CN211032483U (zh) | 一种客车格栅的防水结构 | |
JP3205670B2 (ja) | ダクトの入水防止構造 | |
JP2005008126A (ja) | 車両用換気装置 | |
JPH0238809Y2 (ja) | ||
US2125023A (en) | Ventilator for motor cars and the like | |
JP2588644Y2 (ja) | トラック等のウインドデフレクタ | |
JPS6039339Y2 (ja) | フエンダプロテクタ | |
JPH10197041A (ja) | 雨滴侵入防止羽板 | |
JP3272557B2 (ja) | ダクトのチャンネルユニット構造 | |
JPS6013692Y2 (ja) | 車両用エアダクト構造 | |
JPS6347532Y2 (ja) | ||
JP2584572Y2 (ja) | キャブオーバ型車における外気吸入口の水切り装置 | |
JPS6227452Y2 (ja) | ||
JPS5918892Y2 (ja) | カウルパネルの防水構造 | |
JPH0231295Y2 (ja) | ||
JP3253554B2 (ja) | ウィンドシールドモールの水抜き部構造 |